[本]全力投球イチャラブエロス三昧。 『年刊中年チャンプ』ほか
18禁記事です。
今夜に『正直どうでもいい酔いどれ眼鏡ラジオまごごはん』というラジオをやります。
詳しくは告知ページのところへお願いします。→告知ページ
その告知ページにありますように、今回のラジオには自分のイチオシの成年漫画を紹介しようというコーナーがありまして、自分は純愛イチャラブ漫画をテーマに2作(2作者?)をあげさせてもらっています。
うち1作、睦茸先生の「あまみドコロ」に関しては去年の12月の更新で取り上げていますので、そちらも見てもらえると嬉しいです。 → クリスマスだからエロ漫画2010!
しかしもう一方の中年先生の作品に関してはブログで取り上げてはいなかったので、どんな作品なのかを事前に文章に起こしてみようかなと。自分の考えをスッキリさせるためでもありw
中年先生は上の3冊を出しています。「年刊中年チャンプ」シリーズですね。
もうまんまなのですぐ分かると思いますが、タイトルからロゴデザイン、目次ページまで、明らかに某週間少年漫画雑誌をネタにしていて危ない気がします・・・が、多分いいのでしょうw
最初に発売された「年刊中年チャンプ(無印)」、2冊目の「合併号」、3冊目の「初期作品号」収録されている作品は全て1話完結で、そのどれもが純愛ラブコメものです。
この作品の魅力は、ありふれた言葉になってしまうのが申し訳ないのですが、女の子が可愛いこと。そりゃもう物凄く。物凄く!そしてばっちりエロい!
オール和姦ということで身構える必要はまったくなく、極上の愛とエロスの世界にどっぷりと浸ることができる内容となっています。多種多様なヒロインたちを楽しめます。
ページ数が特別長いわけではありません。しかしながらこってり濃厚にヒロインたちの溢れんばかりの興奮と愛情を描ききっており、一冊トータルの満足感がものすごいです。しかもそれが3冊も出ているのですよ!どういうことなんですか中年先生ありがとうございます!
無印収録『かくれん坊将軍』
全身でいっぱいに愛を受け、また愛を注ぐヒロインたち。
紅潮する肌、とろとろに蕩けた表情、女の子の性格・体つきもバリエーション豊富。性器描写も自分好みで嬉しいです。わりとリアル系描写がされますが、つるつる。
ついでに自分が好きなエロ漫画的シチュエーション・・・というか『絵』に、繋がりあいながらのキスシーンがあるのですが、泡立つくらいに激しく、またちろちろ細かく舌を合わせるなど、キスの描写も、シーンそのものの数も意外と豊富でして素晴らしいという他ないのです。
そして中年先生の作品で特徴的なのが、Hシーンが終わってからだと思ったりもします。ピロートークというと若干違いますが、ちまちまっと小さななコマでまたキャラクターたちがイチャついて、それでその話は幕を閉じます。そのイチャ付きっぷりが可愛すぎてもう・・・もう、俺はどうすればいいのでしょうか。
無印収録 『俺が犬で彼女が主で』
なんという幸福感・・・。激甘の性交シーンを味わった後にやってくる更なる刺客!エロシーンが終わっても逃がしません、さらに追い討ちをかけるか強烈な攻めの姿勢。最高です。
何度ベッドの上で転がったことか。読んでる最中どんな顔してるのかは知りたくないです。
特に好きなのが「合併号」に収録されている「うしろのメガネ太郎」という作品のラスト。左下の小さいコマが見えづらいので拡大。
「キライだから!」
「キライ!」
「・・・キライだもん」
「お願いだから『嫌わないで』って・・・言ってよう・・・」
「お願いだから『嫌わないで』って・・・言ってよう・・・」(エコー)
なんですかこのかわいい生き物!!
中年先生の手書き文字でちまちまっと小さく書かれたセリフ。画像として載せるには見えづらくて申し訳ないのですが、これにこそ、素直になれないけど頑張って愛を言葉にしたヒロインたちの本心やら羞恥やらが見え隠れし、至福の読後感を読者に届けてくれるのです。ちょっとだけ素直になれたんですよ、体を重ねたことで。もう!もう!なにそれ!
