[漫画]クリスマスだよエロ漫画2015!
クリスマスが近づいてきたので今年もやります。
毎度懲りずにクリスマス=エロを安直に結びつける更新の日。
クリスマスはエロ漫画を読めよ2015。
クリスマスだからエロ漫画の年間まとめを更新する、うち的には恒例のやつです。
過去のエロ漫画総括記事。
クリスマスだからエロ漫画2010!
クリスマスこそエロ漫画だよ2011!
クリスマスだしエロ漫画2012!
クリスマスなんだしエロ漫画2013!
クリスマスなのでエロ漫画2014!
今回で六回目ですか。
前回の更新から、作品の選出をした12月20日くらいにかけて発売された成年向け単行本から
抜けるとか泣けるとかニヤけるとか、いろいろ基準ひっくるめたお気に入りを10冊選びました。
お前らクリぼっちがどうとか言ってないでエロ漫画でも読んでいればいいじゃないかと!
ところでクリぼっちってクリ勃○みたいでスケベですよね・・・耳にする度ドキドキする・・・
もちろん18歳以下キッズは見ないでください。
毎度懲りずにクリスマス=エロを安直に結びつける更新の日。
クリスマスはエロ漫画を読めよ2015。
クリスマスだからエロ漫画の年間まとめを更新する、うち的には恒例のやつです。
過去のエロ漫画総括記事。
クリスマスだからエロ漫画2010!
クリスマスこそエロ漫画だよ2011!
クリスマスだしエロ漫画2012!
クリスマスなんだしエロ漫画2013!
クリスマスなのでエロ漫画2014!
今回で六回目ですか。
前回の更新から、作品の選出をした12月20日くらいにかけて発売された成年向け単行本から
抜けるとか泣けるとかニヤけるとか、いろいろ基準ひっくるめたお気に入りを10冊選びました。
お前らクリぼっちがどうとか言ってないでエロ漫画でも読んでいればいいじゃないかと!
ところでクリぼっちってクリ勃○みたいでスケベですよね・・・耳にする度ドキドキする・・・
もちろん18歳以下キッズは見ないでください。
あまり話題にはなりませんけど、エロ漫画もちゃんと版元が試し読みできるページ作ってるので
とりあえず見つけたページは試し読みとして設置しています。
●夏の夕暮れ小道/なるさわ景
なるさわ景先生は本当に最高なんだよなぁ・・・・・・。「夏の夕暮れ小道」です。
ねっとりとした膣内射精描写に定評がある作家さんであり、ヒロインの造形、隠語マシマシなセリフ回しなどとにかく使える。「はげませっ!エッチアガール」も同時期に発売されて枯れそうになった。
2冊とも愛読していますが、より股間にジャストミートしたのがこちらかな。
juicyで掲載された作品がメインとなっており、ヒロインの年齢層はJCが多め。
と言っても今までのなるさわ景先生らしさは全開でありファンは違和感なく楽しめる。
さらに言えば普段の明るいエロコメノリにプラスアルファ。ノスタルジックな橙色や草木の匂いをのせたしめった空気、未成熟がゆえに暴走する本能、嬉し恥ずかし初体験・・・そんな甘酸っぱさがページのいたるところにきらめく。まぁやることは全部種付けセックスなんだけどな!
なるさわ景先生にこういったノスタルジーを掻き立てられる方向性を楽しみにしていたってことは無いんですが、読んだら驚くほどちんこに響く。俺はこういうのを待っていたんだなと感じましたね。
はじめて異性のはだかを見る。はじめて触れる性器、君の舌。この高揚たるや!
タイトル作「夏の夕暮れ小道」の健気な優等生セックス、「とかいのこ」の性衝動爆発の好奇心セックス、「ひめデレ」の学園のアイドルを徹底的にモノにする独占セックスなどなど、圧倒的シコリティを誇るラインナップ。
基本的に男女ともに大満足で積極的に甘ったるくまぐわってくれるので読後感もいい。
俺の性癖にここまで寄り添う一冊があるのかよ。感涙絶頂するしかない。平伏。
ノスタルジーな雰囲気が優先されてか、得意の隠語はやや控えめ(特にjuicy掲載作)なのですが、個人的にはいい塩梅。初体験のドキドキがうまく出てます。断面図描写はあいっかわらず冴え渡っているので問題なし!
試し読みはこちらから
●契りの家/駄菓子
混じりあい粘りつく体液。粘膜のうねり。開ききった肉体。発情した瞳。
まさに湿地帯。ページから染みだしてくるような湿度、生あたたかくて生臭い、男女の交わる音と臭い。
脳みそをガツンを揺さぶる濃密セックスを描く駄菓子先生、その待望の2ndコミックスが着弾してしばらく。今月俺はとにかくコレをお世話になってるわけで、この本を外す訳にはいかない。
表現技法とかの面で小難しいことわからないからうまく言えないんですが、描き込みに対する執念がすごいことはわかります。透けブラ、透け筋のあの質感!腰を掴んだ時の歪んだ腹肉!むしろ背景までもがエロい!執拗なまでに効果音も書き込まれてて、粘着質な行為のリアリティを感じる。
むっちりと肉感的な黒髪ヒロインとのただれた関係を切り取る全11編を収録。
特に表題作シリーズ「青い契りの家」「熟れた契りの家」は、母娘がそれぞれの相手に完全に堕とされ、腰砕けになるくらい貪り貪られる様がドスケベすぎる・・・。性欲求にたいしてあまりに無力なヒロインたちの痴態がほぼ全ページ抜きどころ完備で展開される。「青い契りの家」では特に、攻守交代劇まで鮮やかに決まる。
「HIJK」はボーイッシュなスポーツ少女をトロトロに発情させ性奴隷までがっつり堕とす、なのに最後まで純愛チックな円満関係。熱心にしゃぶりにくるご奉仕が睾丸を熱くさせる。
「教えて吉野先生」は家庭教師のヒロインが年下生徒にものの見事に骨抜きにされる下克上セックス。あとがきを読んだらあとあと更に調教されててみんなご満悦でしょう。
ほかにも子作りに初トライする「甘婚」、おとなしそうな女子高生をナンパして部屋連れ込む「誘う図書館」など、たっぷりと愛しあう男女がぎっちりコッテリ詰まりまくり。
ヒロインが男に対して100%体を預けきっているのも見ていて堪らない。
今からSEXがはじまるぞっていう時のピリッとした緊張や期待、そして絶頂に我を失うまで、とにかくヒロインの“表情”も本当に魅力的。ゾクゾクしてしまう。こんなにエロい表情を山盛り描けるとは。
出たばかりということもあるけど、今1番お世話になってる本。
だらしないお肉と表情。描き込まれたフェチ心をくるぐる工夫の数々。これが駄菓子先生だ・・・!
