[漫画]欲望にまみれて生きよう少年少女 『妄想少年観測少女』2巻
![]() | 妄想少年観測少女 2 (電撃コミックス) (2011/11/26) 大月 悠祐子 商品詳細を見る |
…なんかまるでそれって 愛の告白みたいだ
大月悠祐子先生の「妄想少年観測少女」2巻が出ました。
第1巻はジャストミートし何度も読み返したもので、2巻が楽しみでした。
→フェチ心あふれる、少年少女の恋愛模様 『妄想少年観測少女』1巻
背後から忍び寄るような、それでいて暴力的なような、独特の色気に魅了される作品です。
思春期のドロドロした欲望が詰まっています。あとマニアック。
●山田愛音
1巻でまさかのタイミングで終わってしまったエピソードの続き。
本作は基本的に男女2人を主役に、視点キャラを入れ替えての2話構成をとります。
2巻冒頭は後半にあたるお話で、これまたしょっぱなからニヤニヤしてしまうのですよ!
また、特定のキーワードを主軸に各エピソード展開されるのがお決まりの本作。
このお話では「眼鏡」。眼鏡を嫌う少年と、眼鏡を愛する少女。
主人公が女の子で、彼女のモノローグからは本当に男の子のことをよく観察しているのだなぁということがわかります。顔や身体のパーツ1つ1つに深い興味と愛情を向けている。
最初はその少年が好きというよりは、彼の持つ顔のパーツが好き、という感じで。
しかしそれが変化するきっかけとなっているのがこのシーンでしょうか。

下品な発言をたくさんしてしまう男の子。でもそんな自分を客観的に理解していて、自分は汚いやつだからと好きな娘に近づくことができない。天使や女神様のように崇めているだけで充分なのだと。
メイン2人してどこか弱気なところがあるのがいいですよね。
興味の入り口はちょっとおかしくても、確実にその人そのものを好きになっていく過程。
ちょっとした歩み寄りと、ちょっとした勇気。やーニヤニヤしてしまう!
この作品にしては、まだ正統派なラブコメと呼べる・・・かも知れない?w
●木村のの×藤堂うずら
「ニオイ」がキーワードということでこれまでよりもさらに一段上のマニアックさを見せつけ、しかも女の子同士の接触を描く百合作品。
ストレートな描写が多いですが、「ニオイを溜め込む」というゾクゾクくる表現が飛び出したり、女の子の邪な欲望が性的にまっすぐと突き刺さってくるかなりいやらしい作品だと思います。

ののをむさぼるように愛するうずらの姿は印象的で、高圧的なキャラに見えますね。まるで男性のように、ののを抱いたりする。ちょっと暴力的なくらいに求めている。
マニアックで衝動的で、生々しい百合カップルの様子はかなり見ごたえアリ。
「女」である自分を、どうしたいのか。どうありたいのか。それに悩む少女たち。
そこにサブの男の子が抱える「汚してやりたい」なんてサディスティックな想いも入り混じったりして。
わざと女の子の髪に牛乳をかけてしまうシーンなんて最低の一言ですけども、思わずちょっとばかし興奮してしまうような。この気持ち悪さもまたクセになってしまう。
かなり毒が強いというか、素晴らしく匂い立つエロス。たまらない・・・!
ラスト「大変美味しくいただきました」はまったくこちらこそと言った具合です。
●清水良介×木乃内リサ
「美しさ」をめぐる女の子と男の子のお話。
良介はいじめられっ子ですが、そんな彼が密かに備える美しさに目をつけたのがリサ。
良介は彼女に弱みを握られ、女装をすることを強要。
かくしてリサの言われる通りの着せ替人形になってしまった良介ですが・・・。
たしかに少年の中にある女性らしさというのは、それはそれで色っぽいものなわけですが、
良介がちゃんと「男の子」らしいのが面白い。綺麗ではなく、等身大の男子なのだ。
外見はまるで女の子なんですが、思春期の少年らしい、汚れた欲望をしっかりいだいてもいる。それも非常に男性的などす黒い性欲を。無理やり黙らせてキスしてやりたいとか、組み伏せ脱がしてやりたいとか。そんなギャップがまた面白い。

