[本]C3-シーキューブ- 6巻 感想
C3‐シーキューブ〈6〉 (電撃文庫) (2009/03/10) 水瀬 葉月 商品詳細を見る |
最低すぎる。
フィアたんをはむっとアマガミしたいお!
・・・・・・さて、だいぶ遅れましたが、シーキューブ6巻の感想行きましょう。
中表紙のデザインも一新、ドラコニアンズ編開幕の予感な第6巻。
あいっかわらず表紙や萌えキャラでオタを釣って、そのまま引き摺り落とす悪趣味な展開にハートがキュンキュン高鳴ります。
もはやオビで隠すとかそういうレベルじゃない見事なパンツっぷりにもキュンキュンデス。
さて今回は勉強会&プール回・・・!
口絵でおっぱいをはみ出させようが、割れ目を描こうが、その全てが許されるロケーションでございます。やっぱり水着っていいもんだ。
前回で影の薄かった黒絵もきちんと参戦。
レギュラー陣っほぼ総出演でのパラダイスが繰り広げられます。
特筆すべきはいんちょーさんの可愛らしさ。
ハルアキにむりやりウォータースライダーに押し込まれた後のあの上目使い+なみだ目+照顔+手で必死に隠してるしぐさ・・・んんんー良い!!
黒絵の白スクもたまりません・・・!リアルじゃ見たことも聞いたこともないけどな!
いつまでもラブでコメってる場合ではありません。今回もバトルあり。
勉強会で絆を深め、しかし裏切り襲い掛かってきた切子。
彼女の放ったこの台詞は、あまりにも鮮烈。
おかしな話だ。今は切子がフィアさんのことを友達と思っているかが大事で、フィアさんが切子のことをどう思っているかは全然関係ないのでした。
裏切りという行為によって求められるものは、本来は「相手が絶望すること」であるはず。
ところがこの女は、フィアが自分のことをどう思おうと感じようと、関係ないと言う。
なぜなら、「友達であったはずのフィアを裏切り、そのことに心を痛めつつも完璧に彼女を殺す」ことが目的だから。
つまり切子は、心のそこからフィアを友と思いながら、自分のために殺そうとしている。
彼女が求めるのは「友を殺す」という行為そのもの。
「友を殺すことが出来る自分」を手に入れようとしているだけなのだ。
いいよいいよー!
じわじわくる異物感。やっぱりね、敵はこうでなくちゃってことですよ!
これくらい腐った相手じゃないと、気持ち良い戦いになりませんw
実際に読んでみれば、彼女がどんなにイカしてるか分かると思います・・・!
それでも可愛らしいキャラだから、余計にもやもやするw
でもこういう粘りつくような陰湿さは、流石は水瀬さんって感じです。
しかしもう六巻目か。人気出たら前作、魔女カリの続刊出るのかな?w
『C3-シーキューブ-』6巻 ・・・・・・・・・★★★☆
発売ペースも上々。このまま人気シリーズへと駆け上がっていってほしい作品。
・・・一般ウケしづらいブラックさがあるから、無理かも?
巻末に謝罪文がありました。
5巻で、本文の内容と挿絵が食い違っている箇所があるということでした。
自分は気づかなかった・・・のですが、非常に丁寧な対応で高感度高いですねw
田村くんとか半分の月にもミスはありましたが、謝罪文載せてるのは初めて見ましたw
これは編集さんの仕事かな。GJです。ますます応援したくなりました!