大好きな”透け”描写。よーくみると、メイド衣装の下に身に着けているものも見えるんですよ。そこまで描きこまれている。スゲェ。
試し読みはこちらから
●カクレコト/鶴田文学
鶴田文学先生の作品って、微炭酸で未発育で、青春の香りがとても強烈。目が覚めるような。
強烈な好奇心だったり性衝動だったり、”駆り立てられる少年少女”のメンタルをずっしりとした説得力を持って切り取るのが鶴田文学先生。本作は著者王道の魅力にあふれた一冊。
発売レーベルは「コミック高」から。ということでみんな学生ヒロイン。
今回このTOP10に入れたのは、とにかく一冊通してヒロイン達の魅力が素晴らしいから。ジャンルとしても陵辱もあれば和姦も、男女の関係性もバラエティ豊か。
本作は9編を収録した作品集なんですが、お気に入り作品がめちゃくちゃ多かったりする。
「トラワレノ」は体を窓につまらせたクラスメイトの体を男子3人がいじくる、ギャグテイストもありつつ欲望がどんどんエスカレートしていく現場の空気も恐ろしい。オチもブラックで、このヒロインの"そういう素質"を感じさせて好き。こんな調子で生きていくんだろうなって気持ち。
「ナシクズシ」。その通り、なし崩し的に深く体を求め合うようになってしまった兄妹モノ。発情した妹のささやかなアピールが可愛すぎる・・・!布団で体を隠しながらの行為もツボで、家庭の中で犯すことの罪悪感めいた暗さを、そうと感じさせすぎずに描いてて素晴らしい。妹ちゃんが気持ちよさそうでよかったぞ!
「カヤノソト」「カヤノナカ」は連作で、兄貴と彼女のセックスを覗き見る妹から物語は始まり、あとは期待通り(にっこり)。寝ている兄貴の指を借りて自慰するシーンがお気に入り。はやく3Pを始めるんだ、間に合わなくなっても知らんぞ。
抜けるという意味では↑の「デキルカナ」根暗巨乳ヒロインがたまらない。美人でもないし出来た女の子でもないしかわいいわけではないんだけど、どうしたってかわいいと感じてしまうような地味系ヒロイン。
体付きも全体的に人目で、脚もどっしりしていてそこもかわいい。独占欲が掻き立てられるような感じ。
青い性衝動が織りなす甘酸っぱい、はたまたほろ苦い物語たち。う~~ん、エロ漫画の味わい深さが出ている気がする、いい本です。女子のもろさとか、男子の愚かさとか。
試し読みはこちらから
●ヌーディストビーチに修学旅行で!!/師走の翁
大ベテランの最新作、安心のクオリティ。本作は舞台設定もバカバカしくて、頭カラッポでハッピーに楽しめるザ・エロ漫画ってヤツです。
ヌーディストビーチに修学旅行で訪れたら、当然高校生もみんな全裸でビーチに繰り出すわけだ。しかし男子たちはなぜか勃起しない。勃起したくても何故か出来ない!
・・・ただ一人、ギンギンになってしまったのは普段クソ真面目な委員長。ヌーディストビーチで勃起を晒すのはマナー違反なので、クラスの女の子みんなで仲良く鎮めてあげましょうね!という「ありがとう師走の翁先生」と拝み倒したい欲望とバカ丸出しの超設定。大好き。
様々なヒロインを描き分け、それぞれに魅力的なプレイを配置してくる、てんこ盛りの贅沢料理みたいなクオリティ!
登場人物全員全裸がデフォなわけで、プレイの最中に回想のように制服姿を確認させてくれる演出がさらに心強いんだなぁ。
個人的にオタ娘・静羽と樹衣奈とのむちむち3P、彼氏持ちビッチの万智と浮気セックスあたりが素晴らしかったし実際使えまくれた。ハーレムものが故にお気に入りキャラのHシーンの尺がもっと欲しくなる葛藤はあるけれど、それもまた良し。
ただ「ビーチでセックスしてはいけないからテントでヤる!」もいいけど、せっかくヌーディストビーチなのだから開放的に外で致すシーンも欲しかった。クラスまるごと妊娠させるレベルで大暴れしてくれても良かったんだけれど、「安全日を狙って来ました」みたいなセリフもほんとチンコに響きますなぁ。
それとカバーを外すと実写ポスター絵がお目見え。エロ漫画でこういう取り組みあまり見ないから面白いなーと思う。エロ漫画の夢にひたるために大事なところは隠してくれている工夫もある実写とのリンク。
ともかく幸福度の高いハーレムものってことでオススメだしベテランの技も感じられる一冊。首もとをハムハムされた時は俺もやられたって思った。
試し読みはこちらから。
●僕らの境界/関谷あさみ
前作「YOUR DOG」から7年。「ついに」という言葉を使いたいタイミングはわりと頻繁にあるものですが、「関谷あさみのエロ漫画の新刊」となれば、「ついに」の意味を何倍に凝縮すればいいんだろうか。
主人公のおっさん視点から楽しめるのはもちろんのこと、“あのころあの時の、クラスメイトの女子の放課後の、裏側“としても異様に興奮できる仕上がり。
本作は12編を収めた作品集。ヒロインはJCばかり。
濃密なる少女世界はたっぷり甘い。しかし甘いばかりではない。きっと手が届かない存在への憧れ。そしてこれから先、きっと手が届かなくなっていくであろう、その哀しさ。
少女が内包するあらゆる輝きと、消費される性、罪悪、救済、破滅。
「今がすべて」ってみんなが思う。走る稲妻のような刹那に少女はいて、少女に焦がれる僕がいる。
そう、この「僕」という視点が強烈すぎて、読んでいて自分への跳ね返りに耐え切れなくなる瞬間が、いくつもあるのだ、この本は。
特に2作品。「走れ!」では少女の手を引いて見えない未来へ逃避行。山に閉じ込められ、離れ去り変わり果てていく世界の風景に絶望する「山」。これら大好きな作品は「今がすべてだ」と叫ぶ。永遠なんか無いと泣く。走ることが出来た男と、崩れ落ちた男。このふたりのドラマも堪らない。
「おとなりさんの窓」「ラストキング」と言った、悲壮感のないハッピーな恋愛漫画ももちろんある。大好きだし癒される。関谷あさみ先生の描く、少女の薄い胸、土手肉、幼いながら艶のある表情、最高なんだよね!
