[本]C3‐シーキューブ5巻 感想
C3‐シーキューブ〈5〉 (電撃文庫) (2008/12/05) 水瀬 葉月 商品詳細を見る |
これから、どこへ行くのですか?
フィアたんとちゅっちゅしたいお!(新年の挨拶)
変態さんホイホイの表紙で早5巻め・・・ついにオビがパンツを隠さなくなってしまった・・・それどころかナース服でデカい注射器の跨る貧乳娘と、相変わらずアグレッシブなスタイル。
数多くの女の子が登場するハーレム状態で、なのに毎回やたら戦闘がグロテスクだったり切なかったりする不思議な魅力がある作品。
さて、今回は文化祭です。
と同時に『ビブオーリオ家族会編』が終わった・・・かな?というところ。
普通に文化祭やっとけばいいのに、やたらスリリングで捻くれた設定を捻じ込んでややこしくしちゃうあたり、この作品らしさある巻だと思いますw
しかしそんなカオスの中にもきちんとサービスは忘れません。
フィアたんとちゅっちゅしt(ry
今回のMVPはやっぱりいいんちょさんですねぇ。
まぁ4巻でほとんど活躍がなかったことを考えるとある意味事前な流れw特に今回の口絵でのあの表情はとんでもない破壊力・・・かわいいなぁw
また、彼女の兄であり、「研究室長国」リーダーである闇曲拍明がついに登場。
好奇心に突き動かされる天才。ふむ・・・意外と大したことないな・・・と思ったら、なにやら不穏な描写が。・・・なに?いいんちょさんのファーストがこいつに奪われていた・・・のか?もしそうだとしたら最低の糞野郎だ。即刻ツブせ。
しかし今回は顔見せ程度の活躍。今後さらに憎たらしく
しかし描写はだんだんブラックになってきましたね・・・。だんだん進化してる?
相変わらず「狂気」の部分にはゾクゾクさせられます。今回なんか特に。メインヒロインが自分を拷問する作品なんてほかにねーよw
まぁ描写がキツくなってきただけで、物語自体はまだちゃんとプラスに進んでいるので、まだ安心して読めますね。銀水瀬だからこれだが、黒水瀬なら皆殺し状態だったろうさ!!
『C3』5巻 ・・・・・・・・・★★★☆
今回も安定した面白さでした。ん~いいシリーズだ。
でも黒絵派の俺はちょっと残念・・・次回、黒絵大活躍、ご期待ください(ただの願望)。
“文学少女”と月花を孕く水妖 感想と色々
こんなブログと相互リンクなんてしちゃってる物好きYOSさんが企画を始めましたよ!
「今年面白かった漫画」についてのアンケート → こちら
参加してみてはどうですか~!ここなんかよりずっとしっかりしたHPですよ!
(勝手に宣伝しちゃったけどよかったんかな)
どうかこの物語が、永遠に続きますように。
2009年「このライトノベルがすごい!」第一位を獲得した作品。
名実ともにトップクラスのライトノベル作品になったなぁと思いますが、さて今回は約一年前に出た番外編の感想です。というか読み終えたの一月前です。遅すぎです。
ここ最近影の薄かった遠子先輩成分を十分に補給することができる、遠子先輩ファン垂涎の一冊なっています。
このシリーズを読んでいるいる以上、遠子先輩の可愛らしさを理解できない人なんて存在しないハズ。さらにストーリーも、番外編と銘打たれつつも無視できない怒涛の展開が待っています。時系列は戻るしなんか重要そうな伏線も仕込むしエピローグでは大人になっちゃってるし。番外編なのにサプライズだらけの重厚な一冊でした。
前置きが長くなりましたが内容!
