クリスマスはエロ漫画だよ2016!
仕事で瀕死なままクリスマスが近づいてきました、なんとか今年もやれました
クリスマスはエロ漫画だよ2016
うちでこういうイベント合わせの更新するのはこれしかないのでなんとか間に合わせた。
でもなんか今年ってクリスマス自体そんなに盛り上がってる感じがしない気がする・・・
毎年やってるんですけど去年のクリスマスから今年のクリスマスの間に出た
成年向け単行本から俺的TOP10を発表するやつです。
基準は適当ですが、基本的にちんこに従ってるので抜き重視です。
↓過去のエロ漫画総括記事
クリスマスだからエロ漫画2010!
クリスマスこそエロ漫画だよ2011!
クリスマスだしエロ漫画2012!
クリスマスなんだしエロ漫画2013!
クリスマスなのでエロ漫画2014!
クリスマスだよエロ漫画2015!
ってことで今年で7回目。
相変わらずだらだら書いていきますので、よろしければお付き合いよろしくお願いします。
以下、もちろんですが18歳未満閲覧禁止です。
ふわとろ受精ちゅーどく/丸居まる
孕ませ系イチャラブという俺の中のジャンルでは今年もっともシコった一冊。
氏の前作「むちむち くりーむぱい」を正統進化させた、事実上の最高傑作と言える・・・!!
とにかく何人ヒロインがいるんだってくらいのハーレム規模を、短編でやってのける恐ろしい手腕。セリフや仕草表情のみでこまかな説明をせずともヒロインの属性を語り切る即効性。ヒロインみんなが徹底的に主人公の前では無力化され、ただ愛されるだけの快楽漬け状態に落とされていく。子作りウェルカム状態で、何十人ものヒロインが体を差し出してくるこの圧巻のド迫力が一冊まるごと続く!これはもう狂気、凶器だぞ!
しかもヒロインの体型がドエロい。全身ムッチムチでご奉仕してくる絵には無条件勃起で降伏だ。
基本的に孕ませモノが好きと言っても、女性側がそう望んでいなければ俺はピンとこないんですけど(それはそれで冷静になるとキツいものがあるが)、この作品は
なんと おんなのこが ママになりたそうに こちらをみている!
→ママにしますか?
である。受精願望をそのままダイレクトに口で体で子宮でダイナミックに伝えてくる。クソほどシコれるね。しかも登場ヒロインは数十人規模。どんだけ子供できるんだよバカなのか。
特に冒頭3作が凄まじい。ほかの作品は2~3人ヒロイン体制ではあるが、冒頭3作はクラスメイトまるごとだったり、屋敷に住まわせたメイドたちをまるごと美味しく頂いてしまう。
全作品なんかしらのテーマ・コスチュームが設けられていて、その凝り具合もやや恐ろしさを感じる程だ。この人数のハーレムを、それぞれに衣装を着せて、ハーレムセックスて・・・どんだけの執念があればこれを掻き上げることができるんだ・・・すごいぜ丸居まる先生・・・!
種付け推薦入学したら学校の男子はひとりだけ、「種付けとくたいせい」では『受精着』と呼ばれる服を身にまとい、排卵日前後のヒロインたちがいっせいに大部屋に集うという、枯れるほどシコれるが考えるほどにIQが下がる、魅惑の孕ませハーレムがお出迎え。
個人的に一番使ったのは「市立メイド学園!」。シチュエーションが神なのでは・・・?っていうのと、メロンブックス購入特典の描き下ろし漫画が本当にかわいすぎて参りました。こちらももちろん遠慮なしの交尾三昧。
丸居まる先生はM向けの作品も発表しておりそちらもハイクオリティなんですが
こういったハーレム要素マシマシな方向性もどんどん尖らせていってほしいなと。最高。
亡国魔王の星彦くん/なるさわ景
出たら間違いなく買って使うのに単行本発売ペースも安定しており、結果的には毎年のようにこの記事に入ってきてしまう作家、なるさわ景先生。
実用性という面では個人的には全作家中5本の指に入るかもしれない。
徹底的に女の子を気持ちよくして結果的に子作りをゆるしちゃうヒロインたちとのたっぷり甘い世界観が毎回ハイクオリティに届けられる。強すぎる。
そんななかで発売された新作「亡国魔王の星彦くん」はこれまですこし様子が違う。
なんせ1巻まるごと長編シリーズ。その上、魔王がどうとかずいぶんとラノベチックな今風の設定。非常にキャッチーなんだけれど実はこれまでになかった新境地です。
主人公は普通の高校生だったのですが、その家に眠る謎の力のせいでトラブルに巻きこまれる。
まぁ基本的な流れはハーレムモノのベーシックなもの。1話に2、3人ずつ主人公に落とされて、最後にはハーレム完成。うむ、大好きなやつな!
しかしヒロインの属性はこれまでのなるさわ作品の中ではあまり無かった要素が多い。
娼婦出身の暗殺者、クールフェイスな褐色親衛隊姉妹、相手の天使や、近親相姦要素もあり。
個人的にはリゴリーちゃんがたまらない。第一話にして主人公の強大の力でみごと返り討ちにあいメチャクチャに犯されたあと一発妊娠、その後は一番最初の后としてすっかりメロメロに。
途中まで順調に星彦くんをいたぶっていたのに、娼婦出身がゆえの手心か、最後に思い出にきもちしてあげるとか言い出したせいで・・・・・・うん、お前がエッチ好きなだけだろとしか思えないね!
ただ彼女は過去にけっこうひどい境遇だったとも描かれていて、星彦くんに幸せにしてもらえてよかったねぇ・・・
あと第5話のエレオノールさんも激アツシチュ。こちらで5回位シコった。
ほかのヒロインたちも、精液を必死に受け止めつつ快楽を享受するトロ顔満開。満足。クールフェイスをトロトロに突きくずす達成感な。
作品としてはややダークな要素が濃く、これまでのメインの作風であったただただ甘いハーレムラブコメというわけではない。種付け願望ダダ漏れ普段の主人公もいいけれど、今作のような悪党が自分の目的のために女性を犯すという流れは人によってはいつもより使えたり使えなかったりすると思う。
ブラックな要素やバイオレンスシーンも含まれるが、それ故にこれまでに無かった暴力的な種付け→メロメロという”墜とす”醍醐味もあったりして、やっぱりシコれる!!