女の子たちがきちんと感じてくれる、快感に虜となるまで満足のいくセックスをしてくれるのも、多幸感の極みってやつです。
だけど一部作品の放つ喪失の予感が濃く、震えるほどに切ない。
今触れていたって、手をつないでいたって、明日の保証はどこにもない。なくすことがこんなに恐ろしいのに、きっといつかなくしてしまう。
ああ、もう、関谷あさみ先生の描く世界はなんでこんなに綺麗で、生臭くて、甘酸っぱいんだろう。
思春期女子のメンタリティを描く上手さもあるし、それに人生を狂わされる男たちの狂乱とも言うべき感情の起伏の激しさ。乾いた世界。諦観。この冷えた視点が、やわい熱を放つ少女と交差する。何度読んでも胸がざわつく一冊だ。
世界はふたつに分断されている。男と女。子供と大人。きみとぼく。その境界をさまよい、時に指でなぞる。柔らかくて温かいのにさよならの感触がある。コンドームと常識で隔たれた恋。
●Aサイズ/岡田コウ
amazon登録ナシ。試し読みもこちら。
岡田コウ先生の2年ぶりの新刊。前作「せんせいと、わたしと。」は上下巻構成の大作でしたが(2013年のこの企画にも入れた)、今作は短編集。
やっぱりね!岡田コウ先生の描く、快楽に溺れて思考回路がショートしている女の子!!最高だね!!って気持ちをつよくつよくこの胸に抱きしめていきたい wow wow
こじひらくって表現は乱暴だけど、そういうちょっと強引に女の子に迫るあの怖さと、女の子側のみなぎる緊張、そこからの流されHの「あーあ」って感じがお約束。いいよね・・・。今作、陵辱っぽいシチュエーションの作品もいくつか収められています。
あと、かなりネチッこくSEXしてくれるポインツ高い。惰眠を貪るが如く、だらだらと身体を重ねあう。クセになっちゃうんだなぁ。
過去作とくらべて飛び抜けてどうこうという本ではないけれど、岡田コウ先生らしさがギュッと詰まった、様々な魅力のひかる一冊だと思います。
お気に入り作はオープニング「つまさきだち」は意外とこれまでなかったような気がする、岡田コウ先生のおねショタ。まぁお姉ちゃんはわりと幼い体型でおっとり天然キャラっぽい仕上がりで王道な感じもしますが、「お姉ちゃんの役目だから!」と張り切っちゃうのがカワイイよなぁ。そして素直になりきれない弟くんもかわいい。、そこから将来まで誓っちゃう性急なふたり。熱に浮かされたまま、夢の様なまま。
そしてエンディングを飾った「かすがい」。このタイトルなんだろうって最初おもいましたが、「鎹」なんですね。コの字になってるクギ。
こっそりと幼い彼女を部屋に連れ込み、合意のもとよからぬ行為を働く男性。しかし彼らの関係にはとある秘密が。
理想的な作品。最後に待ち受けるラストのまばゆさ、切なさ。尊い。そしてそれに至るまでの記憶に刻みつけるような激しい愛。
誓おう。これから「家族」 になるのだと。神の祝福の前で。そばにいながら、はるか遠い家族に。「俺以外にイケなくなるくらい」なんて気持ち悪いセリフを吐いたって、それすら泣ける。
なにかを諦めなちゃならない愛情は本当に胸が苦しくなる。大好き。
試し読みはこちら
●ピスisらぶ/高城ごーや
アホ漫画枠ですね(キッパリ そしてFC2アダルトの規定により「おしっ/こ」と書くと公開が出来ないので、ちょっと読みづらいかもしれませんがご了承ください!なんでおしっ/こだめなんや!
高城ごーや先生と言えば徹底しておしっ娘漫画を描き続ける、尿エロのスペシャリスト。その最新単行本ももちろんおしっ/こ。世界の常識を覆す、圧巻のおし/っこ愛にあふれた情熱的な一冊に仕上がっている!
同人作家の主人公がイベントに出たら、お隣さんもおしっ/こジャンル被り、しかも超かわいい。その後の打ち上げで「どっちが尿愛が強いのか」という議論で盛り上がり、そのままラブホ直行!
しかし実はふたりとも、リアルでのおしっ/こプレイはしたことがない!・・・ところから始まる二人のおしっ/こ道を描いた大作。途中からよくわからない権力を持ったロリも混ざってよりカオスは深まる。
お互いにおしっ/こぶっかけあったり野外でやったりは当たり前。さすがにおし/っこミュージカルが始まった時には目がくらみました。ミュージカルですよ、ミュージカル。群衆がみなおし/っこを称えるんですよ。
これはけっしてギャグではなく、“おしっ/こ道”そのものである。
なんだろうなこれ(白目)
ひらっすらにおしッこを出しまくる漫画なんですが、展開の強引さ・意味不明さに笑えるしなぜか感動してしまったりする。
プレイの特殊っぷりからしてマニア向けなことは間違いないんですが、この大げさすぎるくらいの世界観の狂いっぷりを楽しむ目的でもおすすめしたい!
個人的には週末おし/っこ修行編が好きでした。自然体のままおしっ/こを日常に溶けこませること、それこそが究極のお/しっこであるとあの『五輪書』にも述べられているのです。そうらしいのです。この本によると。
朝昼夜、あらゆる場面でひたすらおしっ/こをぶちまけあうことで心の距離はギュッと近づき、より深い愛に目覚めていく――――・・・。うんうん、ピス・イズ・ラブ!
表題作のほか、義理の妹とのHな関係を描いた短編も収録されていますが、こちらもやっぱりお/しっこ。一冊まるっとアンモニア臭に包まれてるぞ!
試し読みはこちら
●めぐりドコロ/睦茸
イキナリですがいやーちょっとこの表紙すごすぎませんか?このお腹周りの肉感と、肌の照り、水面に反射した太陽光。エロさと美しさが同居した、この分厚い腰・・・そそられる・・・!
睦茸先生の新刊は、過去作「あまみドコロ」を意識させられるタイトルと内容となっており
ヒロインであるめぐりちゃんをひたすらに愛しまくる徹底した相思相愛イチャラブHが満載の一冊。
むっちりつゆだくな淫猥な女体描写と、たやすく恋に落とされる魅惑の表情・セリフを駆使した甘ッ甘なラブシーンが濃厚な味わいです。
(クリック拡大)
大好きな見開き。言葉を用いずに至上の幸福を表現するとこういうなる、みたいなヤツだ。
まったく素直になれない裏腹ガール・めぐりちゃん。口ではつっけんどんな言葉を吐きながら、身体から立ち上る恋慕を隠し切れない。1話の頃はポーカーフェイスな感じが強かっためぐりちゃんも、終盤は見ての通りのデレデレっぷり。
うむ・・・。クレバーなキャラクターなのにあっさり子作りしちゃう流され属性もかわゆい。
ひとつ突っ込むとしたら、なんでこんなにカワイイお母さんのHシーンが無いんだって事ですね!!
