[漫画]やっぱりデレすぎ、いちこ先生! 『こみっく☆すたじお』2巻
こみっく☆すたじお(2) (ヤングマガジンコミックス) (2011/06/06) 此ノ木 よしる 商品詳細を見る |
トイレはウソ ホントは海に入りたいの
いちこ先生の ものすごい デレっぷり
ついついこみ☆すたと呼びたい「こみっく☆すたじお」の2巻が発売されています。
1巻の最初からほとんどイチャイチャしているいちこ先生と相原ですが、それは2巻でもまるっきり変わってはおらずむしろどんどんいちこ先生陥落していっています。
いちおうキャラクター的としてはツンデレのはずですが、2巻オビで公式からツッコミがされているとおり先生はちょっとデレが過ぎる!でもそんなところが可愛いのですよ!
ではそんなデレッデレないちこ先生に俄然テンションの上がる第2巻感想ー。
1巻は漫画家漫画ということもあり、基本的に室内でのみで話が進んでいましたが
今回は表紙の砂浜で水着姿ないちこさんで分かるように、アウトドアで一夏の思い出的エピソードがあり。それにしたってビーチ漫画描いてるこの絵はなかなかちょっと違和感がw
単行本しょっぱなの第7,8話がその海へ遊びにいくエピソードなのですが
旅行を完全にデート気分で楽しみにしていたり、水着姿をほめてもらいたがったり、「相原とはどこまで行ったの?」と聞かれては見事な赤面とうろたえっぷりを披露するなど、 恋する乙女ぶりが素晴らしいのです。
というかこれ、作品読んだら結構気になるところだと思うんですよ。
いちこ先生って生えてるんですか・・・?
この疑問にこっそりと答えがあるのもこの2巻だったり。要チェックですよね!!(毛でかよ
でもその答えにすら可愛らしさが滲むもので、いちこ先生の女のらしさに思わず笑顔。
しかしせっかく海に遊びに来たのに、うっかり増ページのことを忘れていて、時間の都合で海で仕事をすることになってしまう一行。せっかく海に来れたのに・・・と落胆するいちこ先生。
いやいやあなたのうっかりのせいですよ、と思いつつもしょんぼりする先生はもうまるきり小学生でなんというか撫でたい。しかも我慢できなくなって嘘をついて相原と仕事場を抜け出し泳ぎに行ってしまいます。
本当に楽しみにしていたんですね・・・・・・。そしてついに海で2人きりになった相原といちこ先生。
と思ったらいちこ先生実は泳げず、イチャイチャ(相原のいたずらが大部分ですが)してたら危うく溺れかけてしまいます。これは危ないと、すぐさま助けに向かうアシスタント相原!
「ばっ」と助けに向かいながら、脱がせたいちこ先生の水着を放り捨てました。
結局この後上も下も水着を失ったいちこ先生は、びしょ濡れのシャツを素肌から着てすっけすけになってしまいます。いやぁうっかりうっかり!なにやってんだこいつ素晴らしいぞ。
2巻は海以外でもニヤニヤできるシーンが盛りだくさん。
漫画賞入賞を目指す相原に「入賞できたら一緒にお風呂に入る」とご褒美を提示する先生。
でも相原の執筆は苦戦続き・・・思わずテンションが下がってしまう彼にいちこ先生が一言!
「一緒にお風呂に入りたくないんだ」ですよ!いじけっちゃったいちこ先生のこの可愛さ!すねた顔も妙なポージングもまた可愛くて。
(・・・ところで先生がほっぺ膨らますときの「うびー」ってのも好きです。)
相原としてももちろん非常に魅力的なのですが、 お風呂のためだけに漫画を描いてると思われるのもなんか複雑だったりで、思わず「賞を獲らなきゃ一緒にお風呂に入ってくれないんですか」とか言ってしまったり!
なに2人していじけあってんですかと!いじけ合っては照れあって・・・このイチャつきを見てしまっては、ゴロゴロと悶絶してしまっても仕方の無いはずなのですよ、きっと!
