[漫画]げんしけんを読んで大学生になった男の雑記 自分語り
今回はちょっとイレギュラーな更新になります。いつもの感想記事じゃありません。
自分語りが酷すぎてスルーしてもらった方がいいレベル。
・続・続く「げんしけん」!“もう少し下の世代”から見てみると?(酔いどれ眼鏡の漫画居酒屋)
・げんしけん二代目は、最近のオタクのオープンな感じが凄く出ていると思う(マンガのおかげでした)
葵さんとけやきさんがひょっこりげんしけん記事に俺を登場させるもんだから・・・俺も書きたくなるじゃないですかーやだーということで。
普段から俺はげんしけんに憧れてですねえとか言いまくってて、いい加減げんしけん大好きキャラも押し出しすぎてアレなんじゃないかと思うわけですが、そういえばブログでそこら辺書いてなかった、かもしれない。
そんなワケで突発的にげんしけんに絡めて色々かきたくなったので今回の更新。
げんしけんの思い出話とか、二代目げんしけん、すごく面白いけど、初代には感じなかったトゲがあるぞ、ということとか。
しかしこれ、どう考えても普遍性ある内容ではないです。自分が悶々と感じてるだけのこと。自分がしてるこの作品の楽しみ方とか向きあい方とか、そういう内容です。
で、今回はひとまずげんしけんと出会ってからの自分語りなど。痛いことをクドクド書いた。
普段あまりしないリアルの話を書くことになったので恥ずかしいんですが。
自分語りが酷すぎてスルーしてもらった方がいいレベル。
・続・続く「げんしけん」!“もう少し下の世代”から見てみると?(酔いどれ眼鏡の漫画居酒屋)
・げんしけん二代目は、最近のオタクのオープンな感じが凄く出ていると思う(マンガのおかげでした)
葵さんとけやきさんがひょっこりげんしけん記事に俺を登場させるもんだから・・・俺も書きたくなるじゃないですかーやだーということで。
普段から俺はげんしけんに憧れてですねえとか言いまくってて、いい加減げんしけん大好きキャラも押し出しすぎてアレなんじゃないかと思うわけですが、そういえばブログでそこら辺書いてなかった、かもしれない。
そんなワケで突発的にげんしけんに絡めて色々かきたくなったので今回の更新。
げんしけんの思い出話とか、二代目げんしけん、すごく面白いけど、初代には感じなかったトゲがあるぞ、ということとか。
しかしこれ、どう考えても普遍性ある内容ではないです。自分が悶々と感じてるだけのこと。自分がしてるこの作品の楽しみ方とか向きあい方とか、そういう内容です。
げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC) (2011/05/23) 木尾 士目 商品詳細を見る |
で、今回はひとまずげんしけんと出会ってからの自分語りなど。痛いことをクドクド書いた。
普段あまりしないリアルの話を書くことになったので恥ずかしいんですが。
[漫画]クリスマスこそエロ漫画だよ2011!
去年「あまりにも涙ぐましい」と評判だったのかは定かでないこの謎企画、今年もやります。
クリスマスこそエロ漫画だよ2011~!やっほーやっほー(なげやり)
せっかくアダルトブログになった(された)のに、普段ほとんどエロ漫画で更新してません。
なので今回はどばっと一気に、今年たのしませてもらったエロ漫画を紹介していこうかと。
2011年に発売された単行本から大体10作チョイス。
去年はTOP5作+αで紹介しましたが、今年はそんな少なく絞れそうもないので。
ちなみに去年やったのがこちら。→クリスマスだからエロ漫画2010!
自己分析すると、「女の子がムニムニ肉々しい」「和姦メイン」というのが好きみたいで、だいたい挙げるのもそんな感じの単行本が多いです。あと女の子がかわいいのも欠かせません!
でもなんかロリ系が多くなったのはなんでだ。
以下、当然のごとく18禁の内容になります。
クリスマスこそエロ漫画だよ2011~!やっほーやっほー(なげやり)
せっかくアダルトブログになった(された)のに、普段ほとんどエロ漫画で更新してません。
なので今回はどばっと一気に、今年たのしませてもらったエロ漫画を紹介していこうかと。
2011年に発売された単行本から大体10作チョイス。
去年はTOP5作+αで紹介しましたが、今年はそんな少なく絞れそうもないので。
ちなみに去年やったのがこちら。→クリスマスだからエロ漫画2010!
自己分析すると、「女の子がムニムニ肉々しい」「和姦メイン」というのが好きみたいで、だいたい挙げるのもそんな感じの単行本が多いです。あと女の子がかわいいのも欠かせません!
でもなんかロリ系が多くなったのはなんでだ。
以下、当然のごとく18禁の内容になります。
[漫画]好きな今年の4コマ漫画。-『4コマオブザイヤー2011』参加記事
●「この4コマが、好き。」冬の4コマ感謝祭『4コマオブザイヤー2011』開催のお知らせ
こちらの企画への参加記事です。20日までが一応の締め切りと気づいて焦りました。
さてどんな作品を選ぼうかなというところですが、ふだん自分の更新の傾向からわかるかもしれませんが、自分は4コマ漫画の読書量が正直かなり乏しい感じでして・・・。
そもそも読書量的な意味で選択肢が少ない自分がこういう企画に参加するのはいかがなものかとも思いますが、まぁせっかくなので。好きな作品は推していきたい!
【新刊部門】
・きんいろモザイク/原悠衣
日本とイギリスの女の子が入り混じりつつわいわい。インタナーショナル。
やってることは王道と言えば王道なんですけど、全体的にハイレベルにまとまっています。
絵もキャラも非常にかわいく、とくに小路綾ちゃんはぶっちぎりの魅力。
きらら的にも期待が寄せられてる作品なんじゃないかなぁと。詳しくないですけど。
更新もしました→かわいいともだちがふえました。『きんいろモザイク』1巻
・ひなたフェードイン!/水谷ゆたか
結婚式場でアルバイトをする大学生が主人公の作品。あまり見かけない業種のお話だったので、すごく新鮮に楽しめました。業界裏話的な部分も?
絵は丁寧に整った物じゃないかも知れませんが、実に温かみがあって好きな感じ。
それは物語にも感じられることで、素朴でかわいらしいです。片思いであたふたしまくる純な主人公の様子にもニヤニヤとしてしまいます。お気に入りの一作。
・中2限定!?ガールズトーク/坂巻あきむ
タイトルと表紙に惹かれて購入。「中2限定ガールズトーク」!買わざるを得ない!
自分の「女」を武器にすることができる知恵を持つようになって、男にどう自分をかわいらしく見せるかなんてちょっと策略的になってみたり。でも大人じゃないからうまくできない。
小憎たらしさと可愛らしさの絶妙なバランス感覚。でも女の子が集まってわいわいやってるのって、ただそれだけでかわいい。やっぱり小憎たらしさなんて全然ないや。恋する女の子はそれだけでステキなのです。
【既刊部門】
・放課後プレイ3/黒咲練導
もともと大好きなシリーズなんですが、過去最高に闇が深いのが3。
電撃プレイステーションなのにあんまりゲームしてないのも3。わりと好き勝手やってて、黒咲先生のねばっこい背徳表現に惚れ惚れしてしまいます。「1」の2人が再登場してるのも見所。
→だらけた日常、過激な背徳。『放課後プレイ3』
1,2,3とだんだんと重くなっていっているのですが4はどうなるやら。雑誌読んでないので楽しみ。
・境界線上のリンボ 2巻/鳥取砂丘
ホライゾンじゃないよリンボだよ。異世界を舞台としたファンタジー4コマ作品完結巻。
1巻は表紙の壮大さと最初のカラーページの雰囲気の良さでお気に入りでしたが、2巻はストーリー面で魅せられる場面が多く、さらに好きになりました。この2巻は後半の盛り上がりと感動はとても印象に残っています。
テーマとして差別問題を取り上げてもいて、なかなか骨太な面白みがありました。
・ゆるめいつ 3巻/saxyun
特別なことはなく、いつもどおりの面々がいつもどおりにだらけてるだけの内容なんですが、仕方ないじゃないですか大好きなんだもの。1巻からこれっぽっちも変化が見られないけど、そこが彼らのダメさの裏付けでもあり、読者として居心地のいい空間にもなっている。堕落とは心地よいものです。やる気を削ぐ魔書。松吉さんが最萌。
そういえばテレビアニメにもなるようで。どうするんでしょうね。ハラハラします。
ということで以上、2部門3作品ずつ出させていだきました。
やっぱりもっと4コマ漫画は開拓していきたいと思います。なのでわりとこの企画でどんな作品の名前があがるかは参考させてもらいたいなとも。
こちらの企画への参加記事です。20日までが一応の締め切りと気づいて焦りました。
さてどんな作品を選ぼうかなというところですが、ふだん自分の更新の傾向からわかるかもしれませんが、自分は4コマ漫画の読書量が正直かなり乏しい感じでして・・・。
そもそも読書量的な意味で選択肢が少ない自分がこういう企画に参加するのはいかがなものかとも思いますが、まぁせっかくなので。好きな作品は推していきたい!
