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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[本]これもまたひとつの奇跡。『ひぐらしの哭く頃に雀 燕返し編』上下巻

ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編 (上) (近代麻雀コミックス)ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編 (上) (近代麻雀コミックス)
(2010/07/27)
竜騎士07 山田J太

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ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編 下 (近代麻雀コミックス)ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編 下 (近代麻雀コミックス)
(2011/02/26)
山田J太

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   いい麻雀してるじゃないか

今日は「ひぐらしの哭く頃に雀 燕返し編」の上下巻をまとめて。
前に自分がちらっとやったラジオでも微妙に触れた作品ですね。
ひぐらし漫画は数あれど、中でもかなり異色なものの1つなのではと思います。
公式の方で出た麻雀ゲームのコミカライズ、という形式ではあるのですが自分はそのゲームをやっておらず、この漫画で雀シリーズに触れましたので、原作との比較はできません。
それでまぁネタ的なものを少々期待をしつつ(麻雀ということで脱衣をなんとなく予想してました)、またJ太先生の美麗イラストひぐらしキャラクターを堪能するべく購入したのですが、もうとんでもないとんでもない。土下座。
物語として、ひぐらし的カケラのひとつとして、ガチで面白い作品に仕上がっています。



物語の構造としてひぐらし本編をなぞったものとなっており、今回ももれなく時報トミーはお亡くなりになるわけですが、読んでいて非常ににぎやかな印象です。
というのも本作は部活の一環として麻雀をしまくるというものなので、ひぐらしを彩るヒロインたちの出番も多くそれぞれに魅力的な決めシーンがあり、また赤坂なども登場する(雀ゴロという設定)お祭りのような展開。ひぐらしキャラ勢ほぼぞろいと言えるのではないでしょうか。
もともとある部活という何でもありな設定を活用し本編とは大きく異なった「麻雀を軸に回るストーリー」も、それほど違和感の無いものになっています。
また麻雀を疑心暗鬼を呼ぶ過酷なゲームであるとしているため、ひぐらしらしさもバッチリ感じさせてくれます。不思議なくらい無理のないストーリー展開になってたなと。

20110411002426.jpg

そしてそのストーリーというのがまた熱くてですね・・・!
ひぐらし本編では各編に散らばっている様々な要素を少しずつつまんだ総合的な内容でありながら、その上で部活メンバーとの絆を前面に押し出した、まったく新しい物語が紡がれています。
圭一が疑心暗鬼に取り込まれるということで、「鬼隠し編」の色が強いかなと思いますが
ストーリーは竜騎士07さん監修。麻雀漫画と侮る無かれ、間違いなく「ひぐらし」です。
多くの点でコミカライズ作品としての上手さを感じさせられる作品ですね。



もう何度か言ってますが、自分は本当にこの話に完全にやられてしまいまして。
特に下巻の展開の熱さはすさまじく、泣いてしまいましたよ冗談抜きで!こんな面白くいひぐらしに新しく触れられたことにもまた感動です。あぁー。
疑心暗鬼にとらわれた圭一。すべてが疑わしく思えてきて、正体不明の疎外感・苛立ちからのストレスで首をかきむしる。なんとか勝つために麻雀に嵌まり込んでいき、それを繰り返すたびに圭一の中の混沌は大きく膨らんでいく・・・。
じりじりと追い詰められるような緊迫感がよく描かれていましたね。
心苦しい展開が続き、不吉な予感に心が折れてしまいそうになりますが・・・
けれどこのお話では、梨花も驚く奇跡が起きる。いや、起こすのだ。彼らが。
途中明らかに「鬼隠し編」をなぞった展開を読者に予期させる展開に入りましたが、見事にそれを裏切ってくれました。圭一に何かが届いた、ifの世界の「鬼隠し」を思わせます。
ひぐらし本編を知った上で読むと、そういう意味でも目頭が熱くなりました。
イカサマを仲間に仕掛ける、ということの意味がやさしく変わっていくシーンは個人的にも大のお気に入りですし、この燕返し編の目玉でもあるでしょう。何せ「燕返し」です。