時をさかのぼり季節は夏。遠子先輩と心葉はとある別荘に招待され、そこで名家・姫倉に関わる80年前の惨劇へと近づいていきます。メインキャラクターは遠子先輩と麻貴先輩かな。キーワードは「令嬢」「妖怪」そして「泉鏡花」。
今回もやっぱり切なくて重い裏事情のある惨劇が展開されます。
しかしてそんな鬱憤とした世界に救いをもたらすのは、可憐なる文学少女。
相変わらずの惨劇が起きてそれを想像で解決してまるく収めてしまうなんちゃってミステリー風味な作風は健在。
この番外編の事件に関しては「流石にぶっとびすぎじゃないのかねぇ」とは思いつつも、やはり最後には読んでるこっちもが救われた気分になれる。血生臭さい重圧がゆっくりと溶けて、切なさと温もりが胸からあふれてくる。ああ、この感覚を味わうために、自分は「文学少女」を読んできてるんだなぁ。
番外編とのことですが、いつもどおりの文学少女と思ってもらってOK。
そして一番の衝撃はエピローグ。
今まで読んできたページ全てに哀愁を感じてしまった。なんてことだ。作者はSすぎる。
『“文学少女”と月花を孕く水妖』 ・・・・・・・・・★★★★
やや詰め込みすぎな事件内容は相変わらず。でもエピローグだけで泣きそうになる。
文学少女シリーズはほんと、『引き』が凶悪です。
俺たちあのキャラより年上になってる・・・
そろそろ急性肝炎になって入院して、本が好きでわがままで蜜柑投げてくる黒髪少女と出会うべきなんじゃないかなと思っているんですが、どうですかね。高2の冬ですし。
テレビ新CM「新ドーハ国際空港篇」が完成しました
新海作品スタッフによるCM。監督は新海さんではないんですけど、たまんねw
早速テストがぞろぞろと帰ってきましたよー・・・。
中間では赤点かましてしまった教科もあったので、結構気合入れてたんですが
・・・あんまり変わってなかったww
とりあえず、生物と古典がなぜか点が取れてたりした一方、苦手教科では赤点スレスレだったものも多かったです・・・。数2はあれでも結構勉強したんだよ・・・へへっ・・・・・・。
数学は一年の時は普通だったのに、2年になったらもうダメダメだ・・・。
まぁそんな感じのテスト結果です・・・。燃え尽きてます・・・。全体として中間よりちょっと点が良かった程度に落ち着きそう?
C3(シーキューブ)の5巻を読んでます。
こんな表紙でも堂々と単品でレジに持っていけるようになりましたww
一日70Pノルマで4日で読了予定。
俺はなぜか自分で買った小説はやたら時間をかけて読むというヘンな貧乏性です。
さらっと読める作品もありますが、特に水瀬さんの作品は時間がかかる・・・。
今日感想書いた文学少女も、確か3日で読み終えたはず。
漫画は一日一冊ペースでイケるんだけど、小説となると、ちまちま読んだり同じ文を繰り返したり、シーンにあったBGM探してわざわざ流しながら読んだりとかする時もあったりして、こんなんになっちゃいます。
大量のシリーズを追っているわけでは無いんでそんなに困ってないんですけどね。
ではでは。
「今年面白かった漫画」についてのアンケート → こちら
参加してみてはどうですか~!ここなんかよりずっとしっかりしたHPですよ!
(勝手に宣伝しちゃったけどよかったんかな)
“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) (2007/12/25) 野村 美月 商品詳細を見る |
どうかこの物語が、永遠に続きますように。
2009年「このライトノベルがすごい!」第一位を獲得した作品。
名実ともにトップクラスのライトノベル作品になったなぁと思いますが、さて今回は約一年前に出た番外編の感想です。というか読み終えたの一月前です。遅すぎです。
ここ最近影の薄かった遠子先輩成分を十分に補給することができる、遠子先輩ファン垂涎の一冊なっています。
このシリーズを読んでいるいる以上、遠子先輩の可愛らしさを理解できない人なんて存在しないハズ。さらにストーリーも、番外編と銘打たれつつも無視できない怒涛の展開が待っています。時系列は戻るしなんか重要そうな伏線も仕込むしエピローグでは大人になっちゃってるし。番外編なのにサプライズだらけの重厚な一冊でした。
前置きが長くなりましたが内容!
