[漫画]気持ちが育っていくキラキラな日々。『はじめてのあく』12巻
試験期間抜けそう。ふおお。
高校最後の日・・・やはり今日、ケジメをつけてこねばな。
「はじめてのあく」12巻が発売されました。
今回の表紙はこれまでの雰囲気からガラッと変わりましたねえ。サブヒロインたち3人を据えた、ちょっとファンシーでかわいらしい感じ。キョーコはいませんが、乙型・シズカが好きな自分としては喜ばしいものでございます。
12巻も続いたからこそこういうのもできる余裕?が生まれたんでしょかか。
加えてこの12巻から怒涛のコミックス4ヶ月連続発売がされるみたい!
一気に15巻にまでなるんですねえ。15巻と聞くと、自分はもう結構な長期連載と感じる巻数・・・ともあれ藤木先生、単行本作業がんばって・・・。 では感想を。
●しばらく続いているネビロス編もいよいよ大詰め。この巻で一段落です。
11巻ラスト、ピンチに駈けつけたジローは一段とパワーアップしていました。
残すはネビロスの幹部来栖と大神らのみ。ジローも強くなって帰って来ましたが、悪&正義VS新世界という異色マッチの結果はいかに。
さて、この作品では珍しく緊迫感漂うバトル編となりましたが、それだけに普段改まっては見えてこない、いろんなものが魅力的に現れていたように思います。
緊急事態だからこそ人の真実が見えてくるというか。
このシーンなんか格別に好きで。
「今度は遅刻すんなよ?」と明日やってくるはずの日常に頭を切り替えてる赤城です。
当然のようにジローの勝利を信じている。なんでもない平穏な未来を疑わない。
あっさりとしたやりとりですが、しかしここにこそ最大級の信頼が表れて素晴らしい場面だと感じるのです。これにニヤッと笑って「ああ、また明日!」と答えるジローも熱い。
赤城だけでなくキョーコも、ジローに心配は一切していませんでした。
赤城とは男同士の約束、という感じでジローに対して発破をかけるような意味合いもあるように感じられてアツかったのですが、キョーコの場合はまたちょっと違う感じ。心から通じあえているからこその信頼関係が見えて、これまたほっこりなのです。
そして取り戻した日常。54-55Pはこの作品としてはなかなか珍しい見開きの大きなコマで、なんでもない、屋上で笑いあうみんなを描いたもの。はしゃぐキャラクターたちを見るのはとても幸せだなぁ。それはこの12巻までに積み重なった愛着があるからでしょう。
きっとずっと忘れられない青春の1ページ。ありふれてるかもしれないけど、どうしようもなくキラキラした時間。やはりこの作品の面白さは、色んなキャラが入り乱れての賑やかな学園生活にある。ああ、こんな楽しい日々の一瞬一瞬が、永遠になればいいのに。
愛着はどんどん強まっていくもので、最近この作品が前よりもどんどん好きになってきましたねえ。みんなかわいいんだなぁ。
●日常の面白さがこの作品の真髄・・・ということで、ここからはまた日常パートに戻ります。
しかし日常を取り戻したとは言え、迫るは学生にとって特別なあの日。卒業式です。
この作品を盛り上げてくれた愛すべきバカ野朗たちも、卒業していくのです。
卒業していく赤城と、何か伝えなくちゃと意気込むアキ。
普段のジャージ姿から代わり、制服に身を包んだアキ。その視線の先にはもちろん・・・!
目新しい制服モードと、緊張から赤城に会う前から顔が赤くそわそわしてるアキはとびきりかわいいですな!
サブキャラクターではありますがこの2人の関係は作品内でフィーチャーされてきたことも結構あり、読者としても非常にドキドキしてしまう内容でした。
しかし、魅力的な3年生たちが学校を去ってしまうというのは、やはり寂しい・・・。赤城・青木はどちらも好きな男キャラでした。
でもこういう卒業という別れをちゃんと描くことも学園漫画の醍醐味でもあるかな。
この切なさ込みでまたこの作品への愛が深まった気が。
でもやっぱり寂しいなあー・・・!まぁ、ちょくちょく出てきそうですけどw
魅力的なサブキュラがたっくさんいるのがこの作品の良いところ。
上のアキと赤城のキュンとくるやり取りに限らず、いろんな人物が登場してきます。
4月の始業式を迎え3年生になったみんなですが、彼らの前に現れたのはルナちゃん。しかもだいぶ成長した姿で。新入生として入学してきた彼女、つまりこれからちょくちょく出てきそうだぞやったー!