そして他の作家さんとの飲み会に御呼ばれしたときには、相原に作家のフリをさせていちこ先生はコスプレをして集まりに潜入するわけですが、その制服コスが似合いすぎてまるっきり中学生にしか見えず。
そんな格好でお酒を飲んでデレデレしまくり相原に絡みだしてしまいます。
マジ惚れ宣言!
そしてこのあとちゅっちゅしだすのですが、制服コスでは非常にけしからん絵面でした。
そんな2巻でした。まさに安心安全のデレっぷり。
合法ロリをいいことに色々やらかしていますが、やらしくなりすぎず初々しさを残した微笑ましい描写に仕上げているのは上手いと思います。
女の子もばっちり可愛らしいです。本当にいちこ先生はいじける姿が可愛すぎる。
今回、一癖ある新キャラに桜塚という男性(漫画家)が登場しましたが、少々の不安はあるものの彼もしっかりラブコメ要因として活躍してくれそう・・・かも?VS西川さん的に。
テンポよく、毎回面白いイベントを持って来てくれる作品で、絵の可愛らしさと合わせてとても読みやすい印象です。それでいてインパクトは残していく作品。
第3巻は12月発売ということで少々先になりますが、今から楽しみに待ちたいと思います。
もうキスは当たり前になってきましたし、今後はどうなってしまうのかw
漫画家漫画というよりはまるきりラブコメですが、まだまだこの甘い空気を味わって行きたいですね。のんびりと読み続けたい「こみっく☆すたじお」でした。
『こみっく☆すたじお』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
デレ9割ツンデレのいちこ先生、今回もやっぱりでれっでれ。かわいいなぁ。
ところで夏コミで此ノ木先生が出される予定のげんしけん本も楽しみすぎます。
[本]二代目げんしけん、はじまりはじまり。 『げんしけん』10巻(二代目の壱)
げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC) (2011/05/23) 木尾 士目 商品詳細を見る |
咲ねーさんのコト 好きだったっしょ?
げんしけん復活ッッ!げんしけん復活ッッ!
ということでまさかのげんしけんの10巻が発売されました。本当に出てしまいましたよ!
「二代目の壱」と副題が付いていますが、やはり「10巻」とも付けてしまうあたりにくい。本棚にずっと収まってた9巻の横にまた新しいげんしけんを並べることができるこの感動!
もともとは一回きりの読みきりとしてアフタヌーンで復活しましたげんしけんですが、去年の秋くらいに「期間限定復活」と銘打たれ短期シリーズ的に再出発し、しかしいつのまにやら限定解除され通常連載になりました。これから先もげんしけんが楽しめてしまうとか嬉しすぎる・・・!
しかし二代目ということで、これまでのげんしけんと変わった点も多くあります。主要メンバーが特にそう。どんな感じになってるかは、感想としてつらつら書いていこうかなと。
春は新歓の季節。現会長は荻上。
なんとか新入生をげんしけんに入れなければと奮闘し、3人の女の子を確保しました。
二代目になってからはこの新入生たちが存在感を放つ内容になっていますね。
明るく活動的な腐女子、吉武。地味系でちょっとだけ頑固な腐女子・矢島。正統派美人だけどやっぱり腐女子・波戸。・・・っておい全員腐ってるー!
現役では荻上と大野さんがいますし、げんしけん一気に女性密度が上がってしまいました。そりゃクッチーもハーレム気取りになってしまいますよ。・・・とか思ってたら予想外の展開が。
新入生の1人、正統派キラキラ美人の波戸さんですが・・・
波戸くんでした。
本名は波戸賢二郎。男の子らしいお名前ですね。なんとなくハーマイオニー的某漫画家さんを思い出します。最近ついに自分から女装しだしましたねあの主人公。今関係ないですけど。
まぁなんにせよこの二代目の壱巻、この波戸くんをめぐるエピソードがとても多く
しかもどれもろくでもない内容ばかりで、その濃いキャラを存分に味わうことができます。
というかそもそも女装&腐男子キャラ。これだけでも強烈すぎるのですが・・・もうどんどん酷い方向に進んでいってしまうのがこの巻の面白いところw
校内の女子トイレで女装してから部室にくることを咎められ、ならばいい着替え場所があるぞとスーが提案したのが斑目のアパート。それを斑目も了承。
部屋を貸してもらってるお礼にと片付け・掃除をしたり通い妻状態の波戸くんです。
しかもそんなシチュエーションに波戸くん自身興奮気味になっており、俯瞰的に物事を見るもう1つの人格を妄想で作り出し、「ハト(自分)×マダ(斑目)・・・アリだな・・・」とか言い出す始末。これには流石のげんしけんメンバーもドン引きである。
というか最初は女装キャラにしても最初はまだ慎みがあったように思うのですが、
心が開けてきたのか、どんどんその真髄があらわになってきてしまいました。
そしてふと斑目と2人きりになったときには、今度は自分が襲われる妄想!