なるさわ景先生の漫画がなぜしこれるかって、淫語や断面図、積極的なヒロインたちによるハーレムなど色々理由はあるけれど、主人公チンコの全能感がピカイチだからなのかな。エロ漫画のチンコはみんな魔法がかかっているんだけれど、やはりなるさわ作品のチンコは一際かっこいい。かわいい顔したヤツほどエグいチンコを持ってる世界。なんでこんなにチンコの話ばかりしてるんだ。
(amazon登録無し)
人狼教室/鈴木狂太郎
チンコの話をしたのでもういっこ、チンコがかっこいい漫画を紹介します。
圧倒的な雄パワーで魅せる、フィジカルの強いエロ漫画って素敵だよねという話。
イチャラブなハーレムものもいいけど、主人公がとにかく「強者」「恐るべき存在」として君臨するマッチョな作品っていいなーっと改めて認識させられた。
主人公は教師として小学校に赴任してくる。筋骨隆々、目つきは鋭いケモノのような男だが、実際に狼の血を継いでおり、野性の雄のフェロモンを常に放出している。
エロ漫画でもありつつ、むちゃくちゃシュールなギャグに笑わせられる作品でもある。
まあまず教師赴任の挨拶の時点でフル勃起してる。加えて野生のオスフェロモンが濃すぎるせいで、担任になったクラスのJSが一斉に初潮を迎えました。すげぇな野生!!!
あまりにもオスとして強すぎるせいで女子の本能が疼いてしまうらしい、とにかく先生の赤ちゃんが欲しくて欲しくてたまらなくなってしまったクラスの女子たちは、自ら身体を先生に差し出してしまう・・・それどころか先生に抱かれるために勉強も運動もがんばる生徒が続出。あれ、JSとヤりまくることがいけないだけで教師としては成果あげてんなコイツ・・・(錯乱)
それにしてもチンコの迫力がとんでもねぇ・・・!
女児のうすい胴体にミチミチと肉棒めり込む様は痛々しいのだけれど、オスたる義務として少女たちの要求にはキッチリと答えるジェントルマンな一面も見せてくれる。ジェントルマンとは。
しかも少女を貪るだけではない。弾丸を跳ね返したり、自分の雌を犯した部外者には鉄槌を下したり(チンコで相手の脳みそブチ抜いた)と、文字通り「男の象徴」として凄まじい強さをチンコが魅せつける。
すんげぇ!なんだこのチンコかっけえ!と完全にガキんちょ気分に浸れること間違い無し。
ドンじゃねーよ
未知の快楽に身をよじりながら初めての生殖本能の暴走に突き動かされ、初潮まもなく淫乱化する総勢17名ものJSたち。それをまるごと掌握する主人公。このマッチョな設定がすげぇ気持ちいいんだ。暴力で叩き伏せるのではなく、あくまでもその有り様で女性を落していく感じの。
ストーリーはあってないようなものだけれど、狼の血の設定やなぜ女子ばかりを孕ませるのかといった細かな説明を入り、バカバカしいなりに筋の通った野生的物語として成立しているので読後感もいい。骨太なエロ漫画を読みたい人はぜひ。
FRESH FLESH/ボボボ
デカァァァァァいッ説明不要!! 巨女!!! 超乳!!! ボボボ先生の最新作だ!!!!
というのがお約束の導入。ボボボさんといえばとにかくデッカくふわふわに柔らかそうなその女体だ。
通常男よりスモールサイズなはずの女体にすっぽり包み込まれるようなスケール感、ボボボさんに単行本にはそういう”安らぎ”が織り込まれているのだ。
カバーイラストの"圧"もこれ凄いですよ。頭上から垂れ下がるおおきなおっぱい・・・そしてまさかの母乳までしぶいている・・・・!それにこのお腹周りのモチモチとした質感が本能で理解させられるこの表現力・・・!!決めたこのお腹をを俺のベッドにするぞ。それが人間ってもんだろ。
内容はシンプルに1話完結の短編集。しかし身体もすごけりゃキャラ個性も凄い。
一度読んだら頭から離れないクセのあるキャラクタ、マニアックな甘やかしプレイの数々―――それでいてかわいらしく、そしてくっそエロいのだ。そして主人公も時に非常に気持ちが悪いw
ヤンママの母乳もこれでもかと吸いまくる「アニヨメミルク」がとても楽しく抜ける好バランスな一本で1番好きかな。クソチャラ男から妹を守ろうとしていたら自分がどツボにハマってハメられまくる「おねえちゃんはソレを許さない」、おとなしそうな服からまろびでる超ボリュームおっぱいの迫力が素晴らしく、その見せ方も秀逸。
全体的に、重力というか重みが感じられるのが本当にうまい作家さんだなぁと感じます。
女体描写がとにかくうまいし、ヤバい執着がひしひしと感じられる。こういう作家さん大好きなんですよ。
ヒロイン全員巨乳でしかもムッチムチ体型。その贅肉が画面いっぱいブルンブルンと来るもんだからカロリーが爆発している。もっちりと柔らかくブ厚いな腹肉もまた絶品よ。あと乳首もエロいですね・・・下品なツブツブがあるとグッと”生”感がアップする。調べたらモントゴメリー腺と言うらしいぞ。勉強になったな!
絶頂の瞬間に身体がギュッとこわばる感じとか、快楽の波に必死に堪える表情などなど、『表情』にも気合が入っており見応え抜群。
ドエロイ痴態をこれでもかと見せつけるパワフルなザ・エロ漫画となっています。
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もっかいするの?/きんく
「トーティシェル」のきんく先生の商業初単行本!!(サークル活動も楽しみにしてます・・・頼む
ぶっちゃけ昨年末に出た本なんだけど、クリスマスに間に合わなかったので今年に入れる。
あまりロリ系は読まなくなってしまって正直申し訳ないんだけれど、きんく先生のは今年通じてもトップレベルに使わせていただきましたことをおシコり申し上げます。
きんく先生はかなり濃厚な絵柄でムチムチなキッズを描いてくれるのでたまんねぇなって。あとみんな性的なことに非常に前向きで先生とてもいいと思うぞ。お腹のぽっこりも、個人的には大好きな具合の”ぽっこり”なのだ。うん。年齢層はSからCが基本、JKも少々。
好きな短編を個別にあげるとまず「とけちゃう」だ。ヒロインのデザインがピカイチでかわいい。