【新刊部門】
・きんいろモザイク/原悠衣
きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス) (2011/03/26) 原 悠衣 商品詳細を見る |
日本とイギリスの女の子が入り混じりつつわいわい。インタナーショナル。
やってることは王道と言えば王道なんですけど、全体的にハイレベルにまとまっています。
絵もキャラも非常にかわいく、とくに小路綾ちゃんはぶっちぎりの魅力。
きらら的にも期待が寄せられてる作品なんじゃないかなぁと。詳しくないですけど。
更新もしました→かわいいともだちがふえました。『きんいろモザイク』1巻
・ひなたフェードイン!/水谷ゆたか
ひなたフェードイン!(1) (まんがタイムコミックス) (2011/03/07) 水谷 ゆたか 商品詳細を見る |
結婚式場でアルバイトをする大学生が主人公の作品。あまり見かけない業種のお話だったので、すごく新鮮に楽しめました。業界裏話的な部分も?
絵は丁寧に整った物じゃないかも知れませんが、実に温かみがあって好きな感じ。
それは物語にも感じられることで、素朴でかわいらしいです。片思いであたふたしまくる純な主人公の様子にもニヤニヤとしてしまいます。お気に入りの一作。
・中2限定!?ガールズトーク/坂巻あきむ
中2限定!?ガールズトーク 1 (まんがタイムコミックス) (2011/10/07) 坂巻 あきむ 商品詳細を見る |
タイトルと表紙に惹かれて購入。「中2限定ガールズトーク」!買わざるを得ない!
自分の「女」を武器にすることができる知恵を持つようになって、男にどう自分をかわいらしく見せるかなんてちょっと策略的になってみたり。でも大人じゃないからうまくできない。
小憎たらしさと可愛らしさの絶妙なバランス感覚。でも女の子が集まってわいわいやってるのって、ただそれだけでかわいい。やっぱり小憎たらしさなんて全然ないや。恋する女の子はそれだけでステキなのです。
【既刊部門】
・放課後プレイ3/黒咲練導
電撃4コマコレクション 放課後プレイ3 (電撃コミックスEX) (2011/01/27) 黒咲 練導 商品詳細を見る |
もともと大好きなシリーズなんですが、過去最高に闇が深いのが3。
電撃プレイステーションなのにあんまりゲームしてないのも3。わりと好き勝手やってて、黒咲先生のねばっこい背徳表現に惚れ惚れしてしまいます。「1」の2人が再登場してるのも見所。
→だらけた日常、過激な背徳。『放課後プレイ3』
1,2,3とだんだんと重くなっていっているのですが4はどうなるやら。雑誌読んでないので楽しみ。
・境界線上のリンボ 2巻/鳥取砂丘
境界線上のリンボ (2) (まんがタイムKRコミックス) (2011/03/26) 鳥取砂丘 商品詳細を見る |
ホライゾンじゃないよリンボだよ。異世界を舞台としたファンタジー4コマ作品完結巻。
1巻は表紙の壮大さと最初のカラーページの雰囲気の良さでお気に入りでしたが、2巻はストーリー面で魅せられる場面が多く、さらに好きになりました。この2巻は後半の盛り上がりと感動はとても印象に残っています。
テーマとして差別問題を取り上げてもいて、なかなか骨太な面白みがありました。
・ゆるめいつ 3巻/saxyun
ゆるめいつ【通常版】3 (バンブーコミックス) (2011/06/24) saxyun 商品詳細を見る |
特別なことはなく、いつもどおりの面々がいつもどおりにだらけてるだけの内容なんですが、仕方ないじゃないですか大好きなんだもの。1巻からこれっぽっちも変化が見られないけど、そこが彼らのダメさの裏付けでもあり、読者として居心地のいい空間にもなっている。堕落とは心地よいものです。やる気を削ぐ魔書。松吉さんが最萌。
そういえばテレビアニメにもなるようで。どうするんでしょうね。ハラハラします。
ということで以上、2部門3作品ずつ出させていだきました。
やっぱりもっと4コマ漫画は開拓していきたいと思います。なのでわりとこの企画でどんな作品の名前があがるかは参考させてもらいたいなとも。
[漫画]男の子、女の子、ほんとはどっち?男装女子アンソロジー『amaro』Vol.2ほか
更新したい本はどんどん増えるのに更新ペースが追い付いてない!
ということで今回はズラズラっとを複数とりあげていきたいと思います。
またちょっとしたらこういう統一感のない更新するかもしれません。たまに。
毎号ちがったテーマを掲げるアンソロジー企画とオリジナルに連載陣の2つを軸に展開する、ちょっと珍しい雑誌「amaro」の2号目が出ました。表紙は女の子がたがいの貝をあわせてるイラスト(ニヤニヤしながら)
さて、今回のアンソロ企画は男装女子。あえて流行の逆をいく!
気になった作品のいくつかの感想。
1号の感想はこちら→ちょっぴりオトナ、ちょっぴりカゲキ。『amaro』創刊号
「A・D(clover)」・・・今回からの連載。アニメを制作する大学生たちの青春が描かれます。
大学生の生活サイクルというかサークル内の空気がやたらリアルな気がして、リア充感が猛烈に眩しいです。キャラがたくさん出てきてめまぐるしいですが、その忙しさも面白い。あとシャワーシーンの「肉!!」感がたまりません。
「イケメソスタイル(馬鈴薯)」・・・普段男っぽいのにふいに女の子な表情になる「男装女子」のうまみが十分に発揮されてるお話でした。あとおっぱい。馬鈴薯先生の女の子はかわいいな!
「仲良くなりたいの/歌麿」・・・もっと仲良くなるために男の子になろうと考えた女の子の話。恥ずかしがり屋な主人公になんとか見てもらいたいがための様々な行動がいちいちかわいくてツボでした。最終的には「女の子」を武器に主人公に迫っていく微笑ましいラスト。
「ユーキ凛々!(Dr.P)」・・・ガッシリたくましい女の子。男勝りなタフさで応援団をこなすも、彼女を突き動かした大きなきっかけは恋する男の子のはげましのおかげ、っていう乙女チックなギャップがステキ。男らしいぶん、内面の女の子らしさが際立っている感もあり。
アンソロ企画の「男装女子」とてもおもしろかったです。
そういえば、女装男子がわりと「男の子なのに女の子みたいなルックスと、それを武器にした小悪魔な仕草」が特徴的な作品が多いなと思うんですけど、男装女子は「格好は男の子だけど、内面はちゃんと女の子らしい」という色が強いなと(今号で言うと、黒井みめい先生の作品などはこれにあたらないものでしたが)。
まぁ2ジャンルともたくさんはまだ読めていないので、見当違いかもしれませんけども。
女装男子が男の子の中の「女の子」を強調するのに、その逆である男装女子は「男の子」を強調する感じはない・・・ような気が、むしろ紆余曲折経て最終的に「女の子」を強調してる感じ。
女装男子も男装女子も、ようするに「こんな個性的な女の子はどう?」と投げかけるものという意味では似ている気がするというか。みんな女の子好きなのさ。でもこんな「男の子はどう?」とも受け取りたかったというか。うまく言葉にできない!
しかもそれはすべて作家・作品によるといわれればそれまでですが・・・しどろもどろ。
このテーマでやるならもっと少年色を強めてもよかったんじゃないかなぁと思いましたが、メインターゲットはきっと男性であるアンソロ雑誌ですし、「やっぱり女の子っていいよね!」という結論に至ったほうがいいか。でも男装女子をヒーローとして描ききった黒井みめい先生の作品が今回のアンソロ企画のポイントだなと思ったり。他にも「薔薇の咲く庭(みずのもと)」も、「少年」をきちんとテーマに込めていてよかった。
男装を「女の子のかわいらしさをより際立たせるアイテム」にしている作品が多くて魅力的でしたし、それだけじゃない作品もあって面白かった。性を扱ったテーマによる深さが感じられました。あと甲冑女子カモン!・・・ちょっと違うかー。
次のVol.3のアンソロジーテーマは「秘密」ということで、ちょっと色っぽい作品がたくさん来るのでは・・・?と楽しみです。
『amaro』Vol.02 ・・・・・・・・・★★★☆
男装女子アンソロ楽しませてもらいました。雑誌としてはもうちょいボリューム欲しいかも?
