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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[本]邂逅と道化 『漫画版“文学少女”と死にたがりの道化』1巻

数えてみたら更新回数700を超えていた。びっくり。
“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 1 (ガンガンコミックスJOKER)“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 1 (ガンガンコミックスJOKER)
(2009/04/24)
高坂 りと

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   ご覧のとおりの“文学少女”よ

漫画版「“文学少女”と死にたがりの道化」一巻。
原作は竹岡さんの透明感あるイラストが印象的な(もちろん内容も素晴らしい)作品。
個人的にゲームやライトノベルのコミック化は、適当に絵の可愛い作家さんを連れてきて書かせてているだけのものが多く感じられ、あんまり好きではないのですが
スクエニのコミカライズはひぐらしを筆頭にハイクオリティで、安心感がありますね。
出版社の垣根を越えたこの“文学少女”漫画版も、かなり出来のいい作品となっています。

この“文学少女”シリーズ、漫画化するのはかなり難しいと思っていました。
正体不明のモノローグが多用される・どうしても説明的セリフが多くなってしまう・そもそも原作のイラストが素晴らしすぎてハードルが高いなどなど、漫画化するにするにあたっての壁はいくつもいくつもある気難しい作品なのです。
特にこの一巻は「モノローグ」が大変重要な役割を果たしており、これを漫画として表現するのは難しいのではないか・・・と思っていました。んで読んでみたのです。
・・・問題ありませんでした。完璧です。
こうまで上手いことやってくれるとは・・・原作ファンとしても嬉しいですね。
というかですね、まず作画担当に高坂りとさんを選出した時点で勝利確定ですよ!
高坂さんらしい作画をまもりつつも、原作どおりの的確なキャラの動作に感動です。
20090717184222.jpg
三つ編みを躍らせ、歌うように本を語る遠子先輩、むちゃくちゃ可愛い・・・!
もちろん「道化」の目玉・自己嫌悪炸裂中な手紙の内容も、完璧に再現されてます。
おだやかな日常パートの合間合間にあるこれらのシーンは、いいフックになってます。
いい仕事するなぁ、高坂りとさん。
「プラネットガーディアン」を読みたくなってきました・・・・・・。

内容解説は省きますが、原作ファンにはぜひ手に取っていただきたい漫画版になってます。
やや進行が遅いことを除けば、どこにも文句が付けられない出来w
原作を知らずとも、漫画が好きなら読んでみてほしいですね。
コミカライズの域を超え、「漫画」として確立されてしまっている気すらします。

原作小説と作画担当がここまでピッタリ合った作品は、そうそうお目にかかれるものではありません。
ぜひとも本編すべて漫画化してほしいのですが・・・
このペースでは「作家」にたどり着くまでにそもそも5年以上かかることにww
でも丁寧に描いていって作品なので、もっと省略しろ!なんてわけにはいかないし・・・
もどかしいなぁw

『“文学少女”と死にたがりの道化」』漫画版1巻 ・・・・・・・・・★★★★
ナイスコミカライズ。2巻の内容はかなりハードになりますが、どうやるか楽しみです。

(あとホントすいません、この表紙、先輩が咥えているのがアレに見えてしまいます。)
 



「けいおん!!」2期、TBS系列全28局で放送決定!!
TBS本気すぎワロタwwしかし、いよいよ2期やるんだなぁ~・・・本当にアジカンなのか?
これは絶対読んでおけっていう完結した漫画教えて
トラウマイスタが出てるとは・・・。自分は・・・悩むけどやはりサイカノ。
パンツをベンツに変えると上流家庭の会話になる
アホだなーwww

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[本]季節を振り返る 『“文学少女”の追想画廊』

どうせなら連続させるかな、ということで文学少女。
“文学少女”の追想画廊“文学少女”の追想画廊
(2008/12/15)
野村 美月

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   井上心葉は、あなただけの作家です。

素晴らしいエンディングを迎えた文学少女シリーズ。
現在は番外編をやっていますが、とりあえず本編完結編「作家(ロマンシエ)」までの総括として発売されたのがこの画集「追想画廊(ガレリア・デ・アール)」です。
「道化」から「作家・下巻」までの使用された口絵、挿絵を完全網羅。
キャンペーンなどで仕様されたり、ファミ通サイトで公開されていたイラストも
未公開のラフスケッチも初期デザインその他諸々も完全収録。
画集であるとともに設定資料集の役割を果たしてくれる一冊となっています。