ではまとめでも。いつになくテンション高い文章になってしまって読み直すのが怖いですが。
というのも中年先生の作品は基本的にテンションが高いものが多く、読んでいて成年漫画だという意味以外でも凄く気持ちよくなれるのです。極上のラブコメがいくつも収録され、というかラブコメしかないのにそのどれもが素晴らしいという凄まじさ。
好きな作品を上げればキリがないので、挙げることがそもそも難しいです。
無印、合併号、初期作品号三冊で、中年先生が商業で発表した作品を全て網羅することができ、年代順から読んで行くと、先生の成長ぶりがよく分かり、その変化もまた楽しめる1要素。
初期作品群は確かに新しいものと比べると絵も未熟ですが、それでも描かれているものにほぼ変わりはなく、これもまた存分にニヤニヤさせてくれる作品たちなのです。
単行本として読むと統一感にはやや欠けるものの、それも全て愛しいと思えてしまうほど。
中年先生が出した3冊、そのどれもに、どこかおかしく、激しく、微笑ましい、少年と少女の等身大の感情が、目いっぱいに甘く詰まっています。
成年漫画のラブコメ、というところにおいては、強くオススメしたいのが中年先生の作品。
最初に読む一冊としては無印(一冊目)がいいと思いますが、3冊どれもお気に入りです。
また中年先生の作品が読めますように!
『年刊中年チャンプ』シリーズ3冊 ・・・・・・・・・★★★★☆
のぼせるくらいに情熱的な恋。かわいい、エロい、面白い。凄いです。
今夜に『正直どうでもいい酔いどれ眼鏡ラジオまごごはん』というラジオをやります。
詳しくは告知ページのところへお願いします。→告知ページ
その告知ページにありますように、今回のラジオには自分のイチオシの成年漫画を紹介しようというコーナーがありまして、自分は純愛イチャラブ漫画をテーマに2作(2作者?)をあげさせてもらっています。
うち1作、睦茸先生の「あまみドコロ」に関しては去年の12月の更新で取り上げていますので、そちらも見てもらえると嬉しいです。 → クリスマスだからエロ漫画2010!
しかしもう一方の中年先生の作品に関してはブログで取り上げてはいなかったので、どんな作品なのかを事前に文章に起こしてみようかなと。自分の考えをスッキリさせるためでもありw
年刊中年チャンプ (ポプリコミックス) (2008/07) 中年 商品詳細を見る |
年刊中年チャンプ 合併号 (ポプリコミックス71) (2010/05/27) 中年 商品詳細を見る |
年刊 中年チャンプ 初期作品号 (ポプリコミックス79) (2010/10/27) 中年 商品詳細を見る |
中年先生は上の3冊を出しています。「年刊中年チャンプ」シリーズですね。
もうまんまなのですぐ分かると思いますが、タイトルからロゴデザイン、目次ページまで、明らかに某週間少年漫画雑誌をネタにしていて危ない気がします・・・が、多分いいのでしょうw
最初に発売された「年刊中年チャンプ(無印)」、2冊目の「合併号」、3冊目の「初期作品号」収録されている作品は全て1話完結で、そのどれもが純愛ラブコメものです。
この作品の魅力は、ありふれた言葉になってしまうのが申し訳ないのですが、女の子が可愛いこと。そりゃもう物凄く。物凄く!そしてばっちりエロい!
オール和姦ということで身構える必要はまったくなく、極上の愛とエロスの世界にどっぷりと浸ることができる内容となっています。多種多様なヒロインたちを楽しめます。
ページ数が特別長いわけではありません。しかしながらこってり濃厚にヒロインたちの溢れんばかりの興奮と愛情を描ききっており、一冊トータルの満足感がものすごいです。しかもそれが3冊も出ているのですよ!どういうことなんですか中年先生ありがとうございます!
無印収録『かくれん坊将軍』
全身でいっぱいに愛を受け、また愛を注ぐヒロインたち。
紅潮する肌、とろとろに蕩けた表情、女の子の性格・体つきもバリエーション豊富。性器描写も自分好みで嬉しいです。わりとリアル系描写がされますが、つるつる。
ついでに自分が好きなエロ漫画的シチュエーション・・・というか『絵』に、繋がりあいながらのキスシーンがあるのですが、泡立つくらいに激しく、またちろちろ細かく舌を合わせるなど、キスの描写も、シーンそのものの数も意外と豊富でして素晴らしいという他ないのです。
そして中年先生の作品で特徴的なのが、Hシーンが終わってからだと思ったりもします。ピロートークというと若干違いますが、ちまちまっと小さななコマでまたキャラクターたちがイチャついて、それでその話は幕を閉じます。そのイチャ付きっぷりが可愛すぎてもう・・・もう、俺はどうすればいいのでしょうか。
無印収録 『俺が犬で彼女が主で』
なんという幸福感・・・。激甘の性交シーンを味わった後にやってくる更なる刺客!エロシーンが終わっても逃がしません、さらに追い討ちをかけるか強烈な攻めの姿勢。最高です。
何度ベッドの上で転がったことか。読んでる最中どんな顔してるのかは知りたくないです。
特に好きなのが「合併号」に収録されている「うしろのメガネ太郎」という作品のラスト。左下の小さいコマが見えづらいので拡大。
「キライだから!」
「キライ!」
「・・・キライだもん」
「お願いだから『嫌わないで』って・・・言ってよう・・・」
「お願いだから『嫌わないで』って・・・言ってよう・・・」(エコー)
なんですかこのかわいい生き物!!