ちびっちゃいJSとクマみたいな図体のおじさんのぬくぬくセックス。ロリモノでこういうえげつない体格差を描かれると興奮度ヤバいです。さむがりヒロインがゆえにことの最中も厚着をしており、その幼さ全開ファッションもまたいいアクセントになっている。
なによりクライマックスが最高だ。小心者の主人公は「いつかあの子が大きくなって、今日したことの意味を理解したら、きっとこの関係は終わってしまう」と不安になる中で、ヒロインは「また温めてね」と微笑む。「いつか」を否定も肯定もしない、ただ今あるだけの刹那の関係性にやどるセンチメンタルが炸裂している。
「教えて先生」は生徒から性教育をねだられちゃう短編。先生に好かれたくてあの手この手で甘えてくるヒロインに理性崩壊、ガッツリ貪るイチャラブ骨太セックス。この作品にかぎらず、コミックストータルとしてヒロインのファッションが可愛すぎてゾクゾクしてしまう・・・。きっちり服装をいかした着衣プレイが基本となっているあたりもニクい。
パパにお小遣いをねだるために無知なままエッチなことをしちゃう「家庭内えんこ~」がギャグ的にもエロ的にも看板作品の趣がある。お金ほしさに媚びる媚びる、体を駆使してパパを喜ばせようという根本がオバカなんですけど、子供だから金銭感覚もオバカなんですよ。手コキ100円、フェラ1000円の世界。パパもうはりきっちゃってオプションにオプション重ねて最後には万札出ちゃう。娘はもうお目々グルグルしちゃって大変ですよ。最後には気持ちよくなりすぎて計算できなくなっちゃうんですけど。
小悪魔みたいなカチューシャをつけていますけどチョロすぎてかわいい。勃起がとまらん。
そんなこんなでめちゃくちゃ使えた一冊。ぷにぷにすべすべの幼肌に血管バッチバキの大人ちんこが忍び寄る、2次元だからこそのドリーミーかつアグレッシブなラブラブロリ漫画です。
種付け!プレスプレスプレス/chin
chinさんといえば種付けプレス。種付けプレスといえばchinさんである。
種付けプレスという言葉がにわかに流行しだした頃、俺はワクワクしながらpixivでそのタグを検索した。さぞドエロいに違いないと。どんなものかはまだ知らないが、言葉面からしてすでに勃起を禁じ得ないエネルギーを感じる・・・緊張しながら検索をかけると、出てくる出てくる男の尻尻尻。オッサンの尻がところ狭しと立ち並ぶ世界一汚いストリート・ビューが広がっていた。
そのとき特に執念じみた”ヤバさ”を感じたのがサークル『ちんちん亭』chinさんとサークル『JUSTICE-FLAME』のメアーさんだ。女性の尊厳なんて何のその、ただただオッサンが生殖本能の赴くままで精子を放出していて、ヒロインはカエルのように押しつぶされてなされるがまま。オッサンのケツを眺めながら射精するのも悪くない。
種付けプレス絵描きchin先生の初の商業単行本が本作。タイトルですでに自己紹介は済んでいるのだ。同人だろうが商業だろうと基本的にやってることは変わらない。きたない絶倫おじさんがムチムチヒロインを籠絡して種付けの限りを尽くす。なんかよくわからない下品なボディコンを着せて「死ね!アクメ決めろ!!」と無茶苦茶に犯す。
そう、そんないつも通りのchinクオリティ。ぼくのちんちんもご満悦だ。
絵柄としてはアニメ絵の要素が濃く、荒々しいタッチも目立つ。しかしそれが逆にそそるのだ。絶妙に小汚い感じがより生々しく、充満するオッサンの欲望と、ヒロインが放ついやらしい芳香の臨場感が増していてなあ。
そしてとにかく淫語が素晴らしい。主人公サイドのとにかく乱暴な、それでいてヒロインを快楽地獄に一気に沈める激しい言葉責めがとにかくガンガンこちらも揺さぶってくる。
それにたいしてヒロインはモノローグで魅せる。言葉にはしなくても脳みそがとろけていく様を、俺たちはモノローグで知ることができる。やがてそれは現実の言葉となって吐き出されていくのだけれど、ヒロインがむちゃくちゃな力で羽交い締めにされ、次第に快感で身体を開いていく過程が非常にエロいんですよハイ。
1冊通じて方向性もバッチリ定まっていて、「こういうのが読みたかったんだよ!!」と鼻息荒くなる諸兄は多いのでは。荒削りだからこそ迸るリビドーの塊のような一冊。男くさいエロ漫画だ。
(amazon登録無し)
いびつのそのご/緑のルーペ
いままでの緑のルーペ作品の中でいちばん”使える”一冊。
それというのも意図的なものである。これまで「イマコシステム」「ガーデン」といった実験的かつストーリー色の強い、破滅的エロ漫画を世に送り出してきた緑のルーペ先生。
しかし「射精するのに必要ない情報を排除する」というコンセプトで描かれてきた短編たちが本作に収められている。
・・・いやいや・・・緑のルーペ先生がそれを捨ててしまったらどうすりゃいいんだ・・・それは詐欺ってもんだろう・・・出てきた女の子の顔が違う安いデリヘリじゃないんだぞ
ヘヴィすぎる設定や、おぞましい精神崩壊、取替しのつかないくらい人生が終わってしまう奈落・・・そしてその中で小さく光る人間の心の清らかさ、弱さや愚かしさ、愛おしさ・・・そういうのを待ち望んでいるんだよ。闇の底で蠢く虫たちの狂騒なんだよ
しかし読んでみれば存外に素晴らしい。というか、読みやすさがコレまでと段違い。
まず表題作「いびつのそのご」がルーペワールド全開。ほかの作品もそれぞれ好バランス。
俺はこれまで緑のルーペ先生で抜けたことはなかったんだけど、絵は可愛らしいし淫語のテンションもすっごい好みなんだよな・・・!ただ、たしかに作者の言うように「射精するのに必要ない情報」が多かったことは間違いない。
そのてん本作はほどよくクセのぬけた、けれど確かに緑のルーペ先生の独特な味わいをしっかりと残していて、なによりも「使いやすい」。
基本的に抜きたい時にはヒロインには幸せそうであってほしいから、「ああきっとこんなことになったら人生メチャクチャだなぁ」とか薄暗い憐憫を投げかけたくはないんですよ、それはそれで楽しいんですけど!!
