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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[ゲーム]WHITE ALBUM2 ~introductory chapter~を終えてのメモ

WHITE ALBUM2(「introductory chapter」+「closing chapter」セット版)WHITE ALBUM2(「introductory chapter」+「closing chapter」セット版)
(2011/12/22)
Windows

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もともと発売後からのとどまることを知らない絶賛の流れは把握してましたが
ネットでもリアルでも「これはヤバイ」とかなんとかのオススメ波状攻撃を食らい
辛抱たまらなくなって買ってみたらなるほどコイツは確かに電子ドラッグでふフふふェフィ

2月末に購入してから「フォトカノ」の同時進行だったりリアルでやる事あったりでプレイ時間がなかなか確保できませんでしたが、あんまり面白いのでだんだんプレイ時間が伸びる伸びる。
んでやっとこさ、序章(introductory chapter)周りを一段落つかせました。

そんなわけでICを終わらせた段階での自分の感想を保存しておきたいというか、まぁメモ程度に色々思ったことかいて整理させてから後編に臨みたいなとおもいます。
そういう趣旨なので、今回は紹介記事とかでもなんでもなく完全に自分のための更新。
さっき2週目終えてテンション上がっちゃってます。
 

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[漫画]素晴らしきかな農家の楽しさ逞しさ 『百姓貴族』2巻

百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)
(2012/02/25)
荒川 弘

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   誰かこの親父をハリウッドへ連れて行け!!

荒川弘先生の農家エッセイ漫画「百姓貴族」2巻が発売されています。
1巻から実に2年以上ぶりに発売された新刊です。待ってましたよ!
とは言え、なんだかメチャクチャ久しぶりともあまり感じないのは「銀の匙」がサンデーで連載しているからでしょうかね。テーマは同じく農業ですし。
では感想でも。
1巻はこちら→農家の常識は社会の非常識?農家エッセイコメディー『百姓貴族』1巻



自分はリアルで農家の方と縁があるわけでもないですし、北海道とはきっと全然違う気候にある愛知県に住んでいます。なのでこの作品を読むと、なんだか発見ばかりがあるんですよね。
農業に関してや荒川先生の父親の笑い話としてだけでなく、普通に勉強になるトリビアがずらりずらり並んでおり、工夫が凝らされたエッセイ漫画だなぁと思います。

8から10ページほどの短い連載なので、この2巻では12話とオマケを収録。
1巻もかなり濃い内容でしたが、2巻もまだまだおなじみのノリで突っ切って行きます。
前回で本作を面白いと感じた人ならば今回も楽しめるでしょうね。
今回も面白かったエピソードばかりなのですが、特にツボだったのがオス牛の話。


百姓貴族

ほとんどがお肉になってしまうオス。長く生き残るにはエリートである種牛になるしかない!
種牛というからしはもちろん種を出さなきゃ仕事にならんわけですが、しかしエリート種牛のその仕事ぶりは・・・。
今回で初めて知ったのですが・・・これはなんというかすごくシンパシー(どういうことだ)。
擬牝台と言われる台にのしかかりソノ気になったオス牛に、人口膣をあてがって精子を採取するというのです。選りすぐりのオスであるはずなのにこれってようするに相手は

百姓貴族2

まぁ効率重視ならこういうのが1番だよね・・・。
ちなみに採取した精子をメスに入れるときの方法も描いてありましたが・・・これもなぁw

牛の話だとほかにツノ切りのエピソードもありまして、これも面白かった。
というか焼いて止血ってすげえな。・・・ハッ、そういえばハガレンにもマスタング大佐が自分で傷口を焼いて止血したシーンがあったな・・・。

しかし一番にインパクトがあったのは親父殿ですよ!
2巻はオビでも荒川先生の父を大プッシュですし、実際なんだかこの作品では人気あるようで。まぁこれだけ濃いキャラ見せられたらそりゃ面白いし好きにもなるわなと。
橋を目の前にしてそれが壊れていることに気づいた親父。急ブレーキか!否!

百姓貴族3

飛んだー!