中年先生の手書き文字でちまちまっと小さく書かれたセリフ。画像として載せるには見えづらくて申し訳ないのですが、これにこそ、素直になれないけど頑張って愛を言葉にしたヒロインたちの本心やら羞恥やらが見え隠れし、至福の読後感を読者に届けてくれるのです。ちょっとだけ素直になれたんですよ、体を重ねたことで。もう!もう!なにそれ!
ではまとめでも。いつになくテンション高い文章になってしまって読み直すのが怖いですが。
というのも中年先生の作品は基本的にテンションが高いものが多く、読んでいて成年漫画だという意味以外でも凄く気持ちよくなれるのです。極上のラブコメがいくつも収録され、というかラブコメしかないのにそのどれもが素晴らしいという凄まじさ。
好きな作品を上げればキリがないので、挙げることがそもそも難しいです。
無印、合併号、初期作品号三冊で、中年先生が商業で発表した作品を全て網羅することができ、年代順から読んで行くと、先生の成長ぶりがよく分かり、その変化もまた楽しめる1要素。
初期作品群は確かに新しいものと比べると絵も未熟ですが、それでも描かれているものにほぼ変わりはなく、これもまた存分にニヤニヤさせてくれる作品たちなのです。
単行本として読むと統一感にはやや欠けるものの、それも全て愛しいと思えてしまうほど。
中年先生が出した3冊、そのどれもに、どこかおかしく、激しく、微笑ましい、少年と少女の等身大の感情が、目いっぱいに甘く詰まっています。
成年漫画のラブコメ、というところにおいては、強くオススメしたいのが中年先生の作品。
最初に読む一冊としては無印(一冊目)がいいと思いますが、3冊どれもお気に入りです。
また中年先生の作品が読めますように!
『年刊中年チャンプ』シリーズ3冊 ・・・・・・・・・★★★★☆
のぼせるくらいに情熱的な恋。かわいい、エロい、面白い。凄いです。
[本]人魚の魔法の薬、ほしい? 『にんぎょひめの壜』
同人誌感想ー。いくつやるかはわかりません。
airdropさんのコミティア96新刊の漫画本、「にんぎょひめの壜」です。
この本が初のオリジナル漫画本とのことですが、なかなか良い雰囲気を持った作品でした。
もともと表紙買いに近いノリで購入したのですが、絵も可愛らしく見やすくて好印象。
気だるい春の授業中、主人公は隣の女の子から声をかけられます。
「あるよ」「え?」「わたし知ってるよ、覚醒剤」
そんなドキっとするやりとりから始まる、2人の女の子のささやかなお話です。
ページ数としては30ページ弱で、ぐいぐい動く物語というわけではないのですが、「人魚姫」という単語がイメージさせる儚さや幻想性、そして信じてはいないけれど、でもちょっと人魚になるかもしれないということに、微妙に動揺したり・・・。
パンチが弱い感は否めないにしろ、こういう雰囲気、自分好きなもので。
「目が覚めたでしょ?」と言った女の子の表情に、いろんな意味でしてやられましたねw
あえて百合ものというほど密接なコミュニケーションをとるわけではないのですが、メインの2人の女の子の距離感が程よく心地良い。きっとここからまた。
またこのサークルさんの本買って見たいなと思います。
airdropさんのコミティア96新刊の漫画本、「にんぎょひめの壜」です。
この本が初のオリジナル漫画本とのことですが、なかなか良い雰囲気を持った作品でした。
もともと表紙買いに近いノリで購入したのですが、絵も可愛らしく見やすくて好印象。
気だるい春の授業中、主人公は隣の女の子から声をかけられます。
「あるよ」「え?」「わたし知ってるよ、覚醒剤」
そんなドキっとするやりとりから始まる、2人の女の子のささやかなお話です。
ページ数としては30ページ弱で、ぐいぐい動く物語というわけではないのですが、「人魚姫」という単語がイメージさせる儚さや幻想性、そして信じてはいないけれど、でもちょっと人魚になるかもしれないということに、微妙に動揺したり・・・。
パンチが弱い感は否めないにしろ、こういう雰囲気、自分好きなもので。
「目が覚めたでしょ?」と言った女の子の表情に、いろんな意味でしてやられましたねw
あえて百合ものというほど密接なコミュニケーションをとるわけではないのですが、メインの2人の女の子の距離感が程よく心地良い。きっとここからまた。
またこのサークルさんの本買って見たいなと思います。
[本]"美しいもの”を見つけた女たち。 『蝋燭姫』
蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX) (2009/10/15) 鈴木 健也 商品詳細を見る |
蝋燭姫 2巻 (ビームコミックス) (2011/02/14) 鈴木 健也 商品詳細を見る |
泣かないで スクワ
Fellows!にて連載していました、鈴木健也先生の「蝋燭姫」1,2巻です。
今年の2月に発売された2巻で完結し、取り上げるのが遅れてしまいましたが、いやぁしかし何度読んでも本当に味わい深い作品です。Fellowsはかなり独特な誌面で雑誌そのものが大好きなのですが、個人的にはこれまでの掲載作品の中でもイチオシ。