隔月発売の百合アンソロジー「つぼみ」も14号目。
宇河弘樹先生が表紙を担当し、新作読み切りも掲載しています。こりゃ見逃せない。裏表紙もエロくていいですね。朝霧の巫女の新刊もまっています・・・いつだ!
毎回注目のオビですが、今回は「少女(ちくたく)+銀色バニー(つきよの)=盤上恋戯(おにごっこ)」と相変わらず意味不明ながら心をくすぐられます。
「walk wit me(宇河弘樹)」・・・荒涼とした炭鉱の町を舞台にした、女の子とお姫様の物語。
宇川先生の描く淡くもザラついた質感の背景描写が物語に合っていますね。ススまみれの町、ちょっと空気の悪い町の雰囲気。すばらしいです。まあ自分がこの作家さんの背景とか小道具とかが好きなんですけども。
息苦しくなるような閉塞感と、身を寄せ合う少女たちのそこはかとない不安と安らぎ。
今回が前編で、後編は次の号にのるんですかね。楽しみです。
「魚の見る夢(小川麻衣子)」・・・小川先生の作風に意外なほどあってる百合作品。
今回はライバルになりそうな新キャラが登場。単行本化が待ち遠しいですね!
「総合タワーリシチ(あらた伊里)」・・・恋愛色はそこまで強くはなく、どたばたコメディをまっすぐやっている作品。しかし百合ん百合ん展開に向かいそうなピースはわりと散りばめられているような。湿っぽさのない元気いっぱいなお話です。あとデフォルメがかわいい。
『つぼみ』Vol.14 ・・・・・・・・・★★★☆
安定の百合アンソロジー。今回は特に明るい内容になってたかもしれません。
ムダにちょっとスタイリッシュな表紙で1巻が出たイモリ201(本当にムダに)。
2年の浪人中の主人公のおとなりさんは、女子高生のかっこをして町をうろつく酒好きニート。
一応ラブコメっぽい要素も入っているとは言え、やっていることは近所迷惑としか思えない大騒ぎ。そこにめんどくさいリアルJKやガチレズ婦警やらなにやらが続々仲間入り。
もうとにかく「めんどくさい」空気が充満してる漫画だと思います。
メインの登場人物が総じて間違いなくどうしようもなく、いちおうメインヒロインらしい井森さんに至っては「こいつめんどくせえええええ」と叫ぶたくなることうけあい。
でもそこがほうっておけない可愛さでもある・・・のか?
ヒロイン21歳無職、自称女子高生。ウザい。主人公も負けず劣らずダメ人間。
でもこんな賑やかさがツボなギャグ漫画。でもやっぱウザいな。
ウザいけど、されるがままにいじられるシーンとかはしおらしくてかわいいかも。
唯一とも言える癒し・松岡さんのツヤツヤ肌がエロかわいいのでもっと登場させて欲しいな!
『イモリ201』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆
直接的だったりマニアックだったりなエロ描写の豊富さがナイス。面倒で愛らしいキャラ達。
ということで今回はズラズラっとを複数とりあげていきたいと思います。
またちょっとしたらこういう統一感のない更新するかもしれません。たまに。
amaro vol.02 (マジキューコミックス) (2011/09/24) マジキューコミックス編集部 商品詳細を見る |
毎号ちがったテーマを掲げるアンソロジー企画とオリジナルに連載陣の2つを軸に展開する、ちょっと珍しい雑誌「amaro」の2号目が出ました。表紙は女の子がたがいの貝をあわせてるイラスト(ニヤニヤしながら)
さて、今回のアンソロ企画は男装女子。あえて流行の逆をいく!
気になった作品のいくつかの感想。
1号の感想はこちら→ちょっぴりオトナ、ちょっぴりカゲキ。『amaro』創刊号
「A・D(clover)」・・・今回からの連載。アニメを制作する大学生たちの青春が描かれます。
大学生の生活サイクルというかサークル内の空気がやたらリアルな気がして、リア充感が猛烈に眩しいです。キャラがたくさん出てきてめまぐるしいですが、その忙しさも面白い。あとシャワーシーンの「肉!!」感がたまりません。
「イケメソスタイル(馬鈴薯)」・・・普段男っぽいのにふいに女の子な表情になる「男装女子」のうまみが十分に発揮されてるお話でした。あとおっぱい。馬鈴薯先生の女の子はかわいいな!
「仲良くなりたいの/歌麿」・・・もっと仲良くなるために男の子になろうと考えた女の子の話。恥ずかしがり屋な主人公になんとか見てもらいたいがための様々な行動がいちいちかわいくてツボでした。最終的には「女の子」を武器に主人公に迫っていく微笑ましいラスト。
「ユーキ凛々!(Dr.P)」・・・ガッシリたくましい女の子。男勝りなタフさで応援団をこなすも、彼女を突き動かした大きなきっかけは恋する男の子のはげましのおかげ、っていう乙女チックなギャップがステキ。男らしいぶん、内面の女の子らしさが際立っている感もあり。
アンソロ企画の「男装女子」とてもおもしろかったです。
そういえば、女装男子がわりと「男の子なのに女の子みたいなルックスと、それを武器にした小悪魔な仕草」が特徴的な作品が多いなと思うんですけど、男装女子は「格好は男の子だけど、内面はちゃんと女の子らしい」という色が強いなと(今号で言うと、黒井みめい先生の作品などはこれにあたらないものでしたが)。
まぁ2ジャンルともたくさんはまだ読めていないので、見当違いかもしれませんけども。
女装男子が男の子の中の「女の子」を強調するのに、その逆である男装女子は「男の子」を強調する感じはない・・・ような気が、むしろ紆余曲折経て最終的に「女の子」を強調してる感じ。
女装男子も男装女子も、ようするに「こんな個性的な女の子はどう?」と投げかけるものという意味では似ている気がするというか。みんな女の子好きなのさ。でもこんな「男の子はどう?」とも受け取りたかったというか。うまく言葉にできない!
しかもそれはすべて作家・作品によるといわれればそれまでですが・・・しどろもどろ。
このテーマでやるならもっと少年色を強めてもよかったんじゃないかなぁと思いましたが、メインターゲットはきっと男性であるアンソロ雑誌ですし、「やっぱり女の子っていいよね!」という結論に至ったほうがいいか。でも男装女子をヒーローとして描ききった黒井みめい先生の作品が今回のアンソロ企画のポイントだなと思ったり。他にも「薔薇の咲く庭(みずのもと)」も、「少年」をきちんとテーマに込めていてよかった。
男装を「女の子のかわいらしさをより際立たせるアイテム」にしている作品が多くて魅力的でしたし、それだけじゃない作品もあって面白かった。性を扱ったテーマによる深さが感じられました。あと甲冑女子カモン!・・・ちょっと違うかー。
次のVol.3のアンソロジーテーマは「秘密」ということで、ちょっと色っぽい作品がたくさん来るのでは・・・?と楽しみです。
『amaro』Vol.02 ・・・・・・・・・★★★☆
男装女子アンソロ楽しませてもらいました。雑誌としてはもうちょいボリューム欲しいかも?
つぼみ VOL.14 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ) (2011/10/12) 宇河弘樹 他 商品詳細を見る |
隔月発売の百合アンソロジー「つぼみ」も14号目。
宇河弘樹先生が表紙を担当し、新作読み切りも掲載しています。こりゃ見逃せない。裏表紙もエロくていいですね。朝霧の巫女の新刊もまっています・・・いつだ!
毎回注目のオビですが、今回は「少女(ちくたく)+銀色バニー(つきよの)=盤上恋戯(おにごっこ)」と相変わらず意味不明ながら心をくすぐられます。
「walk wit me(宇河弘樹)」・・・荒涼とした炭鉱の町を舞台にした、女の子とお姫様の物語。
宇川先生の描く淡くもザラついた質感の背景描写が物語に合っていますね。ススまみれの町、ちょっと空気の悪い町の雰囲気。すばらしいです。まあ自分がこの作家さんの背景とか小道具とかが好きなんですけども。
息苦しくなるような閉塞感と、身を寄せ合う少女たちのそこはかとない不安と安らぎ。
今回が前編で、後編は次の号にのるんですかね。楽しみです。
「魚の見る夢(小川麻衣子)」・・・小川先生の作風に意外なほどあってる百合作品。
今回はライバルになりそうな新キャラが登場。単行本化が待ち遠しいですね!