20110411002405.jpg

ちなみに物語を動かす役割の大部分を担うのがレナでもあり、レナ党の私は歓喜です。
このコマのレナのかわいさと物語におけるカタルシスに俺の顔面は大変なことに!
ラストへの流れや着地点も絶品で、こういう世界もいいじゃないかと!
ファンとしてはこういう物語を読めてよかったなぁと強く感じました。



ではまとめ。
麻雀をメインにした異色のひぐらし漫画。しかしその出来映えもまた異色。
原作にない漫画オリジナルストーリーでこの完成度・・・!びっくりですよ!(雀のゲームで同様のシナリオがあったら違うので申し訳ないですが・・・)
まだ読んでいないひぐらしファンはぜひぜひチェックしてみて欲しいところ。
しかし正直な話、自分は麻雀をしたことがなくルールもあまり知らないという人間でして。
自分が麻雀を詳しく知っていれば、麻雀漫画としてまた別の視点からもこの作品を楽しめたのかなと思うと、ちょっと悔しいですね。麻雀勉強したいなぁ。
しかしながらそんな自分でも大変楽しめましたし、感動しました。ルールが分からないからと言ってそこに不安を感じる必要はありません。もちろん麻雀を知っていればより楽しめるのでしょうが。あとがきで竜騎士07先生も書いていましたが、ひぐらしファンへ向けた麻雀入門作品という役割もあるようです。
そしてJ太先生作画に期待していた自分ですが、バッチリです。どのキャラクターもかっこよく、恐ろしく、そしてなによりかわいらしい。レベル高いですなぁ。
シナリオ、イラスト両方において素晴らしいひぐらしコミックなのでは!
麻雀を抜きにしても間違いなくお勧めできる作品です。というか知らない自分が読んで熱にやられて麻雀やりたくなったので、そういう意味でも嬉しい作品。

『ひぐらしの哭く頃に雀 燕返し編』上下巻 ・・・・・・・・・★★★★
異色なコラボで奇跡のような出来映え。文句なしに熱く面白いコミカライズ!

[本]“あなた”が足りない物語。怒涛の「皆殺し」、完結。 『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編』6巻

来週から学校始まります・・・。
ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6 (Gファンタジーコミックス)ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6 (Gファンタジーコミックス)
(2010/08/21)
竜騎士07

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   我こそはオヤシロさまなり

長らく続いているひぐらしコミカライズシリーズも、いよいよここまで来ましたね。
原作第7章「皆殺し編」、この度完結です。
原作もやりましたが、やはりこのシナリオは何度読んでも胸も目頭も熱くなる。
というわけで、当ブログではお久しぶりのひぐらし漫画の感想を。
そういえば皆殺し・祭囃し1巻以来ですね。随分と空いてしまいました・・・。

一応注意。
ひぐらしシリーズ全体通してもトップレベルなネタバレが含まれています。
もう少ないかもですが、この表紙を見て「右の子だれ?」となる人は当然のごとく回れ右さ。





原作ひぐらしはオムニバス形式(例外あり)の全8章構成の作品です。
中でもこの「皆殺し編」は、完結編「祭囃し編」への足がかりというポジションでもあるように
読者を悩ませたであろう謎の多くが次々明かされていく展開。
漫画版では5巻ですでに時報トミーが殺され、大石さんが殺され・・・
キリキリと体のいろんなところが痛みそうな場面からこの6巻がスタートします。

ついにやってきた「予定時刻」。鷹野率いる山狗が梨花・沙都子の家へと突入。
なんとか家を脱出した2人でしたが、殺人武器を手に彼らを追う男たち。
小さな女の子2人が大人数の男たちに殺されそうになる、この不愉快な緊張感・・・!
しかし、そんな状況を打ち破ってくれるのは、やはり彼らだ。