どんなスタントマンだよ親父すげーな。やはり荒川先生が生む親父キャラの力強さはこの人から得られた部分も大きいのだろうか・・・。
傍若無人で適当で、でもなんだかちゃんと筋は通っているお父様。
家族からもなんだかんだで愛されているような感じは伝わってきますねw



さらっとですがそんな感想の「百姓貴族」2巻でした。
農家出身である荒川先生ならではの、楽しい一冊になっています。
笑い話っぽく描かれていても現実にはすごくシビアに命を扱った内容でもあって、こんな世界で育っていたからこそのあの骨太な作品たちなのかなぁと思ったりもします。
前にも書きましたが、作家さんのルーツを知れるというのはやはり面白い。
「銀の匙」と「百姓貴族」が違うのは、やはり主人公が荒川先生自身であること。
現実の出来事なのにここまで面白いのは、荒川先生の腕はもちろん、生活から切っても切り離せないほど恩恵にあずかっているのにその実体がよくわからない、農業という世界の奥深さもあるのかな。自分が無知なのもありますが、新しい発見をできるというのは楽しい。
牛乳プリンだったりラグビーカボチャだったり、「一般人は食べられることは無いだろうけど実は超おいしいですよ」ってエピソードもちらほらあって、羨ましいやらドヤ顔感が恨ましいやらw
3巻はまたしばらく後になりそうですが、楽しみですね。

『百姓貴族』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
発見と遊び心(パラパラ漫画とかも)が詰まった作品。荒川先生ファンなら読みたい1冊。

[漫画]暴走ブラコン妹と、無敵クールなお姫様『ウィッチクラフトワークス』3巻

ウィッチクラフトワークス(3) (アフタヌーンKC)ウィッチクラフトワークス(3) (アフタヌーンKC)
(2012/03/07)
水薙 竜

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   ・・・試しに私の事 「お姉ちゃん」って呼びなさい!

「ウィッチクラフトワークス」3巻が出ました。
今回も相変わらずのノリで突き進む、いい現代ファンタジーコメディですね!
主人公・灰くんのヒロインぶりもさらに上がってきたと思います。そして各キャラクターもどんどん本筋に絡みだして賑やかになってきました。



濃密に書き込まれた絵だったり、カバー裏の設定集などからも、なんだか小難しくも本格的なファンタジー漫画という感がある本作。
しかしまぁやってることは女の子たちが主人公を取り合ったり、無敵なヒロインが主人公とイチャつくだけというなんとも贅沢な作品。(贅沢ってなんだろう)
おもちゃ箱のように色々なものが詰め込まれていますが、メインはその一点でしょうw そしてファンタジックでワチャワチャした雰囲気もまた好きだったりで。

さて2巻ラストでは灰くんの中にある「白いアレ」が具現化。白姫バーミリオンという名前で人形になったそれは、メデューサたちに追い込まれる灰くんに語りかけます。
何とかするためには火々里さんにキスしなさいな、とかなんとか。
思わずニヨニヨしてしまうような展開が、今回も目白押しなのですよ!

まぁそう言われた所でヘタレな灰くん。
「意識のない彼女の唇を奪うなんてできなかった」「せいぜいココが限界だ」ってほっぺにだけキスした灰くんですけど、遠慮せず口にした所で、火々里さんなら大喜びだと思うんですよ
まぁそうすることができない灰くんが火々里さんも大好きなんだろうなとも思いますがw

ウィッチ2

そしてお返しのキスである。もーね、この2人の雰囲気、本当にかわいい!
うろたえまくりの灰くんと、これっぽっちも動揺を見せない火々里さん。
でも表情に現れないだけで感情がないわけでは決して無い火々里さん。彼女の言動についつい注目してみてはニヤニヤしてしまったりするのです。何でもないような顔して灰くんを溺愛してます。
灰くんはもちろん男の子ですが、これは完全にお嫁さんに貰われてしまっていますよね。



しかしそんな火々里さんに強力なライバルが登場!その娘の名は霞ちゃん!