時をさかのぼり季節は夏。遠子先輩と心葉はとある別荘に招待され、そこで名家・姫倉に関わる80年前の惨劇へと近づいていきます。メインキャラクターは遠子先輩と麻貴先輩かな。キーワードは「令嬢」「妖怪」そして「泉鏡花」。
今回もやっぱり切なくて重い裏事情のある惨劇が展開されます。
しかしてそんな鬱憤とした世界に救いをもたらすのは、可憐なる文学少女。
相変わらずの惨劇が起きてそれを想像で解決してまるく収めてしまうなんちゃってミステリー風味な作風は健在。
この番外編の事件に関しては「流石にぶっとびすぎじゃないのかねぇ」とは思いつつも、やはり最後には読んでるこっちもが救われた気分になれる。血生臭さい重圧がゆっくりと溶けて、切なさと温もりが胸からあふれてくる。ああ、この感覚を味わうために、自分は「文学少女」を読んできてるんだなぁ。
番外編とのことですが、いつもどおりの文学少女と思ってもらってOK。
これ読んでピンと来たら、きっとあなたもこの物語のトリコです。あなたと同じ夢を見ることができて、よかった。
鏡に映る花のような、水に浮かぶ月のような、儚い夢でも。
いつか、目覚めが来るとわかっていても。
そして一番の衝撃はエピローグ。
今まで読んできたページ全てに哀愁を感じてしまった。なんてことだ。作者はSすぎる。
『“文学少女”と月花を孕く水妖』 ・・・・・・・・・★★★★
やや詰め込みすぎな事件内容は相変わらず。でもエピローグだけで泣きそうになる。
文学少女シリーズはほんと、『引き』が凶悪です。
俺たちあのキャラより年上になってる・・・
そろそろ急性肝炎になって入院して、本が好きでわがままで蜜柑投げてくる黒髪少女と出会うべきなんじゃないかなと思っているんですが、どうですかね。高2の冬ですし。
テレビ新CM「新ドーハ国際空港篇」が完成しました
新海作品スタッフによるCM。監督は新海さんではないんですけど、たまんねw
早速テストがぞろぞろと帰ってきましたよー・・・。
中間では赤点かましてしまった教科もあったので、結構気合入れてたんですが
・・・あんまり変わってなかったww
とりあえず、生物と古典がなぜか点が取れてたりした一方、苦手教科では赤点スレスレだったものも多かったです・・・。数2はあれでも結構勉強したんだよ・・・へへっ・・・・・・。
数学は一年の時は普通だったのに、2年になったらもうダメダメだ・・・。
まぁそんな感じのテスト結果です・・・。燃え尽きてます・・・。全体として中間よりちょっと点が良かった程度に落ち着きそう?
C3(シーキューブ)の5巻を読んでます。
こんな表紙でも堂々と単品でレジに持っていけるようになりましたww
一日70Pノルマで4日で読了予定。
俺はなぜか自分で買った小説はやたら時間をかけて読むというヘンな貧乏性です。
さらっと読める作品もありますが、特に水瀬さんの作品は時間がかかる・・・。
今日感想書いた文学少女も、確か3日で読み終えたはず。
漫画は一日一冊ペースでイケるんだけど、小説となると、ちまちま読んだり同じ文を繰り返したり、シーンにあったBGM探してわざわざ流しながら読んだりとかする時もあったりして、こんなんになっちゃいます。
大量のシリーズを追っているわけでは無いんでそんなに困ってないんですけどね。
ではでは。
どろぼうの名人感想と「花と奥たん」と色々
<11/16>
薦めてもらったのに感想書いたこと報告するの忘れてたんだぜ!
トラバ貰っちゃったのでこちらもやっておいたぜ!
