[本]ほのぼの切ない、妹たちとの日常ラブコメディー。 『加納家の事情』
偶然プレイした「ほん呪! durbbing girls revival fest」が面白かった。
元気のいい貞子ちゃんとの同居物語。ノベルゲームだけど漫画的表現多いのも楽しい!
続き早く読みたいです。無料ゲームですよー。→作者ブログ。
今日も相変わらずの加納家です。
今日は「加納家の事情」上下巻について。
comicキャンドールにて各話6Pずつの、3年もの連載をまとめた単行本です。
最近ようやく読んだのですが、実に素敵なもじもじ漫画でした・・・!
本編と合わせて「真昼の星は見えない」が上下巻に、「耐えがたくもアツイ季節」が下巻に収録・・・そして中田ゆみ先生描き下ろし特別寄稿漫画も収録!と充実の内容となっています。
表紙とオビの雰囲気も良く、思わず表紙買いしてしまったという方がいるのも納得。俺も俺も。
父が再婚して血のつながらない妹が出来た!
なんて設定はもう聞きたものですが、しかし大好物なのはまぎれもない事実・・・!
しかも妹は1人だけじゃありません。3人も出来てしまったのです。
さてその3人、それぞれとても魅力的な女の子たちで、お兄ちゃん困っちゃったな。(え
3人の妹たちと繰り広げられる日常や、ちょっと暴走しすぎたり、絡まった感情に四苦八苦したり、決意が固まっても上手く行動に移せない・移れない・・・・・・と、
ゆる~く、それでいて時折センチメンタルが炸裂する、ほのぼの日常ラブコメ作品。
では3人の妹の紹介をしながら、ちょっとずつストーリーにも触れてみます。
○三女、るかちゃん
なぜかトップバッターるかちゃん。出番が少なかったのが残念・・・。
しかし幼いからこその天然ムードメーカー的存在となっており
物語がややシリアスな時期にでも、彼女だけはいつものような笑顔を見せてくれました。
大きな活躍は無かったにしても、るかちゃんの存在は大きいです。
上巻ではハプニング担当(?)、下巻ではクッション役として動く彼女。
特に上巻でのるかちゃんはたまりませんでしたねー!
人見知りな性格で、最初は主人公にビクビクと怯えた表情を見せていましたが
ひとたび心通わせば、人懐っこい笑顔を見せてくれるようになるのです。
(クリック拡大)
うわ――――ッ。
目覚めたら眼の前に幼女って!おい!「おはよーのチュー」って!!おぉい!!!(落ち着け
加えて「お兄ちゃんとお風呂はいるー」と全裸で突撃してくるお約束シーンも!
中田ゆみ先生によるオマケには、ブラを付けたがるゆかちゃんもあります。
ちょっと背伸びして大人のマネをしたがるのも、また良いんですよね・・・しみじみ。
いやはや、まさに「幼女の鑑」・・・Niceロリ!
○二女、ちかちゃん
中学2年でEカップとかいう反則スペック。性格もからっとしていていい感じ。
知らない男性は苦手ですが、それ以外には非常にフレンドリーで社交的。
けれど年頃の女の子らしく、恋愛面での悩みはそれなりにあるようで
時折みせる切ない表情には、思わず心動かされてしまうものです。
しかし下巻でのちかちゃんは、非常に心苦しいものがありました・・・。
冒頭カラーページでは「好きな人の好みのタイプだと、自分でもこの胸を好きになれる」
なんて、中学で出来た彼氏とのノロケモード入っていたのに、中盤であっさりフラれる。
しかもその理由というのが、彼氏からのHを拒み続けたからで。
「何のためにそのでかいおっぱい付いてんだ」とまで言われてしまった。
男性全般への猜疑心が強まり、唯一信頼できる男性として主人公にすがるようになる彼女。
失恋のショックからか、唐突に主人公への恋(と錯覚?)に目覚めてしまったり・・・。
なんだかなぁと思いながらも、頼りにされてる嫌な優越感はあるんだよな。
まぁそれは置いといて、このあたりからのちかちゃんの可愛さは脳天突き抜ける。
なんだか大きいおっぱいをつかって主人公・正を誘惑しはじめるちかちゃん。
正が部屋に戻ると、下着姿のちかちゃんがそこに!
戸惑う正が「こんなことをするちかちゃんは、嫌いだ・・・」なんて童貞臭いこと言ったら
いそいそ服を着始めて、このセリフ。
「嫌いにならないで」入りましたあー!!