色々ダメすぎませんかこの人ww
別人格を作ってそれで楽しんでる節もあり、相当イタかわいいです。
まぁそうなってしまったことにはシリアスな理由もあるのですが、結局今も女装を続けているのは「楽しいから」という想いが強いためであり・・・うわぁ、まとめてみると本当にダメだw
というか斑目さん、ここにきて意外な料理スキルを発揮し、自らやや危ないルートに踏み出してしまった感あり。斑目さんの未来があらゆる方向から心配です。可愛いですねぇ斑目、ホント。
しかしながら、波戸君はきっぱりと「自分はホモじゃない」と断言しているので、BLに萌えているのもフィクションだという意識をもって、距離をとりつつ楽しんでいるようです。そこらへんのバランスは面白く、リアリティを感じます。この先きっと揺らぐんじゃないかなとも思うんですがw
でも彼を見てると、クッチーじゃなくても言いたくなりますね。こんなにかわいい子が(略)!
げんしけんの魅力の1つにあるのが、オタクだからこそ感じることができる毒というか、共感できる切なさかなとと思います。(自分で自分がオタクだと言うのはなんか変な感じですけど、この場では取り敢えず、ということで。)
そんな要素をいっぱいに背負い、読者から愛され続けているのが斑目というキャラクター。
げんしけんが好きな人はもれなく斑目が好きなんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか。自分も大好きなのですが、二代目になっても彼の登場が多いのは非常に嬉しいところです。やっぱりげんしけんといえば斑目だよ、なんて思ってしまう自分。
波戸くんという強烈なキャラクターとの絡みが多く印象的ですし、未だにいろいろ引きずってしまっているのも甘酸っぱいなぁ・・・!部室で1人でいる時に、部室にたまって男ばかりでゲームやってた昔を思い出すシーンも素敵。笹原妹に「お前ちゃんと失恋できてねーんだよ」と言われたときには、自分もハッとさせられてしまったり。
でも、うん。変わらずちょっと情けない斑目が、やっぱり大好きだ。
それと斑目とスーとのやりとりはやっぱりすごく和みますねぇ。これも好き。
またその話題に関して、新入生の矢島さんが側面を見せてくれます。
オタクだからと自分で勝手に諦めてしまってる部分に、自己嫌悪してしまったり・・・。
女性のオタクだからこそのコンプレックスというか、劣等感というか。近くに波戸くんなんて人がいたらそれはしょうがないだろうだろうなぁと思いますが、彼女がちょっと悔しい思いをしたり、後悔してしまったりするシーンでは、この作品独特の、リアルな体温みたいなものを感じさせられました。
ああ、あるよなあ、そういうの、なんて。
自己嫌悪で傷つく弱さなんてみんなが持っていると思いますが、そういうのを感じさせてくれるのもこの作品の面白いところでしたね。かわいいなぁ。情けないなぁ。そこがまたかわいい。
ではまとめ。
9巻の発売が2006年12月なので、もう4年以上経っているのですね。しかしそんな長い期間があいたことを感じさせません。懐かしくも心地良い「げんしけん」の空気は健在です。
今回も散りばめられた小ネタの量が凄いですね、スーのカバー範囲の広さ凄いなと!
げんしけんは小ネタに関してもニヤリとできるものが多くていいですねぇ。コアになりすぎない、絶妙で程いいバランス。新しいネタも多数出ましたしね。ブヒるって女の子が言うと可愛いな!
