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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[本]月刊!スピリッツ創刊号感想

月刊!スピリッツ 2009年 10/1号 [雑誌]月刊!スピリッツ 2009年 10/1号 [雑誌]
(2009/08/27)
不明

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まぁぶっちゃけ「花と奥たん」とモリタイシさんの新作が載らなければ自分も買いはしなかったであろう、地味~に創刊された月刊スピリッツ。
なんだろう・・・この盛り上がってない感じは・・・。
今のスピリッツに姉妹誌を作れてしまうほどのブランドがあったとは思えないし・・・。
というか小学館、ゲッサン創刊から半年もせずにまた新雑誌ですかと。
ゲッサンは新人作家をたくさん起用、しかもその多くがハイレベルな連載で、「新しい雑誌を作る!」という意気込みを感じることができるのですが、こちらは・・・作家陣は悪くないのですが、正直なところ、雑誌を立ち上げてやるべき内容だったとは思えませんでした。
講談社から出る新雑誌・別冊マガジンがかなりよさげなラインナップなのに比べると、ちとガッカリな感じはありますね。なんというか・・・寄せ集め?
新しく雑誌を作るくらいなら、経営的にピンチな雑誌に作家を振り分けるべきなのでは。
ネットで読めるクラブサンデーだってあるんですし、なんかなぁーと思ってしまう。
というか超の月刊化だって今年でしたし・・・なにがなんだか。
こんなにポンポン雑誌を作れてしまうのも、業界最王手の余裕といったところでしょうか。
(集英社だって小学館の子会社ですしね。)
・・・とまぁ、なんだか辛辣な言葉を書き連ねていたりしますが
雑誌自体はおもしろい作品が結構ありましたwので、気になった作品を紹介。



花と奥たん エピソードゼロ

表紙&巻頭カラーは奥たんが飾りました。
エピドードゼロ、ということで、内容は第一話よりさかのぼること1年。
突如として表れ、成長、そして開花していった巨大生物は、日本の首都をまるごと飲み込んでしまった。当然、奥たんの夫もそれ以来帰宅していない・・・。
今回は一年前の「あの日」、奥たんたちが最後に話した日を描いたエピソード。

この作品は料理を軸に置いたまったりとした世界観の中に、ハッとするシリアスな展開やハードな描写があるのが魅力。
今回では、最後の電話でのやりとり。これこそ高橋しんさんの真骨頂ですよね。
こういうズキッとくるような、「なんでこんな・・・」って思っちゃうシーンが大好きです。
痛みとか切なさとか、やりきれなさとか、そういう感情が。
んでもって絵がすごく可愛いのが、なんだか卑怯なくらい面白いww

付録の着せ替えカバーも満足。もとのカバーの上に被せてもダブらない!

青みゆく雪

宇仁田さんの新作。たぶん不定期連載。
スッキリとシャープな作画はとても見やすくていいですね。
男女のささいなすれ違いを描いたコメディで、先が気になる展開でした。
主人公が外国人ってのも面白いですね。

逆襲のオレ×ヨメ

エロ担当・・・?
とりあえず、第一話の時点で一番面白かったのはこれw
未来の自分がバイブ型で登場、恋した女性がダッチワイh・・・ロボットに!
さえない日常からいきなり非日常へ、というのは漫画の定番でございますが
これはまた、それが気持ちよく決まった第一話だったと思いますw
ワリとストレートに性的なネタを繰り出してくるので、青年誌連載だなぁという感じ。
女性の股間部を無修正でドアップしまくるのに笑いましたwww
(無修正と言っても、'ナイ'のでw)
ドタバタラブコメが好きな人ならハマれると思います。
いちおう「クピドの悪戯」シリーズ。

今日のアスカショー

モリタイシ先生の新作!これを読みたかった!
ザワさんをモリ先生が描いたらこんな風になるかなーという作品でした。
20090906120404.jpg
パンツ丸出しでも平然と対応するアスカちゃんがいい感じ。
どうやらこのアスカちゃんの日常を淡々と描いていくお話になりそうです。
ゲッサンと並行して連載していくので、ページ数は少ないです。
単行本化までまだちょっと時間がかかると思いますが
なんというか、ちょっと売れそうな雰囲気が漂っています
こういうのが好きな人は多いと思うので、期待できると思います。

それと、やっぱりこの人が描く女の子の笑顔は最高だ。

ミル

猫だけど女子校生、だけどおばあちゃん。
にゃんこ好きとしては反応せざるを得ない作品でした!
ミルちゃんかわいいなぁ…料理が渋いのもむしろいいw
読みやすかったし、次も読もうと思います。

ピペドン

なんだこれww
最後の最後にスゴイ漫画がありました。
ヒロイン?を女の子どころか人間とすら描いてない
絵も内容も、強烈すぎるくらいに個性的で、カオスすぎる世界観を作り出してます。
サブカル臭い漫画がほしいなぁとは思ってましたが
少々違った方向にぶっ飛んでいったようですね・・・コレは・・・。
科学漫画だ~とかそんなことが書かれていたような気がしますが
これを科学漫画と呼ぶのはかなりの愚行だと思います。フィーリング!



色々と思うところもありましたが
次回は新連載が多数始まるということで、次号で購読しようか判断します。
あ、ちなみに「キミのかけら」2年ぶりの新刊が10月発売決定!やったぞー。

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