[CD]冬馬親子の絆 - WHITE ALBUM2 ドラマCD「一泊二日の凱旋」感想。
ICが終わったっきり更新していなかったホワルバ2関連ですが、すでにゴールデンウィークをぶっつぶしてクリアしています。で今はまったり2週目をやっている段階。
なんか、プレイした感想をどこからどこまで文章化すればいいのかはかりかねていて2週目をやりきって整理つけたら、ちまちま感想をまとめていきたいなと思っています。IC(第一章)の感想はこちら。
やり終えた上でキャラの話をちょっとすると、キャラとしてはかずさ派です。1週目やりきった時点では傷が深すぎてかずさが好きとは言いづらくなっていたけど、2週目を進めているとやっぱかずさという女の子は素敵だなぁと。でも雪菜も・・・まぁそこらへんはいずれ。
さてクリアしても熱が冷めやらず、入手していなかったドラマCDを買いあさりました。ホワルバ2のためにアクアプラス通販サイトの会員登録もしましたよ。はあーお金が飛ぶ飛ぶ。
でホワルバ2のドラマCD、全部で3枚あるんですが、本編を補完するかたちでどれも見逃せない内容。でもひとつひとつの内容はゲーム本編と比べれば当然コンパクトにまとまっているので、なんとなく感想が書き出しやすい!
ゲーム本編の感想をまだかけていませんが、ドラマCDの感想から書いていきます。
「一泊二泊の凱旋」というドラマCD。通販で1000円だったっけな。
もとはC81で販売されたものらしいんですがその時はホワルバ2買ってなかったのです。
ジャケットからわかりますが、完全にかずさ主人公のストーリー。尺は35分ほど。
以下ネタバレ込みの感想。
回想の中でIC時代に戻ることはありますが、時間軸はCC。
春希とかずさがニアミスしたあの緊張感MAXなシーンがありましたが、あの時、一時的に帰国していたかずさがどんな時間を過ごしたのか。
本編ゲームでは全然見えてこなかった部分がわかるドラマCDでした。
個人的に「おお!」と思ったのは、かずさ特集が組まれた雑誌・アンサンブルを見て、かずさがどんなリアクションをとったのか、という点。これを聞けたのがとても嬉しかったw
春希が気持ちに一区切りをつけた(つもりになっていた)、そして雪菜の心も密かに確かに蝕んだ、ある意味いわくつきの本なわけですが、当の本人であるかずさもこれを手にとっていたんですね・・・!
最初は自分の過去を遠慮なく暴露する記事に憤っていましたが、その文章に宿った思いを汲み取れたあとはもう・・・!忠犬かずさはここでも現れているなぁ。
クライマックスで流れる「届かない恋」の演出も素晴らしい。
ギターとピアノだけの演奏。文化祭前日の練習の一幕。2人きりだったその時。
しかしドラマの後ろで流れていた演奏が、急に途切れてしまう。まさに今の2人のように。
かずさだけでなく、母親の曜子や曜子オフィス社員の工藤さんにも注目したいところ。
工藤さんはちらほらと作中にも出てきましたが立ち絵もありませんでしたねえ。しかしこのドラマCDでは結構な出番が。彼女の「読んでくださいっ・・・」がグッときました。工藤さんのおかげでかずさは見落とさずにすんだんだよな、アンサンブルの記事にこめられたものを。
で、曜子さんも彼女らしい、いいキャラを炸裂させている。母親でありながら親友のような軽やかさで、あの気難しいかずさとコミュニケーションとってる様子は微笑ましいというかなんというか。
しかしこのドラマCD内のかずさと曜子のやりとりは、かなり興味深い。
「かずさの父親はだれか」という疑問はゲームをやってる中でありましたし、まぁ父親がだれかってそりゃストーリーとは関係ないんですが、でも冬馬曜子という女性を知るには重要な部分です。このドラマCDでは隠された曜子の半生がちょっとだけ垣間見える・・・ような気がする。
一世一代の大恋愛を、そして大失恋をかましたかずさに対しての曜子のリアクションは、ゲームをやっていても気になっていました。