エッチシーンの途中に「ウゲェ」となる恐ろしいセリフやシチュエーションもあるけれど、(「今度こそこっそり堕ろしたりしないでくれよ」は目眩がした)、漫画の作りとしてはしっかり抜き漫画だ。
中でも「やわらかおねえちゃん」はとてもキャッチーで、振り切ってる感じがビシビシ伝わってきた。ここまで直球なのがやってくるとは未だに信じられない。
もちろんゾクゾクくる一家崩壊劇「いびつのそのご」、肉便器ちゃんが男子へのトラウマ間違い無しな意地悪をしちゃう「このトイレは修理中です!」、清純の裏をぼくらはいつだって知らない「六畳二間とセーラー服」などなど満腹必死のラインナップ。ヒロインのトロ顔(思考崩壊してるとも言う)がどんどん上手くなっている。
こういう抜き特価の単行本でも、相変わらず黒バックにちっちゃい白文字ズラーッな後書きしかり、書店特典の反省文しかり、ついつい「語りすぎる」のも先生らしい。むしろこれはどんどんやってほしい。
搾取される少女たち、ゆらめく破滅願望、どう考えてもハッピーエンドなんかありえない沼の底へと落ち込んでいく彼女たちを、「楽しめる」くらいの飲み込みやすさで提供してくれる一皿。
ヌルいわけじゃない。短編ならではの余韻もあるし激しいプレイも満載。
けっして今までの「簡素版」ではなく、緑のルーペ先生なりの”商業作品”のひとつの答えでもある。
同人でメチャクチャぶっ飛んだことやってくれていて、一般向けでは「青春のアフター」もあり、15年~16年はかなりバランスのとれた創作スタイルが形成されていたように思う。(謎目線)
お嫁さんは魔王!?/七瀬瑞穂
たっぷりと甘ったるい肉汁を堪能できるイチャラブもの。舞台は現代チックな設定ですがファンタジー系です。いわゆる流行の「なろう」的勇者と魔王のファンタジーのテンプレートに乗ってはいるけど、やっぱり妄想膨らむ設定なんだよなぁ。
ひたすらにちんこに都合がいい親切設計と、黒髪ロングなヒロインがひときわ輝く一冊でもあります。
主人公の元にやってきた転校生の美少女は魔王。勇者の血を継ぐ主人公に決闘を申し込みますが、実は歴史には裏があったのでした。暴れ狂う魔女を聖剣でもって勇者の一族が沈めてきたという歴史・・・しかし暴れ狂う魔女とはただの発情期を迎えた女で、勇者がセックスで墜としてきただけだったんだ・・・!ということで開幕すぐに勇者×魔王の問答無用セックスが展開されていく。
いきなり好感度100でスタートして子孫繁栄ありきの性行為に股間もスタンダップ、トロトロに甘くとろけた魔王さまの痴態にさらに興奮倍増ってもんだ。
メインヒロインは決め打ちですが脇を固めるサブヒロインたちとのエッチも充実。勇者の決闘ただひとつでハーレムが築かれていく。ヒロイン同士もかわいらしく互いを牽制しあい、こってこてのラブコメモード。頭からっぽで楽しめますね。最終話からの怒涛の5P展開も迫力あった。
さすが魔王様ということで個人的にも1番好きなヒロインは魔王。甘えん坊でえっち好きなこともあるけれど、精細でありながらも主人公のハーレムに反対もしない、ある意味博愛主義的な一面も。
巨乳キャラばかりでなくちっぱいもおり、各キャラクタそれぞれに個性をもたせた体型をしているように感じます。
魔王以外だと、ちひろさんが好きかな。おとなしそうなのにまったりと淫語で攻めてくる感じとか、じっくりと快感を味あっているようなそそる表情をする。
オーソドックスなエロ漫画ではありますが、作画とストーリーのバランスやキャラの魅力、淫語のバリエーションなど、的確にツボをついてくる優等生な作品でもありました。クセも少ないので幅広くおすすめしたい一冊。
マイ・ディア・メイド/高津
褐色メイドさんをこってりたっぷり愛する一冊。高津先生の最新作です。
一冊まるっとの長編となるとヒロインの個性も重要となってきますが、本作はその点めちゃくちゃ強いですね・・・。褐色白髪ツリ眼高身長メイド、主人公のショタに従順、普段のクールフェイスと恥ずかしがったときの初々しい赤面のギャップ、実は○○・・・高津先生の趣味が全開となっている気がするww
ヒロインはメイドだけではなく耳年増なツンデレ許嫁、息子にべったりのお母さん。
全体的にムチムチな年上ヒロインが揃い、その上主人公は低身長でかわいい顔した少年。
精一杯にご奉仕する年上ヒロインのがむしゃらな発情プレイに思わず股間も熱く唸る。
主人公とヒロインの体格差もしっかりと描かれ、臨場感たっぷり主従セックスが展開される!
すごい構図だ・・・
個人的にはやはりメインヒロインのディアさんがNo.1シコリティ。
無表情の奥にご主人様への強い愛や欲望を秘めており、いざ事が始まれば求められた以上とご奉仕をして主人公を絞りあげる圧倒的手腕!あとおっぱいもそうだけど、なによりお尻の包容力がスゴい。高津ヒロインの魅力は尻にアリ。
前戯段階ではリードしているのにいざ挿入されるとすぐにおちんちんに負けてしまうのもご愛嬌。とにかく全身で感じて全身で主人公への愛情を表現してくる。普段無表情だからこそ、こういった部分でめちゃくちゃぐっとくる。
婚約者である真妃ちゃんもかわいいなぁ。気の強そうな顔して実際気が強いし逆レ○プみたいに主人公をモノにしようとしてくるんだけれど、根本的の主人公とのHでメロメロになっちゃう。
独占欲のつよい実母も強烈。母親のオンナな部分をむりやりに引き出す熱いバトル。
個性のつよすぎる年上ヒロインにエッチの主導権を握られた後に握りかえす下克上セックスの目白押しコミックス、好きな人は絶対スキ。
とくべつな毎日/柴崎ジョージ
表紙勝ちですね、間違いなく。新刊売り場で一等目を引くダークな表紙。
基本的にエロ漫画売り場ってだいたい肌色、ピンク、水場や青空の青で売り場が構成されているように思うんですが、そんな中でこの優しい絵柄のダークな表紙。陵辱系でもなくラブラブ系で。
こいつはちょっと違うなと思わせるには十分な出来栄え。素晴らしい戦略。
内容は読み切り形式で8つの短編を収録。コミック高から発売されていることもあり制服がバッチリ似合うティーンネイジャー少女のかわいらしさがたっぷり詰まった一冊。なんとなく、湿度もロマンチックさもマシマシ。
相思相愛のカップルによる、じれったくてそわそわする雰囲気で統一されています
ぶっちゃけエロ漫画として実用性が高いかっていうと、それほどでもない。
けれどとにかく見せ方や空気感の演出が抜群なんですよね。
20ページそこそこの短編の中で、そのヒロインの魅力をばっちり引き立てる。例えば事に運ぶ前のやりとりや、甘えたセリフのひとつひとつまで、生の吐息のしめりけや温度が宿っているように感じる。
愛おしくって仕方ない、たった十数ページを読んだだけで、その二人の老後まで見たくなるような、人生の縮図のごとくきらめきがつまってて、主人公2人の個性も出ている。
特にお気に入りなのがおデコがかわいいギャル千佳ちゃんが登場する「したいこと」。
主人公のしたいことをイヤイヤながら受け入れていくうちに、彼女自身のしたいことへと展開が変わっていく、本作は比較的股間にヒットするエロスな相棒だ。
いっこまえの「ずっと傍に」のヒロインと親友という設定もあって、ふたりして最近のギャルっぽい感じ。
その中で等身大の少女らしい、ためらいやちょっとした勇気の一歩があまりにもいじらしい・・・
単行本ラストを飾る「これからの二人」はムチムチ体型の幼馴染とガタイのいい元野球部少年のお話。単行本でも一番未来に開けたお話で読後巻もメチャクチャにいい。
物語自体も、野球部を引退してやや無気力になっている主人公がバックがベースになっているので、どこかさびれた、もの寂しいムードをかもしている。その中で、2人が寄り添っていく、徐々に体を暖められていく感覚。
キャッチーな作品集ではありませんが、エロ漫画ならではの睦まじい一時のあの空気をしっとり楽しめる、穏やかな一冊。肩を並べてゆっくりと夕凪を待つ、幻想のようなリアル。読みたい風景というのは、こういうことなんだ。
ということで10冊でした。
去年の単行本もはいってますが、クリスマス後に出たものなのでセーフってことで。
他。
印象深い作品といえば新堂エル先生の「変身」。追い詰められていく主人公の精神模様、快楽で塗りつぶされていく常識と見ごたえ抜群。長編作品としては、非常に疲れる内容ではあるけれど、エロ漫画の面白さが詰まっていると思う。
まー九郎先生の初単行本「ムリヤリハメたいっ」もハードなシチュとちんこに優しい甘ったるいエロスが共存した一冊で良かったですね。卵巣責めもマニアックで新鮮。
キュート&ハピネスのむにむに女体描き、六角八十助先生の「乱乱おにくまつり」も幸福度の高い一冊。すいつくような肌の質感、おっぱいの重量感、包容力のあるヒロイン、少女たちの母性に酔いしれる。
エロ漫画界にその名を轟かせる爆乳作家()のゆめたぬ先生こと夢乃狸先生の「孕みたい系女子」は過去最高のシコリティ。もともと孕ませ系に定評のある作家さんだっただけにそれに特化した本作はくそほどお世話になりました。タイトルが全てですね。
ひげなむち先生の「みすでぃれくしょん」も作家性全開、うすぐらい肉欲がうごめくほんのりダークな内容。世の中には悪い男たちが多いなぁ、嘆かわしいことです。ギャル洗脳「オン↔オフ」が個人的にベストでしたが全体的にたまらない雰囲気で統一されている。
昨年ここで取り上げた「ネトラセラレ」は正確には18禁エロではないのだけれど、エロ漫画でしかできない愛を真正面から描ききった夫婦ドラマの傑作。全3巻、ぜひ前作「過ち、はじめまして。」とセットで読んでみてほしい。
以下、発売されなかったので入れられなくて悲しかった作品たち。
以上。今年もありがとうございました!