で、乱暴に彼女を自分のものにしてまう想像をしては自己嫌悪。そんな所が可愛い。
このエピソードでは良介の成長を切なく描いてもいる。
少年の体から、男の体へ。それは学生時代だからしかたのないこと。しかしそれは少年だったからこその美しさを少しずつ手放していくということでもある。期限付きの美しさです。
でもその変化がネガティブではなく、むしろよりニヤける自体になってしまうのだから、してやられたという感じですよ。彼女を自分のものにする勇気がなかったころとは違うんですよと!
強烈な所有欲を結実させるラストシーンはまさに至高。これただの変態だよ!でも2人にとっちゃ最高のハッピーエンド。
ちゃんとお姫様になれたし、させてあげることができた。こっ恥ずかしいー!
・・・それにしてもリサは立派な痴女ですね・・・しかし、情熱がゆえの行動力の高さです!自分をエサにしてでも、という確固たる意思。
まぁそんなヒロイン・コンプレックスの女の子も、最後には。ダメだニヤける。
ざっと紹介してきましたが、以上「妄想少年観測少女」2巻でした。
1巻でも2巻でも目立っていましたけど、この作品に登場する男の子たちはけっこうな自己嫌悪を抱いているのがいいですね。
思春期だからドロドロした欲望を持つのも自然なんだけど、彼らはそんな自分を憎んでもいるみたいで、でも本能に抗うことにはないわけで。そんな要素をしっかり存在させてくれるのがこの作品の好きな所でもあります。
そして自己嫌悪だけじゃなく、思春期の少年少女のエネルギーが込められている。
言葉に出来ないあれこれを直接叩きつけるみたいに、つい力づくになってしまったり。
自分をコントロールすることが全然出来ない。若さをこじらせてます。
ある意味、すごく生き生きしてるんですよね、この漫画のキャラクターたちって。
人と人がリアルにぶつかったり関係している感じが素晴らしい。
相変わらずマニアックな内容ですし、思わずゾクッするシーンも盛りだくさん。
ラブコメではありますが、単純な男性向けとは一線を画していると思います。
エロいというよりは、しみじみ、生々しい色気がある。
キャラクターが見せる表情や、添えられるモノローグや投げかけるセリフや・・・とにかく作品全体から匂いが漂ってくる。
3巻にはどんな恋模様を見せてくれるのか、今からワクワクしてしまいますよ!
『妄想少年観測少女』2巻 ・・・・・・・・・★★★★
本能を刺激するエロティック青春劇マニアクス(?)。いろんな欲望でぐるぐるしてます。
[漫画]揉むだけじゃない!おっぱい舐めて除霊だ! 『揉み払い師』2巻
![]() | 揉み払い師 2 (少年サンデーコミックス) (2011/11/18) 空詠 大智 商品詳細を見る |
吸わないでぇぇ ダメっ・・・そんなに・・・やぁ!!
「揉み払い師」2巻発売されました。清々しいバカっぷりが印象的な作品です。
→おっぱい揉んで問題解決!期待の新シリーズ『揉み払い師』1巻
要約すると、悪い霊にとりつかれた女の子たちを、おっぱいを揉んで救うお話。
よくぞこんな設定の漫画が出てきてくれものです。圧倒的に頭が悪いです。
2巻オビ曰く、「揉みだけじゃない、舐めもいた!!」。
これは期待できそうです(満面の笑み)。バカエロ満載おっぱい漫画、第2巻!
というかオビにある\(サービス)/\(感謝)/って・・・作者の父親じゃねーか!
いやぁ、いきなり目次欄からヒドイですねえこの漫画。なにがって各話タイトルです。
第5乳「お口の中でコロコロと・・・」第6乳「そこ・・・それ以上ツンツンしたら・・・・」第7乳「く・・・来る・・・ジッとり・・・奥に」第8乳「足の・・・力が抜けて…」。
さらに磨きがかかってヒドい。1巻も大概でしたが、どんどんブレスが増えてる気がします。
というか1ページ目からコレですからね。どう見ても事後じゃないですか!

完全にエロ漫画ですが、これがこの作品においては人助けというのだからステキ!
さて、今回は新キャラが登場したことが大きいです。
表紙にいるのは「舐め払い師」の女の子・鈴花。そう、おっぱいを舐めて除霊するのです。
他にも揉み払い師の他にも様々な方法で邪霊を払う職業があるようで、「抱き払い師」なんてのも名前だけですが登場していますね。
どうしよう、これからもっとロクでもない払い師が登場したら・・・ドキドキする!
とは言え「舐め払い師」の鈴花ちゃん、彼女がまたかわいいんですよね。
揉み払い師である主人公、小影にほのかな恋心を抱いているようで
しかし同業者でありライバルでもある彼に、ついつい虚勢をはってしまう場面も。
感情を内に秘める女の子で、大和撫子なルックスもたまりませんね。
とは言え彼女は舐め払い師。そこにはプライドがあるようで、その仕事っぷりは圧巻です。