しかし彼女がジローにアプローチをしかけたばかりにキョーコさんむくれる。
ジローを気に入る女の子がまた1人増えてしまい、また彼の周りは賑やかになりそうです。
●第118話は緑谷メイン回。
そして彼とユキの関係を描いた見逃せないエピソードとなっています。
いまの青春をかけがえのないものと考える緑谷。彼が描いた絵もとても魅力的でジーンと来るわけですが、しかし当然気になるのはユキの気持ち。
ユキって、キョーコやアキの恋愛事情を嗅ぎつけては彼女達の応援をしているキャラクターで、ユニークな行動をするためかなり目立った存在でしたが、これまで彼女自身が恋するようなことはありませんでした。
個人的にユキは自身の恋愛には無関心キャラでもありかなぁと考えていたのですが、いざ緑谷とのあれこれが始まってみればもう素晴らしいですなと!
普段ではなかなか見れない彼女の乙女な表情におもわずガッツポーズ。
彼女の恋もまた芽吹きつつある。緑谷とのこの先のあれこれも楽しみですね。
シリアスなバトル編、センチメンタルな香りもある卒業式、新学期でメインメンバーも増え賑やかになり、新しいラブコメの気配も感じる・・・かなり充実の内容だったと思います。
繰り返してしまいますが、やはり自分はたくさんのキャラでワイワイ盛り上がってる、この作品の楽しそうな学校生活が好きで。バトル編も面白かったですが、やはり12巻後半からの日常パートにキラキラっぷりがまぶしすぎる・・・!
3年生に進級し、将来に想い悩む彼らもこれから描かれていきそうですねえ。緑谷のエピソードでもその片鱗が見えましたが。楽しいこともあれば、つらいことだってきっとあるでしょう。
彼らが、高校生活最後の1年をどのように過ごしていくのか。
魅力的な青春の1ページを紡いでくれている作品だけに、これからの展開に要注目です。
『はじめてのあく』12巻 ・・・・・・・・・★★★★
1冊通してバラエティー豊かな1冊。サブキャラ陣のラブコメっぷりが素晴らしい。
はじめてのあく 12 (少年サンデーコミックス) (2012/01/18) 藤木 俊 商品詳細を見る |
高校最後の日・・・やはり今日、ケジメをつけてこねばな。
「はじめてのあく」12巻が発売されました。
今回の表紙はこれまでの雰囲気からガラッと変わりましたねえ。サブヒロインたち3人を据えた、ちょっとファンシーでかわいらしい感じ。キョーコはいませんが、乙型・シズカが好きな自分としては喜ばしいものでございます。
12巻も続いたからこそこういうのもできる余裕?が生まれたんでしょかか。
加えてこの12巻から怒涛のコミックス4ヶ月連続発売がされるみたい!
一気に15巻にまでなるんですねえ。15巻と聞くと、自分はもう結構な長期連載と感じる巻数・・・ともあれ藤木先生、単行本作業がんばって・・・。 では感想を。
●しばらく続いているネビロス編もいよいよ大詰め。この巻で一段落です。
11巻ラスト、ピンチに駈けつけたジローは一段とパワーアップしていました。
残すはネビロスの幹部来栖と大神らのみ。ジローも強くなって帰って来ましたが、悪&正義VS新世界という異色マッチの結果はいかに。
さて、この作品では珍しく緊迫感漂うバトル編となりましたが、それだけに普段改まっては見えてこない、いろんなものが魅力的に現れていたように思います。
緊急事態だからこそ人の真実が見えてくるというか。
このシーンなんか格別に好きで。
「今度は遅刻すんなよ?」と明日やってくるはずの日常に頭を切り替えてる赤城です。
当然のようにジローの勝利を信じている。なんでもない平穏な未来を疑わない。
あっさりとしたやりとりですが、しかしここにこそ最大級の信頼が表れて素晴らしい場面だと感じるのです。これにニヤッと笑って「ああ、また明日!」と答えるジローも熱い。
赤城だけでなくキョーコも、ジローに心配は一切していませんでした。
赤城とは男同士の約束、という感じでジローに対して発破をかけるような意味合いもあるように感じられてアツかったのですが、キョーコの場合はまたちょっと違う感じ。心から通じあえているからこその信頼関係が見えて、これまたほっこりなのです。
そして取り戻した日常。54-55Pはこの作品としてはなかなか珍しい見開きの大きなコマで、なんでもない、屋上で笑いあうみんなを描いたもの。はしゃぐキャラクターたちを見るのはとても幸せだなぁ。それはこの12巻までに積み重なった愛着があるからでしょう。
きっとずっと忘れられない青春の1ページ。ありふれてるかもしれないけど、どうしようもなくキラキラした時間。やはりこの作品の面白さは、色んなキャラが入り乱れての賑やかな学園生活にある。ああ、こんな楽しい日々の一瞬一瞬が、永遠になればいいのに。
愛着はどんどん強まっていくもので、最近この作品が前よりもどんどん好きになってきましたねえ。みんなかわいいんだなぁ。
●日常の面白さがこの作品の真髄・・・ということで、ここからはまた日常パートに戻ります。
しかし日常を取り戻したとは言え、迫るは学生にとって特別なあの日。卒業式です。
この作品を盛り上げてくれた愛すべきバカ野朗たちも、卒業していくのです。
卒業していく赤城と、何か伝えなくちゃと意気込むアキ。
普段のジャージ姿から代わり、制服に身を包んだアキ。その視線の先にはもちろん・・・!
