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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[漫画]独りの英雄は、ステージの輝きを浴びられない。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』6巻

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫)
(2012/11/20)
渡 航

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   安易な変化を、成長だなんて言って誤魔化すなよ。
   俺は、安易な変化を、妥協の末の割り切りを、成長だなんて呼びたくない。
   諦観の末路を「大人になる」だなんて言って誤魔化したくない。


おもしッッッッしれー!

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」6巻感想。
発売からもう3ヶ月くらい経って、来月には7巻も出ますが・・・!
感想書こう書こうと思ってましたが、書く事がまとまらず、こんなに遅刻・・・。

さていきなり大文字でシンプルに言いましたが、6巻は本当に面白かった。
思えば5巻はまさしくこの助走をつけるための内容だった。八幡と雪乃のすれ違いは、心をするどく心を痛めつけた。それはそうだ、この6巻のためのタメだったんだよ。
ストーリーの盛り上がりはまちがいなくシリーズ過去最大。
しかしこのシリーズ特有の苦味あるシナリオも、過去最大に火を噴いている。
すっごいですよ、この痛々しさ。この毒々しさ。そこからにじみ出る青春の素晴らしさ。冷静じゃいられないこの感覚を、なんとか感想にしていきたいです。

過去の感想。
青春とは嘘であり、悪である。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
優しい女の子は嫌いだ。 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』2巻
甘い青春には慣れない。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』3巻
かつて「彼ら」だったぼくらが出来ること 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』4巻
憧れだった君を許せない。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』5巻

内容もヤバけりゃ特典商法もヤバい!なんと書店ごとに内容のちがうSS小冊子が4種類!アホか!と思いつつこれだけ惚れ込んでいたら買ってしまうよね(乾いた笑顔

俺ガイル63

画像前列にあるのが特典の冊子。左からとらのあな、アニメイト、ゲーマーズ分。
一般書店用っていうのこり一種類が入手できませんでした、ぐぬぬ。
特典のためにホイホイ買いあさったら6巻が3冊になってましたけど、まぁいいや。

では以下、ネタバレを含んだ第6巻感想。ページ数も多くて「会社にいじめられながらもがんばったんだね、わたりん(ホロリ」と唸らざるを得ない。



八幡カッコよすぎる!!
6巻はとにかくこの一言。いやほかにも色々かきたいことはあるが、まずはこれ。もう八幡さん最高ですよ。キャラクターの魅力ってのは作品そのものの魅力に繋がる。ましてやこの主人公一人称視点のライトノベルにおいて、主人公がここまで魅力ある人物に仕上がっているというは、強力すぎる武器なのだ。6巻の300ページ以降くらいからの展開は何度読んでも震えてくるわー!
好きだからネットでもこの作品についての書き込みとかをよくチェックするんですが、ここまで読者受けのいい捻くれ男の主人公って、すごく珍しい気がする。

過去の俺ガイル感想でも八幡という男についてはけっこう書いてきました。
だから今さらなことは省いて、この6巻で改めて強く感じたことに集中します。

●独りだからこそ出来ること
今回は彼のダークヒーロー的ポジションが最高に輝いた内容となりました。
こんな青春ラブコメはまちがっている。だからこそ出来ることがある。八幡だからこそ救える人がいる。例え救った人からすら嫌われようと、彼はそうして立っている。
このシリーズ最大の魅力は、ヒロインでもなくこの主人公だと思っています。
八幡の自己犠牲をともなった今回の大活躍は、震えるほどアツく、しかし哀愁を漂わせます。なんだろう、素直にダークヒーローともちょっと言えない。だって日陰者だから。弱者だから。
特に今回の307Pの八幡さんの背中!これだよ!なんというカッコよさ!
そこからのテキストの流れも最高でしたよ。308P以降な。読んでてドキドキが止まらない。脳がギュンッギュン研ぎ澄まされて透明になって、八幡の思考が自分に流れこむ。そして圧倒される。なんて強い人間だろうか、と。
どれだけ心を強くすれば、この境地に到れるのか。

安易な変化を、成長だなんて言って誤魔化すなよ。
俺は、安易な変化を、妥協の末の割り切りを、成長だなんて呼びたくない。


このシリーズを好きなの理由の1つ、八幡独自のぼっち哲学。炸裂してます。
ぼっち哲学自分が勝手にいっているけれど、孤独であり孤高である彼のポリシーのことだ。
彼多くの人間が、笑顔でごまかして見ないふりをしてしまう自分を弱さを、八幡は真正面から受けとけ、まだ戦い続けてるんだ。戦うそぶりは見せないんだけど、戦ってるんだ。
彼はニヒリストだ。人を観察してはあざ笑う。
けれどその本質は、ものすっごくピュアなロマンチストなのだ。
5巻で出たようにまさに「潔癖」とも呼べるほどの、凄まじいこだわり。
6巻はさらにぼっちだからこその頭の使い方で事態を動かしていく。ある種のジャイアントキリングな構図は1巻から見られましたが、6巻のクライマックスでの流れはめちゃくちゃ熱く、キレイにハマっていましたね。

