[漫画]げんしけんを読んで大学生になった男の雑記 自分語り
今回はちょっとイレギュラーな更新になります。いつもの感想記事じゃありません。
自分語りが酷すぎてスルーしてもらった方がいいレベル。
・続・続く「げんしけん」!“もう少し下の世代”から見てみると?(酔いどれ眼鏡の漫画居酒屋)
・げんしけん二代目は、最近のオタクのオープンな感じが凄く出ていると思う(マンガのおかげでした)
葵さんとけやきさんがひょっこりげんしけん記事に俺を登場させるもんだから・・・俺も書きたくなるじゃないですかーやだーということで。
普段から俺はげんしけんに憧れてですねえとか言いまくってて、いい加減げんしけん大好きキャラも押し出しすぎてアレなんじゃないかと思うわけですが、そういえばブログでそこら辺書いてなかった、かもしれない。
そんなワケで突発的にげんしけんに絡めて色々かきたくなったので今回の更新。
げんしけんの思い出話とか、二代目げんしけん、すごく面白いけど、初代には感じなかったトゲがあるぞ、ということとか。
しかしこれ、どう考えても普遍性ある内容ではないです。自分が悶々と感じてるだけのこと。自分がしてるこの作品の楽しみ方とか向きあい方とか、そういう内容です。
で、今回はひとまずげんしけんと出会ってからの自分語りなど。痛いことをクドクド書いた。
普段あまりしないリアルの話を書くことになったので恥ずかしいんですが。
発端となった記事がこちら。
・げんしけん二代目はリアルなオタクを描いているんだろうか?
この中で10代20代がげんしけんをどう受け止めているんだろうか、という話になっていて、それに関連したのが上の葵さんとけやきさんの記事です。で、自分も何か書くかと。
何はともあれ初代げんしけんが大好きな俺です。
「げんしけん」と言えば、大学生のオタクサークルを描く青春漫画。
オタクならではだったり、またはその年齢ならではの感情が丁寧に乗せられた物語です。
この作品を初めて読んだとき、自分は中学生でした。確か中学3年の夏に1巻を読みました。単行本的には8巻が出るくらいの時期だっけな。
げんしけんで描かれるオタク系サークルの中の日常はとても羨ましかった。当時の自分から見れば彼らは大人だった。でも自分と似たような考えや趣味を持っているキャラクターたちの日常は、華々しくは無いけれどもとても楽しそうで、憧れました。
「げんしけんを読んでオタクになりました!」というのは合っているのか違っているのかは自分ではちょっとわからない。作中で「オタクは知らないうちにオタクになってるもんだよ」と言われれたが、コレはもちろん否定しない。
でもきっとオタクになった時期(と断定できる時期が明確にわからないがとにかく)とげんしけんを読んだ時期が重なっていて、げんしけん読んでオタクになったと言えなくもない環境。
中3の自分の心の不思議なところに刺さったまま取れなくなった作品であるのは間違いない。
こういう趣味を深める初期段階のうちに「げんしけん」を読んだのは大きいだろうな。ああ、オタクでもいいじゃん。オタクっていいじゃん。こんなに楽しそうにしていられるんだ、と。
ここは、ちょびっとだけ顔を出した芽に与えられたたっぷりの養分がげんしけんだった、という解釈で行きたい。好きなことを楽しむことにブレーキは必要は無いなということを教えてくれたという意味で。「俺に足りないのは覚悟だ」by1巻ですよ。