(※人助けをしています)
たいへんな絵面ですがこれでも頑張って人助けしてる最中なんですよ!
それにしてもこれだけ見たら、女の子の乳首を丁寧に攻め立てる女の子・・・レズレズじゃのう。
しかし頑張り虚しく、なんと払い師である鈴花自身が邪霊にとりつかれてしまう!
こうなってしまったからには主人公の出番なのです。
鈴花ちゃんが顔を赤らめながらおっぱいを小影に差し出すシーンはとてもえっちぃ。
まったくこの作品は大迫力でおっぱいを描いてくれるからたまりません。
揉まれたり摘まれたり舐められたりしている様子が、連続した大ゴマでじっくり見れます。
まぁ色々あって除霊完了。鈴花ちゃんとは一旦お別れになるのですが、この時のセリフが秀逸。この作品は妙なセリフ回しも面白いのですが、小影ばかりでなく彼女も相当おかしい。

「その時は小影さんの乳首をビンビンにしてさしあげますから(ニッコリ)」
お前は何を言っているんだ。
2巻は鈴花ちゃんに心奪われたのですが、まだまだ見所はあります。
第7乳に登場した「虎牙連乳弾き揉み」は作者もお気に入りという技。
これは乳首に対してデコピンをするという謎の技。カッコいいトラもバックに描かれ、なにやら凄そうです。女性の悩ましい表情も素晴らしいのですが、なんかもうツッコむ気力も湧きません。
しかもこれ、ただ「乳首にデコピンする」シーンに、見開きをたっぷり使って6ページも使っています。バカじゃないのかと。こんなに乳首だけドアップに描く漫画なんてそうそう見つかりません。ましてや少年漫画でw
大地を揺らし、間接的におっぱいを揺らしてダメージを与える、第8乳に登場した技もアホっぷりでは負けてはいなさそうです。
いかにして乳に刺激を与えるか。この漫画はそのバリエーションを研究しているのかも。
しかしなにげに1巻のころと比べると、状況が複雑化してきたことが分かります。
1話完結にはならず、2話にわたって強力な邪霊とのバトルが繰り広げられたりしました。そのため、より状況が複雑になっていったエピソードもあります。
一本調子におっぱいを描くだけではないのはいい傾向でしょう。
そして読者が1番に期待しているであろう、お払いのシーンは今回も気合十分!
一発ネタのような設定の作品ですが、バリエーション豊かなおっぱいの攻め方や他の払い師の存在や、主人公たちの秘密など、読者を飽きさせずにしばらく続けることができそうな用意は整っている感じ。
これからどんな技や女の子が登場するのか、とても楽しみなのですよ。
当然のようにエロく、それ以上に笑えてしまうシリアスおっぱいギャグ漫画。
そういえば鈴花ちゃんが男のおっぱいも舐めることがあるとありましたがあざとい!あざといよ!邪霊は女の子に取りつきやすいって言ってたのに!でも絵的にはエロから好き(
『揉み払い師』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
バカだなぁと笑いながら楽しめる作品。今回はおっぱい揉みまくりで舐めまくりな内容。
[漫画]初恋は近くて遠く、甘くてにがい。『むすんでひらいて』4巻
![]() | むすんでひらいて(4) (エデンコミックス) (2011/09/14) 水瀬マユ 商品詳細を見る |
すぐそこにいるのに
「むすんでひらいて」の4巻が出ています。
にぎやかにたくさんのキャラが活躍するオムニバス形式の青春恋愛漫画です。
今回も甘酸っぱい青春がてんこもり。男の子も女の子もキラキラしちゃってまあ。男女ともに楽しめる作品だと思います。
そういえば今回から巻頭にキャラ相関図も登場して、情報整理に便利。
●メインにピックアップされるキャラ(やカップル)は毎回話ごとに違うのですが、4巻特に大きな動きがあったのは、明智くんを中心にした槇原理央と澤村夏の三角関係。
1巻から考えても彼らのエピソードはたくさん描かれてきているので、「むすんでひらいて」という作品を象徴するキャラクターたちとも呼べるのではないでしょうか。
明智と理央が両思いであるのははたから見れば明らか。なのに本人たちは自信が持てない。
そして明智と幼なじみである夏は、恋やぶれる切なさを抱えながらも、やっぱりとことん人がいいので2人を応援。諦めたくない、ずっとそばにいたい、でも・・・。
夏ちゃんの心理描写においては、本当に胸がしめつけられるような感覚になります。
この扉絵なんかとても切ないですけど大好きです。並ぶ2人、けど赤い糸では結ばれず。

感情にがんじがらめになって前に進めない夏。彼女を近い位置から見守るのが明智の友人でもあるイケメン・西野です。失恋を経験し、いまだそれに後ろ髪を引かれつづけているのが西野と夏ちゃん。
夏を元気づけようといっしょにでかけたりするなど、西野は積極的に夏を気にかけてる様子。
しかしそれが明智にとってはちょっとだけ複雑。ちいさなちいさな嫉妬です。