ヤンキーな妹にお兄ちゃんの威厳を教えこむ「かわいい妹」。Sっ気全開の強気な表情がやっぱりクライマックスではデレデレのトロトロになっちゃうのが堪らない。睦茸先生の描くトロ顔は本当に宝物だと思うのです。
おっぱいだけ大注目の売出し中アイドルとの幼なじみセックス「あいどる★どろっぷす」はフェラシーンに気合が入りまくってて昂る。
引きこもりゲーマー彼女とのあたらしいアソビを発掘する「廃人系彼女」、傍若無人で酒グレも脚クセも悪いお姉ちゃんにこっそりイタズラ、かとおもいきやラブラブ初体験に突入する「だらしあね」などなど、表題作以外のラインナップも使い心地は流石の一言。
甘みの強い作品がお好みの方は読んで損なし。安心の睦茸先生だ。
試し読みはこちら
●右手が美少女になったからセックスしたけど童貞だよねっ!!/たらかん
「ふざけたタイトルしやがって」という気持ちで手にとったものの、冗談でもなく普通に感動できてしまった摩訶不思議なエロ漫画。
まぁ感動するといっても、ストーリーのひねりを加え方が力技っぽくて笑って泣けるような感じ。
ストーリーは全部タイトルが説明済。女神様の不思議な力で「右手が恋人」が本当になっちゃったってやつだ。
世代的に「美鳥の日々」を思い出すわけですが、本作は普通に等身大の女の子が右手の先にくっついているようなスケール感。つまりセックスにおける不都合まったくなし。さらに言えば左手も恋人になる。つまり自分の体と3Pができる!!!すげぇ!!!バカだ!!!
しかしストーリーはさらに暴走を続ける。主人公を密かに思っていた同僚の女性が、両腕とセックスをする彼を目撃してしまう。そしてその同僚は圧倒的性技で両腕を寝とるのだ!!ついでに主人公のチンコももぎとる!!!
ちんこを人質にとられる主人公の図。
というわけで何がなんやら、実用性をひとまず脇に置いておいても発想の面白さで唸らされる一品。これだけのバカ展開をやっておきながら、話を巻き戻しまして、まさかの感動のラストなのである。
混沌とした状況からラスト30Pの中で、「エロ漫画を読んで抜こう」を思っている男を泣かせるまでのチカラがあるというわけです。
意味がわかんないと思いますがほんとなんです。信じてください・・・これは家族愛の物語なんです・・・。
自分の両腕の先が女の子になっててそれと性行為をする、っていう構図も面白かったですねぇ。
途中から有線じゃなくて無線になっちゃって、ヒロインが独立して動けるようになってしまった点はやや残念だったが・・・!なんにせよ、読んだことないエロ漫画だったので新鮮でした。
●こんなこと/三巷文
ようやくコミックスが出たぞ!三巷文先生の「こんなこと」。
兎にも角にも女の子がかわいい。そんな当たり前の事をなにを堂々と言っているのか。いや本当にカワイイんです。キャラクターとしての魅力もありつつ、ストーリーの中でまぶしく輝く少女たちを見事に描き切っている。この作家さんは、短編を描くのがとんでもなく、上手い!
実に17編!250ページをこえ、カバーを外したところにまでカラー漫画が掲載されているすさまじいボリューム。たっぷりと短編が収録された本作は、エロ漫画としての魅力を放つとともに恋愛漫画としての普遍的な幸福感に満ちています。手のひらサイズの、愛おしくなるようなキュートなラブストーリーたち。
ヒロインたちの造形もバラエティ豊か。スタイルや性格も様々な彼女たちの一挙一動をじっと眺めているだけで胸が暖かくなってくるぞ・・・。
お気に入り作品をいくつか紹介。
「Don’t touch me!」、感じすぎてしまうあまりセックス恐怖症に陥りそうな彼女と一悶着あってからラブラブするやつ。ヒロインのふんわりとしたパーマのヘアスタイルが好きだし、性というものに対してオドオド戸惑っている様子も思春期って感じだ!
クマのぬいぐるみが大好きな女子高生が、まさにクマのようなクラスメイトと恋に落ちる「ちいさなくま」。華奢で一途なヒロインによる魅惑の体格差ックス。
アグレッシヴに巧妙に、主人公に迫る積極的な図書委員「ふたりの部屋」。セックスへの隠しきれない興味を持ちながら、初体験なのになぜだか自信満々な彼女。痛みのせいで顔がヒクつきながらも健気に、自分の理想の初体験を完遂させようという男気のあるプレイ。
ストーカーをやってたヒロインが、今まさに制裁がくだされようとする場面。そこを救った部外者である主人公となし崩してきにHする「メヂカラ」が個人的にはハイライト。
ワンコみたいな小動物的可愛らしさのあるデザイン、からの強かな女性としての情念を覗かせる一面。ストーカー・依存体質・夢属性。このヒロインが1番すき。
特に『愛される』立場となったときの彼女のリアクションは、もう、抱きしめたくなる・・・!
好意の押し付けストーキング少女が、今後は自らに他人の好意が押し付けられる。
それにしてもなんてダサいセリフなんだろうな。こういうのを言えてしまう主人公がたまらなく好きだ。好感が持ててとても読後感もいい。
ちょっとブラックだったり、甘酸っぱい感傷的な話もあり、ニヤニヤ楽しめる王道のラブコメディーもあり。共通するのはどれも、ヒロインを輝かせてあげたいという意思が強く感じられることと、そのために配置された要素の魅せ方がドンピシャで上手く、短編作品としての完成度がとても高いこと。
使えるかどうかというと個人的にはその訴求は強くないと感じるも、2015年を代表する成年漫画のひとつとしていいと思う。少女漫画っぽいかもしれない。
しかもタイトルがいろんな含みがあって素晴らしい。詩的タイトルはツボなんだよ!
試し読みはこちら
以上全10作!
正直なところ、過去の記事でも紹介した作家さんというのがかなり多くなってきて
この記事を見返した時、我ながら新鮮味がないなあとも感じてしまいましたが。
とは言え好きなものは好きだからしょうがない。
他にも取り上げたい作品はたくさんあったんですよ。
「はげませっ!エッチアガール」も使用回数で言ったら今年TOP5に入った。
ベテランDISTANCE先生の最新作「あねこもり」は保健の先生がかわいすぎて全作読めているわけじゃないけど俺の中でDISTANCEヒロイン暫定1位のお気に入りになったな。
初めてかなってくらい母親キャラに心射抜かれた「デリママ」も相当抜けた。
キングオブ舌技、Fue先生の「フェラハメりっぷす」もちょっと腰が引けそうなくらい卑猥さが全面に出ててすさまじい迫力でしたね・・・。
魅惑のラブラブ異種姦コミックス「こんな軆でいいのなら」は本編もさることながら設定資料集も大変面白い。
孕ませ好きとしては「生殖活動推進委員会」「むちむち・くりーむぱい」もフェイバリット。
18禁ではないけれど「ネトラセラレ」も絶好調に面白かったしな。
今年もいろいろいいエロ漫画読めたなって思います。
残念なのが、この記事を書いてる最中に発売された、大好きなひげなむち先生の新刊をまだ読めてないこと。
あと絶対に買いたい、きんく先生と夢乃狸先生の新刊が今月末発売で、選定に入れられなかったこと。
amazon無し
とくにきんく先生のコミックスは待望すぎる。「あの夏」の同人誌から追ってる!ヤバイぞこの人は!・・・まぁお気に入りな本はまた来年のクリスマスにでも触れたいと思います。
そんな感じ。
今年もありがとうございました!来年もしぶとく続けたいと思います!