20100908222033.jpg

部活メンバー!
鍛え上げられた戦闘術を各々駆使し、その場の山狗部隊を一掃!
そして彼らは温かく、頼もしい笑顔を自分に向けてくれた。
山狗と敵対するということは、すなわち命を狙われるということ。
それにも関らず、仲間たちは今そこにいた。
「仲間なんだから当然だ」。彼らの行動原理はそれしかない。
だからこそ、信じた。
これなら、大丈夫。今度こそ大丈夫。彼らと一緒なら、絶対に大丈夫。
運命を打ち破れる。
そう、信じてしまった。

けれどそんな希望は、たった1発の銃弾が打ち砕く。
鷹野が、彼らの前に立ちはだかる。

20100908222040.jpg (クリック拡大)

ああ、この絶望感。
なんとかなってくれよ、なんて泣き言を、この物語は許しません。
1つずつ、1つずつ消えていく命。
ご丁寧にも銃弾で頭カチ割られたところもじっくりと描写。ヒュー・・・気分悪ぃ。
しかしこういうところも逃げずにしっかりと見せてたのは、有難いかもしれない。
明確な形で思い知らされます。
負けたんだと。


勝負は決まった・・・残るは最後、梨花の死
しかしさらに滾るのはここからですよ!
負けてもなお、梨花は抗うのです。
麻酔無しで自分を殺せと、鷹野に命じてみせるのですよ!
それに吃驚しつつも狂喜乱舞な鷹野さん。ニコニコと解剖を始めました。
これは今回の梨花が出来る、最後の勝負なのです。
絶対に忘れないようにするための、最後の意地。
鷹野が犯人であると突き止めたこの記憶を、次回へと繋ぐため――
この痛みを、この悔しさを、魂に刻みこんでやる。

20100908222015.jpg (クリック拡大)

生き生きしすぎです鷹野さん・・・。
今回、恍惚に染まりまくりの鷹野さんがたくさん登場していますので
鷹野さんファンは・・・・・・そういう面でも楽しめるかも・・・?



んでやっとタイトルに書いたことですが。
「皆殺し編」は、最後に一手足りないだけの、本当に惜しい物語なのです。
もう少しで運命は打ち破れたのです。手が届くところまで彼らは行けたのです。
けれど負けた。
なぜか。
“あなた”が、足りなかったんです。

20100908222046.jpg

あなたは信じてた?
運命に打ち勝てるって信じてた?


この言葉は、いつだって傍観・諦観のままだった羽入に向けられた言葉です。
傷つくことを恐れ、勝負を望まなかった彼女への言葉です。
けれど、なんだかこれ、自分に言われてる気がしてハッとします。
本当に、この「皆殺し編」で全てが解決するなんて思ってなかっただろう?
最初から「今回も誰か死ぬんだろうな」なんて考えただろう?
『次』の完結編にばかり、ハッピーエンドを期待してただろう?
本気でこの皆殺し編の世界を応援したのか?
・・・あー。そうだ、そうだ。
傍観者は、俺たち読者もだったんだ。
圭一は言うのです。
「一緒にずっといたんなら 俺たちはもう仲間だ」
自惚れかもしれない。いや、自惚れに違いない。
けれどこれが「自分」のことだとしたら、どれだけ素敵なことだろう。

勝手な解釈で勝手に盛り上がってれば世話ない感じですが・・・
この物語には“あなた”が必要なのかもしれない。
心からの声援で、本気で幸せを願って、敵に立ち向かう“あなた”が。
いいんですよ、思いこみで。
だってそっちの方が、熱いじゃないですか。



さてこれはあんまり内容と関係ない話ですが、
やっぱりひぐらし漫画を読むBGMは、原作サントラだよね!!ということw
今回で言うと「search and destroy」「嘘」「Birth and death」は外せない・・・!
それはやはり、原作をとても大切にしてくれた漫画だからですかね。
ここまでじっくり描いてくれるコミカライズもそうそう無いと思います。
ホント、スクエニのこの企画は成功だったなぁと。
どのシリーズをとっても、それぞれの作家さんの魅力あふれる、それでいて原作愛もしっかりと感じさせてくれる出来。何度も読み返してしまいます。
しかしそれももうすぐ終わり・・・。
残るは『祭囃し編』。寂しいけれど、最後まで楽しませてもらいますよー。(偉そう