君継葭月さんに薦めてもらった本を読み終えたので感想を。
夢の語彙ではそれは、グリム童話の第十二番、『ラプンツェル』。
漣にとって、初の百合作品。
これまで百合要素もある、という作品には触れてきましたが、真っ向勝負を挑んだ作品はこの作品が初めてです。なので他の百合作品と比較することは出来ませんのでご了承くださいw
さて、では「どろぼうの名人」の感想。
メインキャラクターは4人。
姉の言いつけでとある女性の「嘘の妹」となってしまった少女、初雪が主人公。
彼女の日記を読むような感覚で、一日一日を淡々と描いていく作品です。
もちろんこれは百合作品なので、野暮な野郎は登場せずに女性同士でキャッキャウフフしているわけです、が・・・まぁ甘いだけのお話ではないですよ、と。
戸惑う初雪をそっと見守るような気持ちで読んでいくことはできます。しかし気を許しかけるたびにやってくる、不穏な描写。「愛さんを信じてはならない」と何度も確認させられる。でもまた、お互いの体温と安らぎを求めてしまう。
正直に言えば、抑揚の少ないストーリー展開に退屈してしまった箇所もありました。ストーリーは特別良かったとは思いません。けどな~、なんでだろう、気に入ってしまった。
この作品の特徴としては、一人称の口調の変化がまずあります。
初雪視点で語り続けられる物語ですが、ですます調と、簡潔に語るクールな口調の二種類が、ほとんど交互にやってきます。・・・はて、この演出に何か意味が・・・?と思いつつ最後までたどり着きましたが、何もありませんでした! ただ、二つの口調を使っても作品の空気感がまったくブレないのはナイス。初めての感覚でした。
もうひとつの特徴は、童話。
この作品のタイトルもグリム童話からつけられていますし、この物語を象徴するキーワード『ラプンツェル』もグリム童話です。これは多分作者の趣味なんでしょうが・・・童話というのはファンタジックなのにコンパクトで浮き足立たない世界観があるように思います。この作品にも、そのような雰囲気が宿っているように感じるのは、もしかすると童話のおかげかもしれません。
ところどころでよく分からないネタが出てきたり、雰囲気にそぐわないゴッツイ方々(軍関係)が登場しましたがが、別に気になりませんでした。むしろこれらは、フワついて柔らかすぎるこの物語を、かろうじて現実(?)とつなぎとめているようにも感じられます。
序盤と終盤、「大人になった初雪」の視点で、この物語の全体像が語られる。
すべて『夢の中の出来事』だったと彼女は言う。急に寂しくなる一言…。
そういえば、登場人物紹介の前に「姉へ」とか書かれちゃってるし、これは大人になった初雪がダレカにささげた物語なんじゃないかなとか妄想してみる。
けれどそんな未来の初雪が、愛さんのことや、彼女のことを愛した日々を、誇りに思っている。
それだけで自分は、すごくやさしい気持ちでこの本を閉じることが出来ます。出来ますとも。
『どろぼうの名人』 ・・・・・・・・・★★★★
一巻完結の百合作品。ちょっとドキドキしながら優しくなれます。
非常に読みやすいですし、俺のような百合初心者にもイケるはずです。
紹介してくださった君継葭月さん、ありがとうございました!
激しい〈処女信仰〉は、悲しい〈童貞賛美〉の裏返しの叫び
というわけで話題のかんなぎ騒動。こんなんばっかだからオタクはバカにされるんだ。
けれど騒ぎ立てる人たちの気持ちも分かるんですよね~・・・悲しいことに。
アニヲタのキックボクサー「長島☆自演乙☆雄一郎」が圧勝で新王者に
つえええええええええええ
今週号のスピリッツ( 『バンビ~ノ!』とか『新クロサギ』とかが載ってる所 )には、久しぶりに「花と奥たん」が掲載されていますね。大好きな高橋しん先生の、大体3ヶ月に一回ペースで掲載される不定期連載シリーズ。
というわけで早速買ってきました~。
第一話で「うおおっやべえええ続き読みてえええええ!!」となったこのシリーズ。
しかし2話以降、特に大きな展開もなく過ぎていき・・・熱も少し冷めた頃に今回のお話。
今回は久しぶりにアタリでした。
このシリーズはほんの少しの禍々しさと、ロリすぎる奥たんの可愛らしさが魅力。
特に今回の都会に出てきてハシャぎまくる奥たんの可愛いことと言ったら。
そしてバイクに乗って帰る奥たん。
今回のお話はバイクも登場し、いつもよりも疾走感あって良し。
気持ちいい短編に仕上がっていますが、相変わらず「謎の植物」は登場してます。
好き嫌いがハッキリ別れる作者だけに、この作品も意外とアクが強い。
ぶっちゃけ青年誌であるスピリッツでは浮いてるしw
けどまぁ、高橋しん先生の作品を好きになったことがある人なら、ぜひ読んで欲しい作品ですね。
問題はほとんど物語が進行してないこと・・・。じき盛り上がっていきそうではありますが。
まぁとにかく、週刊なので読みたい方はお早めに。滅多に載りませんので。
ではでは。
薦めてもらったのに感想書いたこと報告するの忘れてたんだぜ!