原作小説に収録されていたイラストがメインなので、詳しく語ることもないかも。
いえ、もちろん、透明感あふれるイラスト郡は、なにも考えずにめくっているだけで気分がよくなるぐらいに素晴らしいクオリティです。ただ自分に、イラストについて語れるだけの知識が無いので断念・・・orz
なんで、画集特典の野村美月先生書下ろし短編小説について。



『いつか、きみに会う日まで』

作家下巻エピローグの内容を補完するようなエピソード。
作家として成長した心葉の様子や、大学に通う遠子など、たった8ページながら見逃せない描写も多かったんじゃないかなと思います。
が、目玉はそこではありません。
再会を果たした後の2人の様子が・・・すこしだけ・・・垣間見・・・れ・・・ている?のか?
いや、そこらへんは買った人のみがニヤニヤできるポイントなわけで、あえて触れませんw
それほど重要とは思わない短編でしたが(本編で綺麗に完結してましたし)
やはりファンとしては、最後の最後に、こういったトラップをしかけてくるのが嬉しかったり。
さて、遠子は心葉のプランどおりの行動をするのか・・・。
はたまた高校生であったころのように、心葉の想像を超えたリアクションをするのか・・・。
どちらにせよ、新しい関係が始まることは間違いないですよね。
「あなただけの作家です」と言われたあとの遠子先輩を想像するだけで、ほっぺたが落ちそうになるくらい(?)笑顔になってしまうのです。自分は。

ちなみにアニメイト購入特典の書下ろしペーパーについても。
こちらは作家上巻のちょっとしたサイドストーリー。
先輩かわいいよ先輩ー!



イラストのできばえ、書下ろし短編、他作家さんがたのトリビュートページなど、いい一冊に仕上がっていたと思います。
ただ・・・欲を言えば、もうちょっと紙質良くしてくれ!と・・・。
「紙だぜ!」といわんばかりのザラつき感は、作品の雰囲気にはあっているかもしれませんが
買ってから半年も経った今では、画集を立てて上から見るとすっかりヤケてしまってます。
画集なのに、こうして色あせていくのを見るのは辛い・・・!
こういうコンセプトだったかもしれませんが、個人的には変色しないようなしっかりした紙で作ってほしかったかな~と。
でも、セピア色になった画集というのも、アリなのかもしれませんね。

そして何度も、何度も繰り返しますが、自分は文学少女が大好きです。
大好きな作品を彩ったイラストをこうして画集として眺められるのも、幸せなことです。
ちょうど中学卒業時期に第一巻を手に取ったこのシリーズ。
自分にとっても、これまで文学少女シリーズに触れてきた時間の総まとめになりました。
とても素敵な本です。
画集が色あせても、好きだって気持ちは色あせない。
きっと。
20090621195631.jpg

『“文学少女”の追想画廊』 ・・・・・・・・・★★★★
ページをめくれば目くるめくセンチメントの世界へ。
本作に思いいれがあればあるほどたまらない一冊。書下ろし短編も最高でした!

ちなみにポスターがあたる抽選やっていたので応募しましたが、普通に当たりませんでした。
やはり300名は狭き門ですな・・・。   あ、一応「狭き門」でカケたつもりです。

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[本]いつかの夏には 『“文学少女”と神に臨む作家』

下書き状態のまま放置されてたわこの記事。ちょっと書き直して更新っと。
“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫)
(2008/04/28)
野村 美月

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“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)
(2008/08/30)
野村 美月

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   でも、これが本当に、最後の涙だ。

遅れすぎですが文学少女シリーズ完結編「作家<ロマンシエ>」上下巻合わせた感想を。
一巻発売からじわりじわりと知名度を上げていき
ついには劇場アニメ化を果たしたシリーズです。一巻感想書いたのが3年前・・・懐かしい!
好きな作品が終わっていくのは毎度のコトながら寂しいもんですが
でもそこは文学少女。最後の最後までやりきってくれました。