ウィッチ1

「2人で生きるんだよお兄ちゃん」

灰くんの実の妹である!超ブラコンなのである!
兄は絶対と渡さないと火々里さんに敵意剥き出しの彼女も、実は魔女。
ただでさえいろんな所から狙われているのに、実の妹まで自分を奪おうとしてきて灰くんも大変ですな。というか霞ちゃんは兄と駆け落ちしようとするとかすげえな。

そしてその妹の愛に感銘を受けた火々里さん。
やはり家族のつながりとはすごいものだと思ったのか、彼女から1つ提案。

ウィッチ3

お姉ちゃんになりたいようです。いつもどおりの凛々しい表情と相まって実にシュール。
というか普段言葉を荒げず、セリフに「!」もほとんど付いたことが無かったと思うんですが、そんな中での今回の「・・・試しに私の事お姉ちゃんって呼びなさい」ですよ。完全に興奮している。どんだけお姉ちゃんって呼ばれたいんですか!

そしてついに灰くんと火々里さんの同居も始まりました。
どう見ても夫婦ですって生活になっていたり、不眠不休(本当に眠らずに)で灰くんに付き添っていることがわかったり、これからもますます火々里さんの活躍が楽しみですな!
ってところで、何やら不穏な気配を漂わせ3巻は終わります。
母のかざねに対抗するために火々里さんがとった手段とはどんなものなのか。
何が起こるか読めない作品ではありますが、まぁ火々里さんは作中最強キャラで無敵のはずなのできっと心配はないんじゃないかな。灰くんとの無表情イチャイチャを見れればそれでいい。



「ウィッチクラフトワークス」3巻の感想でした。
今回も安定でしたね。火々里さんの独特のキャラは相変わらず惚れます。過保護だー。
そして今回も本作は裏設定づくし。カバーを外せばびっちりと、本編には直接関係はないけれど知っていればちょっとニヤッとできるオマケがあります。
そういうのも作者がすごく楽しんでいるんだろうなあと感じられますねえ。お陰でややまとまりのない世界観になっていることは否めませんが、そんな混沌とした感じも好きなのです。
巻末のオマケ4コマまで見逃せないですねえ。霞はホントいいキャラだなー。
4巻は秋ごろに発売とのことで、今から楽しみにしています。

『ウィッチクラフトワークス』3巻 ・・・・・・・・・★★★☆
安定の面白さ。メイン2人が特にかわいい。でもいつか見てみたい、火々里さんの赤面!

[漫画]心ざわめく空の色。レッツ・ガガスバンダス。『空が灰色だから』1巻

空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/03/08)
阿部 共実

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   嫌い嫌い 大嫌い大嫌い大嫌い

「空が灰色だから」待望の1巻、ついに発売されました。
売り場でもギラギラ目立つ赤が特徴的な表紙ですねえ。これは警戒色。
もともとは3話のみの集中連載でしたが、現在は毎週連載となっている作品。1話ごとに登場人物を入れ替えて進行していくオムニバスシリーズです。
1話ごとにキャラも変われば雰囲気もガラリと変わっていくので1口には言えませんが、「問題作」と言うにふさわしい、エッジのきいた作品だと思います。
10代女子を中心に、うまくいかない日常を描くショートコミック。



この1巻には全部で12の短編を収録。
それぞれの話も楽しいのですが、1冊通しての構成がとてもよく感じられました。
内容的に、これを一気読みするのはなかなか疲れたりもしましたが・・・。

まず1話はこの作品らしい、不器用な女性を主人公にしたコメディ。
甘いお話ではありませんが十分に明るく、主人公のキャラもとてもかわいらしい。
ところが第2話で豹変するんですよ。
友人のグチを言う主人公が描かれ、やや気分は悪くなるもここからどう転ぶかなと楽観的な期待をしながら読んでいくわけですが、明らかに想像していた内容から外れていく。
だんだんと壊れていく主人公。それは読者にとっての「安心」を、ちょっと不幸だけどちゃんとハッピーエンドになっていくんだろうなー等の想像をも破壊する。

空2

だっていちおう少年漫画で、こんなシビアなもの見せつけられるとは思わないんだもの・・・。
支離滅裂な言葉で吐き出される壮絶な嫌悪や、彼女の寂しさ、負ってしまった心の傷に、グッサグサ胸を突き刺さされるのです。
じっくり読み過ぎると自分の頭まで痛くなりそうな、残酷なカオス。
この「お前は私を大嫌いなお前が大嫌いな私が大嫌い」は結構ネットでも騒がれていたように思いますが、たしかにこの作品が持つ破壊力は凄まじかったです。