トラバ貰っちゃったのでこちらもやっておいたぜ!
君継葭月さんに薦めてもらった本を読み終えたので感想を。
どろぼうの名人 (ガガガ文庫 な 4-1) (ガガガ文庫 な 4-1) (2008/10/18) 中里 十 商品詳細を見る |
夢の語彙ではそれは、グリム童話の第十二番、『ラプンツェル』。
漣にとって、初の百合作品。
これまで百合要素もある、という作品には触れてきましたが、真っ向勝負を挑んだ作品はこの作品が初めてです。なので他の百合作品と比較することは出来ませんのでご了承くださいw
さて、では「どろぼうの名人」の感想。
メインキャラクターは4人。
姉の言いつけでとある女性の「嘘の妹」となってしまった少女、初雪が主人公。
彼女の日記を読むような感覚で、一日一日を淡々と描いていく作品です。
もちろんこれは百合作品なので、野暮な野郎は登場せずに女性同士でキャッキャウフフしているわけです、が・・・まぁ甘いだけのお話ではないですよ、と。
戸惑う初雪をそっと見守るような気持ちで読んでいくことはできます。しかし気を許しかけるたびにやってくる、不穏な描写。「愛さんを信じてはならない」と何度も確認させられる。でもまた、お互いの体温と安らぎを求めてしまう。
正直に言えば、抑揚の少ないストーリー展開に退屈してしまった箇所もありました。ストーリーは特別良かったとは思いません。けどな~、なんでだろう、気に入ってしまった。
この作品の特徴としては、一人称の口調の変化がまずあります。
初雪視点で語り続けられる物語ですが、ですます調と、簡潔に語るクールな口調の二種類が、ほとんど交互にやってきます。・・・はて、この演出に何か意味が・・・?と思いつつ最後までたどり着きましたが、何もありませんでした! ただ、二つの口調を使っても作品の空気感がまったくブレないのはナイス。初めての感覚でした。
もうひとつの特徴は、童話。
この作品のタイトルもグリム童話からつけられていますし、この物語を象徴するキーワード『ラプンツェル』もグリム童話です。これは多分作者の趣味なんでしょうが・・・童話というのはファンタジックなのにコンパクトで浮き足立たない世界観があるように思います。この作品にも、そのような雰囲気が宿っているように感じるのは、もしかすると童話のおかげかもしれません。
ところどころでよく分からないネタが出てきたり、雰囲気にそぐわないゴッツイ方々(軍関係)が登場しましたがが、別に気になりませんでした。むしろこれらは、フワついて柔らかすぎるこの物語を、かろうじて現実(?)とつなぎとめているようにも感じられます。
序盤と終盤、「大人になった初雪」の視点で、この物語の全体像が語られる。
すべて『夢の中の出来事』だったと彼女は言う。急に寂しくなる一言…。
そういえば、登場人物紹介の前に「姉へ」とか書かれちゃってるし、これは大人になった初雪がダレカにささげた物語なんじゃないかなとか妄想してみる。
けれどそんな未来の初雪が、愛さんのことや、彼女のことを愛した日々を、誇りに思っている。
それだけで自分は、すごくやさしい気持ちでこの本を閉じることが出来ます。出来ますとも。
『どろぼうの名人』 ・・・・・・・・・★★★★
一巻完結の百合作品。ちょっとドキドキしながら優しくなれます。
非常に読みやすいですし、俺のような百合初心者にもイケるはずです。
紹介してくださった君継葭月さん、ありがとうございました!