●人から嫌われることを恐れない主人公
Q.集団を団結させるために最も効果的なものは?
A.明確な、敵。

「人~よく見たら片方楽してる文化祭~ とか」のシーンは爽快でしたねえ!
目に入ったとたんにすっげぇ気持ちよくなった。アドレナリンドバドバ。
その後の雪ノ下のリアクションとか、かわいすぎでしょうこれ。
P214,215ページは名シーンの多い今回でも、とびきりお気に入り。この一瞬に、凄まじい進歩と、覚悟と、かっこよさがあるよ・・・。
彼女が自分から「また明日」って、バイバイって、手を振るんだ。それだけで。

でもこれで彼は致命的に悪役になる。物語のクライマックスでは、更にその道を進む。

嫌われることを恐れない主人公、八幡。
だけど、それで傷つかないなんてこと、あるものか。
傷ついたって彼は戦うんだ。だからコイツはめちゃくちゃにカッコいいんだ。
八幡がギリギリで報われるのは、本当の彼を知っている人物が、ちゃんといてくれているということ。そんな貴重な彼らにすら、八幡は踏み込ませないんだけどさ。

ともかく、彼だって傷つくんだ。そしてそのことに傷つく人だっているんだ。
誰も傷つかない世界だよ。でも、八幡自身はどうなんだよ。

物語のクライマックス。まばやい輝きがあふれ、歓声がはじけるステージを、じっくり記憶に刻み付ける八幡の姿は、凄まじい悲しみがある。
しかし同時に大きなカタルシスをしっかりと噛み締めることができるシーンでもあると思う。どこまで行っても、比企谷はステージに立てない。彼の頑張りをみんなは知らない。彼の誠実さをみんなは知らない。
嫌われる。失望される。そうして彼は誰かを救ったのに。
スポットライトを浴びないヒーロー。なんだよそれ、カッコよすぎやしないか。

クラスの円陣にも加わらない。「完成された円陣を外から見るのも案外悪くない」なんて言ってしまう。自分の立場を本当によく分かっている。わかっているからこそ、胸が詰まる。

けれどそんな胸が苦しい場面だけじゃない。彼を評価してくれる人も、確かにいる。支えようとしてくれる人もいる。あとは八幡が、それを受け入れられるかどうかだ。「受け入れる」と「甘える」は隣接している。注意深く、用心深く、八幡はほかとの距離をはかっているんだな。



自分を犠牲にするニヒリスト、八幡。彼の理解者たちが、いい活躍をした。

●八幡と雪乃
5巻ラストであんな引きをしたからには、この巻はゆきのんのための一冊と言ってもいい。この作品のメインヒロインが誰かはわからないし八幡にとってのメインヒロインは戸塚だけれど、雪ノ下のための八幡のカッコよさに俺がしびれまくったのは事実。ゆきのんかわいすぎや!

第5章では相模や葉山といったリア充グループの会話を、八幡が脳内字幕を付けてその発言の裏を見るというネタがありましたね。そのエグく高度な会話スキルに旋律しつつ、でもオチは、「字幕が見えない(裏の感情が見えない)相手も、いるにはいるんだよな」と一人で納得する、というシーン。文脈からしてそれは雪ノ下のことだろうなぁと。
八幡にとってのそういうオンリーワンに近い存在に、彼女は近づいているんだよな。

6巻はゆきのんがかわいいシーンがいくつもあって、逐一挙げるのは難しい。
八幡と春乃さんと話しているところに横入りしてくるシーン(P220)とか、おいおいこれは(笑顔)
こんな風にして、苦しんでいた女の子を救うことを、ほかの人は知らないのだ。

あとトロッコで裾を握っちゃうところとか、いつも通り会話してたらインカムで実行委員全員に聞かれたりとかな・・・。普段のクール雪ノ下しか知らない人は、あの毒舌ゆきのんを聴いてビックリしただろ&ぜったい八幡との関係を勘ぐるだろ・・・。7巻以降の伏線となるのか・・・?(ならねーよ

「私も、ああなりたいと思っているもの」
「・・・・・・ならなくていいだろ。そのままで」(P286)


とかナチュラルに口説き文句炸裂させちゃうからね八幡さん。つらいわー。

そして6巻の最終章、ラストはもう絶品だった。ここにたどり着くまでに6巻までかかった。
1巻のセルフパロのような感じ。明らかに似た会話劇と文章構成で、1巻のころとの違いを浮き彫りにする。ゾクゾクしっぱなしですよこれは。

