[漫画]悪友ヒロインのスキンシップがすごく照れる。 『アマガミ precious diary』3巻
アマガミ 3―precious diary (ジェッツコミックス) (2011/05/27) エンターブレイン 商品詳細を見る |
うるさいわねぇ 暴れんじゃないの
メデゥーサだァー
東雲太郎先生手がけるコミカライズ「アマガミ precious diary」も3巻目。
綾辻さん編が完結し、今回からヒロインチェンジです。悪友ヒロイン・棚町薫編へ!
ファンとしてはまさに待望と言えるのではないでしょうか。薫漫画をメインに据えたコミカライズはこれまで意外と無かったんですよね。アンソロジーなどでなんとかモジャ成分を摂取したり。
しかもあの東雲先生が描くわけですから期待できないワケがないのです!
その特徴的なモジャヘアーがかわいい棚町薫ですが、やはり魅力的なのはその表情。
単行本最初のカラーページには、読み出した瞬間に速攻でやられてしまいました。
いまにもイタズラを仕掛けてきそうなこの笑み、ツリ目な上目遣い・・・うむ!
立ち位置とか、主人公橘さんとの距離感なども、他ヒロインとは違っているのも面白い所です。すでにかなり仲がいい関係が出来上がっている状態から物語が始まるので、「関係性の変化」にさらに強調される感じ。
単なる友達から、ふとしたきっかけで進み深まるドキドキ、そして恋人へ・・・。
そんなちょっと照れくさい2人の変化が、この話の魅力です。
さて薫編といえば開始しょっぱなからタイトルどおりのアマガミを見せ付けるシナリオなのですが、漫画版では第一話開始3ページでアマガミ突入です。ビックリの早業。
東雲アマガミは綾辻詞ルートから始まったのですが、薫の積極的な性格も影響しているのか、詞編と比べるとだいぶ立ち上がりから賑やかというかイベントが豊富というか!そこは中学時代から親交のある悪友ヒロインならではと言った感じです。(もちろん詞編がテンポが悪いと言っているのではなく、描き方の違いです)
橘さんとの関係について「そろそろ少しぐらいの変化があってもいいと思うんだ」と言う薫。橘さんの返答はおかまいなしに迫り、アプローチをかけてくる様子は微笑ましいものです。
薫の積極的なスキンシップは読んでて凄くニヤニヤするというか、テレる!
ブルマをはいた状態で橘さんの膝に座ってくる薫には正直「どういう関係に持っていこうとしてるんだよ」とドキドキしてしまったものですが、そんな風にはしゃいでいたらアクシデント発生。
悪ふざけをしてたら唇が触れ合ってしまった2人ですが、「ノーカウト」ということでお互い了承。
けれどその時の胸の高鳴りをごまかすことはできず、これを機にまたどんどんと盛り上がっていくこととなります。
この巻も印象的なイベントがたくさん収められていますが、中でもインパクトイの大きかったのはこれでしょうか。
男らしいところを見せてやるぞ!と張り切る橘さん。なにをするかと思えば
『なでなで』『ちゅぴっ』
おヘソにキスでした。妖怪紳士!ヘソ舐め純一!(なんとなく)
キスをしながら愛撫も欠かさぬ橘さんはさすがのテクニシャン。
しかし確かにゴクリ・・・と思わず黙り込んでしまいそうになる色っぽいおへそ。これならむしゃぶりつきたいですね。薫のリアクションも素晴らしく、やっぱり東雲先生の女の子は素敵!
恋人になる前ですが、モザイクが必要なレベルまでならどんなマニアックなことでもやってくれそうなのがこの作の楽しみなところですよね!
薫がバイト先で考えた新作スイーツの試食を橘さんにお願いする話も好きですね。(第8話)
「世の女の子達には、意地でもこれを本命に食べさせて欲しいわ」と語る彼女ですが・・・・・・そう言った後の薫の表情にまたトキメく!
橘さんはギャルゲー主人公スキル『鈍感』を発揮していてさっぱり分かっていない様子ですが、この発言は明らかに橘さんに「何かを察して欲しい」アレですよ!なにそれかわいいー!
それでこの表情である。カンッペキに恋する女の子の顔ですよ!
3巻はここで終わりですが、後半戦となる4巻にも期待をせざるを得ない流れ!
そしてこの3巻の巻末には、森嶋はるか先輩をヒロインにした番外編も収録されています。
2人でダッ君カフェに遊びに行くというお話で、犬ミミ森嶋先輩が素晴らしくキュート。
しかし、見事に犬になりきる橘さんの勇姿も見逃すことはできないでしょう。
(クリック拡大)
ワンワンアングルで見ると本当にラブリー先輩ですよねぇ!
現在は、まだ本編で描かれていないヒロインの短編を読み切りで複数発表している東雲先生ですが、ヒロイン全員ちゃんと本編で描かれることになるんでしょうかね。
今のところ1ヒロインに2冊を使っているので、全員このペースで描いていくには時間がかかってしまいますが・・・全員やってほしいなぁw
そんなアマガミprecious diary3巻でした。
薫というキャラクターの可愛らしさをいっぱいに引き立ててくれていると思います。
芽生えてからの薫の変化やその赤面っぷりには胸が熱くなってしまいますね!
しかしそれにしても、ブチ切れた薫は怖かったですが・・・迫力満点。
続く4巻の内容にも、次のヒロインは誰なのかも楽しみですね。
現在発売中のヤングアニマルあいらんど第15号(AA)にはこの巻のかけかえカバーが付いてきますが、なにこのけしからんシチュエーション!という感じなのでオススメ。いい表情・・・!
『アマガミ precious diary』3巻 ・・・・・・・・・★★★★
棚町薫編スタート。薫に振り回されてる感が魅力的な1冊。
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