激しい〈処女信仰〉は、悲しい〈童貞賛美〉の裏返しの叫び
というわけで話題のかんなぎ騒動。こんなんばっかだからオタクはバカにされるんだ。
けれど騒ぎ立てる人たちの気持ちも分かるんですよね~・・・悲しいことに。
アニヲタのキックボクサー「長島☆自演乙☆雄一郎」が圧勝で新王者に
つえええええええええええ
今週号のスピリッツ( 『バンビ~ノ!』とか『新クロサギ』とかが載ってる所 )には、久しぶりに「花と奥たん」が掲載されていますね。大好きな高橋しん先生の、大体3ヶ月に一回ペースで掲載される不定期連載シリーズ。
というわけで早速買ってきました~。
第一話で「うおおっやべえええ続き読みてえええええ!!」となったこのシリーズ。
しかし2話以降、特に大きな展開もなく過ぎていき・・・熱も少し冷めた頃に今回のお話。
今回は久しぶりにアタリでした。
このシリーズはほんの少しの禍々しさと、
特に今回の都会に出てきてハシャぎまくる奥たんの可愛いことと言ったら。
そしてバイクに乗って帰る奥たん。
今回のお話はバイクも登場し、いつもよりも疾走感あって良し。
気持ちいい短編に仕上がっていますが、相変わらず「謎の植物」は登場してます。
好き嫌いがハッキリ別れる作者だけに、この作品も意外とアクが強い。
ぶっちゃけ青年誌であるスピリッツでは浮いてるしw
けどまぁ、高橋しん先生の作品を好きになったことがある人なら、ぜひ読んで欲しい作品ですね。
問題はほとんど物語が進行してないこと・・・。じき盛り上がっていきそうではありますが。
まぁとにかく、週刊なので読みたい方はお早めに。滅多に載りませんので。
ではでは。
C3の4巻感想と色々
C3-シーキューブ 4 (4) (電撃文庫 み 7-10)
Not void
水瀬さん初のシリーズ4巻目、おめでとうございます。C3の4巻です。
物語を読む上で思ってしまうのは「裏切られたい」ということ。予想できないことが起きてほしいし、それでひっくり返るくらいに驚くことができれば、それは間違いなく物語を楽しんでいるということになると思います。負の意味で裏切られてしまったら・・・それはそれでいい経験ですw
そして個人的にもっとも裏切られたラノベというのが、この作者の前作「魔女カリ」の第一巻だったわけで。
だからどうしても、C3を読むときでも身構えてしまう。しかしシリーズが違うので魔女カリのようなことが起きるワケはなく・・・拍子抜け。そんな感じなにが3巻までのC3でした。
ですがこの4巻、・・・久しぶりに裏切られました。
この感覚をずっと期待してた。けれど油断してた。それが敗因(?)。
3巻までで順調に攻略キャラ女の子キャラを増やしてきた近作ですが、4巻でまたさらにキャラ追加。今度は不思議っ娘。片目隠れててオドオドキャラって・・・俺のど真ん中じゃないっすか・・・・・・!