目新しい制服モードと、緊張から赤城に会う前から顔が赤くそわそわしてるアキはとびきりかわいいですな!
サブキャラクターではありますがこの2人の関係は作品内でフィーチャーされてきたことも結構あり、読者としても非常にドキドキしてしまう内容でした。
しかし、魅力的な3年生たちが学校を去ってしまうというのは、やはり寂しい・・・。赤城・青木はどちらも好きな男キャラでした。
でもこういう卒業という別れをちゃんと描くことも学園漫画の醍醐味でもあるかな。
この切なさ込みでまたこの作品への愛が深まった気が。
でもやっぱり寂しいなあー・・・!まぁ、ちょくちょく出てきそうですけどw
魅力的なサブキュラがたっくさんいるのがこの作品の良いところ。
上のアキと赤城のキュンとくるやり取りに限らず、いろんな人物が登場してきます。
4月の始業式を迎え3年生になったみんなですが、彼らの前に現れたのはルナちゃん。しかもだいぶ成長した姿で。新入生として入学してきた彼女、つまりこれからちょくちょく出てきそうだぞやったー!
しかし彼女がジローにアプローチをしかけたばかりにキョーコさんむくれる。
ジローを気に入る女の子がまた1人増えてしまい、また彼の周りは賑やかになりそうです。
●第118話は緑谷メイン回。
そして彼とユキの関係を描いた見逃せないエピソードとなっています。
いまの青春をかけがえのないものと考える緑谷。彼が描いた絵もとても魅力的でジーンと来るわけですが、しかし当然気になるのはユキの気持ち。
ユキって、キョーコやアキの恋愛事情を嗅ぎつけては彼女達の応援をしているキャラクターで、ユニークな行動をするためかなり目立った存在でしたが、これまで彼女自身が恋するようなことはありませんでした。
個人的にユキは自身の恋愛には無関心キャラでもありかなぁと考えていたのですが、いざ緑谷とのあれこれが始まってみればもう素晴らしいですなと!
普段ではなかなか見れない彼女の乙女な表情におもわずガッツポーズ。
彼女の恋もまた芽吹きつつある。緑谷とのこの先のあれこれも楽しみですね。
シリアスなバトル編、センチメンタルな香りもある卒業式、新学期でメインメンバーも増え賑やかになり、新しいラブコメの気配も感じる・・・かなり充実の内容だったと思います。
繰り返してしまいますが、やはり自分はたくさんのキャラでワイワイ盛り上がってる、この作品の楽しそうな学校生活が好きで。バトル編も面白かったですが、やはり12巻後半からの日常パートにキラキラっぷりがまぶしすぎる・・・!
3年生に進級し、将来に想い悩む彼らもこれから描かれていきそうですねえ。緑谷のエピソードでもその片鱗が見えましたが。楽しいこともあれば、つらいことだってきっとあるでしょう。
彼らが、高校生活最後の1年をどのように過ごしていくのか。
魅力的な青春の1ページを紡いでくれている作品だけに、これからの展開に要注目です。
『はじめてのあく』12巻 ・・・・・・・・・★★★★
1冊通してバラエティー豊かな1冊。サブキャラ陣のラブコメっぷりが素晴らしい。
[漫画]みっちょんいんぽっしぼう! 『アマガミ precious diary』4巻
アマガミ precious diary 4 (ジェッツコミックス) (2011/12/28) 不明 商品詳細を見る |
アンタがそばにいてくれないとヤダよ・・・・・・
愛知県に住んでるんですがよーーーやくアニメ「アマガミSS+」放送始まりました。
デヘデヘ言いながら見たわけですが、やはりアマガミはたまらんです。
さて、そのアニメ2期に合わせるようにアマガミ関連の漫画も出ています。
こちらは東雲太郎先生手がけるコミカライズシa>リーズ、「precious diary」。
キミキスの時から東雲先生の漫画化にはうならされているわけですが、今回の棚町薫編も良い出来でした。今回は後編ということでちょっとシリアスな展開にも入って行きます。
前巻→悪友ヒロインのスキンシップがすごく照れる。 『アマガミ precious diary』3巻
もともとの親友同士としての関係から一歩踏み出した、橘さんと薫。
互いが互いを意識しまくるようになっており、心地よいラブコメムードが漂います。
まぁキスはちゅっちゅくちゅっちゅくやってますし、おへそキスというマニアックなこともしちゃっていますが。橘さんは本当流石です。どうでもいいけど橘さんはどうしてもさん付けしてしまう。
この4巻でも序盤はひたすらイチャつく2人が楽しめます。
言い寄ってくる男を追い払うために彼氏のフリをしてくれ、と橘さんにお願いする薫。諦めさせるためにキスを見せつけたりも。いやもう、フリっていうか・・・!
