[漫画]近くて遠いせなか合わせ 『せなかぐらし』2巻
せなかぐらし (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) (2012/03/12) カザマ アヤミ 商品詳細を見る |
どうしよう 可愛い…
カザマアヤミ先生の「せなかぐらし」2巻が出ています。
前回に「ひとりみ葉月さんと。」1巻で更新したので、どうせなら続けてこっちもと。
今度はちゃんと表紙で顔が出たよ!やったね巡くん!そして菓奈ちゃんのふとももが相も変わらず眩しい。今度は裏ふともも!カバー裏のオマケ漫画には笑わせてもらいましたw
さて、では2巻の感想にでもー。1巻の感想はこちら。
戸惑いながらも距離を縮め、良き隣人として絆を深めていったのが1巻の内容。
ただし主人公・巡はそれだけでない感情を抱きつつもある・・・といった具合で、ラブコメとしてニヤニヤできましたが、まだまだ破壊力あるイベントを温存している感はありましたよ。
しかし続くこの2巻。キましたよ、キましたよ!ラブ盛り上がって来ましたよ!明らかにラブ>コメ。待ってましたと叫びだしたい展開がぞくぞくと。
いろいろとモメたり悩んだりしていた2人でしたが、そんなことを繰り返してたらどんどん近づいて、そして相手が気になりだして・・・と。
こんなうれしいこと言われたらねえ。そりゃ落ちるというものか・・・!
菓奈としてはそこにはなんの裏もないセリフでした。彼女は恋愛的な意味では巡を好きにはなっていないし。けれどこのセリフからにじみ出る全幅の信頼。
1巻の最初のころを思えば、「ここまで来たか・・・」とある種達成感w
もとから彼女を女の子として意識しまくりだった巡も、この回くらいから完全に自分の気持ちに気づきだし、悶々とし出します。
まぁねえ、ラブコメは相手を意識しちゃってしょうがなくなってからが本番ですよ!
さて一方の菓奈の方はというと・・・
こっちも深まってる!深まってるぞー!
ある程度お互いの気持ちが恋愛的にあったまってきて、更に美味しくなって来てますな。
菓奈も2巻から巡のことを意識しだし、またなんで自分がドキドキしちゃってるのかも分からないような様子も見せています。恋に戸惑う女の子というのもまた素晴らしい!
2巻ラストの第14話を読んでる時の俺のテンションと言ったら、何だったんだろう・・・。
ラブコメ的な盛り上がりも素晴らしかったわけですが、作品のメインテーマでもある「背中合わせ」、そしてガラス越しであるシチュエーションの見せ方も光っていたと思います。
部屋を隔てる壁がスケスケのガラス、という奇妙な生活をスタートさせた2人。
だからこそ普通じゃありえない接近の方法ができてそこにドキドキさせられる作品で、でもどんなに近くてもガラスで見えてしまっていても、2人の間には壁がある。
いろんな場面でこういうガラス越しの2人が描かれます。もどかしい距離感を何度も意識させられてしまう、いい要素ですねえ。
なんでも見えてしまう開放的なものに見えて、お互いの気持ちや表情をこっそり隠しもするガラス。そして14話でもありましたけど、ふと近づきたくなった時には、1人だけの気持ちではそれを許さない壁としても立ちはだかる。
そういう意味で、やっぱり今回の第14話の展開は興奮するしかたなかったw
第2話では「お互いあそこを絶対に開けないってことでどう?」と菓奈から提案したのにね!
こんな場面ではあるけど、開けてしまったらこれからどうなるんだろうなーという興味も。盛り上がりすぎて歯止めが効かなくなったらどうするんですか!いけませんよそこはきららフォワードです!
というか、お風呂上がりの女の子とこんな距離感で会話できちゃうシチュって犯罪的に魅力的なんですけど!
しかしガラス越しというのはやはりステキなものだなぁと。
近くて遠い。ガラス越しだからこそ気楽に背中合わせができるってこともあるだろうし、でもガラス越しだから触れられないってのもある。
それまで特別抵抗なくガラス越しに背中を合わせていても、ガラスがないと背中をあわせるのにもビックリしちゃって緊張しちゃってドキドキしちゃって(第11話にて)。
これだけいい見せ方をしてくれる作品なのだから、これから先にどうこの設定を生かしたイベントを描いてくれるのか、楽しみ。
そんな「せなかぐらし」2巻。
完全にスイッチ入ってテンション上がりまくる一冊でしたよ!
相手を好きになってから、恋心持て余しちゃってもうどうすりゃいいんだーみたいに悶絶してる人たちを見て自分も悶絶するのが1番楽しいですな!うん!
1巻の時点ではまだまだ途上段階だった2人の関係も成熟し、しかしここからどう揺らいでいくのか分からない段階にやってきました。3巻でも身悶えするような展開が来るだろうな。
しかし欲を言えばもう1話収録してほしかった。こんなところで半年くらいお預けなんて・・・ツラすぎる・・・!!(なら雑誌買え
そうそう、巡にお礼言われて照れてしまう恵麻ちゃん(妹)もたまらん可愛さ。
それに煎餅アイスは気になるな・・・。ググったら本当にヒットしましたが。
まぁともかく、ガラス越しの半同棲ライフ、盛り上がってまいりました!しかしこの生活にもタイムリミットがあって、それが迫りつつもある。さてここからどうなるか。
『せなかぐらし』2巻 ・・・・・・・・・★★★★
主人公もヒロインも2人揃って悶々しだして自分も笑顔。後半からの気分の盛り上がりが異常。
Comment
今さらながら
追伸
同じようなラブコメ?的な作品で、「となりの柏木さん」という作品があります。
こちらも、主人公の男の子のダメっぷりが半端なく、オススメです。
こちらも、主人公の男の子のダメっぷりが半端なく、オススメです。
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個人的には、お父さんが結構可愛かったww
シチュ的には、流星群の背中合わせの場面と、花火大会での場面…
花火大会では高校の時の色々を思い出して、また悶々しました。
すんごく続きが気になる2巻の終わりでしたね。