「母親だから」というだけなのだろうか、この物分りの良さというか、同情をこめたような慈しみは。
もしかして曜子も、かずさのようなキツい失恋を経験したんじゃないかなぁという野暮な想像をしてしまうのですよ。恋多き女性という描かれ方でしたが、中でもとびきりの恋があったんだろうと。
曜子「彼の子供がほしいとか、本当に思わなかった?」
かずさ「・・・っ」
このやりとりとかねえ。かずさの心理を推測しつつ、もはや確認のような口調でいうのだ。
それで「ほーら、やっぱり私の子だ」なんて結論づける彼女なわけで。
ICでのかずさは別れ際に春希との強烈な思い出作りをしていったわけだけども、曜子さんもそんなことをしたんじゃないかなぁ。で、思い出作りが子作りになってかずさ誕生。(下衆妄想)
父親をかずさに教えないのは、今は絶対に会いにいけない相手だから、とか。
会いにいけない理由は・・・それは現在のホワルバ2のストーリーになぞらえてなんとなく妄想。
ゲーム本編、Codaでの曜子と春希のやりとりはすごい緊張を感じました。あの時曜子が放っていた気迫は、彼女がたどってきた歴史に基づいた感情があってこそのものだったのかなと思う。
春希をどう感じていたのか、ってことを踏まえて、改めてゲームプレイし直してみたいな。
ということで、冬馬曜子というキャラクターの描き方もかなりの注目どころとなる一枚。
なんだかんだで長くなってしまったドラマCD「一泊二日の凱旋」感想でした。
やっぱり書き出してみるといろいろ止まらなくなるな。面白い作品ですほんとうに。
ゲームをやったけどドラマCDまでは手をつけてないって人もいるんじゃないかと思いますが、より奥深くホワイトアルバム2を楽しむに素晴らしい出来のドラマCDだと思います。ぜひぜひ。
あと2枚のドラマCDも近々ふれたいです。
ホワイトアルバム2はなんかPS3への移植も発表されたようですねー。
もっと盛り上がれーホワルバ2ー。
なんか、プレイした感想をどこからどこまで文章化すればいいのかはかりかねていて2週目をやりきって整理つけたら、ちまちま感想をまとめていきたいなと思っています。IC(第一章)の感想はこちら。
やり終えた上でキャラの話をちょっとすると、キャラとしてはかずさ派です。1週目やりきった時点では傷が深すぎてかずさが好きとは言いづらくなっていたけど、2週目を進めているとやっぱかずさという女の子は素敵だなぁと。でも雪菜も・・・まぁそこらへんはいずれ。
さてクリアしても熱が冷めやらず、入手していなかったドラマCDを買いあさりました。ホワルバ2のためにアクアプラス通販サイトの会員登録もしましたよ。はあーお金が飛ぶ飛ぶ。
でホワルバ2のドラマCD、全部で3枚あるんですが、本編を補完するかたちでどれも見逃せない内容。でもひとつひとつの内容はゲーム本編と比べれば当然コンパクトにまとまっているので、なんとなく感想が書き出しやすい!
ゲーム本編の感想をまだかけていませんが、ドラマCDの感想から書いていきます。
「一泊二泊の凱旋」というドラマCD。通販で1000円だったっけな。
もとはC81で販売されたものらしいんですがその時はホワルバ2買ってなかったのです。
ジャケットからわかりますが、完全にかずさ主人公のストーリー。尺は35分ほど。
以下ネタバレ込みの感想。
回想の中でIC時代に戻ることはありますが、時間軸はCC。
春希とかずさがニアミスしたあの緊張感MAXなシーンがありましたが、あの時、一時的に帰国していたかずさがどんな時間を過ごしたのか。
本編ゲームでは全然見えてこなかった部分がわかるドラマCDでした。
個人的に「おお!」と思ったのは、かずさ特集が組まれた雑誌・アンサンブルを見て、かずさがどんなリアクションをとったのか、という点。これを聞けたのがとても嬉しかったw
春希が気持ちに一区切りをつけた(つもりになっていた)、そして雪菜の心も密かに確かに蝕んだ、ある意味いわくつきの本なわけですが、当の本人であるかずさもこれを手にとっていたんですね・・・!