「・・・でも、今はあなたを知っている」

あなたを知っている、まで雪ノ下が言うということの、この言葉にできない感動!
八幡と雪ノ下は、2人揃って人間関係に恐ろしくシビアだから。なんちゃっての友達ごっこなんて許せない2人だから。今だって友達になれていない2人だから。
「知っている」。ただそれだけのことが、それを相手に伝えるということが、どれだけ大切か。



●八幡とガハマさん
今回は出番少なめでしたけど、物語の大きな盛り上がりとなる巻であるだけに、かなり印象的なシーンがガハマさんにもありました。

「違うよ。待たないで、・・・・・・こっちから行くの」
「そうか・・・」
「うん、そうだ」

これとかなー。ニヤニヤするわー!
259ページからの流れは、八幡とガハマさんの今後の距離感の在り方を描いたシーン。

「約束」~「ゆきのんが困っていたら助けること」
「できる範囲でな」
「そっか、なら安心だ」

ここも素晴らしいのです。八幡が言う「できる範囲でな」に対する由比ヶ浜の信頼度の高さにニヤニヤするw めっちゃ信じてますねw



●平塚先生
とっさにベースひけちゃうセンセーかっこいーー!!昔やってたのか!
ゆきのんや由比ヶ浜といった理解者とはまた違った、教育者としての視点から八幡を見守る彼女。6巻のクライマックスでは八幡をやさしく叱咤したシーンが特に印象的。
「誰かを助けることは、君自身が傷ついていい理由にはならないよ」

●城廻めぐり
かわいい。ハーレムラブコメだったらヒロインとして参入もありえた。
でもみんなの敵になってまで比企谷の味方になることはできないのが、彼女なんだよな。彼女の限界がそこ。いい人なのは間違いないしせっかくかわいいキャラデザもしているんだけど、こういう現実的な冷たさを突きつけてくるのが、この作品らしい。この作品のエッセンスをたっぷり持った、ナイスサブキャラでした。だからこそ、比企谷の味方になることができる数少ないキャラクターたちが映えるわけで。

●相模南
いや~すごいね相模さん。虫唾がはしるってのはこういう女子だ。
ラノベでここまでリアルクズな女の子キャラとか出しちゃうのも面白いし、しかもそれを正すこともできないというのがすごい。しかしそれは敗北かと言われると、そうでもない。まさに住む世界が違うという感じで。
友達との遊びののりで委員長に立候補して、でも部下に自分より優秀な人間がいるから丸なげして、進行プランを崩壊に導き、すねて感動的な青春ドラマをほしがっちゃう。生ぬるい友情ごっこで周囲を強烈に迷惑された6巻のA級戦犯。
あああ~~~ムカつくわ~~~。というか俺は恥ずかしながらがっつりと比企谷に感情移入、とは言わなくても応援しながら読んでいるわけで、その視点から見ると、これだけイライラさせてくれる女はこれまでいなかった。すげえよコイツは。自分の話になるけど、学生時代の俺とは絶対に考え方が違ったであろう人物。
てめぇのせいで!!ゆきのんがヘバっちゃっただろうが!!!!
でも本当にムカつくのは相模さんの取り巻きの女子モブABですが・・・。

●葉山隼人
俺ガイルきってのイケメン隊長。まちがいなくカッコいい。でも間違っていないがゆえに、この作品では本当のヒーローにはなれない。
「俺も今日はいいところを見せたいからね。」(P295)を見るに、やはり彼は八幡に対しての対抗心も少々持っているようだよなぁ。
「人~よく見ると片方楽してる文化祭~」と八幡が言った場面の葉山の心情を想像するに少し、いやかなり、葉山なりに悔しいところがあったんじゃないかな。「また俺は助けられなかった」みたいな。
そしてクライマックスで「どうして、そんなやり方しかできないんだ」の一言に、全て理解した上で、八幡の思惑通りに動いてやることで、彼は敗北したことが示される。葉山の心の中だけの敗北感だ。それを悟れるのはきっと誰もいないだろうけれど。 
ヒーローは、物語の主役は、葉山だった。それでも確実にやるべきことをやったのは彼じゃない。目の死んだ、協調性のない、クラスでも浮いている、単なるモブの少年なのだ。

●材木座
サンキュー!愛してるぜ材木座!

●川崎
サンキュー!愛してるぜ川崎!