いやちょっとコレ・・・・・・かわいすぎる・・・・・・わ・・・。
○長女、ゆかちゃん
本作のメインヒロインの眼鏡っ娘さん。
妹がEカップでなぜ姉がAカップ・・・いやいや、美乳だから問題なし。
眼鏡っ娘ですがお風呂上がりのノー眼鏡Verも可愛いのですよー!
さて、彼女はメインヒロインですので当然登場回数も段違いに多いです。
本作はゆかちゃんとのイベントを主軸に展開していきます。
膨らみ続ける感情と、じわりじわりと近づく2人にキュンキュンするのです!
・・・まぁじわりじわりと言っておきながら、序盤からかなりイチャオチャしていますが。
にしたってこのシーンはちょっと大変ですねぇ・・・、俺の頭沸騰しちゃいそう。
俺も妹にのっかられて頭ナデナデされたい。
正もゆかちゃんも、2人揃ってチャンスがあっても決定打を避けてしまう性格で
このおかげでこの作品がすばらしいもじもじ漫画となっています。
ゆかちゃんは、感情を吐き出せずため込んでしまうタイプですしね。
主人公は妄想ではいろいろやってたりするのに、実際行動には映してくれない!
二人とも、なんとなく相手が自分に好意を持ってくれていることは分かっているのです。
なのに動かない。動けない。
胸には溢れだすほどの「好き」があるのに、それを伝えることが恐い。
だからこそ、ついに動き出した時の盛り上がりはたまりません。
(クリック拡大)
このシーンには思わず満面の笑みでガッツポーズ!
思い通じた二人はどこまで行くのか・・・!
毎話6Pずつというまったり進行の作品ですが
毎度最低1つは盛り上がりを作っている構成なので、ゆるやかながらとにかくテンポが良い。
それとヒロインたちと同居している作品なので
いい具合の生活感が作品の雰囲気の良さを支えてくれていますね。
そしてほんのり香る背徳感のスパイスも絶妙。
血のつながらない、けれど世間的にはまぎれもない「家族」への恋愛感情。
禁忌であるそれに向き合う彼らは、・・・意外とあっさりその壁を越えてしまうw
一応罪悪感はあるにしても、ラストで両親があっさり関係を受け入れてしまいます。
それでいいんかーいとも思いますが、彼らが幸せそうで自分は満足なのですよ。
ちょこちょことえっちぃシーンはありますが(乳首登場頻度高し)
それ目的に読むには弱いかなと思います。というかそういう人は他当たりましょうw
ほんのりのんびりラブラブちょっとエッチ。そういう作品です。
上下巻で集めやすく、ハッピーエンドで終わってくれるので読みやすい!
幸せな気分に浸りたい方にお勧めしたいです。
それと特別収録されていた「真昼の星は見えない」が何気にツボでしたw
なんでこんな地味女と・・・なんて悪態をつきまくっていた男が
だんだんと彼女の魅力にやられていく連作ショート。男性がかわいいw
最初は身体で交わることで感じていた正体不明のエネルギー「コスモ」が
ついに何でもない彼女の笑顔にまで感じてしまうようになってしまいます。
ちょっとおバカなノリなのですが、ほっこりできるいい短編漫画でした!
『加納家の事情』上下巻 ・・・・・・・・・★★★★
存分にジタバタできるもじもじキュンキュン漫画。
笑顔花咲く楽しい時間は、僕たち家族の日々は、今日も明日も、その先にも。
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加納家の事情 上 (マンサンコミックス) (2009/12/25) 小石川 ふに 商品詳細を見る |
加納家の事情 下 (マンサンコミックス) (2009/12/25) 小石川 ふに 商品詳細を見る |
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今日は「加納家の事情」上下巻について。
comicキャンドールにて各話6Pずつの、3年もの連載をまとめた単行本です。
最近ようやく読んだのですが、実に素敵なもじもじ漫画でした・・・!
本編と合わせて「真昼の星は見えない」が上下巻に、「耐えがたくもアツイ季節」が下巻に収録・・・そして中田ゆみ先生描き下ろし特別寄稿漫画も収録!と充実の内容となっています。
表紙とオビの雰囲気も良く、思わず表紙買いしてしまったという方がいるのも納得。俺も俺も。
父が再婚して血のつながらない妹が出来た!