それを踏まえて今がすごく楽しいので、「げんしけんに育ててもらいました!」って言いたい。言いたいだけなんだけどさ。つまり「げんしけん」に憧れたからオタクのまま来れたのかも知れない。
げんしけんに出会った時すでにちょっとオタクな自分を意識していて、漫画やアニメが楽しくて仕方なかったです。オタクな自分を意識、ってのがイタい感じですが・・・。当時は電車男とかが流行ったりしてて、キャラクターとしての「オタク」は世間的(学校等、中学生が生きる社会で)にも認知を得ており、その特徴に当てはめて自分はオタクなんだなーとか思っていました。
電車男にハマったりげんしけんを読んだりしたことで、なんとなくオタクな自分を肯定的に捉える土壌ができていたのかも知れないですね。
美人なエルメスと恋ができたり、サークルで自分の趣味に没頭しつつもわいわいと話の合う友人たちと騒いだりして・・・オタクの未来は明るいんじゃないかという超幻想・・・!!!でもフィクションであってもそういう影響は基本的な思考に染み込んでいくもので、オタクにネガティブな感情はあまり抱かなかった。
オタクだからとバカにされたことはあっても、趣味が合う友だちとそれなりに遊べてムカつくことを帳消しにできていたような気がする。というかオタク人口多かったな中高時代・・・。
自分より上の世代の方の話を聞いても、かつてと自分の中高時代とではだいぶ環境が違っているらしい。自分はどういう反応を取ればいいのか悩む場面もあるけど、そういう時代の違いを知るのはとてもおもしろい。
おい自分語り長すぎだろなんだこれ。
話を進める。げんしけんと出会って完結を見届け、オイラもあんな大学生生活送りたいですぅと勉強もえっさほいさとやっていた高校時代。ぶっちゃけ勉強嫌いだったが大学生になって楽しく過ごしたいという希望はあった。なんというクズ。
受験勉強の最中、いよいよセンター試験が近いというタイミングでげんしけんが読み切りとしてアフタヌーン本誌で復活したりしました。第56話「春はまた来る」、この時初めてアフタヌーンを買った。この読み切りを読んで胸で穏やかな熱を保っていたげんしけん愛はゴウゴウと再び燃え上がる。受験勉強の佳境をげんしけんへのあこがれパワーで戦うなどする。
ということで、げんしけんへの憧れを抱いたまま無事大学に入学した私は、せっかくの大学生だしやっぱりね、って感じでげんしけんっぽいサークルに入ってみました。回想終わり。
げんしけんっぽいとは言ってもアニメ漫画のことばかりというわけでは無いんだけど、まぁ実質オタク率90%ほどという。100%じゃないあたりがまたげんしけんっぽくていいじゃない。
長ったらしくどうでもいい自分語り終わります。だらだらと読みづらいよな!さて本題。
げんしけん二代目が超面白いんですよ!
1話限定復活の読み切りもビックリしましたが、まさか連載まで始まるなんて!
それでもう3冊も単行本が・・・9巻で完結したげんしけんの、12巻が・・・!!
しかもこれがもう面白いったらない。始まる前は「終わった作品ほじくりすのかー・・・」なんてちょっと苦々しいことを考えていましたがもう土下座ですよ。ごめんなさいごめんなさい。
大好きな作品の「続き」を楽しみにできる。これってすごく幸せなんですよ!