そしてこの2話以降が本番とも言えるのでは。
「最後に何が待っているかわからない」っていう意識を植えつけられた自分は、以降の短編でもめちゃくちゃドキドキしてしまうようになりました。
必ずしもハッピーエンドが待っているわけではなく、むしろ強烈に切ないものが待っていることがわかると、最初はどれだけ明るくコメディチックに始まった短編だって、身構えちゃうんですね。例えがちょっとおかしいですが、肝試しに似た感覚。
そしてそれがこの作品の1番面白いポイントなのかなと思います。

衝撃の2話の直後にやってくる第3話。個人的にこれが1番好き。なぜなら、1番ドキドキさせられたから。そしてその結末も大好きです。
母子家庭を描いたもので、何事にも一生懸命な母親が主人公です。

そら1

どうか彼女の誠意が報われますようにと願いながら読む。
最後のページをめくるときの緊張と言ったら・・・もう。娘さんのどんな表情が次ページで待ち受けているのか、めくることにすらおっかなビックリですよ。

でもこの娘さんの晴れやかな表情は、果たして本当なのかなとか、母親を安心させるためのウソのものなんじゃないかなとか、ラストシーンを読んだ後にももやもやの残滓があったり。
でも、手作りのシロツメクサの冠はに込められた思いは、きっと信じられるもの、かなあ。
単純に展開にビックリさせるだけでなく、このエンディングは本当にこういう解釈でいいのかな、というように額縁通り受けとることもちょっと怖くて、つい考えてしまう奥深さがあります。
「空が灰色だから手をつなごう」というタイトルも、すごくピタッと来ます。




なんといっても上の短期集中連載の全3話の構成が素晴らしい。
そして以降の短編でもまだまだ楽しませてくれるんですよね。
エピソードもキャラクターも、とにかく個性があってそれぞれが濃い!
第6話の記憶すり替えの話、第7話の幽霊の話、第9話の男らしい女の子の話が特にツボ。
第12話「ガガスバンダス」もヤバい。話が意味不明な上にループしてて独特の世界。
そしてやられたなーと思ったのは第10話。
単行本に後半にさしかかってやってくるこのお話は、2段構えのオチ仕様。
これまで読んできた読者の予想をあえて裏切ってくれて笑ってしまいましたw

濃ゆい話が多い単行本ですが、第11話は「生きるということ」は印象に残りまくり。
人の食事姿に異常に興奮するという、かなりアブない少年に絡まれた女の子の話。

空3

・「食ってさ欲だよ 欲だよ欲 本来とってもプライベートなものであるべきなんだ。なのに学校が男女一緒に交わらせて昼食させるなんておかしいと思うんだ!!」
・「でも恥じらいをちゃんと持っている輪田さんの咀嚼物だからこそ情熱を感じるんだ」
言葉の意味はよく分からんがとにかくすごい勢いだ。なんか「なるほど」って納得しかけてしまいそうである。
しかしこのエンディングも絶妙に残念だったりで、かなりお気に入りな一話。



そんな「空が灰色だから」の1巻。単行本で読むと、かなりヘビーかも知れません。
こんなポップな絵柄で、辛辣なくらいの展開の数々繰り出されていくのも面白い。
しかし、衝撃の大きさから悲劇的なエピソードが目立ちがちですが、全体としてみればコメディだったり心温まるものだったりとバランスはとれています。
バランスがとれているからこそ、次に何が来るんだろうとドキドキするわけですが!
キャラクターが傷つく瞬間を、隠さずむしろ積極的に描く作品。