最初は自分の過去を遠慮なく暴露する記事に憤っていましたが、その文章に宿った思いを汲み取れたあとはもう・・・!忠犬かずさはここでも現れているなぁ。
クライマックスで流れる「届かない恋」の演出も素晴らしい。
ギターとピアノだけの演奏。文化祭前日の練習の一幕。2人きりだったその時。
しかしドラマの後ろで流れていた演奏が、急に途切れてしまう。まさに今の2人のように。
かずさだけでなく、母親の曜子や曜子オフィス社員の工藤さんにも注目したいところ。
工藤さんはちらほらと作中にも出てきましたが立ち絵もありませんでしたねえ。しかしこのドラマCDでは結構な出番が。彼女の「読んでくださいっ・・・」がグッときました。工藤さんのおかげでかずさは見落とさずにすんだんだよな、アンサンブルの記事にこめられたものを。
で、曜子さんも彼女らしい、いいキャラを炸裂させている。母親でありながら親友のような軽やかさで、あの気難しいかずさとコミュニケーションとってる様子は微笑ましいというかなんというか。
しかしこのドラマCD内のかずさと曜子のやりとりは、かなり興味深い。
「かずさの父親はだれか」という疑問はゲームをやってる中でありましたし、まぁ父親がだれかってそりゃストーリーとは関係ないんですが、でも冬馬曜子という女性を知るには重要な部分です。このドラマCDでは隠された曜子の半生がちょっとだけ垣間見える・・・ような気がする。
一世一代の大恋愛を、そして大失恋をかましたかずさに対しての曜子のリアクションは、ゲームをやっていても気になっていました。
「母親だから」というだけなのだろうか、この物分りの良さというか、同情をこめたような慈しみは。
もしかして曜子も、かずさのようなキツい失恋を経験したんじゃないかなぁという野暮な想像をしてしまうのですよ。恋多き女性という描かれ方でしたが、中でもとびきりの恋があったんだろうと。
曜子「彼の子供がほしいとか、本当に思わなかった?」
かずさ「・・・っ」
このやりとりとかねえ。かずさの心理を推測しつつ、もはや確認のような口調でいうのだ。
それで「ほーら、やっぱり私の子だ」なんて結論づける彼女なわけで。
ICでのかずさは別れ際に春希との強烈な思い出作りをしていったわけだけども、曜子さんもそんなことをしたんじゃないかなぁ。で、思い出作りが子作りになってかずさ誕生。(下衆妄想)
父親をかずさに教えないのは、今は絶対に会いにいけない相手だから、とか。
会いにいけない理由は・・・それは現在のホワルバ2のストーリーになぞらえてなんとなく妄想。
ゲーム本編、Codaでの曜子と春希のやりとりはすごい緊張を感じました。あの時曜子が放っていた気迫は、彼女がたどってきた歴史に基づいた感情があってこそのものだったのかなと思う。
春希をどう感じていたのか、ってことを踏まえて、改めてゲームプレイし直してみたいな。
ということで、冬馬曜子というキャラクターの描き方もかなりの注目どころとなる一枚。
なんだかんだで長くなってしまったドラマCD「一泊二日の凱旋」感想でした。
やっぱり書き出してみるといろいろ止まらなくなるな。面白い作品ですほんとうに。
ゲームをやったけどドラマCDまでは手をつけてないって人もいるんじゃないかと思いますが、より奥深くホワイトアルバム2を楽しむに素晴らしい出来のドラマCDだと思います。ぜひぜひ。
あと2枚のドラマCDも近々ふれたいです。
ホワイトアルバム2はなんかPS3への移植も発表されたようですねー。
もっと盛り上がれーホワルバ2ー。
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