ではまとめ。
記事を書くあたって、どこまで内容に踏み込むのかは毎回頭を使うところではありますが
今回はかなーりネタバレしてしまって反省・・・。
いやしかし、本当に、何度読んでもこのエピソードはきつい。
けれど、同時にたまらなく大切な、大好きなお話でもあります。
強い絶望と、それでも消えない彼らの信念!
昭和58年夏の戦いは、毎回惨劇が繰り返されるばかりだった。
けれど、初めて勝利の光が、かすかに見えたのです。
いざ、最終章へ。
全ては、『祭囃し編』へ。

『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編』6巻 ・・・・・・・・・★★★★
じっくり6巻も使って描かれた、最後の絶望の物語。やっぱり超面白かった。
ひぐらしのコミカライズシリーズは本当ハズレ無し。

[本]ひぐらしなく頃に 解 祭囃し編 1巻感想

20090601022806.jpg
岐阜市の某所へ行ってまいりました。
我が高校の部の県大会決勝がありまして、その応援です。
ちょーどいい時間につけたはずなのに、現地で迷ってしまって30分遅刻orz

終わったあと岐阜駅周辺で遊んでました。
岐阜メイトは今回が初。名古屋じゃ見かけないものの多くて楽しめました。



ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 1 (ガンガンコミックス)ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 1 (ガンガンコミックス)
(2008/12/22)
竜騎士07

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   私の運命を引っ繰り返してみせろ!!

今年もひぐらしなシーズンが近づいてきましたね・・・ということはあまり関係なく
少々遅れましたが、ひぐらし解シリーズのラストを飾る「祭囃し篇」一巻の感想を!

原作ゲームの「祭囃し」は、3つのシナリオに分けることができました。
「田無美代子編」「カケラ紡ぎ編」「本編」というように。
祭囃し編のプロローグとして展開されていく「田無美代子編」は
ひぐらしにおける最重要キャラクターの壮絶な過去を描いたものとして、この作品を語る上でなくてはならないエピソードです。
そして漫画版も原作同様、「田無美代子編」からスタート。
どこまでも原作ファンのハートをつかんでくる漫画版だZe・・・ッッ

突然の事故により両親を失い、山奥の施設に入れられた美代子。
そこは大人たちが娯楽のために子供達を虐待する、悪夢のような場所だった。
友人達と脱走を企てる美代子ですが、いきなり施設の悪漢に捕まってしまって、命からがら振り切って走り出したものの方向を見失い、ついにはひとり森をさまようことに・・・。
激しい雨に打たれ、鳴り響く雷におびえ、絶望にくれる美代子。
そしてふと、苛立ちを覚えます。
こんなの理不尽だ。私は普通の生活をしていた。裕福でも欲張りでもなかった。それなのに私はそんなささやかでありふれた幸せすら奪われ、こうして一人雨に打たれている。追っ手に捕まれば、命だって危ない。
こんな人生いらない。今すぐに私を殺してくれ。その雷で私を打ち抜いてくれ。
これは、神様との勝負だ。
神様、もし私を殺し損ねたら、その代償に・・・
20090519184212.jpg
少女を襲う稲妻。神は少女を決意を受け取り、勝負を受けたのだ。
一瞬の静寂。
そしてそこに立っていたのは・・・・
20090519184221.jpg
原作やってるのになんでトリハダ立たせてるんだ・・・俺・・・。

一二三に引き取られた美代子は、施設での屈辱的な虐待で受けた心の傷を
新しい家庭の中ですこしずつ癒していく。
一二三は、とある限られた地域にのみ存在する特殊な病気、
雛見沢症候群について研究をしていた。
彼によって人生を救われた美代子は、彼の研究を手伝うことを決意。
一二三と並び立ち、そして魂を継いでさらに先を行く名前として
高野三四と、名前を改めるのだった。
(鷹になるのは、また少し先の話です)