来年もきっとよろしくお願いします。
「まさかこの漫画読んでねぇの?」っていうオススメあったら教えて下さいー!
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しかしヒロインの属性はこれまでのなるさわ作品の中ではあまり無かった要素が多い。
娼婦出身の暗殺者、クールフェイスな褐色親衛隊姉妹、相手の天使や、近親相姦要素もあり。
個人的にはリゴリーちゃんがたまらない。第一話にして主人公の強大の力でみごと返り討ちにあいメチャクチャに犯されたあと一発妊娠、その後は一番最初の后としてすっかりメロメロに。
途中まで順調に星彦くんをいたぶっていたのに、娼婦出身がゆえの手心か、最後に思い出にきもちしてあげるとか言い出したせいで・・・・・・うん、お前がエッチ好きなだけだろとしか思えないね!
ただ彼女は過去にけっこうひどい境遇だったとも描かれていて、星彦くんに幸せにしてもらえてよかったねぇ・・・
あと第5話のエレオノールさんも激アツシチュ。こちらで5回位シコった。
ほかのヒロインたちも、精液を必死に受け止めつつ快楽を享受するトロ顔満開。満足。クールフェイスをトロトロに突きくずす達成感な。
作品としてはややダークな要素が濃く、これまでのメインの作風であったただただ甘いハーレムラブコメというわけではない。種付け願望ダダ漏れ普段の主人公もいいけれど、今作のような悪党が自分の目的のために女性を犯すという流れは人によってはいつもより使えたり使えなかったりすると思う。
ブラックな要素やバイオレンスシーンも含まれるが、それ故にこれまでに無かった暴力的な種付け→メロメロという”墜とす”醍醐味もあったりして、やっぱりシコれる!!
なるさわ景先生の漫画がなぜしこれるかって、淫語や断面図、積極的なヒロインたちによるハーレムなど色々理由はあるけれど、主人公チンコの全能感がピカイチだからなのかな。エロ漫画のチンコはみんな魔法がかかっているんだけれど、やはりなるさわ作品のチンコは一際かっこいい。かわいい顔したヤツほどエグいチンコを持ってる世界。なんでこんなにチンコの話ばかりしてるんだ。
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人狼教室/鈴木狂太郎
チンコの話をしたのでもういっこ、チンコがかっこいい漫画を紹介します。
圧倒的な雄パワーで魅せる、フィジカルの強いエロ漫画って素敵だよねという話。
イチャラブなハーレムものもいいけど、主人公がとにかく「強者」「恐るべき存在」として君臨するマッチョな作品っていいなーっと改めて認識させられた。
主人公は教師として小学校に赴任してくる。筋骨隆々、目つきは鋭いケモノのような男だが、実際に狼の血を継いでおり、野性の雄のフェロモンを常に放出している。
エロ漫画でもありつつ、むちゃくちゃシュールなギャグに笑わせられる作品でもある。
まあまず教師赴任の挨拶の時点でフル勃起してる。加えて野生のオスフェロモンが濃すぎるせいで、担任になったクラスのJSが一斉に初潮を迎えました。すげぇな野生!!!
あまりにもオスとして強すぎるせいで女子の本能が疼いてしまうらしい、とにかく先生の赤ちゃんが欲しくて欲しくてたまらなくなってしまったクラスの女子たちは、自ら身体を先生に差し出してしまう・・・それどころか先生に抱かれるために勉強も運動もがんばる生徒が続出。あれ、JSとヤりまくることがいけないだけで教師としては成果あげてんなコイツ・・・(錯乱)
それにしてもチンコの迫力がとんでもねぇ・・・!
女児のうすい胴体にミチミチと肉棒めり込む様は痛々しいのだけれど、オスたる義務として少女たちの要求にはキッチリと答えるジェントルマンな一面も見せてくれる。ジェントルマンとは。
しかも少女を貪るだけではない。弾丸を跳ね返したり、自分の雌を犯した部外者には鉄槌を下したり(チンコで相手の脳みそブチ抜いた)と、文字通り「男の象徴」として凄まじい強さをチンコが魅せつける。
すんげぇ!なんだこのチンコかっけえ!と完全にガキんちょ気分に浸れること間違い無し。
ドンじゃねーよ
未知の快楽に身をよじりながら初めての生殖本能の暴走に突き動かされ、初潮まもなく淫乱化する総勢17名ものJSたち。それをまるごと掌握する主人公。このマッチョな設定がすげぇ気持ちいいんだ。暴力で叩き伏せるのではなく、あくまでもその有り様で女性を落していく感じの。
ストーリーはあってないようなものだけれど、狼の血の設定やなぜ女子ばかりを孕ませるのかといった細かな説明を入り、バカバカしいなりに筋の通った野生的物語として成立しているので読後感もいい。骨太なエロ漫画を読みたい人はぜひ。
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FRESH FLESH/ボボボ
デカァァァァァいッ説明不要!! 巨女!!! 超乳!!! ボボボ先生の最新作だ!!!!