中世ヨーロッパをイメージさせる世界観で、その描写力(おもにフェチっぽい方向における)と二転三転するスリリングなストーリー展開にすっかり惚れてしまいました。
今日はこの作品について感想をー。
国の辺境にある聖イルーユ修道院にやってきた突然2人の少女。スクワとフルゥ。
スクワはこの国の姫なのですが、次期国王ルルクス王子との権力争いに一時的に敗北し、王家の血を引く少女であるにも関わらず修道院へと追放されてきたのでした。
フルゥはそんなスクワ姫に付き従う従者。世間知らずで暴力的で、スクワ姫を溺愛してます。
質素倹約を重んじる修道院に幽閉された、一国の姫とその従者。
修道院での生活に不慣れなフルゥは、スクワのために、と無茶な行動を起こし、そのたびに修道院にトラブルを呼びます。姫を愛するがゆえの暴走ですが、これには修道女たちも困り顔。
そうして最初は浮いていた彼女たちですが、少しずつ周囲から理解を得て打ち解け始めます。
のどかな平和が続くと思いきや・・・しかし急展開、突如現れた男たちが修道院を襲撃。
いくらこんな辺鄙な修道院に押し付けられたからと行っても、国の姫であるからしてそ利用価値は計り知れません。姫を守るためにフルゥは剣を手に取り、修道女らも立ち向かいます。
次々現れる男たち、追い詰められる少女たち、その中でキラリ光る『本当に美しいもの』。
酷く現実的な重みのあるストーリー展開ですが、だからこそ感じるロマンに胸が躍ります。
以下、特に気になったところをいくつか紹介。ネタバレ注意。
目覚しいのはやはりスクワ姫様の変わりっぷりですよ。何ですかこの娘ー!・スクワ姫の変化
1巻の最初では尊大な態度で表情1つ変えることない、お堅い女の子だったのですが
2巻からはどんどん言葉数も表情も豊かになってゆき、自分を慕ってくれていたフルゥに「初めて会ったときからあなたのこと大嫌いだったの」と言ったと思ったら、見たこともないくらい顔を赤らめて「あなたのこと好きになったみたいなの」!やりおった!ガチ百合展開っ!しかも極上の格差恋愛っ!このときのテンションの上がりようはハンパじゃなかったですよ!!
以降フルゥに対してものすごい愛情を示すお姫様。
序盤の姫を見てからだと、子猫のようにじゃれる後半の彼女にはニヤニヤせざるを得ません。これまで距離をとってしまっていたからこそ、もっと近づきたい、もっと知りたい、もっと触れたい、積極的なお姫様ですよ。
フルゥとしては意外ではあってもどこか望んでいた関係のはず・・・ですが、やっぱり現実問題こんなことになってしまっては、彼女もどう姫に接していいかよく分からない。
ぎこちなくも甘い2人の様子には笑顔にならざるを得ないというものです!
微笑ましい2人の時間。しかしふと、スクワがフルゥに物語の読み聞かせを求めたとき、戦闘によるものとはまた別の緊張感が急に芽を出します。・フルゥに眠る狂気
フルゥが語ったのは、彼女の昔話。
幼いフルゥを救った、白く美しい一頭の狼。やがて彼女が大きくなり力をつけ、その狼と山中で再会をした。美しかった毛並みは汚れ、やせ衰え、率いていた群れを追われたらしくたった一匹で山にいた。憧れた強さ・美しさ・・・それはとうに失われていた。
自分にとってのかつての英雄に対し、彼女は行動を起こす。
その哀れさがかつての面影を塗りつぶしてしまう前に、殺したのだ。
それはフルゥの中に眠る無垢な狂気。
彼女はもともと珍しい黒い肌色をしており、それが原因で迫害を受けたこともあったのでしょう。そんな背景があったとすれば、彼女が「美しいもの」に強い憧れを持っていることに説得力があります。そしてそんなフルゥは「美しいもの」と言ったものは、紛れもなくスクワ姫。
ふと不安が襲います。フルゥが守りたいものはスクワ姫ではあるけれど、突き詰めていってしまえばそれは彼女の命ではない。美しさなのだ。
フルゥに心を開き、まるで普通の小娘のような振る舞いをするようになったスクワ姫を、彼女は良いようには感じていません。彼女が憧れたスクワ姫は、変わってしまったのだから。
姫の「美しさ」に異常な執着を抱く従者フルゥ。やがて彼女は、姫に刃を向けることとなります。
少女が抱く美への憧憬。それは至極当然で可愛らしいものでありながら、時として酷く歪で醜い姿を現します。この作品に繰り返し「美しい」という言葉が登場するのも、そういうものがテーマの1つとしてあるからなのでしょう。
一度は姫に剣を向けたフルゥ。しかしその後に自らたどり着いた答えには感動です。
ただ美しいだけではない、「本当に美しいもの」。それはなんだろう。
この物語でかなりな存在感を放つキャラクターに、ヤージェンカという少女がいます。・美しいもの
修道女の1人なのですが最初から何かにつけてはフルゥに突っかかり、言い争いを起こしていた女です。後に明かされますが、彼女もまた王家が差し向けたとある組織に属する人間でした。
けれど修道院に敵が迫ったとき、スクワとフルゥのために奔走した働き者。
到底そんな人物には思えなかったのに、なんですかこの頼りがいのあるお姉さんは・・・!と驚きつつもニヤニヤしていたわけですが、敵に囚われたヤージェンカが発した言葉には思わずさらに胸が熱くなる・・・!