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しかも妹は1人だけじゃありません。3人も出来てしまったのです。
さてその3人、それぞれとても魅力的な女の子たちで、お兄ちゃん困っちゃったな。(え
3人の妹たちと繰り広げられる日常や、ちょっと暴走しすぎたり、絡まった感情に四苦八苦したり、決意が固まっても上手く行動に移せない・移れない・・・・・・と、
ゆる~く、それでいて時折センチメンタルが炸裂する、ほのぼの日常ラブコメ作品。
では3人の妹の紹介をしながら、ちょっとずつストーリーにも触れてみます。
○三女、るかちゃん
なぜかトップバッターるかちゃん。出番が少なかったのが残念・・・。
しかし幼いからこその天然ムードメーカー的存在となっており
物語がややシリアスな時期にでも、彼女だけはいつものような笑顔を見せてくれました。
大きな活躍は無かったにしても、るかちゃんの存在は大きいです。
上巻ではハプニング担当(?)、下巻ではクッション役として動く彼女。
特に上巻でのるかちゃんはたまりませんでしたねー!
人見知りな性格で、最初は主人公にビクビクと怯えた表情を見せていましたが
ひとたび心通わせば、人懐っこい笑顔を見せてくれるようになるのです。
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うわ――――ッ。
目覚めたら眼の前に幼女って!おい!「おはよーのチュー」って!!おぉい!!!(落ち着け
加えて「お兄ちゃんとお風呂はいるー」と全裸で突撃してくるお約束シーンも!
中田ゆみ先生によるオマケには、ブラを付けたがるゆかちゃんもあります。
ちょっと背伸びして大人のマネをしたがるのも、また良いんですよね・・・しみじみ。
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中学2年でEカップとかいう反則スペック。性格もからっとしていていい感じ。
知らない男性は苦手ですが、それ以外には非常にフレンドリーで社交的。
けれど年頃の女の子らしく、恋愛面での悩みはそれなりにあるようで
時折みせる切ない表情には、思わず心動かされてしまうものです。
しかし下巻でのちかちゃんは、非常に心苦しいものがありました・・・。
冒頭カラーページでは「好きな人の好みのタイプだと、自分でもこの胸を好きになれる」
なんて、中学で出来た彼氏とのノロケモード入っていたのに、中盤であっさりフラれる。
しかもその理由というのが、彼氏からのHを拒み続けたからで。
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本作のメインヒロインの眼鏡っ娘さん。
妹がEカップでなぜ姉がAカップ・・・いやいや、美乳だから問題なし。
眼鏡っ娘ですがお風呂上がりのノー眼鏡Verも可愛いのですよー!
さて、彼女はメインヒロインですので当然登場回数も段違いに多いです。
本作はゆかちゃんとのイベントを主軸に展開していきます。
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主人公は妄想ではいろいろやってたりするのに、実際行動には映してくれない!
二人とも、なんとなく相手が自分に好意を持ってくれていることは分かっているのです。
なのに動かない。動けない。
胸には溢れだすほどの「好き」があるのに、それを伝えることが恐い。
だからこそ、ついに動き出した時の盛り上がりはたまりません。
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思い通じた二人はどこまで行くのか・・・!
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毎度最低1つは盛り上がりを作っている構成なので、ゆるやかながらとにかくテンポが良い。
それとヒロインたちと同居している作品なので
いい具合の生活感が作品の雰囲気の良さを支えてくれていますね。
そしてほんのり香る背徳感のスパイスも絶妙。
血のつながらない、けれど世間的にはまぎれもない「家族」への恋愛感情。
禁忌であるそれに向き合う彼らは、・・・意外とあっさりその壁を越えてしまうw
一応罪悪感はあるにしても、ラストで両親があっさり関係を受け入れてしまいます。
それでいいんかーいとも思いますが、彼らが幸せそうで自分は満足なのですよ。
ちょこちょことえっちぃシーンはありますが(乳首登場頻度高し)
それ目的に読むには弱いかなと思います。というかそういう人は他当たりましょうw
ほんのりのんびりラブラブちょっとエッチ。そういう作品です。
上下巻で集めやすく、ハッピーエンドで終わってくれるので読みやすい!
幸せな気分に浸りたい方にお勧めしたいです。
それと特別収録されていた「真昼の星は見えない」が何気にツボでしたw
なんでこんな地味女と・・・なんて悪態をつきまくっていた男が
だんだんと彼女の魅力にやられていく連作ショート。男性がかわいいw
最初は身体で交わることで感じていた正体不明のエネルギー「コスモ」が
ついに何でもない彼女の笑顔にまで感じてしまうようになってしまいます。
ちょっとおバカなノリなのですが、ほっこりできるいい短編漫画でした!
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存分にジタバタできるもじもじキュンキュン漫画。
笑顔花咲く楽しい時間は、僕たち家族の日々は、今日も明日も、その先にも。
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