明智も西野も、なんでこんなにムキになってしまうのかわからない。上のシーンは男の子同士の友情やそれ以外の感情で混乱しているのを茶化すような2人の様子がかわいいですね!
明智、理央、夏、そしてあらたに西野までがほんのり参入。
しかし誰をとっても100%の幸せなんかはなくて、みんなが心に陰りを抱えてる。
明智は夏との今まで通り居心地いい関係を守ることと、理央とのくすぐったい関係に新しく踏み出すことの2択を迫られています。どちらも選ぼうとして、なかなかうまくはいかない。
そしていよいよ、決断。はっきりした答えはまだでも、少しずつルートが枝分かれしだしました。

振り返って抱きしめること・・・。それはとても簡単なことのはず。
けどそれをしない。受身な状況の中ではありますが、それが彼の選択。
もうみんな青春しすぎですよ!たまらないです!
甘くとろける恋もあれば、ふるえるほどに切ない恋もある・・・!
●またしても明智関連の話が続きます。夏ちゃんの心理描写は多いのですが、ここで理央ちゃんに関するモノローグも入ってきて興味深いのが第18話。
他校の文化祭にやってきてデートしちゃう明智と理央ちゃんが描かれます。
やっぱり理央ちゃんも人が良くて、自分の恋愛のために強欲にされない。そんな譲り合いしなくても正直にしたいようにすればいいのに!なんて思ってしまいますが、このもどかしさも素晴らしい・・・!
あとは明智がちゃんと自身の決心で理央ちゃんの手を引いてあげることが大切なんだと思いますが・・・さてさて、どうなるやら。がんばれ男の子。
とにかく、この4巻で明智関連はおおきく状況が変わりました。見逃せませんね。

デート中の明智と理央ちゃん。手が触れて「あああ~~っ」てベタベタだし初々しすぎますよ!ニヤニヤしちゃうじゃないですかーー!まったく理央ちゃんかわいいな!!
さて、主に夏と理央と明智についてかいてきましたが、他にも動きはあります。
第15話では日摩裏先輩がとある決心をし、広呂との関係がちょっとギクシャク?
そして今回4巻の表紙を飾った舞先輩は、いよいよ・・・といったところ!保健室のベッドでの里見くんの暴走やそれ以降の展開には悶絶必至。感情があふれるような空気感も○。
舞もこの作品ではとくに愛されてるキャラクターの1人だと思います。じっくりとドラマが描かれている女の子で、かつての失恋を乗り越えいまと向き合えている、エネルギーあるキャラ。
彼女がメインとなった18,19話の文化祭回は、メインキャラの恋愛模様のみならず、学校全体でイベントに盛り上がってる感じがしっかりと現れてて、改めてこの作品の青春ムードを強めていました。
そんな第4巻でした。
連載と単行本掲載話がずいぶん離れているようで、もっと単行本の発売ペースを早めて欲しいなーとも思います。次の5巻は冬発売とのこと。期待したいですね。
予告をみるに、どうやら新キャラと、ありすちゃんのメイン回が再来な様子!うひょう!
また、この4巻オビでキャラクター人気投票もやっています。参加してみてはどうでしょうか。
『むすんでひらいて』4巻 ・・・・・・・・・★★★★
より甘く、より切なく加速するオムニバス恋愛劇。男の子も女の子も、青春してます。
[漫画]おっぱい揉んで問題解決!期待の新シリーズ 『揉み払い師』1巻
少し経ってしまいましたが、50万ヒットしました。ありがとうございます。
世界と胸を揺るがす物語が―――・・・
やっふゥ!「揉み払い師」の1巻がついに発売されましたよ!!
今年の週刊少年サンデー8号に、出張読み切りとして第1話が載ったのですが、そのあまりにぶっ飛んだ内容で読者の度肝を抜いたのがこの作品。
心の弱った人間にとり付いて悪影響を及ぼす"邪霊”。それを対処するのが『揉み払い師』である少年・小影。そのサポートをする妹の小波ちゃんもセットです。
そしてその邪霊、人の胸部に巣くうものらしく、払うにはおっぱいを揉むのが一番なのだとか。
つまりは人助けのためにおっぱいを揉みまくるよ!っていう作品ですね。