そして購読してるアフタヌーンで、毎月うへうへ息を荒げながら楽しんでるわけですね。
二代目の最初の単行本の感想、テンション上がってましたねえこれ。
・二代目げんしけん、はじまりはじまり。 『げんしけん』10巻(二代目の壱)
以下11巻、12巻の感想。
・情熱の行き場と置き場。『げんしけん』11巻(二代目の弐)
・女の子のげんしけんだなぁ。『げんしけん』12巻(二代目の参)
けど、読んでいてとても楽しいけれど、同時につらくなったりすることもある。
上の更新の時は超個人的なことはそれほど書いていません。なんか恥ずかしくて。
でも10巻の記事の最後の方で「なんか色々しんどくなりますね」とぼかして書いていたりして、そこが今回ちゃんと書いてみたい部分というわけです。
でも長くなっちゃうから分割します。今回自分語り、次回は2代目げんしけんに寄せる思い。
現在のげんしけんをどう感じているかを、いつもよりちょっと突っ込んでいきたいなと。
追記7/2 後半書きました
→げんしけんを読んで大学生になった男の雑記 二代目げんしけんに感じるトゲ
自分語りが酷すぎてスルーしてもらった方がいいレベル。
・続・続く「げんしけん」!“もう少し下の世代”から見てみると?(酔いどれ眼鏡の漫画居酒屋)
・げんしけん二代目は、最近のオタクのオープンな感じが凄く出ていると思う(マンガのおかげでした)
葵さんとけやきさんがひょっこりげんしけん記事に俺を登場させるもんだから・・・俺も書きたくなるじゃないですかーやだーということで。
普段から俺はげんしけんに憧れてですねえとか言いまくってて、いい加減げんしけん大好きキャラも押し出しすぎてアレなんじゃないかと思うわけですが、そういえばブログでそこら辺書いてなかった、かもしれない。
そんなワケで突発的にげんしけんに絡めて色々かきたくなったので今回の更新。
げんしけんの思い出話とか、二代目げんしけん、すごく面白いけど、初代には感じなかったトゲがあるぞ、ということとか。
しかしこれ、どう考えても普遍性ある内容ではないです。自分が悶々と感じてるだけのこと。自分がしてるこの作品の楽しみ方とか向きあい方とか、そういう内容です。
げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC) (2011/05/23) 木尾 士目 商品詳細を見る |
で、今回はひとまずげんしけんと出会ってからの自分語りなど。痛いことをクドクド書いた。
普段あまりしないリアルの話を書くことになったので恥ずかしいんですが。
発端となった記事がこちら。
・げんしけん二代目はリアルなオタクを描いているんだろうか?
この中で10代20代がげんしけんをどう受け止めているんだろうか、という話になっていて、それに関連したのが上の葵さんとけやきさんの記事です。で、自分も何か書くかと。
げんしけん(1) (アフタヌーンKC (1144)) (2002/12/18) 木尾 士目 商品詳細を見る |
何はともあれ初代げんしけんが大好きな俺です。
「げんしけん」と言えば、大学生のオタクサークルを描く青春漫画。
オタクならではだったり、またはその年齢ならではの感情が丁寧に乗せられた物語です。
この作品を初めて読んだとき、自分は中学生でした。確か中学3年の夏に1巻を読みました。単行本的には8巻が出るくらいの時期だっけな。
げんしけんで描かれるオタク系サークルの中の日常はとても羨ましかった。当時の自分から見れば彼らは大人だった。でも自分と似たような考えや趣味を持っているキャラクターたちの日常は、華々しくは無いけれどもとても楽しそうで、憧れました。
「げんしけんを読んでオタクになりました!」というのは合っているのか違っているのかは自分ではちょっとわからない。作中で「オタクは知らないうちにオタクになってるもんだよ」と言われれたが、コレはもちろん否定しない。
でもきっとオタクになった時期(と断定できる時期が明確にわからないがとにかく)とげんしけんを読んだ時期が重なっていて、げんしけん読んでオタクになったと言えなくもない環境。
中3の自分の心の不思議なところに刺さったまま取れなくなった作品であるのは間違いない。
こういう趣味を深める初期段階のうちに「げんしけん」を読んだのは大きいだろうな。ああ、オタクでもいいじゃん。オタクっていいじゃん。こんなに楽しそうにしていられるんだ、と。
ここは、ちょびっとだけ顔を出した芽に与えられたたっぷりの養分がげんしけんだった、という解釈で行きたい。好きなことを楽しむことにブレーキは必要は無いなということを教えてくれたという意味で。「俺に足りないのは覚悟だ」by1巻ですよ。