というのがお約束の導入。ボボボさんといえばとにかくデッカくふわふわに柔らかそうなその女体だ。
通常男よりスモールサイズなはずの女体にすっぽり包み込まれるようなスケール感、ボボボさんに単行本にはそういう”安らぎ”が織り込まれているのだ。
カバーイラストの"圧"もこれ凄いですよ。頭上から垂れ下がるおおきなおっぱい・・・そしてまさかの母乳までしぶいている・・・・!それにこのお腹周りのモチモチとした質感が本能で理解させられるこの表現力・・・!!決めたこのお腹をを俺のベッドにするぞ。それが人間ってもんだろ。
内容はシンプルに1話完結の短編集。しかし身体もすごけりゃキャラ個性も凄い。
一度読んだら頭から離れないクセのあるキャラクタ、マニアックな甘やかしプレイの数々―――それでいてかわいらしく、そしてくっそエロいのだ。そして主人公も時に非常に気持ちが悪いw
ヤンママの母乳もこれでもかと吸いまくる「アニヨメミルク」がとても楽しく抜ける好バランスな一本で1番好きかな。クソチャラ男から妹を守ろうとしていたら自分がどツボにハマってハメられまくる「おねえちゃんはソレを許さない」、おとなしそうな服からまろびでる超ボリュームおっぱいの迫力が素晴らしく、その見せ方も秀逸。
全体的に、重力というか重みが感じられるのが本当にうまい作家さんだなぁと感じます。
女体描写がとにかくうまいし、ヤバい執着がひしひしと感じられる。こういう作家さん大好きなんですよ。
ヒロイン全員巨乳でしかもムッチムチ体型。その贅肉が画面いっぱいブルンブルンと来るもんだからカロリーが爆発している。もっちりと柔らかくブ厚いな腹肉もまた絶品よ。あと乳首もエロいですね・・・下品なツブツブがあるとグッと”生”感がアップする。調べたらモントゴメリー腺と言うらしいぞ。勉強になったな!
絶頂の瞬間に身体がギュッとこわばる感じとか、快楽の波に必死に堪える表情などなど、『表情』にも気合が入っており見応え抜群。
ドエロイ痴態をこれでもかと見せつけるパワフルなザ・エロ漫画となっています。
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もっかいするの?/きんく
「トーティシェル」のきんく先生の商業初単行本!!(サークル活動も楽しみにしてます・・・頼む
ぶっちゃけ昨年末に出た本なんだけど、クリスマスに間に合わなかったので今年に入れる。
あまりロリ系は読まなくなってしまって正直申し訳ないんだけれど、きんく先生のは今年通じてもトップレベルに使わせていただきましたことをおシコり申し上げます。
きんく先生はかなり濃厚な絵柄でムチムチなキッズを描いてくれるのでたまんねぇなって。あとみんな性的なことに非常に前向きで先生とてもいいと思うぞ。お腹のぽっこりも、個人的には大好きな具合の”ぽっこり”なのだ。うん。年齢層はSからCが基本、JKも少々。
好きな短編を個別にあげるとまず「とけちゃう」だ。ヒロインのデザインがピカイチでかわいい。
ちびっちゃいJSとクマみたいな図体のおじさんのぬくぬくセックス。ロリモノでこういうえげつない体格差を描かれると興奮度ヤバいです。さむがりヒロインがゆえにことの最中も厚着をしており、その幼さ全開ファッションもまたいいアクセントになっている。
なによりクライマックスが最高だ。小心者の主人公は「いつかあの子が大きくなって、今日したことの意味を理解したら、きっとこの関係は終わってしまう」と不安になる中で、ヒロインは「また温めてね」と微笑む。「いつか」を否定も肯定もしない、ただ今あるだけの刹那の関係性にやどるセンチメンタルが炸裂している。
「教えて先生」は生徒から性教育をねだられちゃう短編。先生に好かれたくてあの手この手で甘えてくるヒロインに理性崩壊、ガッツリ貪るイチャラブ骨太セックス。この作品にかぎらず、コミックストータルとしてヒロインのファッションが可愛すぎてゾクゾクしてしまう・・・。きっちり服装をいかした着衣プレイが基本となっているあたりもニクい。
パパにお小遣いをねだるために無知なままエッチなことをしちゃう「家庭内えんこ~」がギャグ的にもエロ的にも看板作品の趣がある。お金ほしさに媚びる媚びる、体を駆使してパパを喜ばせようという根本がオバカなんですけど、子供だから金銭感覚もオバカなんですよ。手コキ100円、フェラ1000円の世界。パパもうはりきっちゃってオプションにオプション重ねて最後には万札出ちゃう。娘はもうお目々グルグルしちゃって大変ですよ。最後には気持ちよくなりすぎて計算できなくなっちゃうんですけど。
小悪魔みたいなカチューシャをつけていますけどチョロすぎてかわいい。勃起がとまらん。
そんなこんなでめちゃくちゃ使えた一冊。ぷにぷにすべすべの幼肌に血管バッチバキの大人ちんこが忍び寄る、2次元だからこそのドリーミーかつアグレッシブなラブラブロリ漫画です。
種付け! プレス プレス プレス (エンジェルコミックス) chin エンジェル出版 2016-11-17 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
種付け!プレスプレスプレス/chin
chinさんといえば種付けプレス。種付けプレスといえばchinさんである。
種付けプレスという言葉がにわかに流行しだした頃、俺はワクワクしながらpixivでそのタグを検索した。さぞドエロいに違いないと。どんなものかはまだ知らないが、言葉面からしてすでに勃起を禁じ得ないエネルギーを感じる・・・緊張しながら検索をかけると、出てくる出てくる男の尻尻尻。オッサンの尻がところ狭しと立ち並ぶ世界一汚いストリート・ビューが広がっていた。
そのとき特に執念じみた”ヤバさ”を感じたのがサークル『ちんちん亭』chinさんとサークル『JUSTICE-FLAME』のメアーさんだ。女性の尊厳なんて何のその、ただただオッサンが生殖本能の赴くままで精子を放出していて、ヒロインはカエルのように押しつぶされてなされるがまま。オッサンのケツを眺めながら射精するのも悪くない。
種付けプレス絵描きchin先生の初の商業単行本が本作。タイトルですでに自己紹介は済んでいるのだ。同人だろうが商業だろうと基本的にやってることは変わらない。きたない絶倫おじさんがムチムチヒロインを籠絡して種付けの限りを尽くす。なんかよくわからない下品なボディコンを着せて「死ね!アクメ決めろ!!」と無茶苦茶に犯す。
そう、そんないつも通りのchinクオリティ。ぼくのちんちんもご満悦だ。
絵柄としてはアニメ絵の要素が濃く、荒々しいタッチも目立つ。しかしそれが逆にそそるのだ。絶妙に小汚い感じがより生々しく、充満するオッサンの欲望と、ヒロインが放ついやらしい芳香の臨場感が増していてなあ。
そしてとにかく淫語が素晴らしい。主人公サイドのとにかく乱暴な、それでいてヒロインを快楽地獄に一気に沈める激しい言葉責めがとにかくガンガンこちらも揺さぶってくる。
それにたいしてヒロインはモノローグで魅せる。言葉にはしなくても脳みそがとろけていく様を、俺たちはモノローグで知ることができる。やがてそれは現実の言葉となって吐き出されていくのだけれど、ヒロインがむちゃくちゃな力で羽交い締めにされ、次第に快感で身体を開いていく過程が非常にエロいんですよハイ。