「・・・スゴイ!キちゃう・・・」らしいです。サンデー盛り上がってるな!!!!
なお、クラブサンデーの公式で、第1話がまるっと試し読みができますのでどうぞ→HPへ
盛り上がるシーンになると、クリックでエロいボイスも聞けちゃうアホまるだし仕様。
少年サンデーの秘密兵器・・・なんでしょうか。なにはともあれ感想を。
おっぱいが全面におしだされているこの作品ならば、期待するのは乳首加筆!
作品によっては雑誌掲載時からがっつりとトーンからその御姿までが描き加えられているケースがあるのですが、さてこの作品ではどうでしょうか。第一話が掲載されたサンデーと比較。
(雑誌掲載時)
↓
(単行本)
ありがとうございます。
雑誌の時にはのっぺりとモチのように突起のなかったヒロインのおっぱいにも、単行本ではちゃんとかわいらしい乳首が乗っています。もちろんこのシーンだけではなく、乳首が出せるところには惜しげもなく乳首が出ます。よかった、空詠大智先生はやってくれたぞ!
ちなみに上の乳首をキュリリとやる「菊白摘み揉み」という技はわりとしょっちゅう出てくるもので、どうやら一時的に邪霊の動きを封じる効果があるようです。
騒動あれば現場に駆けつけ、すかさず相手の乳首をきゅっとやって黙らせます。
あらためて文章におこしてると、なにバカなこと書いてるんだろうという感じに・・・
が、これをいたって真面目にやってるのがこの作品のひとつの面白さですね。
毎回かわいいゲストヒロインが登場し、まぁおっぱいを揉まれていくのですが
またこのヒロインたちもばっちり可愛くて!単なるおっぱい漫画じゃないです。

お払いのために毎回おっぱいを晒さなければならないヒロインたち・・・彼女たちの恥ずかしがる表情が、またたまらないのですよ!
そしてそこから徐々に主人公のテクニックに骨抜きにされていく様子もまた・・・!
しかし彼女たちが取り付かれてしまうに至る理由は、切ないものもあります。
亡くなってしまった友人のため・・・自分が奪ってしまった父の栄光のため・・・
そんなちょっとヘヴィーな設定を背負い、心のスキマにつけこまれるヒロインたち。
そこから前向きに解決していくストーリー展開に流されて「いい話じゃないか」と思わされてしまいますが、とりあえずおっぱいを揉んで問題解決しちゃう作品なので全然重くなりませんw
また毎回邪霊に取り付かれた女性が登場しては主人公がおっぱい揉んで解決するこの作品。
つまりは毎回おっぱいを揉むシーンがあるということですが、毎回ただただ単純に揉んでいるだけでは面白みがありません。揉みかたにもバリエーションが無ければ・・・!
と思いますが、そこもこの作品は安心。どうやら揉み払い師は『型』と呼ばれる必殺技のようなものを複数を習得しているようで、毎回フィニッシュのシーンは様々な揉み方で見せ付けてくれます。構図もよりダイナミックに!大きく見開きを使って!魅せてくれますねぇ。おっぱい揉んでるだけなんですけど。
しかしまさか少年漫画で乳首をクリクリやってるだけの見開きページを見ることになるとは。
第1話は雑誌版と見比べると、おっぱいを揉んでいるだけの見開きが新たに描き下ろしされています。大迫力。大きくおっぱいが描きたいのでしょうか。ステキ。
そして何気に主人公も面白いんですよねぇ、この作品。
いつも両目をつむっているクールな主人公・小影ですが、セリフがおかしいです。

「邪霊は乳と同じだ。繊細で敏感・・・素直だ。」
すごいことを言い出しました。他にも「ああ・・・まるで春先に摘む乳首のようなイイ演奏だった」などなど、よく分からない、けれどムダにカッコよさげなセリフが続々登場します。
しかしこの主人公、実は感情がないという設定があるのです。
つまりは別にこれらの妙なセリフも別に「面白い」と思って言っているわけではないと。至って真面目におっぱいを思っているようです。スタイリッシュですが完全に変態です。
しかしこの感情がないという設定がまた面白いのですが、同時に上手いなとも思います。
おっぱいを揉んで揉んで揉みまくる主人公ですが、このとき全くの無表情で、淡々と仕事をこなすようにやっています。まさにプロ。ですが主人公がなんの悪意もやましい想いもなくやっていることも、やらしくなりすぎないふうに作品のテンションが整えられるというか。下品さが抑えられているのがポイント。主人公にとってはあくまでも仕事なのですから。
そんな主人公に胸を揉まれて思わず気持ちよくなっちゃう女の子たち。真面目にやってることなのに「頭がまっしろに・・・」というところまで感じてしまうのはなんというか昂りますね!
作中で名言はされてませんが、きっとイッたら除霊完了なんだと思います。(最低)
なんか久しぶりにひどい更新をした気がします。何度「おっぱい」って打ったんだろう。
さてそんな「揉み払い師」でしたが、シリアスにバカエロやってる作風は凄く好み。
女の子はかわいいですし、主人公も高感度高いです。妹の小波ちゃんもかわいいですねぇ、第4話の涙にはキュンときてしまいました。両親と火事は気になるところ。
そして目玉の乳揉みシーンは、圧巻というしかありません。すごい勢いで揉みまくってます。
強弱のアクセントから構え、細やかなテクニックを駆使し、お払いと称して揉みます。
特に見開きのインパクトは素晴らしい!今後もこの見開きフィニッシュは定着してほしいかも。
うまくマンネリしないように続けていってほしい作品ですね。
雑誌に連載してほしいものですが、クラブサンデーのほうで音声付で無料配信するなど、ネットならでは楽しみ方ができるよう工夫してあるので、そこもいいところですね。
以上「揉み払い師」1巻、続きも面白そうです。2巻にも期待大ッ!
『揉み払い師』1巻 ・・・・・・・・・・★★★★
乳揉みをテーマにした少年漫画、と呼べるのか分からない漫画。エロ面白い。
![]() | 揉み払い師 1 (少年サンデーコミックス) (2011/06/17) 空詠 大智 商品詳細を見る |
世界と胸を揺るがす物語が―――・・・
やっふゥ!「揉み払い師」の1巻がついに発売されましたよ!!
今年の週刊少年サンデー8号に、出張読み切りとして第1話が載ったのですが、そのあまりにぶっ飛んだ内容で読者の度肝を抜いたのがこの作品。
心の弱った人間にとり付いて悪影響を及ぼす"邪霊”。それを対処するのが『揉み払い師』である少年・小影。そのサポートをする妹の小波ちゃんもセットです。
そしてその邪霊、人の胸部に巣くうものらしく、払うにはおっぱいを揉むのが一番なのだとか。
つまりは人助けのためにおっぱいを揉みまくるよ!っていう作品ですね。

