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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[小説]最近読んだ3冊『可愛くなんかないからねっ! 』『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』2巻『僕の妹は漢字が読める』

とりあえず期末試験、筆記のもの全て終わりました。
あとはちまちましたレポートをいくつか提出するくらいです。あー終わった終わった。終わってないけどもう終わったようなもんです。
とか言ってると日曜あたりにレポートで泣きを見てるかもですが・・・。
早いとこ夏休みに突入したいところ。夏はたくさん漫画読もう。
夏コミは3日間とも行く予定です。前回の冬コミが初めてだったので、夏は未知の領域。
どんな装備でいくべきなのか調べて、万全の状態で臨みたいですね・・・。

久しぶりに日記のように書きだしてはみたものの、基本的に学校行って課題やって漫画読んでブログ更新してーってのをしてるだけで特別書くことないんですよね。
漫画よりも格段に読書量は落ちますが、ラノベもちまちまとは読んでます。
と言っても最近は自力の新規開拓はあまりしてなくて、ネットで話題になってた作品とか、好きな作家さんの最新作を追っていたりとかばかりです。
せっかくなので今日は、日記ついでに最近読んだラノベについてさらさらと。



可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)
(2011/06/10)
瀬那 和章

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前作「レンタル・フルムーン」がとても面白かったのですが・・・瀬那和章先生はレンフル4巻ではなく新作を発売しました。ちくしょー、でもやっぱり好きな作家さんなので購入。
可愛すぎてどうしても女の子にみられてしまう主人公が、巫女さんと一緒に幽霊(?)退治をするというお話。言わば男の娘作品なのかも知れませんが、そこを強烈に「売りです!」と押しつけてる感はなく、読者と程良い距離感を保ちながらコメディに活かしています。
逆に言えばラブコメではなく男の娘作品を期待して読むと、本作は少々物足りないかも。
また主人公にしてもヒロインにしても、やや薄味になってしまっている感はぬぐえません。
それでもこの作家さんならではの技が光り、例えばじんわりとした雨の空気や、桜吹雪が視界を覆うシーンで、その時のキャラの心情を現す表現であるとともに、そこから香り高い世界観が自分に飛び込んでくるんですよね。
ちょくちょく言われますが色彩描写がとても巧みで、読んでいて気持ちいい背景を思い浮かべられる美しい文章を生み出してくれる作家さん。本作もそれは同じで、堪能させてもらいました。
華のある作品を書く作家さんではありませんが、今後とも応援していきたいです。

って、あとがき読んだら「レンタル・フルムーン」も完全凍結というわけではないんですね!
レンタル・フルムーン〈1〉第1訓 恋愛は読みものです (電撃文庫)レンタル・フルムーン〈1〉第1訓 恋愛は読みものです (電撃文庫)
(2009/06/10)
瀬那 和章

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本が好きなら、きっとこの作品も好きになる。
あれ、最終的にはレンフル面白いよって話になってしまった。4巻出るのかな期待!!



俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2 (GA文庫)俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2 (GA文庫)
(2011/06/16)
裕時 悠示

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ドラマCDにコミカライズにと、超スピードメディア展開を見せている作品。よっぽど1巻が評判良かったのでしょうね。GA文庫は大ヒットには恵まれてきてませんし、期待しているのでしょう。
さて、そんな俺修羅こと「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の2巻です。
新キャラも2人登場し、1人は主人公にベッタリなおかっぱ電波少女。
もう1人が真鈴の妹である真那ちゃん。彼女が主人公と真鈴との関係を大きく混乱させ、2巻最大の見せ場へと発展していきます。
主人公がブチ切れるところは、期待通りにやってくれた!ということで相応の満足感と爽快感!主人公の必殺技は日々むき出しにされるどころかむしろ増えてく黒歴史。
しかしながら、真那ちゃんのキャラも若干ふわふわしたままラストシーンに突入してしまった感じがあり、明確な敵として描かれては可愛そうではあるのですが、やや中途半端でした。
丁寧な物語構造になっていたかは首をかしげてしまうところ。
しかし2巻になり、よりキャラクターの深部も見えてきたことで愛着がわいてきましたね。
1巻の時点ではチワワ派だったのですが、2巻を読んだらみるみる真鈴への高感度が。
今後は修羅場という名のハーレムをどんどん大きくしていったらいいと思います。
本作、「修羅場成分が足りんぞ!」と言われがちで、これには納得してしまいます。甘く可愛らしいソフトな嫉妬のぶつけあい程度。
主人公としては居心地はいいのですが、ガチ修羅場もいつか来て欲しいですね。



僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
(2011/06/30)
かじいたかし

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「きらりん!おぱんちゅ おそらいろ」なる作品が、現代日本を代表する作家の最新作として大セールスが期待される。総理大臣は非実在美少女。そんな23世紀になってしまいました。
未来の日本を舞台に繰り広げられる本作は、コミカルに現代(21世紀)とのギャップを描いた異色のラブコメ作品。ラブコメなのかなこれ、コメディ8、5割くらいですけど。
骨組は本格SFですが、そこにラノベチックな旨みを加えまくり仕上がった良作です。
発売当初、ネタとして買ったようなものなのですがこれが普通にどころかかなり面白かったです。純粋に笑えますし、「そんな未来もあり得るか」と驚きつつも、やっぱり笑えます。
我々読者の暮らす21世紀に見られる様々なものごとが、23世紀ではどのように扱われているのかこれが最高に馬鹿らしくていいですね。重要文化財の魔法少女像とか。
タイトルにもなっている妹さんのキャラが若干弱いことが気にはなりましたが、それでもこの世界観と設定に惚れこんでしまい、一気に読んでしまいました。

ただ「漢字が読める」というのが唯一最大の特徴であった(と思う。1巻の時点では。)妹さんが、その特徴を手放してしまうラストシーンには、今後の展開へ心配をしてしまいました。
まぁこっそりお兄ちゃんを想う姿は、王道ながら心ゆすぶられるものがありますが!
2巻に続くことを前提にした物語でしたが、1巻単体でも驚くほど綺麗にまとまっています。
読み終えた後、再び冒頭に戻り「21世紀のみなさまへ」を読み直すと、いっきにニヤニヤが止まらなくなってしまいました。上手い構成だなぁ。2人が歩んだドラマを想像してしまうw
2巻以降どうなっていくかはまだ読めませんが、1巻単体ではかなりオススメしたい出来!

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「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

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