「おい!お前あの漫画よんでねぇだろ!読んどけ!」
ってのがあったらどんどんコメントで教えてください。
とりあえず見つけたページは試し読みとして設置しています。
夏の夕暮れ小道 (TENMA COMICS JC) なるさわ 景 茜新社 2015-05-26 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●夏の夕暮れ小道/なるさわ景
なるさわ景先生は本当に最高なんだよなぁ・・・・・・。「夏の夕暮れ小道」です。
ねっとりとした膣内射精描写に定評がある作家さんであり、ヒロインの造形、隠語マシマシなセリフ回しなどとにかく使える。「はげませっ!エッチアガール」も同時期に発売されて枯れそうになった。
2冊とも愛読していますが、より股間にジャストミートしたのがこちらかな。
juicyで掲載された作品がメインとなっており、ヒロインの年齢層はJCが多め。
と言っても今までのなるさわ景先生らしさは全開でありファンは違和感なく楽しめる。
さらに言えば普段の明るいエロコメノリにプラスアルファ。ノスタルジックな橙色や草木の匂いをのせたしめった空気、未成熟がゆえに暴走する本能、嬉し恥ずかし初体験・・・そんな甘酸っぱさがページのいたるところにきらめく。まぁやることは全部種付けセックスなんだけどな!
なるさわ景先生にこういったノスタルジーを掻き立てられる方向性を楽しみにしていたってことは無いんですが、読んだら驚くほどちんこに響く。俺はこういうのを待っていたんだなと感じましたね。
はじめて異性のはだかを見る。はじめて触れる性器、君の舌。この高揚たるや!
タイトル作「夏の夕暮れ小道」の健気な優等生セックス、「とかいのこ」の性衝動爆発の好奇心セックス、「ひめデレ」の学園のアイドルを徹底的にモノにする独占セックスなどなど、圧倒的シコリティを誇るラインナップ。
基本的に男女ともに大満足で積極的に甘ったるくまぐわってくれるので読後感もいい。
俺の性癖にここまで寄り添う一冊があるのかよ。感涙絶頂するしかない。平伏。
ノスタルジーな雰囲気が優先されてか、得意の隠語はやや控えめ(特にjuicy掲載作)なのですが、個人的にはいい塩梅。初体験のドキドキがうまく出てます。断面図描写はあいっかわらず冴え渡っているので問題なし!
試し読みはこちらから
契りの家 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) 駄菓子 ワニマガジン社 2015-11-30 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●契りの家/駄菓子
混じりあい粘りつく体液。粘膜のうねり。開ききった肉体。発情した瞳。
まさに湿地帯。ページから染みだしてくるような湿度、生あたたかくて生臭い、男女の交わる音と臭い。
脳みそをガツンを揺さぶる濃密セックスを描く駄菓子先生、その待望の2ndコミックスが着弾してしばらく。今月俺はとにかくコレをお世話になってるわけで、この本を外す訳にはいかない。
表現技法とかの面で小難しいことわからないからうまく言えないんですが、描き込みに対する執念がすごいことはわかります。透けブラ、透け筋のあの質感!腰を掴んだ時の歪んだ腹肉!むしろ背景までもがエロい!執拗なまでに効果音も書き込まれてて、粘着質な行為のリアリティを感じる。
むっちりと肉感的な黒髪ヒロインとのただれた関係を切り取る全11編を収録。
特に表題作シリーズ「青い契りの家」「熟れた契りの家」は、母娘がそれぞれの相手に完全に堕とされ、腰砕けになるくらい貪り貪られる様がドスケベすぎる・・・。性欲求にたいしてあまりに無力なヒロインたちの痴態がほぼ全ページ抜きどころ完備で展開される。「青い契りの家」では特に、攻守交代劇まで鮮やかに決まる。
「HIJK」はボーイッシュなスポーツ少女をトロトロに発情させ性奴隷までがっつり堕とす、なのに最後まで純愛チックな円満関係。熱心にしゃぶりにくるご奉仕が睾丸を熱くさせる。
「教えて吉野先生」は家庭教師のヒロインが年下生徒にものの見事に骨抜きにされる下克上セックス。あとがきを読んだらあとあと更に調教されててみんなご満悦でしょう。
ほかにも子作りに初トライする「甘婚」、おとなしそうな女子高生をナンパして部屋連れ込む「誘う図書館」など、たっぷりと愛しあう男女がぎっちりコッテリ詰まりまくり。
ヒロインが男に対して100%体を預けきっているのも見ていて堪らない。
今からSEXがはじまるぞっていう時のピリッとした緊張や期待、そして絶頂に我を失うまで、とにかくヒロインの“表情”も本当に魅力的。ゾクゾクしてしまう。こんなにエロい表情を山盛り描けるとは。
出たばかりということもあるけど、今1番お世話になってる本。
だらしないお肉と表情。描き込まれたフェチ心をくるぐる工夫の数々。これが駄菓子先生だ・・・!
大好きな”透け”描写。よーくみると、メイド衣装の下に身に着けているものも見えるんですよ。そこまで描きこまれている。スゲェ。
試し読みはこちらから
カクレコト (TENMA COMICS 高) 鶴田文学 茜新社 2015-10-27 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●カクレコト/鶴田文学
鶴田文学先生の作品って、微炭酸で未発育で、青春の香りがとても強烈。目が覚めるような。
強烈な好奇心だったり性衝動だったり、”駆り立てられる少年少女”のメンタルをずっしりとした説得力を持って切り取るのが鶴田文学先生。本作は著者王道の魅力にあふれた一冊。
発売レーベルは「コミック高」から。ということでみんな学生ヒロイン。
今回このTOP10に入れたのは、とにかく一冊通してヒロイン達の魅力が素晴らしいから。ジャンルとしても陵辱もあれば和姦も、男女の関係性もバラエティ豊か。
本作は9編を収録した作品集なんですが、お気に入り作品がめちゃくちゃ多かったりする。
「トラワレノ」は体を窓につまらせたクラスメイトの体を男子3人がいじくる、ギャグテイストもありつつ欲望がどんどんエスカレートしていく現場の空気も恐ろしい。オチもブラックで、このヒロインの"そういう素質"を感じさせて好き。こんな調子で生きていくんだろうなって気持ち。
「ナシクズシ」。その通り、なし崩し的に深く体を求め合うようになってしまった兄妹モノ。発情した妹のささやかなアピールが可愛すぎる・・・!布団で体を隠しながらの行為もツボで、家庭の中で犯すことの罪悪感めいた暗さを、そうと感じさせすぎずに描いてて素晴らしい。妹ちゃんが気持ちよさそうでよかったぞ!
