[漫画]この日常はなかなか普通じゃない。『男子高校生の日常』5巻
男子高校生の日常(5) (ガンガンコミックスONLINE) (2011/12/22) 山内 泰延 商品詳細を見る |
生徒会長なのに馬鹿にされている女の子か!
まさかのアニメ化も決定している「男子高校生の日常」5巻です。
アニメ化前にしてちょっと面倒な騒動が起きたりで知名度上がったかも知れませんね。
しかし作品の面白さはそんなのとはなんら関係なく、今回も楽しませてもらいました。
いい意味の軽さが効いてる作品。
好きだからこうして感想を書きだしたわけですがさて何を書こうか(え
正直5巻まで来ると安定しきっていて、もともとストーリーらしいストーリーもなし、でも面白かったので何か書きたい!まぁ自分がギャグ漫画の感想を苦手なだけです。
今回は68話から81話までを収録。巻末オマケ「女子高生は異常」が結構なページ数あり。
1話だいたい7,8ページと短くとても読みやすい。単行本も結構早く読めます。
好きだったのは第71話「男子高校生と文学少女4」。
やっさんこと文学少女さんが好きなので、彼女のエピソードは必然的に面白く感じてしまうw
ヒデノリと文学少女の奇跡の出会い、それをパロディしたように転がりだすこの1話は、ときたま登場するショートの女の子の妄想癖も絡んで思わずニヤニヤしてしまうお話。
オチにてやっと文学少女が登場するのですが、その時の表情もステキ!
めっさ怒ってらっしゃる!これはあれですよ、嫉妬ですよ!
ヒデノリと邪気眼ごっこするのは私の特権だ的な!かわいい!やっさんかわいい!
そりゃあ前の4巻であんなわかりやすいラブコメ繰り広げましたしね。
→正直でバカな青春送ってますよ 『男子高校生の日常』4巻
とは言え、この5巻で文学少女の出番は少ないです。ちょいと残念!
他、ニセラブレターをめぐり男子高校生たちがアホなやりとりを交わす第75話「男子高校生のラブレター」や、ヒデノリとヨシタケの友情(?)を感じさせてくれうほんのり感動系な気がする名エピソード「男子高校生とイラ」も好きでした。
第76話やっさんに怒られたあの女子高生が最登場する「男子高校生と間合い」もニヤニヤさせられたり。メンタル弱い、妄想癖もある子悪魔っ子ってなかなかいいキャラだなぁとw
そうそう、今回「名も無き新キャラ」が結構な人数が登場しました。
個人的に大きな笑いは起きませんでしたが、どいつもこいつもアホばかりで、これからどう動いていくのか楽しみなキャラも多いです。というかこいつらメインメインバーなの?
ただし文学少女やりんごちゃん(と生徒会メンバー)といった人気キャラの出番もかなり少なくなっており、前の4巻と比べるとメインキャスト不足感が否めないかな。
新キャラもいいですが、やはり好きなキャラの登場が少ないので寂しい!
そんなちょっとした物足りなさはありましたが、巻末「女子高生は異常」は超安定!
野郎がメインの本編とは変わって女の子たちが主役となるのですが、彼女たちもまた最高にバカばかりで良いなあ。こんなにナチュラルにはしゃぐ女の子たちの姿ってそれだけで楽しくて好き。
見た目だけ清楚なアークデーモンさんの容赦のなさは笑いましたねw
あと生島さんとヤナギンを描いた第13話「ともだち」がたまりません。
他の友達とも仲良くするヤナギンを気持よく思わない生島さん、しかしヤナギンが軽くあしらわれたときにはこの得も言われぬ表情。
なんかうれしそうだ!(?)かわいいな生島さんw百合というか友情を描いたものですが、間違いなくニヤニヤできてしまうエピソードでした。
そんなわけで「男子高校生の日常」5巻でした。
15分くらいで一冊読めてしまったわけですが、この作品ってなんとなしに何度も読んでは「うむ、面白い」とか微妙な満足感を楽しむものだと思っていて、この読みやすさが魅力。
とは言え初期にころにたまにあった、爆発力のあるネタは無くなってきたかも。
でも変わらず楽しませてくれるので、アニメと合わせて6巻も楽しみにしたいと思います。
『男子高校生の日常』5巻 ・・・・・・・・・★★★☆
アニメ開始直前。クスッとできたりニヤっとできたり、この日常はなかなか普通じゃない。
Comment
見解の違い?
コメント変身
>>野良さん
コメント変身ありがとうございます。
たしかに百合だと解釈するにはムリありですがwその「ざまぁw」に続く感情があるような気がするんですよね。一方通行な付き合いばかりだとわかった中で、一種友人としての優越感のようなものが。
うれしそうなのはバカにしてることもあるでしょうけれど、それと同じく、「他の奴らとはこいつ上手く付き合えてないんじゃん」とかそういう、すでに確固たる友情を築けてる(と生島自身感じている)ことを再認識しての喜びも含んでいるのは?と感じたのでした。ようするに彼女の「ざまぁw」が100%の侮辱ではないことを言いたかったのです。
見解の違いというか、自分の誇大妄想かも知れないですが・・・!
コメント変身ありがとうございます。
たしかに百合だと解釈するにはムリありですがwその「ざまぁw」に続く感情があるような気がするんですよね。一方通行な付き合いばかりだとわかった中で、一種友人としての優越感のようなものが。
うれしそうなのはバカにしてることもあるでしょうけれど、それと同じく、「他の奴らとはこいつ上手く付き合えてないんじゃん」とかそういう、すでに確固たる友情を築けてる(と生島自身感じている)ことを再認識しての喜びも含んでいるのは?と感じたのでした。ようするに彼女の「ざまぁw」が100%の侮辱ではないことを言いたかったのです。
見解の違いというか、自分の誇大妄想かも知れないですが・・・!
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それが実際そこまで好かれてないってことがわかって
「ざまぁww」って場面でしょ。