「総合タワーリシチ(あらた伊里)」・・・恋愛色はそこまで強くはなく、どたばたコメディをまっすぐやっている作品。しかし百合ん百合ん展開に向かいそうなピースはわりと散りばめられているような。湿っぽさのない元気いっぱいなお話です。あとデフォルメがかわいい。
『つぼみ』Vol.14 ・・・・・・・・・★★★☆
安定の百合アンソロジー。今回は特に明るい内容になってたかもしれません。
イモリ201(1) (ヤングマガジンコミックス) (2011/07/06) 今井 ユウ 商品詳細を見る |
ムダにちょっとスタイリッシュな表紙で1巻が出たイモリ201(本当にムダに)。
2年の浪人中の主人公のおとなりさんは、女子高生のかっこをして町をうろつく酒好きニート。
一応ラブコメっぽい要素も入っているとは言え、やっていることは近所迷惑としか思えない大騒ぎ。そこにめんどくさいリアルJKやガチレズ婦警やらなにやらが続々仲間入り。
もうとにかく「めんどくさい」空気が充満してる漫画だと思います。
メインの登場人物が総じて間違いなくどうしようもなく、いちおうメインヒロインらしい井森さんに至っては「こいつめんどくせえええええ」と叫ぶたくなることうけあい。
でもそこがほうっておけない可愛さでもある・・・のか?
ヒロイン21歳無職、自称女子高生。ウザい。主人公も負けず劣らずダメ人間。
でもこんな賑やかさがツボなギャグ漫画。でもやっぱウザいな。
ウザいけど、されるがままにいじられるシーンとかはしおらしくてかわいいかも。
唯一とも言える癒し・松岡さんのツヤツヤ肌がエロかわいいのでもっと登場させて欲しいな!
『イモリ201』1巻 ・・・・・・・・・★★★☆
直接的だったりマニアックだったりなエロ描写の豊富さがナイス。面倒で愛らしいキャラ達。
[漫画]漫画ナツ100参加記事 その3.(連載中の作品編)
関連記事。
●[漫画]漫画ナツ100参加記事 その1.(作品リスト編)
●[漫画]漫画ナツ100参加記事 その2.(完結作品編)
さてさて3つめ。個別感想更新としては後半戦です。
ナツというからには8月中にはやりきりたいなぁと思っていましたが、なんとか完成。
以前リストでアップしたものに、個別にちょっとした文章を加えてみたものになってます。
「10巻以内の作品」から完結作品で50、連載中作品で50選んだのですが、一気に100作全部は難しかったので、前回は完結済み作品をやって、今回は連載中の作品50作をコメント付きでズラリと。
「連載中」というのは、2011年8月現在に最終回を迎えていない作品ということにしてます。
51,flat 青桐ナツ
超マイペースな男子高校生と、言葉数の少ない物静かないとこの男の子の交流を描く作品。
作中流れているゆるやかなムードが好きで、起伏があるようなないような、けど確かに満足させてくれる不思議な作品。少年・秋くんのしぐさや微妙な表情の変化もかわいいですが、主人公のふわふわした感じも好き。
52,よいこの黙示録 青山景
クラスというのが一種世の中の縮図であるならば、その中で皆が自然と従うような「ルール」を人の手で作ってしまおうというという話。そのルールを宗教としてるわけですね。小学生と宗教というミスマッチかつ小難しいテーマを、漫画として読みやすく面白い形に仕上げています。
53,進撃の巨人 諫山創
勢いでいったら現在トップクラスの人気の作品の1つなんでしょう。あえて挙げるべきか悩みましたが、好きなので。正体不明の大きな人型のバケモノに人間が食べられる、という本作では頻出の絵面はやはりとてもショッキングで、戦闘中のスリルがたまりません。秘密も張り巡らされており、続きが気になる作品だということは間違いないです。
54,ぼくらのよあけ 今井哲也
「これぞ1夏の大冒険!」と言わんばかり。夏休み中の小学生たちの雰囲気がとてもリアルで、その匂いを漂わせつつ宇宙の秘密にもふれていく、そんな話の膨らみ方が素敵。素直にワクワクしながら読める作品。子供社会のブラックな描写もしっかりされているのが印象的。
55,乱と灰色の世界 入江亜季
まるきり古典的な少女漫画の世界、なのにこんなに新鮮なきらめきに溢れる作品になっているなんて。魔法家族の娘・乱は、本来は小学生なのですが、グラマラスな大人の女性にも変身することができて、そこから始まるやや複雑な恋愛模様がおもしろいです。私は断然小学生サイドを応援中。ところで珊瑚ちゃんがエロすぎるんですがどういうことなの。
56,謎の彼女X 植芝理一
よだれを巡る、マニアックでこっぱずかしいラブコメ作品。卜部というヒロインを気に入るかどうかですが、もーーー可愛い。 安心して読める素直な展開が多いのですが、それでも毎回ドキリとさせられる仕掛けを用意してくれている作品です。かわいらしくもちょっとミステリアス。
57,朝霧の巫女 宇河弘樹
連載が終わってるのに単行本が全然発売されず、いまだに完結巻が出ていません。「連載中」のリストに入れるのは本来正しくはないのですが、自分がまだ最終話を読めてないのでこっちに放り込みました。日本神話をベースにしたラブコメ、のはずがどんどん作品の闇が深くなってきて、思わずゾクリとさせられる凄みを味わえる、違った魅力が発揮されてきました。
純粋に宇河先生の絵が好きなのと、緻密な物語構成、じめじめした世界観もたまりません。
58,3月のライオン 羽海野チカ
「ハチクロ」の羽海野チカ先生がヤングアニマルにやってきて始めた将棋漫画。輝かしいだけじゃない青春の難しさをストレートに描きつつ、そこに立ち向かっていく少年たちの戦いを描いています。また、若者だけじゃなくオジサン陣も無茶苦茶ステキでカッコいい。人と人との繋がり、譲れない想い、なにもかもに胸熱くさせられてしまいます。勇気をもらえるいい漫画。
59,琴浦さん えのきづ
ストーリー色がつよい4コマ漫画。「えっ、大丈夫なの?」と思わず口に出してしまうようなエグいこと面も見せてきます。でもメイン2人の甘い甘いラブコメ展開に問答無用にゴロゴロキュン。琴浦さんの照れ顔は五臓六腑に染みわたりますな。ビターな展開もまたよし!
60,ヒナまつり 大武政夫
ヤクザとぼんやりエスパーが共同するコメディ。ロリっ娘がメインを張っても色っぽい展開はなく、ヒナちゃんに混乱させられるオッサンたちやクラスメイトたちの様子を笑ないながら眺めるような作品です。最近読んだギャグ漫画の新作では1番のお気に入りかもしれません。
61,イヴの時間 太田優姫/吉浦康裕
原作アニメが好きなのですが、漫画版もかなりいい出来栄えでお気に入りです。繊細な世界観や、ささいな違和感や居心地の悪さが、漫画としても上手く表現されています。2巻のオリジナル要素はとくに好き。お姉ちゃん可愛すぎた。
62,悪の華 押見修造
インパクト抜群な表紙デザインが有名ですが、内容もドギツイ。ここまで深刻な思春期のこじらせ方を、少年漫画でやるのは凄いなと思います。下ネタと言うに収まるレベルじゃない、「変態ww」と笑うことも難しい、これぞ思春期の迷惑な変態。込められた熱量が半端ない作品ですね。
63,ジゼル・アラン 笠井スイ
お嬢様の華麗なる活躍劇。何でも屋を営む幼い女の子と、彼女に付き添うことになった成年のお話です。
スッと心に染みいる爽やかな感動、朗らかな世界観、描きこまれた背景。じっくりと浸って「ああ、いい漫画だな」と思える作品だと思います。ジゼル嬢もいいけどエリックくんがとてもかわいい。おじさんもかわいい。
64,ヒャッコ カトウハルアキ
個性豊かなキャラクターが所狭しと暴れまくり青春を謳歌する、超賑やかなスラップスティックコメディ。みんな凄く楽しそうで、時々せつなさを炸裂させてきます。1巻のラストなんかたまりませんね。ちなみに私は歩ちゃんと祈ちゃんが好きです。べ、別におっぱいとかでは。
65,げんしけん 木尾士目
完結したと思ったらまさかの連載再開でびっくり10巻発売。本当に大好きな作品です。
いろんなオタクたちが、いろいろ考えたり考えなかったりで集まって話し合ったりする漫画。それだけでなんでこうも面白いんだろう。空気、掛け合い、言葉の選び方、テンポ、素晴らしいですね。2代目になっても斑目さんの存在感まじハンパない。ヘコみやすいこじらせやすい、メンタル弱めな僕らのような彼らの青春はまだまだ終わりませんよ。いろんな意味で悶絶漫画。
66,八潮と三雲 草川為
簡単に言えばオス・メスの化猫コンビがにゃんにゃんするお話。
いつも眉にシワ寄せてるカタブツクールな八潮と、たくましく生きているけど甘えん坊な女の子な三雲が、一緒に任務につきながら交流を深めていきます。3巻の看病イベントの破壊力たるや何事かと!一風変わった設定ではありますが、良質なラブコメ展開にニヤけてしまいます。
67,放課後プレイ 黒咲練導
1,2,3で別々のキャラがメインになってきている作品。1は怒涛のイチャラブで頭をとろとろにされてしまいました。
しかしシリーズを重ねるごとに、どんどんとキャラの内面がドロドロと濁ってそれを読者に見せつけるシナリオになってきていますね。それはそれで読ませられる。黒咲先生独特の毒とSっ気がとても魅力的なシリーズです。でもやっぱラブコメ万歳…!?