「・・・スゴイ!キちゃう・・・」らしいです。サンデー盛り上がってるな!!!!
なお、クラブサンデーの公式で、第1話がまるっと試し読みができますのでどうぞ→HPへ
盛り上がるシーンになると、クリックでエロいボイスも聞けちゃうアホまるだし仕様。
少年サンデーの秘密兵器・・・なんでしょうか。なにはともあれ感想を。
おっぱいが全面におしだされているこの作品ならば、期待するのは乳首加筆!
作品によっては雑誌掲載時からがっつりとトーンからその御姿までが描き加えられているケースがあるのですが、さてこの作品ではどうでしょうか。第一話が掲載されたサンデーと比較。

↓

ありがとうございます。
雑誌の時にはのっぺりとモチのように突起のなかったヒロインのおっぱいにも、単行本ではちゃんとかわいらしい乳首が乗っています。もちろんこのシーンだけではなく、乳首が出せるところには惜しげもなく乳首が出ます。よかった、空詠大智先生はやってくれたぞ!
ちなみに上の乳首をキュリリとやる「菊白摘み揉み」という技はわりとしょっちゅう出てくるもので、どうやら一時的に邪霊の動きを封じる効果があるようです。
騒動あれば現場に駆けつけ、すかさず相手の乳首をきゅっとやって黙らせます。
あらためて文章におこしてると、なにバカなこと書いてるんだろうという感じに・・・
が、これをいたって真面目にやってるのがこの作品のひとつの面白さですね。
毎回かわいいゲストヒロインが登場し、まぁおっぱいを揉まれていくのですが
またこのヒロインたちもばっちり可愛くて!単なるおっぱい漫画じゃないです。

お払いのために毎回おっぱいを晒さなければならないヒロインたち・・・彼女たちの恥ずかしがる表情が、またたまらないのですよ!
そしてそこから徐々に主人公のテクニックに骨抜きにされていく様子もまた・・・!
しかし彼女たちが取り付かれてしまうに至る理由は、切ないものもあります。
亡くなってしまった友人のため・・・自分が奪ってしまった父の栄光のため・・・
そんなちょっとヘヴィーな設定を背負い、心のスキマにつけこまれるヒロインたち。
そこから前向きに解決していくストーリー展開に流されて「いい話じゃないか」と思わされてしまいますが、とりあえずおっぱいを揉んで問題解決しちゃう作品なので全然重くなりませんw
また毎回邪霊に取り付かれた女性が登場しては主人公がおっぱい揉んで解決するこの作品。
つまりは毎回おっぱいを揉むシーンがあるということですが、毎回ただただ単純に揉んでいるだけでは面白みがありません。揉みかたにもバリエーションが無ければ・・・!
と思いますが、そこもこの作品は安心。どうやら揉み払い師は『型』と呼ばれる必殺技のようなものを複数を習得しているようで、毎回フィニッシュのシーンは様々な揉み方で見せ付けてくれます。構図もよりダイナミックに!大きく見開きを使って!魅せてくれますねぇ。おっぱい揉んでるだけなんですけど。
しかしまさか少年漫画で乳首をクリクリやってるだけの見開きページを見ることになるとは。
第1話は雑誌版と見比べると、おっぱいを揉んでいるだけの見開きが新たに描き下ろしされています。大迫力。大きくおっぱいが描きたいのでしょうか。ステキ。
そして何気に主人公も面白いんですよねぇ、この作品。
いつも両目をつむっているクールな主人公・小影ですが、セリフがおかしいです。