照れ隠しにキメ台詞!
自分でもちょっとやりすぎたと自覚してるような赤面がかわいいな!
棚町薫とえばサッパリした性格が魅力的で、それが橘さんとのふわふわした関係を一気に縮めていく力強い要因になっています。まずアクションを仕掛けるのも彼女からのことが多い。
で、ついつい結果的に行きすぎて恥ずかしがるのが彼女の1番可愛いところでしょうか。
でもいたずらっぽい表情もかわいいんですよねえ。114Pの2コマ目とか最高じゃないですか。
薫は非常にストレートに思ったことを言動に表す女の子でもあり、それがシナリオをどんどんと動かしていきます。
4巻では家庭の問題をめぐりシリアスな展開に突入していきますが、そこでは自分の素直な思いを現実にすることができないことがストレスになり塞ぎこむ薫。
そしてそこから立ち直っていくときに、やさしくも力強い言葉が彼女自身の中から現れてくる感じがいいですねえ。「そばにいてよ」と橘さんと抱きしめあうシーンは非常に印象深いです。
かつてより「悪友」として育まれてきた絆の強さも現れているよう。
このシナリオは恋愛だけでなく、人と人との移りゆく関係を受け入れていくことの難しさ(重くなりすぎない程度にですけども)、そして幸福が描かれます。
このシナリオは薫の成長物語という側面が大きい。彼女が、大切な人たちとどう向き合っていくか。そこに注目していきたいストーリーになっていますね。
さて一方で高ぶるのが、薫と橘さんが一緒のベッドで寝るという、本編の終盤。
いろいろ一段落したあとにやってくるご褒美イベントみたいなものですよ!
このシーンを迎えた頃には彼らの関係性も変化しており、当然男女がこんなシチュになってしまえば色々と怒ってしまってもおかしくはないのデス。
緊張で寝れるはずがない2人。
だが残念!そーいうことは何も起きない!みっちょんいんぽっしぼう!
でも「そのうちするかもしれないけど」とはにかむ薫のかわいらしさったらもう・・・。
確かな関係を手に入れた2人。その幸せそうな表情は素晴らしいの一言なのです。
と、もう一点。このベッドのシーンでは橘さんが薫をみゃーに変えてイメージをすることで、心頭滅却をはかる場面があるんですが、ここのみゃーがかわいすぎてYABAI。
あんまり寝相よくないのが想像通りすぎる・・・というかなんですかこの寝方!
まんま肉まんの夢を見ながら手を「ぐっぱぐっぱ」ですよ!ぐっぱぐっぱ!なんかぷるぷる震えてるし!つるっとまるいお腹出てるし!
みゃーはかわいいなあ!みゃーはかわいいなあ!!みゃーはかわいいなあ!!!
目が開きかけていて傍目だいぶ可愛くないのが逆にだらしな可愛い・・・!
このシリーズでは恒例の別ヒロイン番外編も、ちゃんと巻末に収録。
4巻では梨穂子が登場。そしてこれまた色々熱くたぎる内容となっており必見。
幼なじみヒロイン・梨穂子と橘さん。付き合いだしたばかりであろう2人の怒涛のようなイチャつきが堪能できました。「…学校じゃだめだよ」と頬を赤らめる梨穂子で初っ端から脳がブレイク寸前。
他にもみゃーと梨穂子が一緒のお風呂シーンなどで元気もよくなります。
しかしなんといってもここですよ。梨穂子の朝這い。
はむはむ食べられてる・・・・・・・。
顔の筋肉がヒクつくくらいにニヤニヤしてしまうのは致し方ないこと。
ここから橘さんの反撃に屈して「食べられちゃう」梨穂子。甘さ特濃のエンディング。
ストーリーは無いに等しいですが、ただひたすらにヒロインとイチャついてるだけのこの番外編も素晴らしい。素晴らしすぎる。どれだけ俺を幸せにしてくれるというのか・・・。
続く5巻ではこれらあいらんど掲載のヒロイン別番外編を集めた1冊になる模様。
3巻の森島先輩編、4巻の梨穂子編などの破壊力を見るに、恐ろしい一冊に仕上がることは想像に難くありません。まぁあいらんどで追ってるんですけども。単行本で一気読みするといったいどんなことになってしまうやら。あーこわいわーまじでこわいわー早く読みたい。
以上、第4巻の感想でした。東雲先生のアマガミ漫画はやはり良いものです。
そういえば告白した直後に突然キスして舌ねじこむ橘さんはやっぱりパネっす。
『アマガミ precious diary』4巻 ・・・・・・・・・★★★★
本編・番外編ともに破壊力ある充実の1冊。告白の時の薫の言葉が大好きです。
[漫画]青春は甘く切なく、ドキドキが鳴り止まない 『むすんでひらいて』5巻
むすんでひらいて 5 (BLADE COMICS EDEN) (2012/01/14) 水瀬 マユ 商品詳細を見る |
オレの初恋はまだ続いてる
オムニバス形式で送る学園青春ラブストーリー「むすんでひらいて」5巻です。
上質なストーリーを毎回楽しませてくれて大好きな作品。性別問わず楽しめるであろう漫画だと思います。こっ恥ずかしくもあり、胸熱くさせられもある、輝かしい青春たち。
今回の表紙は雨宮ありす。2巻でのメインエピソード以来久々の主役です。
いろんなキャラクターが登場する作品だけにしばらく出番がありませんでしたが・・・ありすは大好きなヒロインなので今回はテンション上がりましたよ!