68,R-中学生 ゴトウユキコ
思春期バクハツ。なんて可愛らしい、愛に満ちた作品なんでしょうか。
中学生男子と女子の不安定さ、他人とはちょっとだけ違う個性や劣等感を、あの時期の意味不明なエネルギー(主に性欲)にミックス&高圧縮して置かれた傑作がズラリ。ここにいるのは、もしかしたらかつての自分かもしれない。下品でバカで残酷で、とてもたのしい一冊。
69,ゆるめいつ saxyun
集まれだめにんげんたち。毎日が適当、そんなゆるゆる浪人生4コマ漫画。
繰り返し読んでも面白さが損なわれない、高い瞬発力と持続力を同時に備えてる気がする作品。ヒマな時ぼんやりこの作品を読んでる率がちょっと凄い。「空想科学X」も大好きなんですが、なんとなくゆるめいつ一方に。
70,ハンザスカイ 佐渡川準
ケンカで名を馳せた不良が、空手少女に恋をして空手部に入部、そしてその面白さや在り方にハマりこんでいく作品。
団体戦の描き方がとても上手く、無茶苦茶燃える作品。人と人の繋がりをとても魅力的に描いてくれる。ど根性、強い意志、守るべき伝統、受け継がれていく何か…。相手校それぞれが背負うドラマをしっかりと描いてくれていて、薄っぺらな試合がこれまで1つだって無いというのが驚き。キャラクター愛を強く感じますね。
71,ナナマルサンバツ 杉基イクラ
物語そのものはベタなものではあるんですが、題材のチョイスとその活かし方が新鮮。
クイズという珍しい競技がまず面白いですし、物語を楽しむ副産物として、読んでるだけで知識が増えていく満足感もあります。加えてヒロインがかわいい(超重要)。クイズブーム来るか。
72,ハレルヤオーバードライブ! 高田康太郎
期待の青春バンドストーリー。1巻からメキメキと面白くなっていくのにテンションも上がります。
初期は薄味すぎやしないかなと思ったものですが、どんどん作品が華やかに色付いてきました。周囲の期待にこたえる主人公の成長も、それを支える仲間たちとの関係も気持ちいい。4巻のカタルシスはお見事!
また、くっきりと頭に残る「絵」をたくさん描いてくれてもいて、イラストセンスの良さも感じます。小雨の歌唱シーンに飛び散る雨粒なんか、特に。カラーも毎回キレイですし構図も素敵。
73,異国迷路のクロワーゼ 武田日向
絵だけでも読者を強烈に魅了してくれる漫画。単純に絵の高感度が高すぎるのです。
もちろんそれだけではなく、お国柄による価値観のギャップを効果的にアクセントにしてあるストーリーは面白いですし、その時代の文化を覗くこともできて、世界観の完成度が高いです。
湯音ちゃんとアリスちゃんの絡みも微笑ましく見守れる感じ。現在アニメ放送中でもあります。まだ2巻までしか出てないけど、3巻はまだなのか!
74,やさしいセカイのつくりかた 竹葉久美子
天才と凡人。窮屈で賑やかな学校生活の中で、それぞれの歩み方を探していくお話。
ラブだけでなく、別の芯をしっかりと持っている作品でもあります。しかし色濃くはなくとも、ささやかな?ラブコメシーンが不思議ととても印象的。ふんわりとしながら安定感ある作画も好み。
登場人物それぞれの変化と壁が見えているので、この先の展開も楽しみですよ!
75,WORKING!! 高津カリノ
ファミレス「ワグナリア」を舞台にしたラブコメ。個性豊かで残念なキャラクターたち賑わっています。もうね、みんなかわいすぎるんです。でもやっぱり伊波さんは特にかわいい。コメディとしても十分な面白さを発揮している作品なのですが、恋愛模様も見逃せない。最高にニヤける!
76,清々と 谷川史子
女子高を舞台に描かれる心暖まるお話たち。素直に笑顔になれたり、思わず涙してしまうほど切なくなったり。最高にほんわかできるアワーズの清涼剤。清涼剤がめったにいないのが流石だアワーズ。校長先生の昔話が大好きです。
77,ゴッドシーカー 堤利一郎
剣と魔法の王道ファンタジー。古典的な設定ながら、しっかりと楽しませてくれる物語を紡いでくれています。緻密かつ迫力ある作画も見所。大きく動いていく物語も、続きがとても気になります。それとリンゼルちゃんがかわいいですよねふへへ。
78,ねじまきカギュー 中山敦支
大好きな中山敦支先生のヤングジャンプでの現連載作。
「トラウマイスタ」で炸裂させたセンスを存分に活かしながら、濃すぎるキャラクター、ド迫力のバトル、意表をつく演出。終始テンションの高い様子もいいですね。一筋縄ではいかないラブコメに仕上がっていると思います。
79,断裁分離のクライムエッジ 緋鍵龍彦
ハイレベルにロリコンと中2病をこじらせてる作品。作者の好きなこと好きなようにやってくれている感じw やたらカッコいい設定や名称、設定が詰め込まれていいます。中学生があるいみ中学生らしく活き活きしていますよね!物語そのものも読者を驚かせるハッタリが効いていたり、純粋に熱かったり、切なさがあったり。
80,ドリフターズ 平野耕太
時代も国境も超えた夢の歴史大戦!歴史上の偉人たちが次々表れ、大きく2つの組織に別れて対立。闘争心が激しくぶつかり合い、ゾクリとさせられるほどの迫力を感じられてカッコいいです。さらりと豆知識が仕込まれていたり、歴史が詳しい人ほど楽しめる要素がある作品かもしれません。キャラクターの背景を調べることが楽しく、いつしかwiki巡りが止まらなくなる罠。
81,常住戦陣!!ムシブギョー 福田宏
まさに王道少年漫画。江戸を舞台に、不気味でデカい蟲に対処をする「蟲奉行」という特殊集団を描く時代劇バトル。主人公の無謀なくらいなまっすぐさが胸に響きます。お春ちゃんのぷるぷるおっぱいもスバラシイ!(鼻息荒く
82,君と僕。 堀田きいち
いわゆる男子高校生の日常。ゆるゆるです。のんびりのほほんとしつつ、日常に潜むちょっとロマンティックだったりセンチメンタルだったりな感情を、そっと拾い上げてくれる作品です。読んでいる間、心地いい風が心に吹いてくれているような感じです。
83,FULL SWING マツセダイチ/武論尊
どんどんとキャラクターが繋がって繋がって、新しい物語になっていく1話完結オムニバス青春漫画です。恋愛話が多いかな。
ヘヴィーな設定もやや多いのですが、そこから何とかもがいて足掻く努力(=フルスイング)が実を結ぶ展開は、毎回とてもスッキリとします。痛みと不条理を伴う、泥くさい青春物語たち。
84,14歳の恋 水谷フーカ
タイトルそのまま、子どもと大人のはざまでゆらぐ、男の子と女の子の恋を描いた作品。
シンプルなタッチだからこそ、ささいな雰囲気の揺らぎが伝わってきやすい感じがします。
普段のすまし顔が崩れさる赤面フィーバーにガッツポーズをかましまくるのデス。
85,ウィッチクラフトワークス 水薙竜
メイン二人の空気感が素晴らしい、日常ファンタジー漫画。ラブコメ・・・とはまだ行かないかな。無口・無表情・高身長・超強い、おっぱい大きい・主人公に一途な火々里さんが最高に魅力的。なんだか勢いあるみたいで嬉しいです。
クーデレ・デカ女好きは要チェック。練り込まれた小ネタや丁寧な背景描写もいいですね。
86,むすんでひらいて 水瀬マユ
直球ど真ん中、走り出す青春模様に胸もざわつくライトな恋愛作品。
オムニバス形式でメインキャラクターが連鎖して続いていく仕組みも面白いですし、それぞれがストレートに青春を生きている様子が眩しいです。爽やかな読み心地な○。えっちぃシーンもちゃんとあっるよー!
87,AKB49~恋愛禁止条例~ 宮島礼吏/元麻布ファクトリー
「どうせネタ漫画だろうな」とタカをくくって読み始めたらビックリの面白さ。最高に熱いスポ根?漫画になっています。
AKBの研修生に男の主人公が紛れ込んでしまうという、ラブコメみたいになりそうなスタートから、こんなに真っ当に闘いを描く熱いストーリーになっていくとは・・・!