だいたいなんですかこの表紙はw
こんな爽やかな表紙でこの内容って、鈴羅木さん狙ってるなぁw
終盤の30Pを除く約170P、ひたすらに胸糞悪い出来事が少女を襲い
読んでるこっちがげっそりしてきます・・・。
けれど、その中で逞しく生きようとする美代子の姿は、非常に感動的。
神に勝負を挑む・・・なんてありえない言葉を、自然と物語に織り込ませてしまうのが凄いw
ひぐらし漫画はどれもハイクオリティで非常に嬉しいのですが
今回も例に漏れず素晴らしい出来栄え!
アニメだか実写だかいろいろありましたが、この漫画版を読んでいれば間違いは無いでしょうw
原作ゲームと見比べると多少はカットされている箇所もありますが
それを差し置いても、ひぐらしという物語が最良の状態で楽しめる、素晴らしい漫画になっていると思います。BGMはセルフサービス!自分もひぐらし漫画を読むときは原作BGMをかけていますのでw
・・・今回もぎっしり書いてしまって見づらくなってしまいましたが
やっぱりひぐらしは最高!という結論で終わります。

『ひぐらしなく頃に 解 祭囃し編』1巻 ・・・・・・・・・★★★★
いやぁ面白い!大胆かつ忠実なコミカライズです。
祭囃し編2巻はカケラ紡ぎに入るようで、楽しみですw



お前らの好きな下着の色は何だ?
2次縞パンおおいにアリ。3次縞パンは正直ない。
そんな自分はピンク派ですごめんなさい。
【映画】泣ける映画ナンバーワンは『恋空』!2位『アルマゲドン』、3位『私の頭の中の消しゴム』
世界の中心で愛を叫ぶでボロ泣きしたんですが・・・。
「A.I.」とかも好きです。ぶっちゃけ内容あんまり覚えてないんですが、泣いた記憶だけはある。

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[本]ひぐらしのなく頃に解皆殺し編一巻 感想

ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 1 (Gファンタジーコミックス)ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 1 (Gファンタジーコミックス)
(2008/12/22)
竜騎士07

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    おはぎ うまかったぜ

ついにひぐらしワールドの核となる謎へと迫る「皆殺し編」が始まりました。
この皆殺し編、ひぐらしを語る上で非常に重要なシナリオをなっております。
主人公を梨花にチェンジ、シナリオ序盤からズバズバとネタバレが繰り広げられます。
そしてついに黒幕の正体が・・・って感じ。

すでにシナリオをご存知の方なら分かると思いますが
皆殺し編といえば、三四さんの活躍を語らねばならないでしょう。
ええ、もちろん、アニメでも有名なったあの名シーン。

  にぱー☆

もこの巻に収録ww
皆殺し編は最初から最後まで極上の三四さんフィーバー。

20090304095803.jpg ラブリー三四さん。

三四さん三四さんばかりでは話になりませんので、もう一人の重要キャラに。
皆殺し編の大きな特徴と言えば、羽入の初登場でしょう。
人気の高いキャラですが・・・そのあまりの奇天烈な設定(とファンタジックな口癖・衣装w)が、現実的な視点でひぐらしワールドの謎を紐解かんと努力を重ねていた人々をひどく落胆させる形となってしまい、ファン離れをも引き起こした問題児ww
自分も謎解きをがんばってみた時期もありましたが、目明し編やって自分には推理は不可能だと悟り、物語を楽しむのみとなっていました。そんな自分ですら羽入の登場はショッキングなものでしたから、やはりがんばって推理していた人たちはガッカリしたんでしょうね。
こんなの推理できるわけがないっていうww
まぁ自分の中ではとうの昔に納得したことですので、どうこう書くつもりは無いです。