それを踏まえて今がすごく楽しいので、「げんしけんに育ててもらいました!」って言いたい。言いたいだけなんだけどさ。つまり「げんしけん」に憧れたからオタクのまま来れたのかも知れない。
げんしけんに出会った時すでにちょっとオタクな自分を意識していて、漫画やアニメが楽しくて仕方なかったです。オタクな自分を意識、ってのがイタい感じですが・・・。当時は電車男とかが流行ったりしてて、キャラクターとしての「オタク」は世間的(学校等、中学生が生きる社会で)にも認知を得ており、その特徴に当てはめて自分はオタクなんだなーとか思っていました。
電車男にハマったりげんしけんを読んだりしたことで、なんとなくオタクな自分を肯定的に捉える土壌ができていたのかも知れないですね。
美人なエルメスと恋ができたり、サークルで自分の趣味に没頭しつつもわいわいと話の合う友人たちと騒いだりして・・・オタクの未来は明るいんじゃないかという超幻想・・・!!!でもフィクションであってもそういう影響は基本的な思考に染み込んでいくもので、オタクにネガティブな感情はあまり抱かなかった。
オタクだからとバカにされたことはあっても、趣味が合う友だちとそれなりに遊べてムカつくことを帳消しにできていたような気がする。というかオタク人口多かったな中高時代・・・。
自分より上の世代の方の話を聞いても、かつてと自分の中高時代とではだいぶ環境が違っているらしい。自分はどういう反応を取ればいいのか悩む場面もあるけど、そういう時代の違いを知るのはとてもおもしろい。
おい自分語り長すぎだろなんだこれ。
話を進める。げんしけんと出会って完結を見届け、オイラもあんな大学生生活送りたいですぅと勉強もえっさほいさとやっていた高校時代。ぶっちゃけ勉強嫌いだったが大学生になって楽しく過ごしたいという希望はあった。なんというクズ。
受験勉強の最中、いよいよセンター試験が近いというタイミングでげんしけんが読み切りとしてアフタヌーン本誌で復活したりしました。第56話「春はまた来る」、この時初めてアフタヌーンを買った。この読み切りを読んで胸で穏やかな熱を保っていたげんしけん愛はゴウゴウと再び燃え上がる。受験勉強の佳境をげんしけんへのあこがれパワーで戦うなどする。
ということで、げんしけんへの憧れを抱いたまま無事大学に入学した私は、せっかくの大学生だしやっぱりね、って感じでげんしけんっぽいサークルに入ってみました。回想終わり。
げんしけんっぽいとは言ってもアニメ漫画のことばかりというわけでは無いんだけど、まぁ実質オタク率90%ほどという。100%じゃないあたりがまたげんしけんっぽくていいじゃない。
長ったらしくどうでもいい自分語り終わります。だらだらと読みづらいよな!さて本題。
げんしけん二代目が超面白いんですよ!
1話限定復活の読み切りもビックリしましたが、まさか連載まで始まるなんて!
それでもう3冊も単行本が・・・9巻で完結したげんしけんの、12巻が・・・!!
しかもこれがもう面白いったらない。始まる前は「終わった作品ほじくりすのかー・・・」なんてちょっと苦々しいことを考えていましたがもう土下座ですよ。ごめんなさいごめんなさい。
大好きな作品の「続き」を楽しみにできる。これってすごく幸せなんですよ!
そして購読してるアフタヌーンで、毎月うへうへ息を荒げながら楽しんでるわけですね。
二代目の最初の単行本の感想、テンション上がってましたねえこれ。
・二代目げんしけん、はじまりはじまり。 『げんしけん』10巻(二代目の壱)
以下11巻、12巻の感想。
・情熱の行き場と置き場。『げんしけん』11巻(二代目の弐)
・女の子のげんしけんだなぁ。『げんしけん』12巻(二代目の参)
けど、読んでいてとても楽しいけれど、同時につらくなったりすることもある。
上の更新の時は超個人的なことはそれほど書いていません。なんか恥ずかしくて。
でも10巻の記事の最後の方で「なんか色々しんどくなりますね」とぼかして書いていたりして、そこが今回ちゃんと書いてみたい部分というわけです。
でも長くなっちゃうから分割します。今回自分語り、次回は2代目げんしけんに寄せる思い。
現在のげんしけんをどう感じているかを、いつもよりちょっと突っ込んでいきたいなと。
追記7/2 後半書きました
→げんしけんを読んで大学生になった男の雑記 二代目げんしけんに感じるトゲ
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