[漫画]苦しくても傷ついても傍にいなくても、『でもやっぱり唯先輩が好き。』
今回はC82で購入した同人誌の感想。
同人誌での更新はあまりやってないですが、これは!と思ったらやっていきたい。
蒼井ホログラムさんのC82新刊「でもやっぱり唯先輩が好き。」
けいおん唯梓モノをまとめた、いちおう総集編です。「委託していない、かつ完売している本を集めた本」とのこと。シリアス色のつよい一冊ですね。ふわふわのかわいい百合~って雰囲気もありますが、それよりヘヴィーな内面描写からくる切ない展開が目立つ。悩んで傷ついてボロボロになったりします。だがそれがいい。
まず表紙から素敵です。傷を負った2人。不安げな表情のあずにゃん。無理に笑っているのか、笑っているけど傷が痛むのか、複雑そうな笑顔の唯。タイトルは金の箔押し。
もともと去年の夏コミで「CROSS」という本にであって衝動買いしたサークルさんでした。ノーチェックだったけどふらーっと彷徨いてたら見つけて、これがもうジャストミート。
キラキラしながらもズブズブの深く切ない恋模様にヨダレあふれさす勢い。
で、今回はそんな大好きな唯梓シリーズの総集編ということで。「CROSS」以前は読んだことがなかったので今回の総集編は実にうれしいです。
本のページがうすいブルーのものとなっていて、これがまた雰囲気いいんです。
収録は4作。
「ふたりのそれから」は唯たちが卒業し、3年生になってからの梓を描いたもの。
机の中の手紙を読んでからの感情の高ぶりがいいですねえ・・・!
この総集編、各話のアフターエピソードが書き下ろされているのですが、この書き下ろしがむっちゃニヤける出来で悶える。本編が痛みを伴うものである反動か、書き下ろしはずいぶんと甘い内容が多かったように思います。美味。
「TURN TO ME」は作家本人も書いてましたが、たしかに突っ走ってるw
コメディチックで、この本においてはだいぶ癒しの空間になっていました。
「COROSS」は最初に読んだ作品なのでかなり思い入れ深い。こっからシリアス全開タイム。
続きものではなくいろんなIFの世界を眺めていくシリーズですが、「CROSS」は2人の肉体関係も多分に含んだ、けっこうエロティックなもの。
ただし身体は触れ合っているのに心の面では癒されず。それどころか生傷を増やしていく梓と戸惑う唯。好き同士なのに起きてしまうすれ違いが強烈に胸に迫る。
むしゃらに身体だけ重ねてしまって、心が整理つけれてない状態かなぁ。
しかしその上で「すべてが2人に、祝福を」で締めくくられる最後のページの美しさといったらない。いろんな感情を昇華しています。
・・・しかし序盤の「また放課後ね、あずにゃん」の唯がやたらキリッとしてて吹く。
「ANSWER」は梓による告白イベントがあるエピソード。
でもやっぱり、どこかほの暗く儚げで、幸せが花開くかのような楽観的な明るさは無く。
そういうのだから読んでて心をズクズク刺激させられてしまう。つまり大好き。
書き下ろしのヤキモチあずにゃんも絶品である。(渋い顔しながら)
で、総集編書き下ろしの特別編「でもやっぱり唯先輩が好き。」も面白い。
様々なIFの世界を眺めてきた。じゃあ、またもういっこ、別の世界へ行ってみようか。
そんなネタネタを交えての仕上がりだけど、遊び心だけじゃないストレートな恋もうたわれていてしびれる。苦しくても傷ついても傍にいなくても、「でもやっぱり唯先輩が好き。」
あああ、なんて心揺さぶられるんだ。
蒼井ホログラムさんのシリアス系唯梓本は荒ぶるしかないよね!!
同人誌での更新はあまりやってないですが、これは!と思ったらやっていきたい。
蒼井ホログラムさんのC82新刊「でもやっぱり唯先輩が好き。」
けいおん唯梓モノをまとめた、いちおう総集編です。「委託していない、かつ完売している本を集めた本」とのこと。シリアス色のつよい一冊ですね。ふわふわのかわいい百合~って雰囲気もありますが、それよりヘヴィーな内面描写からくる切ない展開が目立つ。悩んで傷ついてボロボロになったりします。だがそれがいい。
まず表紙から素敵です。傷を負った2人。不安げな表情のあずにゃん。無理に笑っているのか、笑っているけど傷が痛むのか、複雑そうな笑顔の唯。タイトルは金の箔押し。
もともと去年の夏コミで「CROSS」という本にであって衝動買いしたサークルさんでした。ノーチェックだったけどふらーっと彷徨いてたら見つけて、これがもうジャストミート。
キラキラしながらもズブズブの深く切ない恋模様にヨダレあふれさす勢い。
で、今回はそんな大好きな唯梓シリーズの総集編ということで。「CROSS」以前は読んだことがなかったので今回の総集編は実にうれしいです。
本のページがうすいブルーのものとなっていて、これがまた雰囲気いいんです。
収録は4作。
「ふたりのそれから」は唯たちが卒業し、3年生になってからの梓を描いたもの。
机の中の手紙を読んでからの感情の高ぶりがいいですねえ・・・!
この総集編、各話のアフターエピソードが書き下ろされているのですが、この書き下ろしがむっちゃニヤける出来で悶える。本編が痛みを伴うものである反動か、書き下ろしはずいぶんと甘い内容が多かったように思います。美味。
「TURN TO ME」は作家本人も書いてましたが、たしかに突っ走ってるw
コメディチックで、この本においてはだいぶ癒しの空間になっていました。
「COROSS」は最初に読んだ作品なのでかなり思い入れ深い。こっからシリアス全開タイム。
続きものではなくいろんなIFの世界を眺めていくシリーズですが、「CROSS」は2人の肉体関係も多分に含んだ、けっこうエロティックなもの。
ただし身体は触れ合っているのに心の面では癒されず。それどころか生傷を増やしていく梓と戸惑う唯。好き同士なのに起きてしまうすれ違いが強烈に胸に迫る。
むしゃらに身体だけ重ねてしまって、心が整理つけれてない状態かなぁ。
しかしその上で「すべてが2人に、祝福を」で締めくくられる最後のページの美しさといったらない。いろんな感情を昇華しています。
・・・しかし序盤の「また放課後ね、あずにゃん」の唯がやたらキリッとしてて吹く。
「ANSWER」は梓による告白イベントがあるエピソード。
でもやっぱり、どこかほの暗く儚げで、幸せが花開くかのような楽観的な明るさは無く。
そういうのだから読んでて心をズクズク刺激させられてしまう。つまり大好き。
書き下ろしのヤキモチあずにゃんも絶品である。(渋い顔しながら)
で、総集編書き下ろしの特別編「でもやっぱり唯先輩が好き。」も面白い。
様々なIFの世界を眺めてきた。じゃあ、またもういっこ、別の世界へ行ってみようか。
そんなネタネタを交えての仕上がりだけど、遊び心だけじゃないストレートな恋もうたわれていてしびれる。苦しくても傷ついても傍にいなくても、「でもやっぱり唯先輩が好き。」
あああ、なんて心揺さぶられるんだ。
蒼井ホログラムさんのシリアス系唯梓本は荒ぶるしかないよね!!
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