「AKB48の漫画」という点に引いてしまう人がいるのかも知れないですが、現実のAKBなんて正直どうでもいい自分でも大ハマリしてるので、ぜひ色んな人に読んで欲しいです。
88,演劇部5分前 百名哲
アマチュアだらけの状態から、少しずつ本格的に演劇を始めていくお話。1巻の時点ではまだしっかりと演劇に身が入っているわけではなく「5分前」な状態ですが、雑誌で読んだ2巻以降の分からどんどんテンションが上がってきています。最近とても面白いのに、なかなか2巻が出てくれないからもどかしい!
傷つけられることから逃げない堂々とした作品です。言葉の切れ味がやたらと鋭い。そして愛もある。おちゃらけたシーンも多いですが、ちゃんとテーマと貫いています。
89,乙嫁語り 森薫
色んな「嫁」を巡っていく、およそ100年前の中央アジアを描いた作品。
森薫先生の作画の魅力をたっぷりと味わえるだけでなく、ちょっと珍しい時代と土地を描いている漫画でもあるので、文化を知るという意味でも深い面白みがある作品だと思います。
日常のたった1コマだけで世界観に説得力を持たせられるだけの絵というのも、凄い。
90,今日のあすかショー モリタイシ
天然な女の子、あすかちゃんに惑わされる人々を描く作品。ほがらかにエロスを香らせます。
小悪魔なようでもあり、子どものように無邪気でもあり、いろんな可愛らしい面を持っているあすかちゃん。爽やかな空気を漂わせつつも、マニアックな要素や描写を欠かさないのも素敵。
91,ワールドエンブリオ 森山大輔
森山大輔先生のSF伝奇ジュブナイル。現代を舞台にホラーチックでありながら少年漫画の王道を行くようなストーリーが展開されています。
特徴的なのがとにかく美麗な作画と、張り巡らされた伏線の数々。とても綺麗な絵なので読みやすいのですが、読み進めるととにかく謎が多い作品だなと思わされます。どういうラストになるのか楽しみ。ヒロインのレナがかわいい上に最近何やら芽生え始めてるようで、これもニヤニヤしてしまいます。
92,ウワガキ 八十八良
ヒロインが分裂して「好き」の度合いを競いあうという、ちょっと珍しい設定のラブコメディー。
予想外にシリアスな表情を見せるストーリーにドキリとさせられたり、ストレートにラブでコメってる様子に転げまわったり。恋愛漫画としてかなり面白いです。
行きつく先が見えてこない、要注目の作品です。そう長く続く作品ではなさそうですが・・・?
93,高杉さん家のおべんとう 柳原望
お弁当を通して広がっていく人間関係を、あたたかに描いていく作品。
大切な人の「死」と「不在」という寂しさが、メイン2人を繋いでもいてこれも切ない。でもちゃんと前向きな気持ちにさせてくれます。ほんのりどころじゃなく漂うラブの気配も気になるところ。
94,男子高校生の日常 山内泰延
「男子高校生の日常」、シンプルにこの作品を言い表したタイトルです。でも日常と言い張るのはダメな日常だと思うw 血の気が多すぎるw
また作者独特の言葉選びのセンスにも魅力があり、ハマります。ガンガンオンラインで無料で読めるので知らない人はどうぞ→■ 何度も単行本で読み返したくなる作品の1つ。
95,BUTTER!!! ヤマシタトモコ
恥ずかしいくらいに青春をやってくれている漫画。社交ダンスという珍しいテーマも目新しい。
ダンスを通じて、メンバーそれぞれが悩みを発見したり、解決しようと努力したり・・・。あまり言葉にされない、故に見逃しがちな人間の醜い部分を、しっかりとエグってくる作品でもあり、そこが大好きです。キャラクター間の微妙な空気の変化をしっかりと捉えてくるのもいいですねえ。そして端場くんがかわいすぎる。うおおおお端場くーん!!!
96,天にひびき やまむらはじめ
音大生たちの日常を描く作品。ロケットおっぱいさんにくぎ付けです!・・・というのはあながち嘘じゃないですが、それだけじゃない魅力がある作品です。
読む人に勇気を授けてくれる物語。クラシック知識がなくとも十分楽しめる作品。
音楽の表現も好きですねえ。直前の緊張感、駆けあがっていく興奮、高揚感があります。
97,はなまる幼稚園 勇人
入れるか悩みましたが最近の盛り上がりがちょっと尋常じゃなかったので!
園児たちメインの、胸ほっこりな優しいエピソードたちも好きなのですが、大人キャラたちがQLK(急にラブがコメるので)な様子には悶絶するほかないレベル。もっとラブコメしていいのよ!
98,ヴィンランド・サガ 幸村誠
1人の少年とその周囲の変化を追う、重厚なストーリーが魅力の歴史大河物語。
最初は海賊として立派にやっていたはずが、いつのまにか畑仕事サガに。それでもやはり面白く、胸熱くさせられる言葉が次々飛び出してきます。力強いメッセージが込められた作品。
99,ブレイクブレイド 吉永裕ノ介
異世界ロボットバトルファンタジー。スタイリッシュではなく、ビームも無ければ飛べもしないゴゥレム同士が、文字通り「潰し合う」様子には興奮します。グシャッ。
かつての親友たちが、国の事情で引き裂かれ闘うことになってしまうストーリーも面白いですし、「死」をあっさりと、けれどその影響や傷つく人々の様子までを丹念に描くことで、より戦争にリアルさを感じます。アクションのカッコよさ、ストーリー展開、キャラクターの魅力、どれもがハイレベルな作品。とてもドラマティック。
100,この彼女はフィクションです。 渡辺静
数年かけてため込んだ「俺の嫁」妄想が、そのまま現実に表れたという作品。
しかし自分の希望通りのヒロインが自分を強烈に愛してくれてるのに、今は別の女の子(先輩)のことが気になって仕方ない・・・しかも相手もまんざらじゃない!という羨ましい状況。
ドタバタラブコメとして、ベタな要素も多く取り入れながら新鮮に楽しませてくれる期待の一作。
以上、過去の更新と合わせて、これでナツ100関連更新は全部完了ですかね。
実は後々から「あ、あの作品入れたかった・・・」というのがぽこぽこ出てきてしまったんですが、まぁ仕方ないですね。とは言え、上げた作品はどれも大好きな作品たちです。
入れようか悩んだのが成年向け作品で、最終的に100作品全部埋まったので成年向けは外すことにしたのですが、5つくらいまでに絞ってみようかなと考えてました。
今回のナツ100企画からは正式には外れますが、一応オマケとして置いておきます。
集計とは関係無いですが、お祭りみたいなものなので。以下作者名順。
・いもーと*もーど きりりん
・キャノン先生トばしすぎ ゴージャス宝田
・いもてん 冴草こはく
・おとなになるまえに 関谷あさみ
・年刊中年チャンプ 中年
読んでる作品数がまだ全然足りてないですが、現時点での5作…かなぁ。
成年漫画って、「物語が面白い」以外の評価要素があったり(要するに使えるかどうか)するので、なかなか同じ基準の中で選ぶことができなかったりしました。そこを踏まえて5作チョイス。
でもやっぱり5作に決めるの難しい。「新婚さんごっこ」とか岡田コウ先生とかなぁああ。
ではこれで終わり。ナツ100楽しかったです。
●[漫画]漫画ナツ100参加記事 その1.(作品リスト編)
●[漫画]漫画ナツ100参加記事 その2.(完結作品編)
さてさて3つめ。個別感想更新としては後半戦です。
ナツというからには8月中にはやりきりたいなぁと思っていましたが、なんとか完成。
以前リストでアップしたものに、個別にちょっとした文章を加えてみたものになってます。
「10巻以内の作品」から完結作品で50、連載中作品で50選んだのですが、一気に100作全部は難しかったので、前回は完結済み作品をやって、今回は連載中の作品50作をコメント付きでズラリと。
「連載中」というのは、2011年8月現在に最終回を迎えていない作品ということにしてます。
51,flat 青桐ナツ
flat (1) (BLADE COMICS) (2008/09/10) 青桐 ナツ 商品詳細を見る |
作中流れているゆるやかなムードが好きで、起伏があるようなないような、けど確かに満足させてくれる不思議な作品。少年・秋くんのしぐさや微妙な表情の変化もかわいいですが、主人公のふわふわした感じも好き。
52,よいこの黙示録 青山景
よいこの黙示録(1) (イブニングKC) (2011/03/23) 青山 景 商品詳細を見る |
53,進撃の巨人 諫山創
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC) (2010/03/17) 諫山 創 商品詳細を見る |
54,ぼくらのよあけ 今井哲也
ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC) (2011/06/23) 今井 哲也 商品詳細を見る |
55,乱と灰色の世界 入江亜季
乱と灰色の世界 1巻 (BEAM COMIX) (2009/11/16) 入江 亜季 商品詳細を見る |
56,謎の彼女X 植芝理一
謎の彼女X(1) (アフタヌーンKC) (2006/08/23) 植芝 理一 商品詳細を見る |
57,朝霧の巫女 宇河弘樹
朝霧の巫女 1 (ヤングキングコミックス) (2001/01) 宇河 弘樹 商品詳細を見る |
純粋に宇河先生の絵が好きなのと、緻密な物語構成、じめじめした世界観もたまりません。
58,3月のライオン 羽海野チカ
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス) (2008/02/22) 羽海野 チカ 商品詳細を見る |
59,琴浦さん えのきづ
琴浦さん1 (マイクロマガジン・コミックス) (マイクロマガジン☆コミックス) (2010/07/30) えのきづ 商品詳細を見る |
60,ヒナまつり 大武政夫
ヒナまつり 1 (ビームコミックス) (2011/07/15) 大武 政夫 商品詳細を見る |