本編完結編ということで、今回の「作家」では作品の看板娘・遠子先輩メイン。
彼女の家族をめぐる昼ドラ顔負けのドロドロ愛憎劇が繰り広げられつつも
主人公である心葉は、新しい一歩を踏み出していくストーリーとなっています。
そして彼だけでなく、ほぼ全ての登場人物たちが、新しい道を歩み始めます。
物語が綺麗に収束していく様子は、作品として素晴らしいと思いましすし、同時にものすっごい切なくなりますw
ストーリーについて書き出したらもう書きたいことがありすぎて見づらくなってしまいそうなので
今回は2つに分けて書こうかと思います。

・遠子の家族をめぐる問題
これはもうビックリの展開でした。
コレまでの文学少女、確かに面白いことは面白かったのですが、ぶっちゃけミステリーかは微妙だったし、謎自体も微妙なものが多いと感じていましたが・・・
今回はマジでしてやられました。
膨大な伏線がキレイにラストシーンでまとまっていましたね~。
ここまでグッときたのは「愚者」以来かも知れません。
そして彼らをめぐる壮絶な恋愛模様も・・・ラノベである必要ないな、ってぐらいにヘビー。
シリーズ初の上下巻構成、そして完結編として、申し分無いトリックでした。
・・・トリックといえば、アレ、「水妖」のエピローグ!
思い返してみればミスリード狙いすぎでしょうアレはwみんな引っかかるわw
ある意味この作品で最高に極悪だったのは、あそこかもしれませんね。

・キャラクターたちの未来
最終章にふさわしく、これまでに登場したメインキャラ・サブキャラ問わずこれまで登場したほとんどのキャクターが作中で触れられていました。
彼らがそれからどんな生活をしていたのか、或いはしていくのか。
心葉は自分の生きるべき道を見つけました。
琴吹さんは大人として成長したし、麻貴先輩も自分を貫く人生を歩んでいくし、千愛ちゃんも・・・ある意味「見つけ」ましたね。
「道化」で登場した先輩方も、「幽霊」で登場した黒崎も、みんなみんな。
その全ての人物達が等しく幸せになれるなんてことはありえないでしょう。
罪を犯した人も、いまだ悩み苦しむ人も、未だ胸に悲しみを抱いている人もいます。
けれど、どうかみんなが幸せになって欲しい。
最後の1ページを読み終え、思ったのはこれでした。
これは間違いなくフィクションだし、もちろん本を食べちゃう女の子なんているはずはないのだけれど、でも自分はこの作品に出てきた全ての人間達の幸福を、祈らずにはいられないのです。みんな、人間くさいから。
この世界に・・・同じ空の下のどこかに、彼らはいるんじゃないか。・・・なんて思えてしまったり。
ラノベとは思えないくらいに、人間の苦悩を描いた「文学少女」だからこその読後感です。
これ以上無いってぐらいの満足感と、それと同じくらいの郷愁にも似た思いが胸に迫る。
ありがとう、野村先生。素晴らしい物語を、ありがとう。
大好きな物語でした。

でも「文学少女」は、もちっとだけ続くんじゃ。

『“文学少女” と神に臨む作家』上・下 ・・・・・・・・・★★★★
ただただ、この幸福感に浸ることしかできないのです。綺麗な物語でした。
そして琴吹さんに涙する・・・。最後の最後まで・・・orz
あと見習いやら短編集も、結末を知ってるからだとニヤニヤしてしまうw

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[日記]バレンタイン2010.

20100214175152.jpg

バレンタインですねー。
これ書きながらもしゃもしゃチョコを頂いております。美味い!
今年のバレンタインは日曜日で、微妙に気まずい学校のムードに触れなくてすみますw
あのそわそわした雰囲気がほんとに苦手ですww

さて、今日も名古屋に行きました。
まさか前回行ってすぐにまた行くことになるとは思いませんでしたが・・・
今回もほしい本をポイポイと確保してきました。
勉強がんばらなきゃいけないのに、最近は本ばかり読んでます。
学校に乱歩の文庫本持っていったらからかわれました。
俺がラノベばかり読んでると思ってたら大間違いだ!
・・・まぁ7割くらいラノベですけども・・・。
んで名古屋の様子ですが、もうカップルだらけですよ。
女の子がみんな、なんか明るい色の紙バックをブラさげてましたよ。
みんな幸せそうでなによりです。みんな幸せになればいいです。

それと偶然入ったお店でへんな飲み物に遭遇。
20100214182817.jpg
チョコ味の炭酸飲料・・・。
これは見たことなかったww最近ジュース買ってなかったからかなw
飲んでみましたが、すぐに「あ、チョコだわ」と頷ける一品でした。意外と美味い!