まぁ好きなヒロインばかりで困ってしまう作品でもあるのですが!
前巻→初恋は近くて遠く、甘くてにがい。『むすんでひらいて』4巻
20話から22話まで3話使って描かれるのが今回のメイン、雨宮ありすと村田雄成のエピソード。
8、9話以来なので実に1年ぶりくらいですか。
幼い頃のつながりで再び接近することができた2人。
しかし思い出話ばかりじゃ満足できなくなってるのがありすと村田。もっともっと相手のことを知りたい。近づいてみたい。でも二人揃ってシャイなもんで、全然上手くいかない。
そんなもじもじした空気が見てる方としては心地よく、とてもニヤニヤできるのです。
きっかけが無ければ話しかけることもできない、なんのアクションもかけられない村田のチキンっぷりはなかなかリアルで情けない・・・。しかし一方、ありすちゃんは攻めの姿勢。
「作ったお弁当を彼に食べてもらいたい」、その一心で彼を目で追います!・・・でも結局話しかけることもできず断念・・・。がんばれ恋する女の子!ありすちゃんはつい応援したくなりますね。
しかしひょんなことからありすは村田家を訪れることに。
ドキドキが止まらない中、2人の関係は一気に縮まっていきます。
ありすのヘコみやすいメンタルと、村田がちょこっとだけカッコいいところを見せてくれたのが印象的な第20話から、2人のギクシャクしたやりとりがなんとも微笑ましい21,22話へ。
緊張からかしてしまった失敗のため、ありすはお風呂に入ることになりますが・・・
村田は自分の家で女の子がシャワーを浴びてるってことに思春期男子らしく意識しまくり!ベタなシチュではありますが、イレギュラーな事態において「自分の家なのに気づかなかった。シャワーの音ってこんなに響くんだな」と改まって発見をしたり、彼の緊張がじんわりと伝わってくるような雰囲気がとてもよかったです。
この作品は「青春」を感じさせてくれるものをこれでもかと投入されてるような気が。
あと女の子の背中ってなかなかいいですよね。脱ぎかけの上のシーンは見ててドキドキしました。完全に自分の趣味ですけども。
そんな風に村田がドキドキしてる一方で、ありすはありすで1人反省会。
胸の大きなを気にするありす!
んーかわいい!身体的なコンプレックスを抱いてる女の子って王道ながらやはり良い!
村田の家にいるからって色々と慌てたりミスをしたり、いろんな表情を見せてくれるありすが可愛くてしょうがない!
しかしまぁ2人して慌てちゃって失敗もたくさんして全然上手くいかない。なんて格好悪い、自分。2人の申し訳なさそうな曖昧な空気にもギュッと胸を締め付けられる甘酸っぱさがアリ。
でもそこからちゃんとクライマックスにかけての盛り上がりがやはり良い!
別段難しいことはありません。非常にベタなストーリーでした。
しかし効果的に過去回想を挟み、メイン2人の不器用っぷりとこの異常事態のドキドキをたっぷり描いたあとにやってくる爽快な展開は、期待通りのはずが期待以上のものを感じさせてくれる出来栄え。それは2人のキャラクターの魅了をじっくりと引き出した上で進行しているからでしょうか。心理描写も丁寧で。
そんなワケで、ありすたち物語はスッキリとした一区切りを迎えました。
日摩裏先輩、夏らの他ヒロインを中心としたエピソード群が未だはっきりとした決着をしていない中、村田たちは先に一歩抜けた形になりましたね。
こっからまた揉めることがあるかもしれませんが、個人的にはかわいい2人の不器用なりのイチャつきがもっと読みたいなと!
続く第24、25話は番外編的なお話。作中アイドルMIUをめぐるお話。
普段の主人公たちとは年代が上のキャラクターが主役となっており、就職を目前にひかえた大学生と、すでに現役トップアイドルMIU。今自分が現実的にすべきことと、本当にしたいこと。はかるにはかれない天秤に頭を悩ませる主人公は、どんな結論を出すのか。
同じ「青春」と言ってもややタイプの違ったものを楽しませてくれるエピソードでした。
高校生たちの青春は、今目の前の壁を超えていくのに精一杯。
一方もう子供ではない大学生。今から何かに飛び込んでいくには、リスクもある。
だから目の前だけでなく、もっと未来を見据えて誓う約束の言葉。リアリティあるプレッシャーと、それを背負うことで前に進んでいく決意の力強さ!