61,イヴの時間 太田優姫/吉浦康裕
イヴの時間(1) (ヤングガンガンコミックス) (2010/09/25) 吉浦 康裕 商品詳細を見る |
62,悪の華 押見修造
惡の華(1) (少年マガジンKC) (2010/03/17) 押見 修造 商品詳細を見る |
63,ジゼル・アラン 笠井スイ
ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス) (2010/07/15) 笠井 スイ 商品詳細を見る |
スッと心に染みいる爽やかな感動、朗らかな世界観、描きこまれた背景。じっくりと浸って「ああ、いい漫画だな」と思える作品だと思います。ジゼル嬢もいいけどエリックくんがとてもかわいい。おじさんもかわいい。
64,ヒャッコ カトウハルアキ
ヒャッコ 1巻 Flex Comix (2007/05/10) カトウ ハルアキ 商品詳細を見る |
65,げんしけん 木尾士目
げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC) (2011/05/23) 木尾 士目 商品詳細を見る |
いろんなオタクたちが、いろいろ考えたり考えなかったりで集まって話し合ったりする漫画。それだけでなんでこうも面白いんだろう。空気、掛け合い、言葉の選び方、テンポ、素晴らしいですね。2代目になっても斑目さんの存在感まじハンパない。ヘコみやすいこじらせやすい、メンタル弱めな僕らのような彼らの青春はまだまだ終わりませんよ。いろんな意味で悶絶漫画。
66,八潮と三雲 草川為
八潮と三雲 1 (花とゆめCOMICS) (2010/06/04) 草川 為 商品詳細を見る |
いつも眉にシワ寄せてるカタブツクールな八潮と、たくましく生きているけど甘えん坊な女の子な三雲が、一緒に任務につきながら交流を深めていきます。3巻の看病イベントの破壊力たるや何事かと!一風変わった設定ではありますが、良質なラブコメ展開にニヤけてしまいます。
67,放課後プレイ 黒咲練導
放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション) (2009/01) 黒咲 練導 商品詳細を見る |
しかしシリーズを重ねるごとに、どんどんとキャラの内面がドロドロと濁ってそれを読者に見せつけるシナリオになってきていますね。それはそれで読ませられる。黒咲先生独特の毒とSっ気がとても魅力的なシリーズです。でもやっぱラブコメ万歳…!?
68,R-中学生 ゴトウユキコ
R-中学生(1) (ヤングマガジンコミックス) (2010/04/06) ゴトウ ユキコ 商品詳細を見る |
中学生男子と女子の不安定さ、他人とはちょっとだけ違う個性や劣等感を、あの時期の意味不明なエネルギー(主に性欲)にミックス&高圧縮して置かれた傑作がズラリ。ここにいるのは、もしかしたらかつての自分かもしれない。下品でバカで残酷で、とてもたのしい一冊。
69,ゆるめいつ saxyun
ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス) (2007/07/06) saxyun 商品詳細を見る |
繰り返し読んでも面白さが損なわれない、高い瞬発力と持続力を同時に備えてる気がする作品。ヒマな時ぼんやりこの作品を読んでる率がちょっと凄い。「空想科学X」も大好きなんですが、なんとなくゆるめいつ一方に。
70,ハンザスカイ 佐渡川準
ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス) (2010/05/07) 佐渡川 準 商品詳細を見る |
団体戦の描き方がとても上手く、無茶苦茶燃える作品。人と人の繋がりをとても魅力的に描いてくれる。ど根性、強い意志、守るべき伝統、受け継がれていく何か…。相手校それぞれが背負うドラマをしっかりと描いてくれていて、薄っぺらな試合がこれまで1つだって無いというのが驚き。キャラクター愛を強く感じますね。
71,ナナマルサンバツ 杉基イクラ
ナナマル サンバツ (1) (角川コミックス・エース 245-4) (2011/05/02) 杉基 イクラ 商品詳細を見る |
クイズという珍しい競技がまず面白いですし、物語を楽しむ副産物として、読んでるだけで知識が増えていく満足感もあります。加えてヒロインがかわいい(超重要)。クイズブーム来るか。
72,ハレルヤオーバードライブ! 高田康太郎
ハレルヤオーバードライブ! 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス) (2009/11/12) 高田 康太郎 商品詳細を見る |
初期は薄味すぎやしないかなと思ったものですが、どんどん作品が華やかに色付いてきました。周囲の期待にこたえる主人公の成長も、それを支える仲間たちとの関係も気持ちいい。4巻のカタルシスはお見事!
また、くっきりと頭に残る「絵」をたくさん描いてくれてもいて、イラストセンスの良さも感じます。小雨の歌唱シーンに飛び散る雨粒なんか、特に。カラーも毎回キレイですし構図も素敵。
73,異国迷路のクロワーゼ 武田日向
異国迷路のクロワーゼ 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2) (2007/12/08) 武田 日向 商品詳細を見る |
もちろんそれだけではなく、お国柄による価値観のギャップを効果的にアクセントにしてあるストーリーは面白いですし、その時代の文化を覗くこともできて、世界観の完成度が高いです。
湯音ちゃんとアリスちゃんの絡みも微笑ましく見守れる感じ。現在アニメ放送中でもあります。まだ2巻までしか出てないけど、3巻はまだなのか!
74,やさしいセカイのつくりかた 竹葉久美子
やさしいセカイのつくりかた 1 (電撃コミックス) (2011/01/27) 竹葉 久美子 商品詳細を見る |
ラブだけでなく、別の芯をしっかりと持っている作品でもあります。しかし色濃くはなくとも、ささやかな?ラブコメシーンが不思議ととても印象的。ふんわりとしながら安定感ある作画も好み。
登場人物それぞれの変化と壁が見えているので、この先の展開も楽しみですよ!
75,WORKING!! 高津カリノ
WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス) (2005/11/25) 高津 カリノ 商品詳細を見る |
76,清々と 谷川史子
清々と 1巻 (ヤングキングコミックス) (2009/12/28) 谷川 史子 商品詳細を見る |
77,ゴッドシーカー 堤利一郎
ゴッドシーカー 1 (電撃コミックス) (2011/01/27) 堤 利一郎 商品詳細を見る |
剣と魔法の王道ファンタジー。古典的な設定ながら、しっかりと楽しませてくれる物語を紡いでくれています。緻密かつ迫力ある作画も見所。大きく動いていく物語も、続きがとても気になります。それとリンゼルちゃんがかわいいですよねふへへ。
78,ねじまきカギュー 中山敦支
ねじまきカギュー(1) (ヤングジャンプコミックス) (2011/06/17) 中山敦支 商品詳細を見る |
「トラウマイスタ」で炸裂させたセンスを存分に活かしながら、濃すぎるキャラクター、ド迫力のバトル、意表をつく演出。終始テンションの高い様子もいいですね。一筋縄ではいかないラブコメに仕上がっていると思います。
79,断裁分離のクライムエッジ 緋鍵龍彦
断裁分離のクライムエッジ 1 (MFコミックス アライブシリーズ) (2009/11/21) 緋鍵 龍彦 商品詳細を見る |
80,ドリフターズ 平野耕太
ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス) (2010/07/07) 平野 耕太 商品詳細を見る |
81,常住戦陣!!ムシブギョー 福田宏
常住戦陣!! ムシブギョー 1 (少年サンデーコミックス) (2011/06/17) 福田 宏 商品詳細を見る |
82,君と僕。 堀田きいち
君と僕。 (1) (ガンガンコミックス (0602)) (2005/03/22) 堀田 きいち 商品詳細を見る |
83,FULL SWING マツセダイチ/武論尊
FULLSWING 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) (2010/09/10) 武論尊、マツセ ダイチ 他 商品詳細を見る |
ヘヴィーな設定もやや多いのですが、そこから何とかもがいて足掻く努力(=フルスイング)が実を結ぶ展開は、毎回とてもスッキリとします。痛みと不条理を伴う、泥くさい青春物語たち。
84,14歳の恋 水谷フーカ
14歳の恋 1 (2011/06/30) 水谷フーカ 商品詳細を見る |
シンプルなタッチだからこそ、ささいな雰囲気の揺らぎが伝わってきやすい感じがします。
普段のすまし顔が崩れさる赤面フィーバーにガッツポーズをかましまくるのデス。
85,ウィッチクラフトワークス 水薙竜
ウィッチクラフトワークス(1) (アフタヌーンKC) (2010/11/05) 水薙 竜 商品詳細を見る |
クーデレ・デカ女好きは要チェック。練り込まれた小ネタや丁寧な背景描写もいいですね。
86,むすんでひらいて 水瀬マユ
むすんでひらいて (1) (2010/07/14) 水瀬 マユ 商品詳細を見る |
オムニバス形式でメインキャラクターが連鎖して続いていく仕組みも面白いですし、それぞれがストレートに青春を生きている様子が眩しいです。爽やかな読み心地な○。えっちぃシーンもちゃんとあっるよー!