それからばあちゃん家にも行ったなぁ。
いろいろ歩いて忙しかったですが、その分面白かったです。
自分インドア派ですが、街をキョロキョロしながら歩くのも結構好きです。


あ、一番上のチョコの画像は
もちろん名古屋にて、自分で購入してきたトリュフチョコとチョコパフクッキーです。
泣けます。



24で覚える明日使える英会話
明日使えるハードボイルド英会話。
なぜ、アンケートの人気は酷いのに単行本が売れる漫画が存在するのか
なんだかんだでジャンプってかなり面白い雑誌。この勢いが他の雑誌にもあれば・・・。
しかし、今回のトリコのBL臭は妹のみならず俺も認めるレベルでしたw

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[日記]文学少女と半分の月

私立入試はすべて終了。やー疲れた疲れた。
2月入ってから電車に何回のったんだろう。
移動中読む用に購入した小説も読みきってしまいました。
電車の中ってなんであんなに落ち着くんでしょうか。

最後の入試は愛知県だったので、その足で名古屋をうろついてきました。
とりあえず見ることが確定している映画
「半分の月がのぼる空」と「文学少女」の前売り券を伏見にて確保。

20100213204013


真ん中下にあるのが前売り券で、その下に敷かれてるのが半月特典のブックカバー。
上は左からいばらの王、文学少女、半月のチラシで、
一番左が文学少女の特典、ラフスケッチ集。
半月ブックカバーは思ったよりしっかりしたつくりで嬉しいw
あとブレイクブレイドも同じ劇場でやることが確定しているのですが
まだ前売り券の販売はしていませんでした。残念。
いばらの王はどうしようなー、見ようかなぁ。
トライガンもいまだに悩んでいます。まぁ暇なら見に行くかと。
4月からの生活がいったいどんなことになるのか、まったく想像がつかない・・・。

次は栄に行ってとらのあな。
サークル「小さいほうがいい。」の新刊を探すも見つからず。魔理沙はどこだ!
しょうがないのでFellows関連のバックナンバーと、爆麗音の6巻確保。
あと橋本さんの「彩乃ちゃんのお告げ」も、別書店で購入。
半月新装版も待ち遠しいですが、各社でいろいろと執筆なさっているようなので
はやいとこそれらの単行本化もおねがいしたいところw

帰りのバスの中で、どうやら部活の先輩(男)と買い物に来ていたらしい女子中学生2人が
「センパイってぇ、カノジョいるんですかぁ~」
「スキな人っていますかぁ~」
などと超ベタなアプローチをしかけていてちょっと笑ってしまいました。
しかもその二人、俺と同じ駅で降りたというね。地元かよw
まぁそんなところです。わりと楽しい日でした。

バレンタインデーが日曜日って最高!!



元ジュディマリ「YUKI」のカワイさにネット上が騒然  ついたアダ名が“奇跡の38歳”
YUKIがでるということで見てましたが・・・JAM時代より可愛くなってるってどういうww
オープニングのトークでちょっと失敗したときとか可愛すぎたよww
3/26発売予定のエロゲ「Se.きらら」の価格はなんと0円、webで無料配布らしい。
すげー。会社のファンを増やすにはいいことかも知れないです。
 

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引っ越し先

ブログを引っ越しました。 当ブログは更新を停止し、新ブログにて更新をしています。 https://sazanami233.hatenablog.com/

楽園に花束を

プロフィール

漣

Author:漣
「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

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基本毎日います。記事にしない漫画感想とかもたまにつぶやいてますので、宜しければどうぞ。

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