「罪滅し編」の世界でもまた何者かに殺害され、世界を巻き戻される梨花。
またか、と落胆する梨花でしたが、なにやらこの世界はこれまでのものは様子が違う。
「あるはずのない記憶」を頼りに、部活メンバーはそれぞれの辛い境遇に立ち向かい、そしてすでに「惨劇の芽」を解消していた。
小さな、けれど確かな矛盾の数々。この世界は、奇妙なほどに幸運だらけなものだったのだ。
まるで、サイコロの6の目が出続けるような。
そして、奇跡は部活メンバーだけにとどまらなかった。
これまで一度だって姿を現さなかった男、赤坂までもが再登場。
「最も恵まれたスタート」を梨花は切ることが出来ました・・・。
そんな中、最悪のカードが雛見沢にやってきます。
名前は・・・そう・・・鉄★平・・・!(ぬけだーしてーっぺーい

作画担当は桃山ひなせさん。この皆殺し編で初登場の作家さんです。
大ゴマを多様しますが、各話ボリュームがかなりありますし、連載は問題ないようです。
ただ、ハイレベルな他のひぐらしコミカライズ陣と比較してみると
若干の線の荒さ、キャラの目の描き方に違いがほとんどない点など
少々気になる箇所もあります・・・。が、約2年の連載になるであろうこの皆殺し編を通して
桃山さん自身のレベルアップも期待できるのではないでしょうか。(かりんさんの成長がハンパなかったから、余計期待してしまうw)・・・現時点でもかなり完成された絵柄だと思っていますけどねw
後半では何かと話題になることの多いシーンも満載な皆殺し編。
上手いことラストまで行ってほしいな。

『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆
手堅いコミカライズ。ボリュームはかなりあって満足感あり。
表紙は梨花・・・いや、フレデリカか。不敵な表情がナイスです。



初めて見た深夜アニメ何だった?
こいこい7・・・最終兵器彼女・・・どっちだったか・・・。
自社作品の「アマガミ」、ファミ通レビューで33点ゴールド殿堂入り!
なにもかも捨てて嵌り込む覚悟はできてる!

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ひぐらしのなく頃に 名場面捜査ファイル 感想と色々

今月号のアワーズにて、HELLSINGがついに完結。次回作も楽しみにしてます。
ひぐらしのなく頃に 名場面捜査ファイル [宝島社文庫] (宝島社文庫 E へ 1-3)ひぐらしのなく頃に 名場面捜査ファイル [宝島社文庫] (宝島社文庫 E へ 1-3)
(2008/08/01)
別冊宝島編集部

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   貴様を神の座から引き摺り下ろしてやる!!

ひぐらし関連本。
実はこれは07年4月に発売された「ひぐらしのなく頃に 名場面捜査ファイル100」が文庫化したもの。500円で買えてしまうという低価格っぷりがうれしいかぎり。内容は「原作ゲーム・キャラクター・格編紹介」「名場面100」「スタッフインタビュー」の3つ。
この中のメインコンテンツである名場面100がなかなかによかったりしました。FD含む原作ゲーム全体から名場面を100ピックアップし、ストーリー紹介を織り交ぜながら紹介していく構成。
これはなかなか嬉しいモノですよ。ゲームを起動せずとも、紹介ページを読み進めていけば簡単にストーリーのおさらいができますw悔しいですが、確かに嬉しいですよ。なにせ膨大なテキスト量を誇る原作ゲームですから。文章も、ライターさんの情熱が伝わるいいテキストでした。
ただ注意して欲しいのは、これは解説でもなく感想でもなく「紹介」であること。あくまでも原作ゲームを振り返る、ということに重点を置いていますので、原作をプレイしていない人だとちょっと置いてきぼりを食らってしまいそうかなと思いました。まぁそれでも「原作やったことないけど興味はある」って方にもアピールできるだけの内容だと思います。
しかしながら、100、という魅力的な数字が全面に押し出されていますが、正直、足りない。
「いやいや!あそこは入るだろう!」や「別にここはいらないような・・・」なんて箇所も、個人的にですが見受けられました。まあ編集部やライターさんの趣向なのでしょうがないですね。人それぞれですから。
次にスタッフインタビューについて。
今後のあれこれやら製作中のあれこれやら、なかなか興味深いお話が多かったです。
とくに、竜騎士さんが「また書きたくなったら、いつでも書いていいんじゃないかって思います。」と言ってくれててうれしかったなぁw
実際にまたひぐらしの新作が出たら、それはそれで複雑だけれど、喜ぶ人間は大勢いるでしょうしね。俺含め!・・・まだうみねこ手をつけてないんですけどねー。どーもキッカケがないというか。
まぁとにかく、多少の文句はありますが、この内容でこの価格はやはりうれしいところでしょう。ひぐらしファンなら持っておいて損は無いと思いました。
もう一度、ひぐらしの世界に浸ってみませんか。