まとめみたいなこと。
もう書きたいことが多すぎて、ひとつの記事に押し込めるの無茶だったわと反省。
でもマジで面白い。あまりたくさんは読めていないけど、今集めているラノベで1番好き。
とくに主人公の八幡に関しては、俺の読書歴においてもトップクラスに好きな主人公になってきた。6巻の八幡は本気で、本気でかっこよかったし、それゆえに寂しかったのだ。

作品としては大きな盛り上がりを迎えた第6巻。八幡と雪ノ下の2人の関係においても、一区切りがついたと思う。
いや~4月からアニメもやりますけど、なんとか6巻までやってほしいなあぁぁぁぁ!!
たぶん3巻までをやるんじゃないかなーと思っていますが、4巻からのこの作品の急成長っぷりはぜひ多くの人に知ってほしいし、こんなに面白い6巻だから映像で見たいっていうのが本音。

あとがきを読むに、6巻で折り返しに来たとのこと。
全12巻くらいでまとまるのかな。この作品がどこに着地するのが楽しみすぎる!
ソリッドで甘酸っぱくて胸が苦しい、今最高に見逃せない物語ですわ。



やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫)
7巻は来月19日発売。あらすじからしてもう期待度MAX。以下公式のあらすじ。

 修学旅行。それは恋愛とトラウマの多発地帯
京都への修学旅行を前に、どこか浮き足立つクラスの雰囲気。
文化祭以来、教室内でさらに微妙な立ち位置になった八幡だったが、最初から地位なんてないようなもんだしな、と我関せず……。
ところが、奉仕部に持ちかけられた意外な人物からの「恋の相談」。そこにはまた別の人物の思惑も重なって……。
旅行は一気に波乱の予感。クラス内の人間関係、そして複雑な気持ちが渦巻き、答えを出せないまま八幡たちは京都へ。
まちがっている青春模様は、まちがっているラブコメ=恋愛模様を生み出すのか。
TVアニメ化を直前にさらに盛り上がりを見せるシリーズ第7弾。


・・・とのことですが・・・あーやっぱり今回の文化祭でのヒールっぷりが次にもガンガン影響してきそうですわ・・・これは・・・どうなるんだ・・・。あ、3巻の時みたいにドラマCD付き限定版もあるらしいです。

ドラマCDといえば、冬コミでこれ買いましたよ。

俺ガイル62

マーベラスAQLブースでゲットしてきました。コミケ限定ドラマCDとかちょっともったいないよねえ。3巻のドラマCDの続編ということで、時系列としては3巻後のタイミングです。
ちゃんと3巻限定版のドラマCDもセットになっているので安心。

俺ガイル61

キャストフリートークのおまけまであって、なかなか満足度高かったですね。
小町役のあおちゃんがすごく楽しそうでいいなー。キャストもピッタリだし、3巻のドラマCDの出来を見れば最初から面白くしあがっていることはわかっていた・・・!
こういうグッズまで買うほどハマるとは最初思わなかったなぁ。アニメの出来がよかったらBD購入も検討してるし。描き下ろし小説とかつくなら出来がうーんでも買いそうだし・・・。
まぁともかく小説もアニメも、ほかのメディア展開も、今から楽しみですわ!

[漫画]途方に暮れるほど君が好き。『ディアティア2 マイディア』

ディアティア2 マイディア (書籍扱い楽園コミックス)ディアティア2 マイディア (書籍扱い楽園コミックス)
(2013/01/31)
かずまこを

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   途方に暮れるほど 好きだと思う人ができたんだ

あの「ディアティア」の2冊目、「マイディア」が出ましたよ!
前巻で恋愛漫画好きを狂乱させた、あの!伝説の!(漣周囲調べ)
付き合い始めるまでを描いたのが1巻。今回は付き合い始めてからのイチャラブが全開です。もはや悶絶なくしては読むことはできない!
しかも今回のオビに書かれたコピーもすンばらしい。
「初めて好きになった人が 自分の事を好きだという奇跡。」
まったくだよ!なんて幸福感に満ちた一文だろうか。

付き合いたての高校生の初々しい恋愛模様。ギクシャクしたり、戸惑ったり、うまくいかなくて泣いちゃったり、でも、どうしようもなく好きすぎたり。
そんな不器用で等身大で、どうしようもなく愛おしさを噛み締め楽しめる漫画です。
もちろんダダ甘なばかりで1冊終えてしまうことはなく、盛り上がるドラマがちゃんとあります。とはいえ成分表で表すなら糖分は相当なパーセンテージになっているだろうけれど!
ラブコメというジャンルが好きなら、ぜひ読んでみて欲しい作品です。
好きな人と好き合っているという幸福を、これでもかと見せつける一冊!

前巻→その涙を拭えたのなら。『ディアティア』
当然ながら前作を読んだ上で楽しむが吉。

楽園本誌と楽園WEBで掲載された「マイディア」シリーズと
描き下ろし後日談「ダーリング」などを加えた一冊となっています。



感想を書こうにももう、ニヤニヤした、という事しか伝えようがない・・・。
冗談ぬきで悶え続けて読み終えたので、普通に体力を持って行かれた。
心地よい脳と身体のしびれ・・・それは素晴らしい作品に出会えた証・・・ですよね。読みながらヘドバンやってるような感じだったので首もいたい。
さてそんな訳なのでかわいいかわいい言うだけにしろ、とりあえずまとまった感想にしたいので、俺が悶絶したシーンTOP3を発表するよッ!!
唐突になに始めてんだって感じですね!でも悶絶したシーンをガチで選んでいったら20くらいになっちゃったからこれでも頑張って選び抜いたんですよ!