そういえば今回のカバー裏も面白かったですねw斑目とスーはアリですなぁ。
恋愛要素もちらちら顔を出し、大野さんの「田中さん待ち」だとか、荻上の電話とか、57話のオマケ4コマとか、ニヤニヤしてしまうのは仕方がないことですw
かつてげんしけんを読んでいたころ、自分はまだ中学生とかだったわけですが
大学生になった今げんしけん読むと、なんか色々しんどくなりますね☆(笑えない)
個性あるキャラクターたちがわいわいとオタクな話で盛り上がる。
それだけでなんだか凄く面白い。4年ぶりに読んでも、間違いなく。
久しぶりに再開した友達と、昔と変わらないノリで笑い合えたような嬉しさです。
確実に変わってきたげんしけん。たしかに初期のころとは大分違ってきましたけれど、でもやっぱり「げんしけんの空気って、こういうのだったな」と思い出せる部分もたくさんあります。
何度かお話してるのでしつこいかもですが、自分はげんしけんに結構影響受けた生き方しているので、この作品の続きを楽しみにできる、という今がとても幸せです。感慨深いですね。
次の巻もまた楽しみに待つとします!
『げんしけん(二代目の壱)』10巻 ・・・・・・・・・★★★★
まさか「10巻」が出るなんて。面白さは変わらず、新鮮なネタも豊富。やはり面白い!
[本]好きだから、首輪が欲しいんだよ。 『ココロの飼い方』
ココロの飼い方(2) (ヤングマガジンコミックス) (2011/05/06) コタニ ヨーコ 商品詳細を見る |
尚が好きだから
コタニヨーコ先生の「ココロの飼い方」2巻が発売されました。
一見爽やか~な学園ラブコメ、と見せかけて結構おかしいのがこの作品。
ですが基本的には初々しい青春恋愛漫画で、とても可愛らしく読みやすいです。
1巻は発売当時レビュー書きましたので、よろしければそちらも→リンク
では2巻の感想へー。
2巻では新キャラを複数交えての展開が目玉。
ヤンキーっぽいけど美人な先輩・演劇部の山田さんが主人公たちの関係を乱すかのような活躍っぷり。恋人関係になって初めての恋のライバル(・・・)の登場で2人はどうなるのかー!?
と煽ってみますが、まったくブレない尚雪&コロちゃんでした。流石といえば流石。
まぁ実際先輩が2人の意識を微妙に変えたことは間違いないことであり、
この巻の最大の見所は嫉妬しあう2人がすっげぇ可愛いってことだと断言!
コロちゃんがもっと尚雪にかわいいって思ってもらえるようにがんばるのには何度も悶えさせてもらいました・・・!なにその必死でかわいいアプローチ!コロちゃんやっぱかわゆー!
そして尚雪はとっておきの殺し文句でコロちゃんの気を引こうとします。
「首輪つけてエッチなことしてあげる・・・!!」(ピシャアン
「おまえは何を言っているんだ」と言いたくもなりますがコロちゃん嬉しそう・・・。
山田先輩登場による混乱が収まり、2人は改めて互いの気持ちを再確認。
首輪が欲しいから好きじゃない。好きだから首輪が欲しいんです。
ちょっとおかしな関係だけれど、間違いなくこれは純粋な「好き」のカタチ。
にしても「女同士のほうがポイント分かってるから気持ちいいってホントかな・・・!?」と真顔で考え込むコロちゃんは、本当に性への好奇心強いですねw
さて、2巻から地味にサブキャラ勢もそれぞれにいい味が出てきたと思います。
手越さんが貧乳キャラとしても頭角を現しだし、いいキャラクターに育ってきたなと。
なんかしらコンプレックスを抱えている女の子というのは、もうそれだけで美味でございまする。胸の話題に過剰に反応する手越さんの姿には涙と微笑みが誘われますね!(笑顔
しかし今回の2巻の最後のオチにして衝撃のオチには確かにビックリ。
てンめえええええええ
ちなみに2巻のオマケでは彼の童貞喪失物語が・・・・・・・もしかしたら3巻にも続くのかも?