先にも書きましたが、1巻としてはこの構成は素晴らしいですねえ。
最初に度肝を抜く展開と、以降は様々な積み重ねで読者を牽制してくる感じ。
「こんなのはどう?」・・・といろんな料理が次々めのまえに運ばれてくるような。で、大体が最初の口当たりがいい。でも最終的にどんな味わいになるかは予想がつかない。
ある意味、非常にエンターティメント性に富んだ作品なんですよね。
甘みと一緒に、切なさとか痛みとか生々しい毒がグチャグチャ渦巻いてもいて。
1度は読んでみて欲しい作品ですが、広くオススメはしづらいですね。
でも個人的な感想としては、「凄く楽しませてくれる作品」です。

『空が灰色だから』1巻 ・・・・・・・・・★★★★☆
読んだらみんなでガガスバンダスしなきゃ。え、何それって。読んだら分かりますよ多分。

[漫画]一年ぶりにして更なる紳士の高みへ『アマガミ-Various Artists-』Vol.6

アマガミ -Various Artists- 6 (マジキューコミックス)アマガミ -Various Artists- 6 (マジキューコミックス)
(2012/02/25)
不明

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   だって チョコより溶けにくいでしょ

やったああああ!アマガミのアンソロジーコミック「Various Artists」が復活ですよ!
2010年12月のVOL.5以降、発売がありませんでしたが、ついにVOL.6がでました。
作家陣が成年漫画作家だらけというのは相変わらずで、実にこのシリーズらしい(笑顔
ふだん散々エロい漫画を描いている作家さんが達も、この場では一般向けとして執筆。しかし直接的なことはせずとも変態漫画ばかりですよ、ええそりゃもう。エロすぎてイカン!
ある意味、原作やアニメよりもハジけた紳士の世界が広がっていると言えます。
ではいくつか個別に感想を書いていこうかなと。



まず表紙ですが、すめらぎ琥珀先生。2年生ヒロイン3人の集合絵です。
このVAシリーズはカバーをめくるとまた楽しめる使用なんですが、今回も素晴らしいですね・・・!ちょっと戸惑ってる風の綾辻さんの表情を見てるとふひひってなりますな。
それとスレンダーな薫と比べると、梨穂子のふともも\デェェェェェン/

●ないしょのふたり2/大塚小虎
VAのVOL.2で掲載されたものの続編となる七咲エピソード。でも前回を知らずとも問題はなし。
些細なことで不安になっちゃう七咲の弱さをフィーチャーした内容で、ちょっとシリアスな色合いも強いかも知れませんが、2人の絆がまた強くなる様子を描いた、微笑ましく暖かなお話。
「あいたいなぁ」と一人つぶやく七咲の恋する乙女フェイスにテンションも上がりますが、しかしラストシーンはこれぞ絶品。こんなのニヤニヤするに決まってる!

アマガミVA1

もががが!可愛すぎる!!!!
普段シャキッとしてて凛々しいからこそ、こんなに甘くとろけた表情をみせてくれるのが嬉しい。
ゲームをプレイイして七咲を好きになった理由の1つに、主人公と親しくなっていくにつれての七咲の変化が愛おして仕方なかったというのがあると自己分析。
一人でも全然大丈夫なはずだったのに、どんどん寂しがり屋になっちゃっていく感じとか!
似た意味で絢辻さんもたまらなく大好きで、この本でも絢辻さんをメインに描いた、「accept yourself/稀周悠希・黒井みめい)」にも大変ホクホクさせてもらいました。

●sweets of christmas/中臣亮
梨穂子はかわいいなぁ!って感じのお話。
梨穂子は自分を魅力を客観的に把握すべき。しかしそれが出来ず、むしろコンプレックスに感じているのが彼女の奥ゆかしさですよ。いや体は全然奥ゆかしくないけど。
さて、橘さんの好みにあう女の子になろうと頑張る梨穂子は、クリスマスに勝負をしかけます。手作りケーキととっておきのコスチュームで彼に迫る!