1冊通じて方向性もバッチリ定まっていて、「こういうのが読みたかったんだよ!!」と鼻息荒くなる諸兄は多いのでは。荒削りだからこそ迸るリビドーの塊のような一冊。男くさいエロ漫画だ。
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いびつのそのご/緑のルーペ
いままでの緑のルーペ作品の中でいちばん”使える”一冊。
それというのも意図的なものである。これまで「イマコシステム」「ガーデン」といった実験的かつストーリー色の強い、破滅的エロ漫画を世に送り出してきた緑のルーペ先生。
しかし「射精するのに必要ない情報を排除する」というコンセプトで描かれてきた短編たちが本作に収められている。
・・・いやいや・・・緑のルーペ先生がそれを捨ててしまったらどうすりゃいいんだ・・・それは詐欺ってもんだろう・・・出てきた女の子の顔が違う安いデリヘリじゃないんだぞ
ヘヴィすぎる設定や、おぞましい精神崩壊、取替しのつかないくらい人生が終わってしまう奈落・・・そしてその中で小さく光る人間の心の清らかさ、弱さや愚かしさ、愛おしさ・・・そういうのを待ち望んでいるんだよ。闇の底で蠢く虫たちの狂騒なんだよ
しかし読んでみれば存外に素晴らしい。というか、読みやすさがコレまでと段違い。
まず表題作「いびつのそのご」がルーペワールド全開。ほかの作品もそれぞれ好バランス。
俺はこれまで緑のルーペ先生で抜けたことはなかったんだけど、絵は可愛らしいし淫語のテンションもすっごい好みなんだよな・・・!ただ、たしかに作者の言うように「射精するのに必要ない情報」が多かったことは間違いない。
そのてん本作はほどよくクセのぬけた、けれど確かに緑のルーペ先生の独特な味わいをしっかりと残していて、なによりも「使いやすい」。
基本的に抜きたい時にはヒロインには幸せそうであってほしいから、「ああきっとこんなことになったら人生メチャクチャだなぁ」とか薄暗い憐憫を投げかけたくはないんですよ、それはそれで楽しいんですけど!!
エッチシーンの途中に「ウゲェ」となる恐ろしいセリフやシチュエーションもあるけれど、(「今度こそこっそり堕ろしたりしないでくれよ」は目眩がした)、漫画の作りとしてはしっかり抜き漫画だ。
中でも「やわらかおねえちゃん」はとてもキャッチーで、振り切ってる感じがビシビシ伝わってきた。ここまで直球なのがやってくるとは未だに信じられない。
もちろんゾクゾクくる一家崩壊劇「いびつのそのご」、肉便器ちゃんが男子へのトラウマ間違い無しな意地悪をしちゃう「このトイレは修理中です!」、清純の裏をぼくらはいつだって知らない「六畳二間とセーラー服」などなど満腹必死のラインナップ。ヒロインのトロ顔(思考崩壊してるとも言う)がどんどん上手くなっている。
こういう抜き特価の単行本でも、相変わらず黒バックにちっちゃい白文字ズラーッな後書きしかり、書店特典の反省文しかり、ついつい「語りすぎる」のも先生らしい。むしろこれはどんどんやってほしい。
搾取される少女たち、ゆらめく破滅願望、どう考えてもハッピーエンドなんかありえない沼の底へと落ち込んでいく彼女たちを、「楽しめる」くらいの飲み込みやすさで提供してくれる一皿。
ヌルいわけじゃない。短編ならではの余韻もあるし激しいプレイも満載。
けっして今までの「簡素版」ではなく、緑のルーペ先生なりの”商業作品”のひとつの答えでもある。
同人でメチャクチャぶっ飛んだことやってくれていて、一般向けでは「青春のアフター」もあり、15年~16年はかなりバランスのとれた創作スタイルが形成されていたように思う。(謎目線)
お嫁さんは魔王! ? (アンリアルコミックス) 七瀬瑞穂 キルタイムコミュニケーション 2016-09-29 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
お嫁さんは魔王!?/七瀬瑞穂
たっぷりと甘ったるい肉汁を堪能できるイチャラブもの。舞台は現代チックな設定ですがファンタジー系です。いわゆる流行の「なろう」的勇者と魔王のファンタジーのテンプレートに乗ってはいるけど、やっぱり妄想膨らむ設定なんだよなぁ。
ひたすらにちんこに都合がいい親切設計と、黒髪ロングなヒロインがひときわ輝く一冊でもあります。
主人公の元にやってきた転校生の美少女は魔王。勇者の血を継ぐ主人公に決闘を申し込みますが、実は歴史には裏があったのでした。暴れ狂う魔女を聖剣でもって勇者の一族が沈めてきたという歴史・・・しかし暴れ狂う魔女とはただの発情期を迎えた女で、勇者がセックスで墜としてきただけだったんだ・・・!ということで開幕すぐに勇者×魔王の問答無用セックスが展開されていく。
いきなり好感度100でスタートして子孫繁栄ありきの性行為に股間もスタンダップ、トロトロに甘くとろけた魔王さまの痴態にさらに興奮倍増ってもんだ。
メインヒロインは決め打ちですが脇を固めるサブヒロインたちとのエッチも充実。勇者の決闘ただひとつでハーレムが築かれていく。ヒロイン同士もかわいらしく互いを牽制しあい、こってこてのラブコメモード。頭からっぽで楽しめますね。最終話からの怒涛の5P展開も迫力あった。
さすが魔王様ということで個人的にも1番好きなヒロインは魔王。甘えん坊でえっち好きなこともあるけれど、精細でありながらも主人公のハーレムに反対もしない、ある意味博愛主義的な一面も。
巨乳キャラばかりでなくちっぱいもおり、各キャラクタそれぞれに個性をもたせた体型をしているように感じます。
魔王以外だと、ちひろさんが好きかな。おとなしそうなのにまったりと淫語で攻めてくる感じとか、じっくりと快感を味あっているようなそそる表情をする。
オーソドックスなエロ漫画ではありますが、作画とストーリーのバランスやキャラの魅力、淫語のバリエーションなど、的確にツボをついてくる優等生な作品でもありました。クセも少ないので幅広くおすすめしたい一冊。
マイ・ディア・メイド (MUJIN COMICS) 高津 ティーアイネット 2016-11-04 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
マイ・ディア・メイド/高津
褐色メイドさんをこってりたっぷり愛する一冊。高津先生の最新作です。
一冊まるっとの長編となるとヒロインの個性も重要となってきますが、本作はその点めちゃくちゃ強いですね・・・。褐色白髪ツリ眼高身長メイド、主人公のショタに従順、普段のクールフェイスと恥ずかしがったときの初々しい赤面のギャップ、実は○○・・・高津先生の趣味が全開となっている気がするww
ヒロインはメイドだけではなく耳年増なツンデレ許嫁、息子にべったりのお母さん。
全体的にムチムチな年上ヒロインが揃い、その上主人公は低身長でかわいい顔した少年。
精一杯にご奉仕する年上ヒロインのがむしゃらな発情プレイに思わず股間も熱く唸る。
主人公とヒロインの体格差もしっかりと描かれ、臨場感たっぷり主従セックスが展開される!