「カヤノソト」「カヤノナカ」は連作で、兄貴と彼女のセックスを覗き見る妹から物語は始まり、あとは期待通り(にっこり)。寝ている兄貴の指を借りて自慰するシーンがお気に入り。はやく3Pを始めるんだ、間に合わなくなっても知らんぞ。
抜けるという意味では↑の「デキルカナ」根暗巨乳ヒロインがたまらない。美人でもないし出来た女の子でもないしかわいいわけではないんだけど、どうしたってかわいいと感じてしまうような地味系ヒロイン。
体付きも全体的に人目で、脚もどっしりしていてそこもかわいい。独占欲が掻き立てられるような感じ。
青い性衝動が織りなす甘酸っぱい、はたまたほろ苦い物語たち。う~~ん、エロ漫画の味わい深さが出ている気がする、いい本です。女子のもろさとか、男子の愚かさとか。
試し読みはこちらから
ヌーディストビーチに修学旅行で!! (セラフィンコミックス) 師走の翁 ヒット出版社 2015-07-17 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●ヌーディストビーチに修学旅行で!!/師走の翁
大ベテランの最新作、安心のクオリティ。本作は舞台設定もバカバカしくて、頭カラッポでハッピーに楽しめるザ・エロ漫画ってヤツです。
ヌーディストビーチに修学旅行で訪れたら、当然高校生もみんな全裸でビーチに繰り出すわけだ。しかし男子たちはなぜか勃起しない。勃起したくても何故か出来ない!
・・・ただ一人、ギンギンになってしまったのは普段クソ真面目な委員長。ヌーディストビーチで勃起を晒すのはマナー違反なので、クラスの女の子みんなで仲良く鎮めてあげましょうね!という「ありがとう師走の翁先生」と拝み倒したい欲望とバカ丸出しの超設定。大好き。
様々なヒロインを描き分け、それぞれに魅力的なプレイを配置してくる、てんこ盛りの贅沢料理みたいなクオリティ!
登場人物全員全裸がデフォなわけで、プレイの最中に回想のように制服姿を確認させてくれる演出がさらに心強いんだなぁ。
個人的にオタ娘・静羽と樹衣奈とのむちむち3P、彼氏持ちビッチの万智と浮気セックスあたりが素晴らしかったし実際使えまくれた。ハーレムものが故にお気に入りキャラのHシーンの尺がもっと欲しくなる葛藤はあるけれど、それもまた良し。
ただ「ビーチでセックスしてはいけないからテントでヤる!」もいいけど、せっかくヌーディストビーチなのだから開放的に外で致すシーンも欲しかった。クラスまるごと妊娠させるレベルで大暴れしてくれても良かったんだけれど、「安全日を狙って来ました」みたいなセリフもほんとチンコに響きますなぁ。
それとカバーを外すと実写ポスター絵がお目見え。エロ漫画でこういう取り組みあまり見ないから面白いなーと思う。エロ漫画の夢にひたるために大事なところは隠してくれている工夫もある実写とのリンク。
ともかく幸福度の高いハーレムものってことでオススメだしベテランの技も感じられる一冊。首もとをハムハムされた時は俺もやられたって思った。
試し読みはこちらから。
僕らの境界 (TENMA COMICS JC) 関谷 あさみ 茜新社 2015-02-27 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●僕らの境界/関谷あさみ
前作「YOUR DOG」から7年。「ついに」という言葉を使いたいタイミングはわりと頻繁にあるものですが、「関谷あさみのエロ漫画の新刊」となれば、「ついに」の意味を何倍に凝縮すればいいんだろうか。
主人公のおっさん視点から楽しめるのはもちろんのこと、“あのころあの時の、クラスメイトの女子の放課後の、裏側“としても異様に興奮できる仕上がり。
本作は12編を収めた作品集。ヒロインはJCばかり。
濃密なる少女世界はたっぷり甘い。しかし甘いばかりではない。きっと手が届かない存在への憧れ。そしてこれから先、きっと手が届かなくなっていくであろう、その哀しさ。
少女が内包するあらゆる輝きと、消費される性、罪悪、救済、破滅。
「今がすべて」ってみんなが思う。走る稲妻のような刹那に少女はいて、少女に焦がれる僕がいる。
そう、この「僕」という視点が強烈すぎて、読んでいて自分への跳ね返りに耐え切れなくなる瞬間が、いくつもあるのだ、この本は。
特に2作品。「走れ!」では少女の手を引いて見えない未来へ逃避行。山に閉じ込められ、離れ去り変わり果てていく世界の風景に絶望する「山」。これら大好きな作品は「今がすべてだ」と叫ぶ。永遠なんか無いと泣く。走ることが出来た男と、崩れ落ちた男。このふたりのドラマも堪らない。
「おとなりさんの窓」「ラストキング」と言った、悲壮感のないハッピーな恋愛漫画ももちろんある。大好きだし癒される。関谷あさみ先生の描く、少女の薄い胸、土手肉、幼いながら艶のある表情、最高なんだよね!
女の子たちがきちんと感じてくれる、快感に虜となるまで満足のいくセックスをしてくれるのも、多幸感の極みってやつです。
だけど一部作品の放つ喪失の予感が濃く、震えるほどに切ない。
今触れていたって、手をつないでいたって、明日の保証はどこにもない。なくすことがこんなに恐ろしいのに、きっといつかなくしてしまう。
ああ、もう、関谷あさみ先生の描く世界はなんでこんなに綺麗で、生臭くて、甘酸っぱいんだろう。
思春期女子のメンタリティを描く上手さもあるし、それに人生を狂わされる男たちの狂乱とも言うべき感情の起伏の激しさ。乾いた世界。諦観。この冷えた視点が、やわい熱を放つ少女と交差する。何度読んでも胸がざわつく一冊だ。
世界はふたつに分断されている。男と女。子供と大人。きみとぼく。その境界をさまよい、時に指でなぞる。柔らかくて温かいのにさよならの感触がある。コンドームと常識で隔たれた恋。
●Aサイズ/岡田コウ
amazon登録ナシ。試し読みもこちら。
岡田コウ先生の2年ぶりの新刊。前作「せんせいと、わたしと。」は上下巻構成の大作でしたが(2013年のこの企画にも入れた)、今作は短編集。
やっぱりね!岡田コウ先生の描く、快楽に溺れて思考回路がショートしている女の子!!最高だね!!って気持ちをつよくつよくこの胸に抱きしめていきたい wow wow
こじひらくって表現は乱暴だけど、そういうちょっと強引に女の子に迫るあの怖さと、女の子側のみなぎる緊張、そこからの流されHの「あーあ」って感じがお約束。いいよね・・・。今作、陵辱っぽいシチュエーションの作品もいくつか収められています。
あと、かなりネチッこくSEXしてくれるポインツ高い。惰眠を貪るが如く、だらだらと身体を重ねあう。クセになっちゃうんだなぁ。
過去作とくらべて飛び抜けてどうこうという本ではないけれど、岡田コウ先生らしさがギュッと詰まった、様々な魅力のひかる一冊だと思います。
お気に入り作はオープニング「つまさきだち」は意外とこれまでなかったような気がする、岡田コウ先生のおねショタ。まぁお姉ちゃんはわりと幼い体型でおっとり天然キャラっぽい仕上がりで王道な感じもしますが、「お姉ちゃんの役目だから!」と張り切っちゃうのがカワイイよなぁ。そして素直になりきれない弟くんもかわいい。、そこから将来まで誓っちゃう性急なふたり。熱に浮かされたまま、夢の様なまま。
そしてエンディングを飾った「かすがい」。このタイトルなんだろうって最初おもいましたが、「鎹」なんですね。コの字になってるクギ。
こっそりと幼い彼女を部屋に連れ込み、合意のもとよからぬ行為を働く男性。しかし彼らの関係にはとある秘密が。
理想的な作品。最後に待ち受けるラストのまばゆさ、切なさ。尊い。そしてそれに至るまでの記憶に刻みつけるような激しい愛。
誓おう。これから「家族」 になるのだと。神の祝福の前で。そばにいながら、はるか遠い家族に。「俺以外にイケなくなるくらい」なんて気持ち悪いセリフを吐いたって、それすら泣ける。
なにかを諦めなちゃならない愛情は本当に胸が苦しくなる。大好き。
試し読みはこちら
ピスisらぶ (MUJIN COMICS) 高城ごーや ティーアイネット 2015-04-03 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●ピスisらぶ/高城ごーや
アホ漫画枠ですね(キッパリ そしてFC2アダルトの規定により「おしっ/こ」と書くと公開が出来ないので、ちょっと読みづらいかもしれませんがご了承ください!なんでおしっ/こだめなんや!