「美しいものを見たんだ 命くらい張るさ」
その後にはフルゥのアップが入るなど、彼女が指す「美しいもの」がフルゥであることが示されています。前はあんなに疎んでいた風なのに・・・ヤージェンカさんー!!
彼女が命を張れるまでに憧れたもの、それはたった1人のために、1つのことだけを見て、ひたむきに行動できる強さと純粋さ。後にフルゥのそれが揺らぐからこそ読んでいてオイオイどうなるんだと酷く動揺してしまったのですが、それにしても熱い展開です。
美しいもの、それは人を変える。ヤージェンカの生き様もまさしく美しい。
「蝋燭姫」で一番痺れるのが、物語の終わり方なのです。以下ネタバレ注意。・物語の結末
結末に関しては様々な解釈ができます。
現実的なことを言えば、医学がそれほど進歩していないこの舞台でフルゥは腕を切断する大怪我と、あの衰弱っぷり。スクワは無傷ですが、フルゥを背負って治療のために吹雪く山を歩き通す体力なんてあるとは思えません。
そして最終コマ、2人の向かう先に描かれている意味深な十字架。
人的な意見ではありますが、2人はきっとこのまま生きて修道院へ戻ることは叶わなかっただろうと思っています。そう判断するに足る要素が、あまりにも多いのです。
物語としても、本当に美しいものを見つけたというところで本当に綺麗にまとまっているぶん、ここで2人は共に命を落としてしまったというシナリオでも十分に、いやだからこそロマンチックで感傷的な面白みがあるのではと。
と思えば、この作品、2巻の表紙に意地悪な仕掛けがしてありまして・・・それはお手にとって作品を読んでみてのお楽しみなのですが・・・表紙を手に取り広げて見てると、涙が出てきそうになります。
こんなに悶々させられた物語の結末は久しぶりで、それも別に嫌だとは思わないんですよね。ずっとこの作品を味わえるようで、幸せですらあります。
2chへのリンクになってしまいますが、鈴木健也先生スレには面白いものがあります。
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/comic/1297823220/36-37 キャプ画像→■
たまに見かけるコピペの改変ではありますが、本当に上手くできています。どのエンディングも、間違いないと肯定することも否定することもできないのです。
つまりこの作品、読者それぞれが思う一番「美しい」エンディングを、それぞれの中で迎えることができる作品でもあるのですよ。美しさに拘ったこの作品ならではの結末!面白いですね。
精密かつ豪華、独特なタッチで描かれる中世ロマン百合物語「蝋燭姫」。
2巻で綺麗に収まった、それでいて無限に広がりを見せるラスト・・・感服です。夢中で何度も読み、そのたびに甘酸っぱい感情で胸がいっぱいになりました。
素敵な物語を届けてくれた鈴木健也先生に、感謝するほかありません。
・・・と、上ではシリアスな部分をメインで取り上げましたが、他にもいろいろと楽しめるところの多い作品です。例えば、色々と下ネタも凄い作品でもあったりするのです。
ます異様に気合の入った女体描写にはビビらされます。いつだったか鈴木先生はFellowsの作者コメント欄で女体描写への熱を語っておられましたが、果たして披露されたフルゥの乳首は、まさに大迫力と言ったものでございました(神妙な顔)。ああ、自分は大好きですよ!!
ほかにも生理だ脱糞だと生々しい話題がどんどこ出てきますし、サディスティックな描写・シチュエーションも目立ちます。とんだ変態漫画ですよ!まぁだからこそ、精神面における美しさがよりキラリ際立つというものです。でもそんなマニアックな部分も魅力的!
基本的に野郎は敵、女性たちが戦うお話で、構図的にも時代背景的にも熱いです。
あらゆる部分で重厚な読み応えを提供してくれる物語でありますが、1巻2巻それぞれの中間くらいに収録されている書下ろしオマケ4コマ漫画がまた特にヒドいことになってます。
本編とはまた違ったシュールなノリのギャグが展開し、普通に笑ってしまいましたw「ガバガバさ」の歌を真顔で歌うフルゥはなんだよこれとw 鈴木健也先生ギャグも上手い!