アマガミVA4

橘さんに食らいつく梨穂子の図(違います)
いやーやっぱり梨穂子はかわいいなあ。しみじみとそう感じるには刺激が強かったですが、彼女のかわいさがぎゅっと詰まったお話だったと思います。
梨穂子はギャグキャラになりがちだけど、ちゃんと女の子でかわいいんだ。

ラブリースパンキング/夏庵
ハッピーでラブリーな最高にヒドい漫画でしたね。
自分のせいで橘さんを怪我させてしまったと、申し訳なさそうな森島先輩。
「お願い、私をちゃんと叱って!」とせがみ、橘さんが出した結論にもはや呆然。のち爆笑。まぁタイトルから分かるような展開になっていくわけですよ。

アマガミVA3

お尻ペンペンだー!どうしようもねえ!
なんでも笑ってトライしちゃう森島先輩の面白さが出ていますが、でもこれはホントにひどいw
最終的にはなんか罰とか関係なく浸っちゃってる感ある先輩の表情が実にエロス!

●例えばこんなアマガミ~バレンタイン編~Case03 上崎裡沙/フクダーダ
おう、これもヒドいな(笑顔)
たった4ページですが、裡沙も危なっかしさというか体当たりな愛情表現というかそれ全部ひっくるめて最高にかわいいですな!
口の中のチョコが溶けるまで、2人でキスを続けるという謎のチャレンジをし、幸せすぎてビクンビクンとエクスタシーまで達する裡沙ちゃんには、満面の笑みでごちそうさまと言うしかない。

●みんなの将来ではっ!/歌麿
梨穂子とその先輩たちの茶道部メンバーストーリー。「amaro」でもやってます。
みんなの将来は?というテーマで3人がいろいろと思考を巡らせていくのですが、みんなの花嫁衣裳がかわいいのなんの、ですよ!愛歌先輩が好きな自分としては彼女の白無垢姿が眼福の限り。
茶道部メンバーは橘さんがいなくても面白く転がっていっていいですねえ。
しかしラストのハーレムEND橘さんの顔がウザい。かっこいいけどウザい。

●アマガミサマ/オトウフ
ちまっこいマスコット風のヒロインたちが活躍するシリーズ。
原作細かなネタを拾うため、ここを拾うのかという意味でもニヤリとさせられますね。
しかし今回は特にインパクトありましたねww 森島先輩がまさかの球体化!

アマガミVA2

それ(球体ボディ)は梨穂子の専売特許だったじゃないですかー!梨穂子より丸い!
いやしかしこれが面白い。「なぜ丸くさせたんだ」「なぜ森島先輩を選んだんだ」と色々ツッコミたくなるのも狙い通りでしょう。なによりめちゃくちゃかわいい・・・。涙ぐむ球体森島先輩・・・なにこれ欲しい・・・物欲的な意味で・・・。というか丸くなりすぎて付けてたカチューシャが吹っ飛ぶってどんだけですかとww
その他、絢辻さんによく似たツジデレラが登場するものも笑わせてもらいました。



そんな感じの「アマガミ -Various Artists-」 第6弾!
6冊目ですがアンソロジーシリーズですし、どこから読んでも問題ありません。
そして今回は、今までを思ってもトップクラスにいかれた内容だったような気もするので、アニメで気になってる人もここから読んでみるのもきっと面白いと思います。
アニメに合わせる形で復活しましたが、また続いていってくれると大喜びですねえ。
こんなに性的に豪華な作家陣が揃って、しかも内容もバツグンに面白いとあっては、本当にもっと読みたくなってしまうシリーズなのです。
本としての作りも豪華で、満足感がありますしね。
アニメ2期ももう残り少なくなっていますが、アマガミはまだしばらくは盛り上がっていって欲しいですねえ。いけるところまで!
アマガミのて1ギャルゲーにして恐ろしいほど各ヒロインの個性が強いと思います。ヒロインだけじゃなく主人公もよく話題になったりしますしw
そういう作品だからこそこうしてアンソロジーコミックになった時にも、こんなに面白くなってるのかなぁと。もうアマガミヒロイン全員大好きなので、ものすごい充実感ですよ。
今回も、幸せな一冊でした。願わくばもう一冊。また一冊。もういっちょ一冊。

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引っ越し先

ブログを引っ越しました。 当ブログは更新を停止し、新ブログにて更新をしています。 https://sazanami233.hatenablog.com/

楽園に花束を

プロフィール

漣

Author:漣
「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

連絡先。
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基本毎日います。記事にしない漫画感想とかもたまにつぶやいてますので、宜しければどうぞ。

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