終盤、熱のこもったドラマティックな展開に魅せられました。これも好きなお話です。
恋愛色がそれほど強くなく、主人公とヒロインの関係性もまたカッコいい。
しかしこのエピソード内で面白いことが起きましたね。「○年後―――」とやったのです。これまで作品を通じて
描いてきた時間軸を突破して未来に進んだエピソードだったのです。
そして完全に決着を見たエンディング。番外編だからこそ、な仕掛けでしたね。
以上、5巻の感想でした。今回も楽しませてもらいました。面白いなーやっぱ。
オムニバス形式というのがこの作品の特徴ですが、色んなキャラたちの物語が贅沢に味わえますねぇ。今回はありす・MIU両ヒロインともにやや独立したヒロインでしたが、こういうのを一緒の作品内でやれてしまう自由さが素晴らしいです。オムニバス設定がハマっています。
女の子のかわいらしさが際立つ作品ではありますが、男の子だってがんばりますし、とても輝いている作品です。そういえばMIU編の主人公なんかカッコいいですねえ。いやいや、みんなカッコいいです。イケメンばかりではないにしろ、みんな青春燃やしてます。
やってることはすごく王道の青春恋愛ものなんですけども、何作読んでもこういう作品が大好きですねえ自分は。青春のみずみずしい輝きを、色んな方面から楽しませてくれる作品です!
6巻では日摩裏先輩関連に動きがあるようで、引き続き期待ですね。
次の表紙は誰でしょうねえ。あと残ってる娘というと、柚になるのかな。
『むすんでひらいて』5巻 ・・・・・・・・・★★★★
あまずっぱーい。心躍る青春オムニバス群像劇。ありすちゃんはかわいいなあ!ラブ!
[漫画]前シッポもいきり立つ!パワーの源はドキドキとエロス『健全ロボ ダイミダラー』3巻
健全ロボ ダイミダラー 3巻 (ビームコミックス) (2012/01/14) なかま亜咲 商品詳細を見る |
敵に捕まって喧嘩も弱くて頼りないけど大好き!
「健全ロボ ダイミダラー」3巻が発売です。
掲載誌のFellows!からは猛烈に浮いているのですが、雑誌に1つはこういう漫画って必要ですよね!たぶん・・・。
今回も内容のバカらしさを匂わせつつも、迫力あるカッコいい表紙になっています。
1巻からこのデザインは続いていますがかなりお気に入り。しかし今回表紙をよく見ると
アウトだよ!
表紙からこんなんです。ちなみに3巻にオナホは1度出ただけです。
表紙で一瞬マジメなロボットものを思わせといて、やることは下らない下ネタギャグの連続。
2巻で早くも主人公を交代した本作。新たなダイミダラーパイロット・霧子と、その恋人である将馬の恋と、人類とペンギン帝国とのバトルが描かれていく2巻からの第二章です。
でもつまりやってることは1巻からずっと同じですよ。
さて、霧子はドキドキをエネルギーに変えて力を発揮する能力の持ち主。
恋人の将馬とキスしては敵を撃破してきた彼女ですが、しかし興奮とは慣れてしまうもの!そのうちキスなんかじゃ力を出せるまでにドキドキすることができなくなってしまいました。
つまりこれから先は、戦うためにもっと過激なことをしてドキドキしなきゃならない!
サポート役・将馬もダイミダラーに乗り込み、霧子にいやらしいことをして一緒に戦うのだ!
バカじゃないのかこのマンガ。
こんな過激なセリフも飛び出します。
付き合い始めの初々しい2人が、必要を迫られどんどんとエロいことを・・・!
というのが2巻からの流れで、それがどんどんと加速してきたのがこの3巻。
ストーリーの本筋的なところでは、ペンギン帝国のたくらみがいよいよ本格的に動き出し、その全貌が見えて来つつあるのかなーという感じ。
でも本筋をまじめに追っても仕方のない漫画だからそこらへんはアバウトでいいですね!
リッツちゃんかわいいなぁとは、リッツちゃんなにげにスタイル良すぎだろとか、つわリッツの乳首がついにお披露目されたぞイェアとかそんな感じでOK。
前シッポがとってもキュートなあのペンギンさんたちは今回も大活躍!
前シッポと言い張ってますがそれ単なる勃起チ○コじゃねーかってツッコミはもうしない。このペンコマたちダイミダラー以前からいるし・・・。
彼らの言動がこの作品のバカらしさに大きく働いてると思いますwいちいちテンション高くてアホばかりで笑ってしまうw
そういえば今回は「火星ロボ大決戦!」のキャラもちらほら再登場していますね。
芳文社から出ていた4コマ漫画ですが、今度エンターブレインから復刊するようで。
そちらも楽しみですなー。
さて、この漫画はちゃんとロボット漫画として迫力あるバトルを届けてくれますが、しかし本髄は霧子と将馬のバカッブルぶりにアリ!