デデン第3位~
マイディア11

指先ナデナデ!!!

成田も睦子も初々しい姿が楽しいシリーズですが、この場面では睦子が無自覚に成田をドキドキさせているっていう点でちょっとレアかもしれない。
この逆に、成田が無自覚に睦子ちゃんをドキドキさせる場面が一見目立ちますが、実際は成田だってアガってたりする(P18)わけで。
2人揃って緊張したりときめいたりするのもまた美味。しかしこういう一方通行的な胸の高まりというのも、シチュ的に大好物なのである!
というか成田さんのわりといつも余裕っぽい表情がなんとなく気に食わないときもあるので(本人曰くちゃんと自分も緊張してるらしいがそれでもだこの野郎)、女の子にふりまわされる片思い少年みたいなキュートな一面がもっと見たいね!!ハァハァ!!!
「ああ 今 どうして放課後じゃないんだ・・・」という一言にすら、学生カップルならではの感覚が閉じ込められていてこれまた素晴らしい。

デデン第2位!
マイディア12

「全然好きにならないんですけど」!!!!

一見ショッキングなセリフに思えますが、こんなんおねだりじゃねーですかッッたくもぉおおお!!!!もっと頑張ってよ、今何かして欲しいんだよっていうことでしょうかね!もうね!不満を口にしているようで実際は八つ当たりに近い、かわいすぎるおねだりですよ!
このエピソードでは睦子の悩みが描かれていて、彼女自分の「好き」の大きさに自信がもてない。過去に成田に告白していった女の子たちのほうが彼を好きだったんじゃないか、なんて自信喪失しちゃう。
初めてできた恋人でもあり、初めて好きになった人でもあり、二重の戸惑いなんだろうなぁ。私はちゃんと先輩を好きかな、っていうところにクエスチョンが向くのに睦子のいい子っぷりが伺えますよ。こんなに、成田のことをもっと好きになりたがっているんだから。
だから「好き」を確かめたいけど、自分からじゃなかなか動けないし・・・みたいなこの!すごい!乙女感!!
「好きにさせる。だから付き合ってください」とカッコよく告白しておいて彼女をこんな不安にさせちゃう成田さんにはたっぷり反省していただきたい(超理不尽)。

ドンッ!第1位!!
マイディア13

「ちゃんと…白い服着たんですけど…」!!!!!!
ウヒョォオアアァーッ!!はい死んだよ!ココ死んだよ!!
王道も王道・・・オシャレを頑張ったから彼氏に褒めてもらいたい彼女シチュである・・・!だがよくあるかどうかではなく、睦子という女の子がこれを言うということに悶絶悶絶アンド悶絶。
というかこのエピソードはデートが雨で中止になって睦子のおうちデートになるわけですよ!マジで頭おかしくなる極甘エピソードの連打で脳はヘロヘロですよ!そこで追い討ちをかけるラストの強烈な一撃なこのシーンなのですよ!!このエピソードの極めつけがこの一言。俺にできることはぶざまに部屋を転げまわることだけだった。
成田さん出会い頭に顔真っ赤にしてかわいいかわいい感動してたのに、それ言ってあげてないからね。とんだ焦らしプレイですよ!それで睦子ちゃんが仕方なく自分で催促しちゃうという・・・!あー俺は女の子がなにか言って欲しくて自分からモーションかけてくるのが大好きなのか・・・・・再発見だな・・・。

しかもこの白い服はこの1話で完結しません。
この2巻のクライマックスで、二人がちょっとケンカみたことになっちゃうんですが、仲直りのために公園にやってきた時もこの白いワンピースを着ている!
睦子としての歩み寄りの気持ちが現れていたのかなぁと思うと、2度美味しいのです。
気まずくなっちゃったけれど、嫌いなんかじゃないですよ、ちゃんと好きですよ、という事なんじゃないかと。あ~~あぁ~~~(また悶える)