「邪霊は乳と同じだ。繊細で敏感・・・素直だ。」
すごいことを言い出しました。他にも「ああ・・・まるで春先に摘む乳首のようなイイ演奏だった」などなど、よく分からない、けれどムダにカッコよさげなセリフが続々登場します。
しかしこの主人公、実は感情がないという設定があるのです。
つまりは別にこれらの妙なセリフも別に「面白い」と思って言っているわけではないと。至って真面目におっぱいを思っているようです。スタイリッシュですが完全に変態です。
しかしこの感情がないという設定がまた面白いのですが、同時に上手いなとも思います。
おっぱいを揉んで揉んで揉みまくる主人公ですが、このとき全くの無表情で、淡々と仕事をこなすようにやっています。まさにプロ。ですが主人公がなんの悪意もやましい想いもなくやっていることも、やらしくなりすぎないふうに作品のテンションが整えられるというか。下品さが抑えられているのがポイント。主人公にとってはあくまでも仕事なのですから。
そんな主人公に胸を揉まれて思わず気持ちよくなっちゃう女の子たち。真面目にやってることなのに「頭がまっしろに・・・」というところまで感じてしまうのはなんというか昂りますね!
作中で名言はされてませんが、きっとイッたら除霊完了なんだと思います。(最低)
なんか久しぶりにひどい更新をした気がします。何度「おっぱい」って打ったんだろう。
さてそんな「揉み払い師」でしたが、シリアスにバカエロやってる作風は凄く好み。
女の子はかわいいですし、主人公も高感度高いです。妹の小波ちゃんもかわいいですねぇ、第4話の涙にはキュンときてしまいました。両親と火事は気になるところ。
そして目玉の乳揉みシーンは、圧巻というしかありません。すごい勢いで揉みまくってます。
強弱のアクセントから構え、細やかなテクニックを駆使し、お払いと称して揉みます。
特に見開きのインパクトは素晴らしい!今後もこの見開きフィニッシュは定着してほしいかも。
うまくマンネリしないように続けていってほしい作品ですね。
雑誌に連載してほしいものですが、クラブサンデーのほうで音声付で無料配信するなど、ネットならでは楽しみ方ができるよう工夫してあるので、そこもいいところですね。
以上「揉み払い師」1巻、続きも面白そうです。2巻にも期待大ッ!
『揉み払い師』1巻 ・・・・・・・・・・★★★★
乳揉みをテーマにした少年漫画、と呼べるのか分からない漫画。エロ面白い。
[漫画]不器用全開!甘酸っぱい青春オムニバス 『むすんでひらいて』3巻
![]() | むすんでひらいて(3) (エデンコミックス) (2011/05/14) 水瀬マユ 商品詳細を見る |
君達は もっと もっと 先へ進める
水瀬マユ先生が送る青春恋愛群像劇「むすんでひらいて」も3巻目。
順調に回を重ねていっているみたいで嬉しいですし、内容もどんどん面白くなってきています。新キャラも交えつつ、既存キャラの掘り下げもしっかりとこなしているのが好印象。
どんな作品かは以前書いた1巻の記事も見てもらえたら分かるかも知れません。
→青春は走れ!オムニバス青春学園ストーリー。 『むすんでひらいて』1巻
ではではさらりと3巻の感想をー。
収録しているのは第10話からの5話。
第10話「とまどいの初恋」は1巻収録の第2、3話で活躍した牧原さんと夏ちゃんが一緒に遊びに行くお話。恋のライバルではあるのですが、キリキリと胸が痛むような展開は無く、2人でしっかりと女の子同士の友情を育んで言ってる様子で嬉しいかぎり!