今回の舞台は体育祭ということでやはりエロス分も十分補充。サヴェレンティ乳揉みはかなりエロいw聖なるかな。バトルでは擬似触手プレイですか。聖なるかな。
敵は3巻で登場した「ビブオーリオ家族会」。正直言って、読んでいて恐怖は感じない相手。もっと殺意むき出しで襲い掛かってくるタイプのがいいなぁ・・・。その点、やっぱり一巻は刺激的でよかったかもしれませんね。家族会はこの巻で撃破。蒐集戦線騎士領も入り込み、大規模な組織戦とかになるのかと思いきや、簡単に終わってしまいました。しかしまだまだ今後の動向が気になるキャラは残ります。クルリなんか、絶対これから出てきそうだw
微グロバトルにエロコメを混ぜた作品で、毎回物騒なことがおきつつも最後にはちゃんと平和に物語は終わっていったシリーズ。だからこそ、ここにきてキャラを退場させること意味があったのかも。
この先一筋縄ではいかない展開が待ってるぜ、と威嚇しているような。
同時に、フィアにとって大切な思い出になったに違いありません。
必要な犠牲とは言え、この結末はやはり悲しい。
魔女カリに比べればまだまだですけれど、それでもね。
復活してほしいなぁ・・・再登場フラグは一応たってる・・・?一巻の包帯っ娘といい、俺が好きになるキャラはなんですぐにいなくなるんだ・・・。唯一の望みは黒絵です・・・。
『C3』4巻 ・・・・・・・・・★★★☆
踊ろう、踊ろう、あなたのために。
作品のテンションを少し落としにきましたね。いいフックになりました。今後どうなる。
ニコ動、ドワンゴの売上に貢献もまだ赤字
Grapevineのライブ映像を見たりしました今日。やっぱ経営ムズいんだ。
女の子との会話・メール・電話の内容を報告するスレ
はるか昔過ぎて覚えてないです。
夏休みの課題に使わなくてはならない教材を学校に忘れたorz
土曜日、学校へ取りに行ったけど、あいてませんでしたww
真昼間にがんばって自転車こいだのにw自業自得ww
・・・・・・・勉強してなくて前期は再試食らったから、後期はがんばろう・・・。
さて。世間はオリンピックやらで盛り上がってますね。
このブログはスポーツとは無縁の人間が管理していますのであんまり話題にはしていませんが、一応オリンピック結果ぐらいはチェックしてします。北島すげえええ!
というか、自分が競技してるのを全世界に見られるワケですから、それだけでもあそこにいる人たちはすごいと思います。国背負ってるんですから。すごすぎですって。
ではでは。
Not void
水瀬さん初のシリーズ4巻目、おめでとうございます。C3の4巻です。
物語を読む上で思ってしまうのは「裏切られたい」ということ。予想できないことが起きてほしいし、それでひっくり返るくらいに驚くことができれば、それは間違いなく物語を楽しんでいるということになると思います。負の意味で裏切られてしまったら・・・それはそれでいい経験ですw
そして個人的にもっとも裏切られたラノベというのが、この作者の前作「魔女カリ」の第一巻だったわけで。
だからどうしても、C3を読むときでも身構えてしまう。しかしシリーズが違うので魔女カリのようなことが起きるワケはなく・・・拍子抜け。そんな感じなにが3巻までのC3でした。
ですがこの4巻、・・・久しぶりに裏切られました。
この感覚をずっと期待してた。けれど油断してた。それが敗因(?)。
3巻までで順調に
今回の舞台は体育祭ということでやはりエロス分も十分補充。サヴェレンティ乳揉みはかなりエロいw聖なるかな。バトルでは擬似触手プレイですか。聖なるかな。
敵は3巻で登場した「ビブオーリオ家族会」。正直言って、読んでいて恐怖は感じない相手。もっと殺意むき出しで襲い掛かってくるタイプのがいいなぁ・・・。その点、やっぱり一巻は刺激的でよかったかもしれませんね。家族会はこの巻で撃破。蒐集戦線騎士領も入り込み、大規模な組織戦とかになるのかと思いきや、簡単に終わってしまいました。しかしまだまだ今後の動向が気になるキャラは残ります。クルリなんか、絶対これから出てきそうだw
微グロバトルにエロコメを混ぜた作品で、毎回物騒なことがおきつつも最後にはちゃんと平和に物語は終わっていったシリーズ。だからこそ、ここにきてキャラを退場させること意味があったのかも。
この先一筋縄ではいかない展開が待ってるぜ、と威嚇しているような。
同時に、フィアにとって大切な思い出になったに違いありません。
必要な犠牲とは言え、この結末はやはり悲しい。
魔女カリに比べればまだまだですけれど、それでもね。
復活してほしいなぁ・・・再登場フラグは一応たってる・・・?一巻の包帯っ娘といい、俺が好きになるキャラはなんですぐにいなくなるんだ・・・。唯一の望みは黒絵です・・・。
『C3』4巻 ・・・・・・・・・★★★☆
踊ろう、踊ろう、あなたのために。
作品のテンションを少し落としにきましたね。いいフックになりました。今後どうなる。
ニコ動、ドワンゴの売上に貢献もまだ赤字
Grapevineのライブ映像を見たりしました今日。やっぱ経営ムズいんだ。
女の子との会話・メール・電話の内容を報告するスレ
はるか昔過ぎて覚えてないです。
夏休みの課題に使わなくてはならない教材を学校に忘れたorz
土曜日、学校へ取りに行ったけど、あいてませんでしたww
真昼間にがんばって自転車こいだのにw自業自得ww
・・・・・・・勉強してなくて前期は再試食らったから、後期はがんばろう・・・。
さて。世間はオリンピックやらで盛り上がってますね。
このブログはスポーツとは無縁の人間が管理していますのであんまり話題にはしていませんが、一応オリンピック結果ぐらいはチェックしてします。北島すげえええ!