手越さんが顔をすごく赤くしてますけど、これは驚きからくるものなのか、性的な話題のためなのか、それともアフロへなにか思うところがあるのか・・・・・・ふむむ、そういえばアフロとは何かと微妙にフラグが立ってきているような気も。
んではまとめ。
1巻が楽しめた人なら順当にオススメできる内容の第2巻となっています。
ただ1巻のインパクトがやや薄れてきてしまったことは多少感じたりも。更なるパワーアップがされてるとは言えないかなぁ。初期のインパクトが凄かったせいもあるかも知れません。
描写的には1巻よりもさらに過激になったとは思いましたけども。
しかしながら今だにドキドキする思春期少年少女の恋愛模様。その面白さは変わらず!
高校生らしい性的な葛藤がされているんですが、まるっきり子供みたいなじゃれあいをする尚雪とコロちゃんには和ませられますねぇ。刺激的なのにどこか安らぐ。
でも男子体操部の典雄先輩はちょっとどうかなーと思ったりも。
どっかネジが飛んだドタバタ劇がこの作品の面白さであって、このキャラのような明らかなネタキャラは、この先一切シリアスな使われ方はしないんだろうなってキャラの登場はやや残念。
まぁこの作品に深刻な展開なんてそうそうないだろうなとは思いますがw
と、いろいろ思ったこと書いてみましたが、3巻も楽しみにしてます。発売は8月予定。
『ココロの飼い方』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
1巻の雰囲気が好きな人なら問題無し。コロちゃんは小動物的魅力が凄いですねぇ。
[本]ウザさも切れ味も益々上昇。じゃれあう2人は3巻目。 『キルミーベイベー』3巻
引き続き縮小更新in東京。これからコミティア!
うざいからいやだ
「キルミーベイベー」3巻出てましたね。お気に入りの4コマ漫画です。
必要最低限のキャラで異常に狭い世界(人物関係も)を描きつつ、4コマ漫画の特性を行かしたとてもテンポのいいギャグを量産してくれる作品。
ちんまりデフォルメの利いたキャラクターがわちゃわちゃ大騒ぎしている様子はほほえましく、この雰囲気の良さがこの作品の大きな魅力でもあります。
なんというか、安らぐタッチなんですよねぇ。ねんぷちキャラみたい。
中には結構殺伐としたネタもありますがそれも楽しく読めてしまいますw
というのもメインキャラの1人・ソーニャちゃん(表紙の金髪ちゃん)は殺し屋なのです。
そしてソーニャちゃんにちょっかいをかけては自爆する天然娘・やすな。この作品は8割、この2人のやりとりだけで進行していくのです。たまにゲストキャラっぽく忍者のあぎりちゃんが登場しますが、正直レアキャラ。かなり小規模なギャグマンガなのです。
それでも3巻も続けてきながらまったく面白さが衰えないのは地味に凄い。2人の女の子を動かしていくだけではどこかでネタの限界が来るんじゃないか、なんてことを前思ってましたが、何も心配は要りませんでした。なんという安心感。長く続いてほしいですねw
ギャグの面白さ、テンポの良さで4コマ漫画のオススメをあげるなら、この作品はまっさきに口にすることになると思います。キャラも特徴ありとてもかわいらしく、作画も超安定。欠点らしい欠点が無いです。
ちんまりと上手くまとまった(キャラ的にも世界観的にも)、読みやすい作品だと思います。
毎度しっかりオチのある典型的な4コマ漫画ですが、これを続けるのはなかなか難しいことのはず。それをこうして続けているこの作品は、そういう意味でも4コマ漫画としての王道の面白さを感じられます。
『キルミーベイベー』3巻 ・・・・・・・・・★★★★
ウザい女の子とツンツン殺し屋女の子。凄くいたそうで、すごく幸せそう。
キルミーベイベー (3) (まんがタイムKRコミックス) (2011/02/26) カヅホ 商品詳細を見る |
うざいからいやだ
「キルミーベイベー」3巻出てましたね。お気に入りの4コマ漫画です。
必要最低限のキャラで異常に狭い世界(人物関係も)を描きつつ、4コマ漫画の特性を行かしたとてもテンポのいいギャグを量産してくれる作品。
ちんまりデフォルメの利いたキャラクターがわちゃわちゃ大騒ぎしている様子はほほえましく、この雰囲気の良さがこの作品の大きな魅力でもあります。