高城ごーや先生と言えば徹底しておしっ娘漫画を描き続ける、尿エロのスペシャリスト。その最新単行本ももちろんおしっ/こ。世界の常識を覆す、圧巻のおし/っこ愛にあふれた情熱的な一冊に仕上がっている!
同人作家の主人公がイベントに出たら、お隣さんもおしっ/こジャンル被り、しかも超かわいい。その後の打ち上げで「どっちが尿愛が強いのか」という議論で盛り上がり、そのままラブホ直行!
しかし実はふたりとも、リアルでのおしっ/こプレイはしたことがない!・・・ところから始まる二人のおしっ/こ道を描いた大作。途中からよくわからない権力を持ったロリも混ざってよりカオスは深まる。
お互いにおしっ/こぶっかけあったり野外でやったりは当たり前。さすがにおし/っこミュージカルが始まった時には目がくらみました。ミュージカルですよ、ミュージカル。群衆がみなおし/っこを称えるんですよ。
これはけっしてギャグではなく、“おしっ/こ道”そのものである。
なんだろうなこれ(白目)
ひらっすらにおしッこを出しまくる漫画なんですが、展開の強引さ・意味不明さに笑えるしなぜか感動してしまったりする。
プレイの特殊っぷりからしてマニア向けなことは間違いないんですが、この大げさすぎるくらいの世界観の狂いっぷりを楽しむ目的でもおすすめしたい!
個人的には週末おし/っこ修行編が好きでした。自然体のままおしっ/こを日常に溶けこませること、それこそが究極のお/しっこであるとあの『五輪書』にも述べられているのです。そうらしいのです。この本によると。
朝昼夜、あらゆる場面でひたすらおしっ/こをぶちまけあうことで心の距離はギュッと近づき、より深い愛に目覚めていく――――・・・。うんうん、ピス・イズ・ラブ!
表題作のほか、義理の妹とのHな関係を描いた短編も収録されていますが、こちらもやっぱりお/しっこ。一冊まるっとアンモニア臭に包まれてるぞ!
試し読みはこちら
めぐりドコロ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) 睦茸 ワニマガジン社 2015-09-01 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●めぐりドコロ/睦茸
イキナリですがいやーちょっとこの表紙すごすぎませんか?このお腹周りの肉感と、肌の照り、水面に反射した太陽光。エロさと美しさが同居した、この分厚い腰・・・そそられる・・・!
睦茸先生の新刊は、過去作「あまみドコロ」を意識させられるタイトルと内容となっており
ヒロインであるめぐりちゃんをひたすらに愛しまくる徹底した相思相愛イチャラブHが満載の一冊。
むっちりつゆだくな淫猥な女体描写と、たやすく恋に落とされる魅惑の表情・セリフを駆使した甘ッ甘なラブシーンが濃厚な味わいです。
(クリック拡大)
大好きな見開き。言葉を用いずに至上の幸福を表現するとこういうなる、みたいなヤツだ。
まったく素直になれない裏腹ガール・めぐりちゃん。口ではつっけんどんな言葉を吐きながら、身体から立ち上る恋慕を隠し切れない。1話の頃はポーカーフェイスな感じが強かっためぐりちゃんも、終盤は見ての通りのデレデレっぷり。
うむ・・・。クレバーなキャラクターなのにあっさり子作りしちゃう流され属性もかわゆい。
ひとつ突っ込むとしたら、なんでこんなにカワイイお母さんのHシーンが無いんだって事ですね!!
ヤンキーな妹にお兄ちゃんの威厳を教えこむ「かわいい妹」。Sっ気全開の強気な表情がやっぱりクライマックスではデレデレのトロトロになっちゃうのが堪らない。睦茸先生の描くトロ顔は本当に宝物だと思うのです。
おっぱいだけ大注目の売出し中アイドルとの幼なじみセックス「あいどる★どろっぷす」はフェラシーンに気合が入りまくってて昂る。
引きこもりゲーマー彼女とのあたらしいアソビを発掘する「廃人系彼女」、傍若無人で酒グレも脚クセも悪いお姉ちゃんにこっそりイタズラ、かとおもいきやラブラブ初体験に突入する「だらしあね」などなど、表題作以外のラインナップも使い心地は流石の一言。
甘みの強い作品がお好みの方は読んで損なし。安心の睦茸先生だ。
試し読みはこちら
右手が美少女になったからセックスしたけど童貞だよねっ!! (MUJIN COMICS) たらかん ティーアイネット 2015-08-11 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●右手が美少女になったからセックスしたけど童貞だよねっ!!/たらかん
「ふざけたタイトルしやがって」という気持ちで手にとったものの、冗談でもなく普通に感動できてしまった摩訶不思議なエロ漫画。
まぁ感動するといっても、ストーリーのひねりを加え方が力技っぽくて笑って泣けるような感じ。
ストーリーは全部タイトルが説明済。女神様の不思議な力で「右手が恋人」が本当になっちゃったってやつだ。
世代的に「美鳥の日々」を思い出すわけですが、本作は普通に等身大の女の子が右手の先にくっついているようなスケール感。つまりセックスにおける不都合まったくなし。さらに言えば左手も恋人になる。つまり自分の体と3Pができる!!!すげぇ!!!バカだ!!!
しかしストーリーはさらに暴走を続ける。主人公を密かに思っていた同僚の女性が、両腕とセックスをする彼を目撃してしまう。そしてその同僚は圧倒的性技で両腕を寝とるのだ!!ついでに主人公のチンコももぎとる!!!