・・・と色々書いてみましたが、まとめますと、何から何までツボな作品でした。
美しい記憶(物語)として、ずっと自分の中に残りそうな、名作と呼びたい作品です。
強いクセがありますが、いろんな人に読んでみてほしい物語。
鈴木健也先生の新作を楽しみに待つとします。
『蝋燭姫』全2巻 ・・・・・・・・・★★★★☆
2巻完結にしてボリューム満点、そして文句なしに面白い。インパクトのある作品でした。
[告知]2回目のラジオやります。
今度の日曜日に2回目のラジオをやります。
タイトルは『正直どうでもいい酔いどれ眼鏡ラジオまごごはん』ーということで
タイトルの通り、今回のゲストは、たまごまごごはんのたまごまごさんです!
そして今回は、成年向けな話題も含まれますので、ご注意お願いします。
【日時】
5/22 日曜日 22:00~24:00
基本的には2時間の予定です。
機材トラブル等の予期せぬ事態で開始が遅れた場合・盛り上がりに応じて延長する場合のために、24:00~24:30の30分間を予備とします。
【話す人達】
葵(あおい) from 酔いどれ眼鏡の漫画居酒屋
漣(さざなみ) from 正直どうでもいい(ここ)
【ゲスト】
たまごまご from たまごまごごはん
【話す話題】
●自分のイチオシ!成年漫画プレゼン!(成年向け)
●ハッピーエンド・バッドエンド、特に好きなのはドッチ?
●不合理にゴーゴー?青春を“3つの柱”で考える!(メイン)
飽くまでも予定です。
【配信URL】
http://www.ustream.tv/channel/%E6%9C%AC%E7%95%AA%E4%BA%88%E5%AE%9A%E5%9C%B0
話す私達の当日の余裕次第ではありますが、ツイッターでの書き込みは出来る限り確認するつもりです。
必ず反応する事をお約束は出来ませんが、ご感想やご意見等、遠慮なく書き込んで下さい。
以下、【話す話題】について少々補足。
テーマの一つが成年向けなので、補足も一部成年向けになっています。
●自分のイチオシ!成年漫画プレゼン!
今回ラジオをやる3人ともがエロ漫画が好きということで、じゃあエロ漫画の話をしてしまえばいいんじゃないかというコーナー。各々がテーマ(それぞれが特に好きなジャンル・方向性)に沿ってオススメ漫画についてお話してみましょうという感じです。
それぞれのテーマと紹介予定の作品は、以下このような感じです。
葵(あおい)
■“愛”の物語
●独蛾(月吉ヒロキ)
●TSF物語(新堂エル)
漣(さざなみ)
■イチャイチャラブラブ
●あまみドコロ(睦茸)
●年刊中年チャンプ(中年)
●年刊中年チャンプ合併号(中年)
わーいイチャイチャー。
自分が取り上げる作品については放送までに記事アップしようかなと思っています。
たまごまご
■性癖&サブカル
●ふくらみかけの処女たち(ジャイロ余目)
●卒業式は裸で(町田ひらく)
●黄泉のマチ(町田ひらく)
●たんぽぽのまつり(町田ひらく)
●ハッピーエンド・バッドエンド、特に好きなのはドッチ?
なんにせよ作品の印象を強く決定付けるのは、どのような結末を迎えたか、なのでは。
ハッピーエンドとバッドエンド、敢えて2つの内のどちらかを選ぶならどちらがお好みですか?ということを、3人で色々話してみようというコーナー。
具体的な作品名をいくつか挙げて、この終わり方はどう?みたいな進行になりそうです。
●不合理にゴーゴー?青春を“3つの柱”で考える!(メイン)
今回の放送のメインテーマ、かも。青春を取り扱う作品は本当に数多く存在しているので、ここでは大きく3つの柱・視点から考えていきたいなと思います。
1つ目の柱は、熱を帯びて加速する青春。
2つ目の柱は、ルサンチマンを抱く青春。
3つ目の柱は、「何もない」を楽しむ青春。
上のそれぞれで、私達3人が思った作品を紹介&話をしようというコーナーです。
というわけで、こんなラジオをやりますので、ぜひぜひ。
3月末に葵さん・ゴルゴ31さんと行ったラジオ放送第1回からちょいと経ちましたが
今回の2回目ではたまごまごさんをお招きしての放送になります。
1回目はゴルゴさん、2回目たまごまごさん。このラジオのゲストどうかしてます。
今から緊張・・・、というか一回目もモロに緊張してましたね。がんばりますがんばります。
放送途中はある程度ツイッター等チェックしようと思っていますので
聞いてくださってる方はそちらに書き込んで下さると嬉しいです。
全ての書き込みにリアクションがとれるかは微妙ですが、話題が膨らむと思いますので。
至らぬ点もたくさんあると思いますが、楽しんでいただけるようがんばりますー。
それと、第2回放送にあわせまして、前回のラジオの放送ファイルを公開しました。
・第1回『正直どうでもいい酔いどれ眼鏡ラジオ31』放送ファイル公開のお知らせ
詳しくは上の葵さんのブログの方にも書いてあります。そして配信は以下で行っています。
・配信ページ
DLに関する質問、または内容に関しての意見などあればメールでお願いします。
漣の声が気色悪いのは仕様ですので我慢してください。マイクも近かったかなぁ。
タイトルは『正直どうでもいい酔いどれ眼鏡ラジオまごごはん』ーということで
タイトルの通り、今回のゲストは、たまごまごごはんのたまごまごさんです!
