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“文学少女”と穢名の天使感想と色々

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫 の 2-6-4)“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫 の 2-6-4)
(2007/04/28)
野村 美月

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   「ななせの幸せを、心から願ってるよ」

これは琴吹ななせのための一冊である・・・ともいえなくも無いほどの盛り上がりを見せた文学少女第4巻~。
この文学少女シリーズ、毎回名作と呼ばれる作品をフィーチャーして物語中に織り込んでいく手法が特徴的です。第4巻では「オペラ座の怪人」。よく名前は見るけれど、どんな物語なのかは知りませんでした。
まぁそういう作品の4作目なのですが・・・・・相変わらずのローテンション物語~・・・。
もう毎回のように主人公の身の周りやそのまた周りに不幸があることでスタートです。もう不幸なしでは物語が始まりません。でもそこに突っ込んじゃ楽しめませんよ。
1巻以降ちゃんと登場しながらも「ありふれたツンデレ」「要らない子」などと不名誉極まりないコメントも見られた琴吹さんにライトを当ててますが、それがまた素晴らしい。
3巻までの彼女の行動にモヤモヤさせらたモンですが、ついに4巻では大きな進展が。というかこの4巻の中で彼女のこと抱きしめすぎだぜ井上!リア充めぇえ!・・・と卑屈に文句言って自分を落ち着けないとどうしようもないほどの赤面率ww
・・・とトップレベルのニヤケを記録しつつ、ストーリーは非常に厳しい、シリアスなものに。
「オペラ座の怪人」をベースにした非常に悲しいお話。
現実と向き合って戦った少女。それを支えてあげるはずだった彼氏。しかし少女を救ったのは彼ではなく、「無性の天使」だった。嫉妬に狂う彼と、苦しむ少女と、それを傍観するはずだった天使の三角関係は非常に心苦しいものとなってます。少女が残したメッセージを読んで不覚にも涙。
ストーリーがもう毎回のように重いシリーズで、主人公の井上も結構ネガティブなキャラなのでどうしても作品の雰囲気も重たくなりがちなのですが、その中でこそ一番に輝くのが文学少女・遠子先輩の存在。本のページを千切っては口に運び、そのたび文学薀蓄を垂れ流す三つ編み少女。沈みきった物語に光をあたえてくれる、あらゆる意味でこのシリーズのキーキャラクター。この巻、これまで以上に遠子先輩に救世主的な描写をしてきたと想います。ヒロインなのか準主役なのか、ちょっとまだわからないけど。
今回も細かな伏線がはりめぐらせていて、琴吹さんと現在の美羽のつながりの作り方が多少強引に感じましたが、そのほかの点にはおおむね満足。読み返すと納得できるシーンも多くあります。
・・・さきほどにも書きましたが、このシリーズは「文学少女」としての物語と「オペラ座の怪人」としての物語が多少リンクするように作られていて、読み終えたときの満足感が非常にありますね。この一冊で2冊分ストーリーがあるようなものですから。
井上は少しずつラスボスへと近づいているようで、5巻ではついに接触するようです。
まぁとりあえず、琴吹さんですね、この巻。見所たくさんありますけど、彼女の活躍が一番よかった。どうなるんだろう、5巻。

『“文学少女”と穢名の天使』 ・・・・・・・・・★★★★
読み終えたあとの満足感は異常。でも伏線を多くしすぎだとも思うから、伏線は最低限にしてもっとコンパクトな物語にしてほしいかも。まぁでも、そのおかげの満足感か。良作!

無修正BD販売業者を摘発。捜査関係者「画質がいい。毛穴まで見える」とうなる
捜査関係者うなるなwwww
9才♀だけどお母さんがまだ帰ってこなくてさみしい
脅威のド変態スレ。笑えるか素で引くかどっちだろうwwww

テスト終わった~。
そして続々と答案の返却が始まったわけですが・・・・・・やったね。最高だ。
なんと成績不良者特別補習への参加がきまったwwwやったーwwwwwww

・・・・・・え~・・・。

あはは。やっぱテスト期間中にふぃぎゅ@とかやってるんじゃなかったな。
スピッツと東京事変のライブ動画あさってるんじゃなかったな。
小説とか読みまくってるんじゃなかったな。
補習がんばります・・・・・・・・・。
ではでは・・・。

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漫画と邦ロックとゲーム。
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