ちんこを人質にとられる主人公の図。
というわけで何がなんやら、実用性をひとまず脇に置いておいても発想の面白さで唸らされる一品。これだけのバカ展開をやっておきながら、話を巻き戻しまして、まさかの感動のラストなのである。
混沌とした状況からラスト30Pの中で、「エロ漫画を読んで抜こう」を思っている男を泣かせるまでのチカラがあるというわけです。
意味がわかんないと思いますがほんとなんです。信じてください・・・これは家族愛の物語なんです・・・。
自分の両腕の先が女の子になっててそれと性行為をする、っていう構図も面白かったですねぇ。
途中から有線じゃなくて無線になっちゃって、ヒロインが独立して動けるようになってしまった点はやや残念だったが・・・!なんにせよ、読んだことないエロ漫画だったので新鮮でした。
こんなこと (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) 三巷文 ワニマガジン社 2015-02-28 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
●こんなこと/三巷文
ようやくコミックスが出たぞ!三巷文先生の「こんなこと」。
兎にも角にも女の子がかわいい。そんな当たり前の事をなにを堂々と言っているのか。いや本当にカワイイんです。キャラクターとしての魅力もありつつ、ストーリーの中でまぶしく輝く少女たちを見事に描き切っている。この作家さんは、短編を描くのがとんでもなく、上手い!
実に17編!250ページをこえ、カバーを外したところにまでカラー漫画が掲載されているすさまじいボリューム。たっぷりと短編が収録された本作は、エロ漫画としての魅力を放つとともに恋愛漫画としての普遍的な幸福感に満ちています。手のひらサイズの、愛おしくなるようなキュートなラブストーリーたち。
ヒロインたちの造形もバラエティ豊か。スタイルや性格も様々な彼女たちの一挙一動をじっと眺めているだけで胸が暖かくなってくるぞ・・・。
お気に入り作品をいくつか紹介。
「Don’t touch me!」、感じすぎてしまうあまりセックス恐怖症に陥りそうな彼女と一悶着あってからラブラブするやつ。ヒロインのふんわりとしたパーマのヘアスタイルが好きだし、性というものに対してオドオド戸惑っている様子も思春期って感じだ!
クマのぬいぐるみが大好きな女子高生が、まさにクマのようなクラスメイトと恋に落ちる「ちいさなくま」。華奢で一途なヒロインによる魅惑の体格差ックス。
アグレッシヴに巧妙に、主人公に迫る積極的な図書委員「ふたりの部屋」。セックスへの隠しきれない興味を持ちながら、初体験なのになぜだか自信満々な彼女。痛みのせいで顔がヒクつきながらも健気に、自分の理想の初体験を完遂させようという男気のあるプレイ。
ストーカーをやってたヒロインが、今まさに制裁がくだされようとする場面。そこを救った部外者である主人公となし崩してきにHする「メヂカラ」が個人的にはハイライト。
ワンコみたいな小動物的可愛らしさのあるデザイン、からの強かな女性としての情念を覗かせる一面。ストーカー・依存体質・夢属性。このヒロインが1番すき。
特に『愛される』立場となったときの彼女のリアクションは、もう、抱きしめたくなる・・・!
好意の押し付けストーキング少女が、今後は自らに他人の好意が押し付けられる。
それにしてもなんてダサいセリフなんだろうな。こういうのを言えてしまう主人公がたまらなく好きだ。好感が持ててとても読後感もいい。
ちょっとブラックだったり、甘酸っぱい感傷的な話もあり、ニヤニヤ楽しめる王道のラブコメディーもあり。共通するのはどれも、ヒロインを輝かせてあげたいという意思が強く感じられることと、そのために配置された要素の魅せ方がドンピシャで上手く、短編作品としての完成度がとても高いこと。
使えるかどうかというと個人的にはその訴求は強くないと感じるも、2015年を代表する成年漫画のひとつとしていいと思う。少女漫画っぽいかもしれない。
しかもタイトルがいろんな含みがあって素晴らしい。詩的タイトルはツボなんだよ!
試し読みはこちら
以上全10作!
正直なところ、過去の記事でも紹介した作家さんというのがかなり多くなってきて
この記事を見返した時、我ながら新鮮味がないなあとも感じてしまいましたが。
とは言え好きなものは好きだからしょうがない。
他にも取り上げたい作品はたくさんあったんですよ。
「はげませっ!エッチアガール」も使用回数で言ったら今年TOP5に入った。
ベテランDISTANCE先生の最新作「あねこもり」は保健の先生がかわいすぎて全作読めているわけじゃないけど俺の中でDISTANCEヒロイン暫定1位のお気に入りになったな。
初めてかなってくらい母親キャラに心射抜かれた「デリママ」も相当抜けた。
キングオブ舌技、Fue先生の「フェラハメりっぷす」もちょっと腰が引けそうなくらい卑猥さが全面に出ててすさまじい迫力でしたね・・・。
魅惑のラブラブ異種姦コミックス「こんな軆でいいのなら」は本編もさることながら設定資料集も大変面白い。
孕ませ好きとしては「生殖活動推進委員会」「むちむち・くりーむぱい」もフェイバリット。
18禁ではないけれど「ネトラセラレ」も絶好調に面白かったしな。
今年もいろいろいいエロ漫画読めたなって思います。
残念なのが、この記事を書いてる最中に発売された、大好きなひげなむち先生の新刊をまだ読めてないこと。
あと絶対に買いたい、きんく先生と夢乃狸先生の新刊が今月末発売で、選定に入れられなかったこと。
みすでぃれくしょん (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) ひげなむち ワニマガジン社 2015-12-19 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
jc-t 孕みたい系女子 (セラフィンコミックス) 夢乃狸 ヒット出版社 2015-12-28 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
amazon無し
とくにきんく先生のコミックスは待望すぎる。「あの夏」の同人誌から追ってる!ヤバイぞこの人は!・・・まぁお気に入りな本はまた来年のクリスマスにでも触れたいと思います。
そんな感じ。
今年もありがとうございました!来年もしぶとく続けたいと思います!
「おい!お前あの漫画よんでねぇだろ!読んどけ!」
ってのがあったらどんどんコメントで教えてください。
Comment
わわ
わいも快楽天のきいさん好きやねぇ…
コメントの投稿
Track Back
TB URL
カクレコト~Aサイズまでの4作は
自分も楽しまさせてもらいました
駄菓子さんの2作目はまだ押さえれてなかったので
今まさに押えねばと気づいた次第です^^
自分は
身に纏うものへこだわりが見える
そこからもそのキャラの背景
その子らしさ、可愛らしさを感じさせてくれるような
作品好きなのですが
そういう点であげられているモノ以外では
「女えんぼ(雛原えみ)」「放課後バニラ(きい)」辺りが
個人的には甘カワイイ今年の当りでした