『ひぐらしのなく頃に 名場面捜査ファイル』 ・・・・・・・・・★★★★
満足。見かけたらぜひ手にとって欲しい代物。文庫サイズで読みやすい。

YUKIかわいすぎだろwww
彼女のエロ可愛さはもはや常識。
ソロになってだいぶ音楽変わったけれど、どちらも大好きです。JAMまだ聞いてるし。
「CLANNAD」パロディAVの「CLONNAD」パッケージ写真公開
誰が誰だかさっぱりわからんジャケだ・・・・・・

少し話題が遅くなりましたが、前の日曜日に劇場版グレンラガン紅蓮篇(2度目)観てきましたよっと。スタンプもらってきましたよっと。
前回は公開初日に出向き、かなりの余裕を持って映画館に到着したのにも関わらず座った席は超端っこで、音量バランスが気になる微妙なポジションとなってしまいました・・・。
しかし今回は公開から結構経っていたので人数も落ち着いており、ちゃんとド真ん中に座ってじっくりと鑑賞させていただきましたw
ネットをあさっていて気づいたのですが、どうやら一回目に見たときには気が付かなかったネタもちょこちょことあったようなので、今回はストーリーよりも細かなネタに注意して見ていこう・・・とか考えていたのですが・・・ダメだった!またのめり込んじまった!シモンの口上とアニキとの思い出フラッシュバックがまたしても涙腺直撃。
友達が隣にいる手前、豪快に手でぬぐうことはできねぇなぁということで、目を端っこを指でこすり続けておりましたとさ。ええぃ、何度俺を泣かせるつもりだ、グレンラガンめ。
ちなみに今回、まったくの初見であるレナウナさんと一緒に見に行ったのですがなにやらかなり気に入ってくれた様子でしたw
これですよ、これ。だいたいなんで俺が毎度毎度こんな長ったらしく本の感想とか書いてるのかというとですね、共感して欲しいし、共感したいんですよ。俺が楽しいと思った作品を、他の人も面白いと感じてくれたら最高じゃないですか。俺自身、ネットで記事を読んで購入した作品や視聴したアニメに、何度も感動させられましたし、そのたびにあの記事をよかったなぁーと思いますから。
面白いというのを共有するのは、かなり重要なコミュニケーションだと思います。
レナウナさんが映画見終わった後「面白かった」といってくれたとき、別に俺が作ったわけでもないのにうれしくなりましたから。
んで、何を言いたいかと言うと・・・・・・・・・

http://amagami.info/

七咲さんかわいいいいい!!
さぁ今回の主人公も素晴らしい変態っぷりを披露してくれるのか・・・楽しみですww
それにやっぱりこのキャラデザ好きだなぁ・・・。顔立ちや髪型とか、ほかの作品に比べて、なんというか目に優しいって感じですよね。黒髪スキーとしては黒髪キャラが多いのも見逃せません。画集出たら買うと思いますから、そこんとこなんとかなりませんかねエンターブレインさん。

ではでは。

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引っ越し先

ブログを引っ越しました。 当ブログは更新を停止し、新ブログにて更新をしています。 https://sazanami233.hatenablog.com/

楽園に花束を

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漣

Author:漣
「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

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