すごい構図だ・・・
個人的にはやはりメインヒロインのディアさんがNo.1シコリティ。
無表情の奥にご主人様への強い愛や欲望を秘めており、いざ事が始まれば求められた以上とご奉仕をして主人公を絞りあげる圧倒的手腕!あとおっぱいもそうだけど、なによりお尻の包容力がスゴい。高津ヒロインの魅力は尻にアリ。
前戯段階ではリードしているのにいざ挿入されるとすぐにおちんちんに負けてしまうのもご愛嬌。とにかく全身で感じて全身で主人公への愛情を表現してくる。普段無表情だからこそ、こういった部分でめちゃくちゃぐっとくる。
婚約者である真妃ちゃんもかわいいなぁ。気の強そうな顔して実際気が強いし逆レ○プみたいに主人公をモノにしようとしてくるんだけれど、根本的の主人公とのHでメロメロになっちゃう。
独占欲のつよい実母も強烈。母親のオンナな部分をむりやりに引き出す熱いバトル。
個性のつよすぎる年上ヒロインにエッチの主導権を握られた後に握りかえす下克上セックスの目白押しコミックス、好きな人は絶対スキ。
とくべつな毎日 (TENMA COMICS 高) 柴崎ショージ 茜新社 2016-07-28 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
とくべつな毎日/柴崎ジョージ
表紙勝ちですね、間違いなく。新刊売り場で一等目を引くダークな表紙。
基本的にエロ漫画売り場ってだいたい肌色、ピンク、水場や青空の青で売り場が構成されているように思うんですが、そんな中でこの優しい絵柄のダークな表紙。陵辱系でもなくラブラブ系で。
こいつはちょっと違うなと思わせるには十分な出来栄え。素晴らしい戦略。
内容は読み切り形式で8つの短編を収録。コミック高から発売されていることもあり制服がバッチリ似合うティーンネイジャー少女のかわいらしさがたっぷり詰まった一冊。なんとなく、湿度もロマンチックさもマシマシ。
相思相愛のカップルによる、じれったくてそわそわする雰囲気で統一されています
ぶっちゃけエロ漫画として実用性が高いかっていうと、それほどでもない。
けれどとにかく見せ方や空気感の演出が抜群なんですよね。
20ページそこそこの短編の中で、そのヒロインの魅力をばっちり引き立てる。例えば事に運ぶ前のやりとりや、甘えたセリフのひとつひとつまで、生の吐息のしめりけや温度が宿っているように感じる。
愛おしくって仕方ない、たった十数ページを読んだだけで、その二人の老後まで見たくなるような、人生の縮図のごとくきらめきがつまってて、主人公2人の個性も出ている。
特にお気に入りなのがおデコがかわいいギャル千佳ちゃんが登場する「したいこと」。
主人公のしたいことをイヤイヤながら受け入れていくうちに、彼女自身のしたいことへと展開が変わっていく、本作は比較的股間にヒットするエロスな相棒だ。
いっこまえの「ずっと傍に」のヒロインと親友という設定もあって、ふたりして最近のギャルっぽい感じ。
その中で等身大の少女らしい、ためらいやちょっとした勇気の一歩があまりにもいじらしい・・・
単行本ラストを飾る「これからの二人」はムチムチ体型の幼馴染とガタイのいい元野球部少年のお話。単行本でも一番未来に開けたお話で読後巻もメチャクチャにいい。
物語自体も、野球部を引退してやや無気力になっている主人公がバックがベースになっているので、どこかさびれた、もの寂しいムードをかもしている。その中で、2人が寄り添っていく、徐々に体を暖められていく感覚。
キャッチーな作品集ではありませんが、エロ漫画ならではの睦まじい一時のあの空気をしっとり楽しめる、穏やかな一冊。肩を並べてゆっくりと夕凪を待つ、幻想のようなリアル。読みたい風景というのは、こういうことなんだ。
ということで10冊でした。
去年の単行本もはいってますが、クリスマス後に出たものなのでセーフってことで。
他。
印象深い作品といえば新堂エル先生の「変身」。追い詰められていく主人公の精神模様、快楽で塗りつぶされていく常識と見ごたえ抜群。長編作品としては、非常に疲れる内容ではあるけれど、エロ漫画の面白さが詰まっていると思う。
まー九郎先生の初単行本「ムリヤリハメたいっ」もハードなシチュとちんこに優しい甘ったるいエロスが共存した一冊で良かったですね。卵巣責めもマニアックで新鮮。
キュート&ハピネスのむにむに女体描き、六角八十助先生の「乱乱おにくまつり」も幸福度の高い一冊。すいつくような肌の質感、おっぱいの重量感、包容力のあるヒロイン、少女たちの母性に酔いしれる。
エロ漫画界にその名を轟かせる爆乳作家()のゆめたぬ先生こと夢乃狸先生の「孕みたい系女子」は過去最高のシコリティ。もともと孕ませ系に定評のある作家さんだっただけにそれに特化した本作はくそほどお世話になりました。タイトルが全てですね。
ひげなむち先生の「みすでぃれくしょん」も作家性全開、うすぐらい肉欲がうごめくほんのりダークな内容。世の中には悪い男たちが多いなぁ、嘆かわしいことです。ギャル洗脳「オン↔オフ」が個人的にベストでしたが全体的にたまらない雰囲気で統一されている。
昨年ここで取り上げた「ネトラセラレ」は正確には18禁エロではないのだけれど、エロ漫画でしかできない愛を真正面から描ききった夫婦ドラマの傑作。全3巻、ぜひ前作「過ち、はじめまして。」とセットで読んでみてほしい。
以下、発売されなかったので入れられなくて悲しかった作品たち。
ケンタウロスはひとりじゃデキない (アンリアルコミックス) ほりとも キルタイムコミュニケーション 2016-12-23 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
以上。今年もありがとうございました!
来年もきっとよろしくお願いします。
「まさかこの漫画読んでねぇの?」っていうオススメあったら教えて下さいー!
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