そして今回は、成年向けな話題も含まれますので、ご注意お願いします。
【日時】
5/22 日曜日 22:00~24:00
基本的には2時間の予定です。
機材トラブル等の予期せぬ事態で開始が遅れた場合・盛り上がりに応じて延長する場合のために、24:00~24:30の30分間を予備とします。
【話す人達】
葵(あおい) from 酔いどれ眼鏡の漫画居酒屋
漣(さざなみ) from 正直どうでもいい(ここ)
【ゲスト】
たまごまご from たまごまごごはん
【話す話題】
●自分のイチオシ!成年漫画プレゼン!(成年向け)
●ハッピーエンド・バッドエンド、特に好きなのはドッチ?
●不合理にゴーゴー?青春を“3つの柱”で考える!(メイン)
飽くまでも予定です。
【配信URL】
http://www.ustream.tv/channel/%E6%9C%AC%E7%95%AA%E4%BA%88%E5%AE%9A%E5%9C%B0
話す私達の当日の余裕次第ではありますが、ツイッターでの書き込みは出来る限り確認するつもりです。
必ず反応する事をお約束は出来ませんが、ご感想やご意見等、遠慮なく書き込んで下さい。
以下、【話す話題】について少々補足。
テーマの一つが成年向けなので、補足も一部成年向けになっています。
●自分のイチオシ!成年漫画プレゼン!
今回ラジオをやる3人ともがエロ漫画が好きということで、じゃあエロ漫画の話をしてしまえばいいんじゃないかというコーナー。各々がテーマ(それぞれが特に好きなジャンル・方向性)に沿ってオススメ漫画についてお話してみましょうという感じです。
それぞれのテーマと紹介予定の作品は、以下このような感じです。
葵(あおい)
■“愛”の物語
●独蛾(月吉ヒロキ)
●TSF物語(新堂エル)
漣(さざなみ)
■イチャイチャラブラブ
●あまみドコロ(睦茸)
●年刊中年チャンプ(中年)
●年刊中年チャンプ合併号(中年)
わーいイチャイチャー。
自分が取り上げる作品については放送までに記事アップしようかなと思っています。
たまごまご
■性癖&サブカル
●ふくらみかけの処女たち(ジャイロ余目)
●卒業式は裸で(町田ひらく)
●黄泉のマチ(町田ひらく)
●たんぽぽのまつり(町田ひらく)
●ハッピーエンド・バッドエンド、特に好きなのはドッチ?
なんにせよ作品の印象を強く決定付けるのは、どのような結末を迎えたか、なのでは。
ハッピーエンドとバッドエンド、敢えて2つの内のどちらかを選ぶならどちらがお好みですか?ということを、3人で色々話してみようというコーナー。
具体的な作品名をいくつか挙げて、この終わり方はどう?みたいな進行になりそうです。
●不合理にゴーゴー?青春を“3つの柱”で考える!(メイン)
今回の放送のメインテーマ、かも。青春を取り扱う作品は本当に数多く存在しているので、ここでは大きく3つの柱・視点から考えていきたいなと思います。
1つ目の柱は、熱を帯びて加速する青春。
2つ目の柱は、ルサンチマンを抱く青春。
3つ目の柱は、「何もない」を楽しむ青春。
上のそれぞれで、私達3人が思った作品を紹介&話をしようというコーナーです。
というわけで、こんなラジオをやりますので、ぜひぜひ。
3月末に葵さん・ゴルゴ31さんと行ったラジオ放送第1回からちょいと経ちましたが
今回の2回目ではたまごまごさんをお招きしての放送になります。
1回目はゴルゴさん、2回目たまごまごさん。このラジオのゲストどうかしてます。
今から緊張・・・、というか一回目もモロに緊張してましたね。がんばりますがんばります。
放送途中はある程度ツイッター等チェックしようと思っていますので
聞いてくださってる方はそちらに書き込んで下さると嬉しいです。
全ての書き込みにリアクションがとれるかは微妙ですが、話題が膨らむと思いますので。
至らぬ点もたくさんあると思いますが、楽しんでいただけるようがんばりますー。
それと、第2回放送にあわせまして、前回のラジオの放送ファイルを公開しました。
・第1回『正直どうでもいい酔いどれ眼鏡ラジオ31』放送ファイル公開のお知らせ
詳しくは上の葵さんのブログの方にも書いてあります。そして配信は以下で行っています。
・配信ページ