ところかまわずイチャつきまくるこのバカップルにはとてもニヤニヤさせられます。
シリアスなイベントなんてこれっぽっちも起きないので、脳天気にベタベタちゅっちゅし続ける2人。その様子もギャグになっていますが、ギャグだからと流すに流せないこの可愛らしさ・・・!
あっまー!
霧子ちゃんは今回は将馬におっぱいを揉まれたり、彼の両親に挨拶に行ったり、ペンコマたちに脱がされたり、チンポ酔いを起こしたり(なんだそれ)色々満喫していましたね。(笑顔
今回はこれまでギリギリで回避してきたような気がする乳首が解禁されており、サービスもよかったですね!これから霧子と将馬はどこまで行ってしまうのか!
そういえば気になったトコロとして、1巻の主人公真玉橋の存在。
霧子が彼のことを語るシーンがあって、真玉橋はちゃんと伏線?としてあるのだなと確認。
彼が今度どんな風にこの第2章に介入してくるのか。燃え展開が来るやもしれません。
という訳で、そんな第3巻でした。これまでどおりのバカバカしさ。
連発されるギャグ(下ネタ多め)と主人公2人のイチャラブぶり。
ロボット漫画としての側面もありますが、基本は読みやすいギャグ漫画でしょう。
「かわいい女の子にセクハラする」ってのがこの作品の要素の大部分ですw
第4巻と、今度復刊される「火星ロボ大決戦」を楽しみにしてます!
『健全ロボ ダイミダラー』3巻 ・・・・・・・・・★★★☆
将馬が繰り出す必殺技「ガリバーチンポ」の威力をとくとみよ!なおふざけ満点おいろけロボット漫画第3巻。ハイテンションなギャグにハマります。イチャラブも素晴らしい。
[漫画]すぐ赤面しちゃう女の子、最高じゃないですか 『はぢがーる』1巻
試験期間につきややげっそり。
し・・・心臓こわれるかと思ったよおおお
みやびあきの先生の「はぢがーる」第1巻。
まぁとにもかくもこの表紙ですよ。手にスカートの裾を握りしめ、ちょっと困り顔しつつ、頬をまっかにしてこちらを見つめているのです。こんなの本屋で見かけちゃったら買うしかないじゃない!店にいる段階でニヤニヤが抑えられないじゃないかと。
女の子が赤面しまくるラブコメが大好きな人ならきっと楽しめる作品です。
まず設定がストレートですよ。
ドラマのキスシーンも直視できないくらいにウブな主人公・紗江。
しかし突然現れた天使に謎の契約をさせられてしまいます(一方的に)。これにより、次々下される課題をこなさなければならないことになりました。
その課題というのが、「抱きつく」「あ~んをする」「ひざまくらする」する等々、ウブな主人公にとっては難関ばかり・・・。
しかもこの契約、失敗すれば永遠に異性を結ばれなくなるという理不尽設定!
でもちゃんと無事にこなしていけば幸せなな恋愛ができるよ!ということで、半ば強制されつつもなんとかかんとか課題をこなしていくのです。
覚悟を決めるのにも一苦労な紗江。
こんな照れ屋な娘に積極的な恋愛イベントを強要するのだから、いちいち悶えてしまいます。なんですかこれは、とんだセクハラ漫画ですよ!(笑顔で
時には課題をクリアするために、ちょっとヘンタイ的な行動に出ざるを得ないことも・・・。
この「小難しいことはいい!恥ずかしがり屋な女の子を赤面させるぞ!」と言わんばかりにムダをはぶいた単純明快なシステム、いいですね。
恥ずかしがり屋な主人公が自分から動かざるを得ない、強力な理由。
まぁかなりヒドい契約内容だとは思いますが・・・彼女には頑張っていただきたいw
顔を真っ赤にして涙目になりながらがんばる紗江ちゃんを見たらニヤニヤするのは仕方ないんですよ!困り顔と照れ顔が合わさる彼女の赤面はいちいちかわいすぎる!
でもこの人形みたいな天使「らぶりん」が若干ウザいwなんだよこの顔!
「らぶりん」って名前がまずキナくさい。まぁ黒い展開はないでしょうがw
QB以降、使い魔的ポジションのマスコットキャラに不信感が・・・。
とは言えコイツのおかげで紗江ちゃんが赤面しまくってくれてるんですね。一応感謝か。
基本的に1話完結形式で、毎回ちがった課題が出されそのクリアを目指す構成。
毎度のように破壊力の高いイベントが繰り広げられお腹いっぱいでございます。
そんな中でも個人的に印象深かったのが、相合傘のエピソード。
これは思わず息を止めて読んでしまうような「静寂」が上手くあるお話でした。
まぁ自分が雨が降ってるシチュエーションが好きっていうどうでもいい理由もあるんですが。
雨音より鼓動をきりとった、淡くきらめくこのがシーンがたまりません!