と大きく3つに絞って書いてみましたけど、ほかにも可愛いシーンだらけでどうするんのこれと。ラブコメ好きを狂わせるための兵器なのかと。
モテすぎちゃう成田先輩におもいっきり嫉妬しちゃう睦子かわいいし
ちゃっかりキスのときに目をつぶらない成田先輩セコかわいいし、
そういえば1巻末で初キスのときに睦子の表情を見損ねちゃっているから、その無念を晴らすために見ちゃっているのかな、とか考え出すと結構貧乏性だね成田かわいいな、とか
先輩の誕生日をきこうって手のひらに予定のメモしてる睦子ちゃんかわいいし
デートのためにファッション誌で服選びしてからかわれてかわいいし
電話かけようと思ったら2人同時に着信して繋がらなかったり
ついつい譲り合っちゃって最初うまくデートプラン立てられなかったし
「電話越しの声は近くてあまい」とか浸っちゃう2人とか頭トロけるし
母親に彼氏を紹介するときの睦子ちゃんの緊張顔とかペロペロものだし
先輩に自分の写メをほしがられて抵抗しまくっちゃう恥ずかしがり屋で
頑張って撮った写メには自分の顔隠しちゃうというダメっぷりもかわいすぎるし
メールの返信こないなぁ~ってベッドでごろごろ待ってるのも
もう一回ちゃんと写メ送ってよと頼まれてもやですーって舌出しちゃうのもたまんないし
キスで舌入れられてめっちゃくちゃ慌てて涙目になっちゃうし・・・!
あ、あと思い通りにならないからって睦子押し倒しちゃう成田先輩な。

・・・まぁそんな感じで、可愛いところがいっぱいある漫画なんですよ!
描き下ろしの「ダーリング」では成田先輩、ちゃんと出会ったすぐに褒めてあげられたし、着実な成長が見える!
つーかね・・・髪おろした睦子かわいすぎるよね・・・。とっさに嘘ついてごまかそうとしちゃうけど、すぐに取り消しちゃう恥ずかしがり屋で正直者なところもかわいいな・・・。すぐキスしたがる先輩もしょーもねえけどかわいい・・・。もう「かわいい」しか言えない・・・。



さて頭冷やして、成田先輩の母親の話を。
ここは2巻まで来てようやく表面化した、この作品が抱える闇の要素。

母親は男性依存症っぽいよなあ。自分の息子にすら縋ってしまうくらい、弱くて壊れやすそうな人。物語的につい面倒な人として見てしまう、ちょっとかわいそうなポジションですな。まぁ実際面倒なんだけど。彼女を無視したり払いのけては、成田と睦子は前に進めない。
そしてこの巻だけでも根本的解決はしていないので、もしかしたらこのシリーズのラスボスのような存在として、最後まで課題になるかもしれない。

その子とちゃんと向き合うってことは、その子以外から目をそらすってことでは無いんだよな。
自分の住む世界の中に、新しくそのひとりの女の子を招くってのは、それだけほかの部分の整理整頓をしなくちゃならなかった。
相手に嫌われたくないから、面倒だと思われたくないから、ほんのすこしの距離をおく。そういう姿勢が成田にも睦子にも、でも睦子はそういう状況に不満を抱いていて。
好き合っているのに双方が納得しきれない、というイヤな雰囲気になってしまった。
1巻の初期のころの睦子なんかはわりとストレートにものをいう姿が印象的でしたけど、相手が大切になるほどに、臆病になってしまう部分もある。
で、結構気持ちのがんじがらめになってからのクライマックスは、すごく愛が溢れていて爽快でしたね。開放感というか、許容の心地よさというか。

マイディア14

ダメなところはダメだなとわかったうえで、それでも、ちゃんと好き。
睦子ちゃん、完全に天使。恥ずかしがりながらも、しょうがないんだから、みたいな困り顔でこれを言うのもめちゃくちゃ可愛いし、カッコいいですわ。
せっかく2人なんだから、一緒に笑いたいし、一緒に悩んだりもできるじゃないか、と。この「せっかく2人なんだから」のフレーズの圧倒的な素晴らしいです。

26ページの「大事なこと言わない人」と本編ラストの「大事なこと言わない人!」の、ニュアンスの微妙な違いにドキッとしつつニヤニヤして、素晴らしいラストでしたよ。
ただイチャイチャするだけではない。壁を乗り越えたむこうにある、ギュッとかたく結ばれた絆を見て、自然と顔がほころんでしまうのです。
そしてその後日談「ダーリング」でも・・・もう、幸せすぎますわ、この漫画は・・・。



ということで「ディアティア2 マイディア」の感想でした。
長いこと書いた気がしますがまとめると「この恋愛漫画は最高にニヤニヤできるぞ!」という、ただそれだけなのです。
付き合い始めるまでを描いた作品の、その先。まさにエピローグ好きにはたまらない一冊なのですよ!むしろこれはエピローグではない。ここからが2人にとっての本番なのだ、と!
付き合いたての2人のイチャイチャを見てぞんぶんに心を潤せます。
いかにメイン2人が可愛いかは上で頭をバカにして書いたのでもういいや。
着実な二人の想いが育まれ、関係も進んでいっている様子が最高に愛おしい。