なんというか、安らぐタッチなんですよねぇ。ねんぷちキャラみたい。
中には結構殺伐としたネタもありますがそれも楽しく読めてしまいますw
というのもメインキャラの1人・ソーニャちゃん(表紙の金髪ちゃん)は殺し屋なのです。
そしてソーニャちゃんにちょっかいをかけては自爆する天然娘・やすな。この作品は8割、この2人のやりとりだけで進行していくのです。たまにゲストキャラっぽく忍者のあぎりちゃんが登場しますが、正直レアキャラ。かなり小規模なギャグマンガなのです。
それでも3巻も続けてきながらまったく面白さが衰えないのは地味に凄い。2人の女の子を動かしていくだけではどこかでネタの限界が来るんじゃないか、なんてことを前思ってましたが、何も心配は要りませんでした。なんという安心感。長く続いてほしいですねw
ギャグの面白さ、テンポの良さで4コマ漫画のオススメをあげるなら、この作品はまっさきに口にすることになると思います。キャラも特徴ありとてもかわいらしく、作画も超安定。欠点らしい欠点が無いです。
ちんまりと上手くまとまった(キャラ的にも世界観的にも)、読みやすい作品だと思います。
毎度しっかりオチのある典型的な4コマ漫画ですが、これを続けるのはなかなか難しいことのはず。それをこうして続けているこの作品は、そういう意味でも4コマ漫画としての王道の面白さを感じられます。
『キルミーベイベー』3巻 ・・・・・・・・・★★★★
ウザい女の子とツンツン殺し屋女の子。凄くいたそうで、すごく幸せそう。
[本]かわいいともだちがふえました。 『きんいろモザイク』1巻
きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス) (2011/03/26) 原 悠衣 商品詳細を見る |
桜が咲く頃に 我が家にイギリス人少女がやってきました
ブレイドにいた原悠衣先生、4コマ漫画にやってきました。そしてこれが凄く面白い!
まず表紙の美しさに目が惹かれますが、本編の作画も非常に丁寧で綺麗です。
内容はおっとりおかっぱ少女・忍のもとにイギルス人のアリスがやってきて、これまでとはちょっと変わった日常が始まるというもの。そしてもう一人、日本と英国のハーフの女の子、カレンもやってきてさらに賑やかに。
国境を越えた女の子たちのまったりボケボケな日々を描いた4コマ漫画。
男キャラが1人も出ないこともあり、女の子だけの甘い雰囲気に浸れる作品でもあり!
格キャラ特徴がしっかりとしていて、かつそれぞれにかわいらしい見せ場があることから、キャラの魅力を味わえるいう点に関してはかなりハイレベルな1作なのではないでしょうか。
まぁしかしですよ。表紙には今回には登場していないのが残念なのですが・・・!
黒髪ツインテール・小路綾ちゃんが可愛すぎて可愛すぎて・・・・もうー!!
忍の友人であり、猪熊陽子という女の子といつも一緒にいる女の子なのですが
この赤面っぷり!はぁー、なんすかこれ!
彼女は陽子をすごく大切に思っているんですが、その感情は友人同士のそれとするにはちょっと収まりが悪いような・・・。彼女の、まるで片思いする女の子のようなリアクションに、何度顔をほころばせたか!
ちょっと含みのある笑み。独占欲をのぞかせつつ、不安が晴れたことへの安心感。
綾ちゃんの今後から目が離せませんね。たぶん2人の関係が劇的に変わるようなことはないと思いますが、こんな風な展開を続けてくれても、それはとっても嬉しいなって!
1巻の後半から綾ちゃんの出番が凄い勢いで増えていったのは読者の反応がよかったからなのでしょうかね。お見事、彼女が備える火力はすさまじいものでした。
ちょっと垂れ目なところもかわいいんですよねぇ。
彼女のほかにも可愛らしい女の子がいろいろ登場しています。そういう4コマ漫画が好きな人には高確率でハマる作品なのではと思います。くっきりとした線でキャラも生き生き。
個人的にすごくアニメでも見てみたい作品の1つでもあり、応援したいですね。
『きんいろモザイク』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆
期待のシリーズ第一巻。かわいいなぁって想いで頭いっぱいにできる幸せな漫画。