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漣の声が気色悪いのは仕様ですので我慢してください。マイクも近かったかなぁ。
[本]好きだから、首輪が欲しいんだよ。 『ココロの飼い方』
ココロの飼い方(2) (ヤングマガジンコミックス) (2011/05/06) コタニ ヨーコ 商品詳細を見る |
尚が好きだから
コタニヨーコ先生の「ココロの飼い方」2巻が発売されました。
一見爽やか~な学園ラブコメ、と見せかけて結構おかしいのがこの作品。
ですが基本的には初々しい青春恋愛漫画で、とても可愛らしく読みやすいです。
1巻は発売当時レビュー書きましたので、よろしければそちらも→リンク
では2巻の感想へー。
2巻では新キャラを複数交えての展開が目玉。
ヤンキーっぽいけど美人な先輩・演劇部の山田さんが主人公たちの関係を乱すかのような活躍っぷり。恋人関係になって初めての恋のライバル(・・・)の登場で2人はどうなるのかー!?
と煽ってみますが、まったくブレない尚雪&コロちゃんでした。流石といえば流石。
まぁ実際先輩が2人の意識を微妙に変えたことは間違いないことであり、
この巻の最大の見所は嫉妬しあう2人がすっげぇ可愛いってことだと断言!
コロちゃんがもっと尚雪にかわいいって思ってもらえるようにがんばるのには何度も悶えさせてもらいました・・・!なにその必死でかわいいアプローチ!コロちゃんやっぱかわゆー!
そして尚雪はとっておきの殺し文句でコロちゃんの気を引こうとします。
「首輪つけてエッチなことしてあげる・・・!!」(ピシャアン
「おまえは何を言っているんだ」と言いたくもなりますがコロちゃん嬉しそう・・・。
山田先輩登場による混乱が収まり、2人は改めて互いの気持ちを再確認。
首輪が欲しいから好きじゃない。好きだから首輪が欲しいんです。
ちょっとおかしな関係だけれど、間違いなくこれは純粋な「好き」のカタチ。
にしても「女同士のほうがポイント分かってるから気持ちいいってホントかな・・・!?」と真顔で考え込むコロちゃんは、本当に性への好奇心強いですねw
さて、2巻から地味にサブキャラ勢もそれぞれにいい味が出てきたと思います。
手越さんが貧乳キャラとしても頭角を現しだし、いいキャラクターに育ってきたなと。
なんかしらコンプレックスを抱えている女の子というのは、もうそれだけで美味でございまする。胸の話題に過剰に反応する手越さんの姿には涙と微笑みが誘われますね!(笑顔
しかし今回の2巻の最後のオチにして衝撃のオチには確かにビックリ。
てンめえええええええ
ちなみに2巻のオマケでは彼の童貞喪失物語が・・・・・・・もしかしたら3巻にも続くのかも?
手越さんが顔をすごく赤くしてますけど、これは驚きからくるものなのか、性的な話題のためなのか、それともアフロへなにか思うところがあるのか・・・・・・ふむむ、そういえばアフロとは何かと微妙にフラグが立ってきているような気も。
んではまとめ。
1巻が楽しめた人なら順当にオススメできる内容の第2巻となっています。
ただ1巻のインパクトがやや薄れてきてしまったことは多少感じたりも。更なるパワーアップがされてるとは言えないかなぁ。初期のインパクトが凄かったせいもあるかも知れません。
描写的には1巻よりもさらに過激になったとは思いましたけども。
しかしながら今だにドキドキする思春期少年少女の恋愛模様。その面白さは変わらず!
高校生らしい性的な葛藤がされているんですが、まるっきり子供みたいなじゃれあいをする尚雪とコロちゃんには和ませられますねぇ。刺激的なのにどこか安らぐ。
でも男子体操部の典雄先輩はちょっとどうかなーと思ったりも。
どっかネジが飛んだドタバタ劇がこの作品の面白さであって、このキャラのような明らかなネタキャラは、この先一切シリアスな使われ方はしないんだろうなってキャラの登場はやや残念。
まぁこの作品に深刻な展開なんてそうそうないだろうなとは思いますがw
と、いろいろ思ったこと書いてみましたが、3巻も楽しみにしてます。発売は8月予定。
『ココロの飼い方』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
1巻の雰囲気が好きな人なら問題無し。コロちゃんは小動物的魅力が凄いですねぇ。