そういえば今回の裏表紙では成田先輩の友人の、名前が出てきていないコワモテのあの男の子が登場しています。実際今回はけっこういい活躍しましたしね。
というか本編の成田先輩とこの友達の絡みっぷりは・・・おや・・・?と思うところもある。描き下ろしでさらに2人のシーンは補完されていて、5話後のラフの携帯選びのシーンとかにもビンビン来た。そういう隠しカップリングも楽しめるよということか!
あと表紙をとった単行本本体の表紙なども素晴らしい。俺の場合は「なんだこれ、流れ星?」→裏面を見る→「エイの尾びれww」というオチで笑いましたが!2人の水族館デートの一幕がキレイに描かれていてお気に入り。薄着だしこれは夏頃のデートの様子でしょうね。

そして朗報。次の楽園から「ディアティア」新シリーズの「ダーリング」が始まるとのこと!まだまだ二人のイチャイチャを見られるぞーうおォォ!!
このまま順調にシリーズを重ねていけば、初ベッドインまでたどり着けるはずだッ!
かつて「やっぱりそのうちキスとかもしたいです」とかいう不届き千万こっ恥ずかしさMAXなキレキレ求愛メールを、しかも彼女への初メールとして送りつけた伝説を残す成田先輩ですよ。
続編でも楽しいことをいっぱいやってくれるに違いないッ!
・・・とは言え流石にそういう行為までこの作品が描いてくれるかは、難しいだろうけど・・・!
まぁともかく、垂涎の出来栄えでございました。期待大の第3シリーズに続く!

『ディアティア2 マイディア』 ・・・・・・・・・★★★★☆
恋愛漫画として凶悪なほどの破壊力を持った一冊。付き合いたての高校生男女の怒涛のイチャつきで頭をバカにできました。愛してるばんざーい!

[漫画]2013年2月単行本の購入予定

2月の購入予定漫画ー。なんか・・・下旬に偏りすぎじゃあ・・・。

02/08 講談社 ネコあね。 6 奈良 一平
02/12 小学館 ちろり 3 小山 愛子
02/12 双葉社 悪戯ちょうちょ 2 綾瀬 マナ
02/12 双葉社 つぐもも 10 浜田 よしかづ
02/12 フレックスコミックス発行/ほるぷ出版発売 屋上姫 4 TOBI
02/13 講談社 ライアー×ライアー 4 金田一 蓮十郎
02/13 講談社 ブルーバード ブルー 2 楠田 夏子
02/13 徳間書店 モンスター娘のいる日常 2 オカヤド
02/13 徳間書店 KEYMAN 4 わらいなく
02/14 マッグガーデン むすんでひらいて 7 水瀬 マユ
02/15 エンターブレイン発行/角川グループパブリッシング発売 事件記者トトコ! 1 丸山 薫
02/15 マッグガーデン フェティッシュベリー 5(完) 亜樹 新
02/18 小学館 常住戦陣!!ムシブギョー 8 福田 宏
02/19 集英社 君は淫らな僕の女王 岡本 倫/横槍 メンゴ
02/19 小学館 恋愛ディストーション 7 犬上 すくね
02/19 スクウェア・エニックス クズの本懐 1 横槍 メンゴ
02/19 少年画報社 女のコがHなマンガ描いちゃダメですか? 2 ジェームス ほたて
02/22 太田出版 うみべの女の子 2(完) 浅野 いにお
02/22 講談社 きょうの思春期 2 こだくさん
02/22 講談社 Eから弾きな。 1 佐々木 拓丸
02/22 講談社 ラブやん 18 田丸 浩史
02/22 スクウェア・エニックス クラスメート、上村ユウカはこう言った。 4 川上 真樹/桜井 慎
02/22 スクウェア・エニックス “文学少女”と飢え渇く幽霊 3 高坂 りと/野村 美月
02/22 スクウェア・エニックス 藤村くんメイツ 7 敷 誠一
02/22 スクウェア・エニックス ゾンビッチはビッチに含まれますか? 3 柊 裕一
02/22 スクウェア・エニックス 最底辺の男-Scumbag Loser- 3(完) 山口 ミコト
02/22 マイクロマガジン社 琴浦さん 4 えのきづ
02/23 メディアファクトリー 閃光少女 2 あさの ゆきこ
02/25 エンターブレイン発行/角川グループパブリッシング発売 放浪息子 14 志村 貴子
02/25 集英社 俺物語!! 3 アルコ/河原 和音
02/27 アスキー・メディアワークス よつばと! 12 あずま きよひこ
02/27 アスキー・メディアワークス フォトカノ Sweet Snap 2 柚木N’
02/27 芳文社 桜Trick 2 タチ
02/28 小学館 花と奥たん 2 高橋 しん
02/28 小学館 ヒメゴト~十九歳の制服~ 5 峰浪 りょう
02/28 小学館 ノ・ゾ・キ・ア・ナ 13 本名 ワコウ