普段慌ただしく思考を巡らせる主人公が、なんのモノローグもなく男の子のとなりにいてドキドキしているというこれ。心おだやか・・・では無いでしょうけども、言葉も無くこの甘い空気に集中させている感じが好きですねえ。
ラブコメとしてベタな展開が多いですがベタベタ上等。良いものは良い。
普段はとてもクールな女の子が、実は超純情で恥ずかしがり屋で・・・というね、これだけでだいぶおいしいのです。作者もあとがきで触れていましたが、自分にとっても紗江ちゃんは好き要素の塊w
何度もニヤニヤさせてもらいましたし、2巻にも期待するしかないです。
でも実は1番心に残ったのはカバー折り返しの作者コメントだったり。
本編ももちろん楽しかったのですが、このコメントは最大級に心温まりました。
『はぢがーる』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆
赤面女の子満載な1冊。それにしても表紙、最高ですね!もー!
はぢがーる (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (2011/12/12) みやび あきの 商品詳細を見る |
し・・・心臓こわれるかと思ったよおおお
みやびあきの先生の「はぢがーる」第1巻。
まぁとにもかくもこの表紙ですよ。手にスカートの裾を握りしめ、ちょっと困り顔しつつ、頬をまっかにしてこちらを見つめているのです。こんなの本屋で見かけちゃったら買うしかないじゃない!店にいる段階でニヤニヤが抑えられないじゃないかと。
女の子が赤面しまくるラブコメが大好きな人ならきっと楽しめる作品です。
まず設定がストレートですよ。
ドラマのキスシーンも直視できないくらいにウブな主人公・紗江。
しかし突然現れた天使に謎の契約をさせられてしまいます(一方的に)。これにより、次々下される課題をこなさなければならないことになりました。
その課題というのが、「抱きつく」「あ~んをする」「ひざまくらする」する等々、ウブな主人公にとっては難関ばかり・・・。
しかもこの契約、失敗すれば永遠に異性を結ばれなくなるという理不尽設定!
でもちゃんと無事にこなしていけば幸せなな恋愛ができるよ!ということで、半ば強制されつつもなんとかかんとか課題をこなしていくのです。
覚悟を決めるのにも一苦労な紗江。
こんな照れ屋な娘に積極的な恋愛イベントを強要するのだから、いちいち悶えてしまいます。なんですかこれは、とんだセクハラ漫画ですよ!(笑顔で
時には課題をクリアするために、ちょっとヘンタイ的な行動に出ざるを得ないことも・・・。
この「小難しいことはいい!恥ずかしがり屋な女の子を赤面させるぞ!」と言わんばかりにムダをはぶいた単純明快なシステム、いいですね。
恥ずかしがり屋な主人公が自分から動かざるを得ない、強力な理由。
まぁかなりヒドい契約内容だとは思いますが・・・彼女には頑張っていただきたいw
顔を真っ赤にして涙目になりながらがんばる紗江ちゃんを見たらニヤニヤするのは仕方ないんですよ!困り顔と照れ顔が合わさる彼女の赤面はいちいちかわいすぎる!
でもこの人形みたいな天使「らぶりん」が若干ウザいwなんだよこの顔!
「らぶりん」って名前がまずキナくさい。まぁ黒い展開はないでしょうがw
QB以降、使い魔的ポジションのマスコットキャラに不信感が・・・。
とは言えコイツのおかげで紗江ちゃんが赤面しまくってくれてるんですね。一応感謝か。
基本的に1話完結形式で、毎回ちがった課題が出されそのクリアを目指す構成。
毎度のように破壊力の高いイベントが繰り広げられお腹いっぱいでございます。
そんな中でも個人的に印象深かったのが、相合傘のエピソード。
これは思わず息を止めて読んでしまうような「静寂」が上手くあるお話でした。
まぁ自分が雨が降ってるシチュエーションが好きっていうどうでもいい理由もあるんですが。
雨音より鼓動をきりとった、淡くきらめくこのがシーンがたまりません!
普段慌ただしく思考を巡らせる主人公が、なんのモノローグもなく男の子のとなりにいてドキドキしているというこれ。心おだやか・・・では無いでしょうけども、言葉も無くこの甘い空気に集中させている感じが好きですねえ。
ラブコメとしてベタな展開が多いですがベタベタ上等。良いものは良い。
普段はとてもクールな女の子が、実は超純情で恥ずかしがり屋で・・・というね、これだけでだいぶおいしいのです。作者もあとがきで触れていましたが、自分にとっても紗江ちゃんは好き要素の塊w
何度もニヤニヤさせてもらいましたし、2巻にも期待するしかないです。
でも実は1番心に残ったのはカバー折り返しの作者コメントだったり。
本編ももちろん楽しかったのですが、このコメントは最大級に心温まりました。
『はぢがーる』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆
赤面女の子満載な1冊。それにしても表紙、最高ですね!もー!