というか、自分が競技してるのを全世界に見られるワケですから、それだけでもあそこにいる人たちはすごいと思います。国背負ってるんですから。すごすぎですって。
ではでは。
疾走する思春期のパラベラム2巻感想と色々
疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女 (ファミ通文庫 ふ 1-2-2) (2007/02/28) 深見 真 商品詳細を見る |
「ちょっとだけ、一兎に似てたよ」
シリアスな設定に軽めなテキスト。
タイトルが滅茶苦茶格好よくないですかコレ。「疾走」する「思春期」の「パラベラム」。内容を見事に表したタイトルだと思うし、一度聞いたら忘れられない語感センス。
ファンの皆さんに言うと怒られそうですが、この作品はキャラ小説だと思ってます。。特に志甫のアホ可愛さが素晴らしい!これでも結構な数の女の子に会ってきましたが(もちろん二次元)、その中でもトップクラスのかわいさww彼女の魅力に引っ張られて二巻を買ったと言っても過言でもないかも知れません。
そのほか女性陣はもちろん、男性キャラにも魅力的なキャラが揃ってます。尾褄も好きだし、一兎と志甫のコンビも微笑ましい。恐らくは物語のカギを握る「センパイ」たちもミステリアス。
また、ストーリー面でも進化があったような。
一巻ではあっさりしすぎな展開でうまく盛り上がれない場面が多々ありましたが、2巻では少しマシになったかな、・・・と言ったら失礼か。しかし明らかに一巻より楽しめる巻になってます。後半ではちゃんと盛り上がれる。
一兎のスペシャルショットはなんか少し予想外な感じ。主人公ならやっぱり超破壊力な一発・・・的なイメージがあったんですが、どうもまどろっこしい能力でした。使いどころ難しそうだろこれ・・・。でも彼らしい能力になってると思います。あんまり華はないけどさw
2巻のラストも、まだまだ物語の広がりを予感させてくれるものでした。これからどうなっていくのか、そして志甫はこれからも可愛いくなっていくのか。少々不純ではありますが、先が気になる作品であることには間違いありません。
・・・でももうちょっと文章に感情がこもっていたほうが好きかも。
『疾走する思春期のパラベラム』灰色領域の少女 ・・・・・・・・・★★★☆
読みやすさ、キャラの魅力はかなりハイレベル。イラストも良し。
コンプエース来月号からグレンラガンとひぐらしが新連載
角川のひぐらしマンガには一度痛い目にあってるので少し不安。
グレンラガンはなかなか面白そう。読みたいなw
三次で「ふぇ?」とか「うみゅ?」とか使う女って何なの?
むしろウェルカム。
追記でアホなことやりすぎてここにかくネタがなくなりました・・・。
苦し紛れに拍手の返信をば。
>>valley様
ゲマズはあんまり行かないですorz
アニメイトは確かに女性多いですね~。でも案外賑やかなのは好きですよ。店内BGMにあわせて曲を口ずさんだりしてます。気づかれてない・・・よな・・・?
8月はどの出版社もがんばるのか、購入する単行本がやたら多いです・・・。・・・夏はマンガに困ることはなさそうです・・・。問題は課題か・・・ぐぇ。
ではでは。
ストライクウィッチーズ4話を見ました。バルクホルンかーわいー!