「桜Trick」「花と奥たん」「ヒメゴト」の並びだけで興奮してきますよ!
完結作品も多くて、買う漫画だと「ネコあね。」「屋上姫」「ブルーバードブルー」「むすんでひらいて」「フェティッシュベリー」「うみべの女の子」「最底辺の男」と、あと「ノゾキアナ」もだっけ?完結巻って寂しいですけど、どう終わるかってのが作品の大切なポイントでもありますし、楽しみですなー。
「ムシブギョー」はアニメ化嬉しいなぁ。しかも春からって、はやっ!
発売延期しやがった「朝霧の巫女」さんは・・・、まぁここまで来たらいくらでも待ちますから素晴らしい最終巻をよろしくお願いします、という感じで・・・。

[漫画]もう一度君を助ける!『有線少女~plugーin girl~』 1巻

有線少女~plugーin girl~ 01 (電撃コミックス)有線少女~plugーin girl~ 01 (電撃コミックス)
(2013/01/26)
kaya8

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   生きててくれてありがとう

『有線少女~plug-in girl~』1巻の感想を。
タイトルやら表紙やらでわかるとおり、普通の身体じゃない女の子が看板背負った漫画。ストレートなボーイミーツガール。ストレートな少年漫画。気持ちがいい作品です。
ストーリーに勢いがあってグイグイ読ませるし、しっかりラブコメ的ニヤニヤを提供してくれるし、これはなかなか期待できるシリーズが始まったなと!
表紙の雰囲気がいいですねえ。内容を読むと、1巻をこういう表紙に決めたのはなかなか面白いなと思ったりしました。綺麗な背中にドキッとしますな。



ヒーローに憧れた幼い男の子は、その身を挺して女の子を守ろうとした。
少年・月彦はそのまま病院でながいリハビリ生活を送ることになります。
でもそのままじゃいけない。損傷した身体じゃ、また誰かを守ることなんてできない。彼は自分を改造し、再び学校生活を取り戻します。
そして戻ってきた学校で、かつて彼が守った少女と再開!さらにその少女を狙う謎の集団!んでもって主人公の隠された力が解放される!
とまぁ1話でできるだけ詰め込みました、という感じですごい勢い。
展開はえーなと思いつつ、でも70ページもあるのを一気に駆け抜けた感じは確かに気持ちよかった。この第一話は王道ながらいい出来だよな・・・!

有線11

あの時救えていなかったと思った女の子は、コードにつながれているけれど元気で、可愛らしくわらってくれた。
彼女を抱きしめて「生きててくれてありがとう」は名シーンだと思います。その深い感謝と愛情を見て、この主人公の凄さを理解できたような気がします。
基本的に能天気なんだけど、男の子らしい夢を抱いていて、それを努力で実現させていくアツい姿勢が見える。そしてストレートな愛情表現。気持ちがいい主人公ですよ!

まぁきっと主人公クオリティで恋愛沙汰には鈍感とかなんでしょ?ふへへ。2巻ではブラコンくさい妹ちゃんも目いっぱいストーリーに絡んでくれると歓喜!
1巻のラブコメ面はとにかくヒロインの紗魅ちゃんが担いましたね。メインヒロインらしく。この膝枕シーンとか悶えましたね・・・素敵です。(満面の笑み

有線12

ストーリーはまだまだ序章といった段階で、先の世界観の広がりを予感させる、ワクワクするキーワードが散らばっているのも気になる。
紗魅のプロフィールにて、「世界は一度滅んだ」とか何事もないようにさらっと書いてあったり、月にある王宮にいるという神々が、月彦の写真を持っていたり。
主人公の名前が「月彦」っていうのも、まぁ無意味なわけじゃないでしょう。
月にいる女の子もこっからラブコメ展開に混じってくれればいいと思います!



作者のkaya8さんはイラストレーターとして活躍されていたということで、絵の見やすさ・可愛らしさも素敵ですね。
面白くなりそうな要素が沢山ありますし、これからが楽しみじゃないですか。
1巻の段階ではドラマに魅せられましたが、きっとこれからの作品の深化が進めばバトルにも熱くさせてもらえるのでは、という期待。
1巻のバトルの構図としては主人公VSデカいロボット、というもの。
こういう小さいやつがデカいやつを倒すようなのは、見た目それだけで爽快感ありますな。ロボット描くの大変そうだけど頑張って欲しいなぁ。
描き下ろし漫画もよかったですね。紗魅ちゃんの想いの理解がより深まった。

とつらつら感想を書いてきましたが、やっぱり一言でまとめると、いい少年漫画だな!
ヒロインは一途でかわいいし、主人公はカッコいいし、ベタだけど大切な部分をきっちり押さえていい仕上がり。これから人気作に成長していくかも。

『有線少女』1巻 ・・・・・・・・・・★★★★
期待できる新シリーズ。ワクワクできる作品に成長して行ってくれそう。

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漫画と邦ロックとゲーム。
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