・・・と言いつつも、やっぱり甘酸っぱい香りがするのはこの作品ならでは。
牧原さんが勇気を振り絞るのも、色々なことを新鮮に楽しんでいるのも、明智のカッコいいんだかカッコわるいんだかな活躍にドキドキしてるのも、実に微笑ましい。
ですが友達と自分の距離感、そして友達と友達の距離感をふと意識し、ちくりとする胸の痛みに気づくなど、より切ない方向に3人の関係が進んでいっているのだと思わされます。
牧原さんのキラキラ輝く瞳も可愛いのですが、やはり切なくなってしまうなぁ・・・夏ちゃんの気遣いっぷりとか見ても、彼女が涙を流すような展開にはなってほしくないのですが・・・そうなると牧原さんはどうなるのだーという。うーもどかしい。はやく続きが読みたいです。
続く第11話は、3巻ラストに収録された第14話と対になるエピソード。
第14話はもともと14話目ではなく、順番的には本来まだ収録されるはずではなかったはずだったのですが、1冊の中で関連性を持たせるために14話目に引っ越してきたものなのだとか。
登場するのは2巻収録の第5,6話「殻のやぶり方」でほんのり描かれていた、古屋さんと吉岡少年の中学時代の切ないエピソード。すでに別れてしまっていることはもう分かっていますが、今回は彼らのイチャラブ時代とかなしい失恋エピソードまで、一気に2人の過去を垣間見ることができる構成となっています。
11話は吉岡視点、4話は古屋さん視点と、共通するシーンを結びながらこのとき2人はどんなことを考えていたのかを追える作りにもなっており、ニヤニヤせざるを得ないシーンがたっぷり。でももどかしくて切なくてどうしようもなくなるシーンも・・・。

もう取り戻せはしない時間。2人の関係。
一緒にいることは出来なくなってから、やっと吉岡が見つけることができた古屋さんの精一杯のがんばりの跡に思わず涙腺もブルリ・・・。こじれ方もまたガキ臭くてしょうもないけど、中学生なんて色んなものが上手くは出来なくてもがくもの。
切ないけれど、これもまた1つの青春の1ページですよねぇ。
しっかりと前向きに、お互いが過去に整理をつけて再び歩みだすシーンで終わっており、読後感も良かったです。ちょっぴり泣いて、また先へ行ける。
第12,13話「柚のなの!」は1巻から結構登場する朝木先輩と古屋少年のエピソードなのですが、今回古屋を大好きな新キャラ・甘えん坊女の子の柚ちゃんが登場し、素晴らしいラブコメ展開を届けてくれています。やー、柚ちゃんかわいいですわ!
自分ことを可愛いと完璧に自覚した上で武器にしていたり、古屋をゲットしようと古屋家にまで乗り込んで両親にアピールするなど、したたかですがけっこーいい性格してます彼女。
過去話の中ではまるっきりキャラみたく男子たちを上手く使っていたりして、案の定クラスの女子たちから嫌われている小学時代が描かれますが、そこで古屋に惚れた訳も明かされます。

高飛車女の子が文句いいながらも顔は真っ赤!どうみても陥落です本当に素晴らしいですね!そしてあの偉そうな少女が主人公にベタ惚れの甘えん坊に。この変わりっぷりにも胸が熱くなるというもの!
そうして古屋にベッタリと張り付き出す彼女ですが、高校では離れ離れに・・・。
そして高校入学以来に久しぶりに古屋にアプローチをかけにやってきたのですが、この時点で古屋には朝木先輩という想い人が。それを知った柚ちゃんは更に過激な攻撃を仕掛けだすのです。
こういう腹黒キャラというか、何か黒いもの抱えてる感じの子が一途に誰かを想いまくってる様子も素敵なものですね。全力で容赦なく、アグレッシブに勝負をしてる感じが。
服を脱いだ状態でキスをねだるなど、かなりの積極性を見せてくれる柚ちゃんにガッツポーズするのは至極当然ではありますが、本当に胸震えるのはこれからなのですよ!

捨て身の覚悟で迫ったら、逆に恥ずかしくなって動けなくなっちゃったでござるの巻。
ああーなにそれ!なんでそんなかわいいの!柚ちゃんの可愛さが突き抜けてる!!
結局まだまだ大人にはなりきれてないんですねぇ。未熟。そんなところが良い。
次の4巻では朝木先輩に関する話が読めるということで、こちらも楽しみ!
ではまとめ。
青春の面白さをオムニバス形式で送る本作、3巻も安定度抜群。
登場人物は結構多めだと思いますがぽんぽんと新キャラが増えるわけではなく、1話完結形式の中でいくつかのペアの話を同時進行的に進めてくれていて読みやすいです。
今後色んなキャラクターたちが更に絡まりだせば更に面白くなる・・かも。
内容に関しても文句なし。甘酸っぱい恋愛漫画を読みたい人に幅広くオススメしたい1作です。まだ3巻と集めやすい時期だと思いますし。長く続いてほしいです、だらけない程度に。
3巻も十分に楽しめました。夏発売予定(早くてビックリ)の4巻も楽しみ!
2巻に登場した村田雨宮ペアの話がまた読んで見たいですねぇ。ありすちゃんツボすぎて。
・・・・・・そういえば2巻の更新すっかり忘れてました。あー。
『むすんでひらいて』3巻 ・・・・・・・・・★★★★
今回も安定の青春漫画。男性向け要素はそれなりですが、女性も楽しめそうな作品。