87,AKB49~恋愛禁止条例~ 宮島礼吏/元麻布ファクトリー
AKB49~恋愛禁止条例~(1) (講談社コミックス) (2010/12/17) 宮島 礼吏 商品詳細を見る |
AKBの研修生に男の主人公が紛れ込んでしまうという、ラブコメみたいになりそうなスタートから、こんなに真っ当に闘いを描く熱いストーリーになっていくとは・・・!
「AKB48の漫画」という点に引いてしまう人がいるのかも知れないですが、現実のAKBなんて正直どうでもいい自分でも大ハマリしてるので、ぜひ色んな人に読んで欲しいです。
88,演劇部5分前 百名哲
演劇部5分前 1巻 (BEAM COMIX) (2010/01/18) 百名哲 商品詳細を見る |
傷つけられることから逃げない堂々とした作品です。言葉の切れ味がやたらと鋭い。そして愛もある。おちゃらけたシーンも多いですが、ちゃんとテーマと貫いています。
89,乙嫁語り 森薫
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX) (2009/10/15) 森 薫 商品詳細を見る |
森薫先生の作画の魅力をたっぷりと味わえるだけでなく、ちょっと珍しい時代と土地を描いている漫画でもあるので、文化を知るという意味でも深い面白みがある作品だと思います。
日常のたった1コマだけで世界観に説得力を持たせられるだけの絵というのも、凄い。
90,今日のあすかショー モリタイシ
今日のあすかショー 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) (2010/08/12) モリ タイシ 商品詳細を見る |
小悪魔なようでもあり、子どものように無邪気でもあり、いろんな可愛らしい面を持っているあすかちゃん。爽やかな空気を漂わせつつも、マニアックな要素や描写を欠かさないのも素敵。
91,ワールドエンブリオ 森山大輔
ワールドエンブリオ 1 (ヤングキングコミックス) (2006/03/27) 森山 大輔 商品詳細を見る |
特徴的なのがとにかく美麗な作画と、張り巡らされた伏線の数々。とても綺麗な絵なので読みやすいのですが、読み進めるととにかく謎が多い作品だなと思わされます。どういうラストになるのか楽しみ。ヒロインのレナがかわいい上に最近何やら芽生え始めてるようで、これもニヤニヤしてしまいます。
92,ウワガキ 八十八良
ウワガキ 1巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX) (2010/06/15) 八十八 良 商品詳細を見る |
予想外にシリアスな表情を見せるストーリーにドキリとさせられたり、ストレートにラブでコメってる様子に転げまわったり。恋愛漫画としてかなり面白いです。
行きつく先が見えてこない、要注目の作品です。そう長く続く作品ではなさそうですが・・・?
93,高杉さん家のおべんとう 柳原望
高杉さん家のおべんとう 1 (2010/01/23) 柳原 望 商品詳細を見る |
大切な人の「死」と「不在」という寂しさが、メイン2人を繋いでもいてこれも切ない。でもちゃんと前向きな気持ちにさせてくれます。ほんのりどころじゃなく漂うラブの気配も気になるところ。
94,男子高校生の日常 山内泰延
男子高校生の日常 1 (ガンガンコミックスONLINE) (2010/02/22) 山内 泰延 商品詳細を見る |
また作者独特の言葉選びのセンスにも魅力があり、ハマります。ガンガンオンラインで無料で読めるので知らない人はどうぞ→■ 何度も単行本で読み返したくなる作品の1つ。
95,BUTTER!!! ヤマシタトモコ
BUTTER!!!(1) (アフタヌーンKC) (2010/07/23) ヤマシタ トモコ 商品詳細を見る |
ダンスを通じて、メンバーそれぞれが悩みを発見したり、解決しようと努力したり・・・。あまり言葉にされない、故に見逃しがちな人間の醜い部分を、しっかりとエグってくる作品でもあり、そこが大好きです。キャラクター間の微妙な空気の変化をしっかりと捉えてくるのもいいですねえ。そして端場くんがかわいすぎる。うおおおお端場くーん!!!
96,天にひびき やまむらはじめ
天にひびき 1巻 (ヤングキングコミックス) (2009/12/28) やまむら はじめ 商品詳細を見る |
読む人に勇気を授けてくれる物語。クラシック知識がなくとも十分楽しめる作品。
音楽の表現も好きですねえ。直前の緊張感、駆けあがっていく興奮、高揚感があります。
97,はなまる幼稚園 勇人
はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス) (2007/04/25) 勇人 商品詳細を見る |
園児たちメインの、胸ほっこりな優しいエピソードたちも好きなのですが、大人キャラたちがQLK(急にラブがコメるので)な様子には悶絶するほかないレベル。もっとラブコメしていいのよ!
98,ヴィンランド・サガ 幸村誠
ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC) (2006/08/23) 幸村 誠 商品詳細を見る |
最初は海賊として立派にやっていたはずが、いつのまにか畑仕事サガに。それでもやはり面白く、胸熱くさせられる言葉が次々飛び出してきます。力強いメッセージが込められた作品。
99,ブレイクブレイド 吉永裕ノ介
ブレイク ブレイド 1巻 (Flex Comix) (2007/04/10) 吉永 裕ノ介 商品詳細を見る |
かつての親友たちが、国の事情で引き裂かれ闘うことになってしまうストーリーも面白いですし、「死」をあっさりと、けれどその影響や傷つく人々の様子までを丹念に描くことで、より戦争にリアルさを感じます。アクションのカッコよさ、ストーリー展開、キャラクターの魅力、どれもがハイレベルな作品。とてもドラマティック。
100,この彼女はフィクションです。 渡辺静
この彼女はフィクションです。(1) (少年マガジンコミックス) (2011/06/17) 渡辺 静 商品詳細を見る |
しかし自分の希望通りのヒロインが自分を強烈に愛してくれてるのに、今は別の女の子(先輩)のことが気になって仕方ない・・・しかも相手もまんざらじゃない!という羨ましい状況。
ドタバタラブコメとして、ベタな要素も多く取り入れながら新鮮に楽しませてくれる期待の一作。
以上、過去の更新と合わせて、これでナツ100関連更新は全部完了ですかね。
実は後々から「あ、あの作品入れたかった・・・」というのがぽこぽこ出てきてしまったんですが、まぁ仕方ないですね。とは言え、上げた作品はどれも大好きな作品たちです。
入れようか悩んだのが成年向け作品で、最終的に100作品全部埋まったので成年向けは外すことにしたのですが、5つくらいまでに絞ってみようかなと考えてました。
今回のナツ100企画からは正式には外れますが、一応オマケとして置いておきます。
集計とは関係無いですが、お祭りみたいなものなので。以下作者名順。
・いもーと*もーど きりりん
・キャノン先生トばしすぎ ゴージャス宝田
・いもてん 冴草こはく
・おとなになるまえに 関谷あさみ
・年刊中年チャンプ 中年
読んでる作品数がまだ全然足りてないですが、現時点での5作…かなぁ。
成年漫画って、「物語が面白い」以外の評価要素があったり(要するに使えるかどうか)するので、なかなか同じ基準の中で選ぶことができなかったりしました。そこを踏まえて5作チョイス。
でもやっぱり5作に決めるの難しい。「新婚さんごっこ」とか岡田コウ先生とかなぁああ。
ではこれで終わり。ナツ100楽しかったです。