[本]少年サンデー新連載「常住戦陣!!ムシブギョー」を旧連載版と比べてみたり
ついにサンデー6号が発売されましたよ!
サンデー超、およびWEBのクラブサンデーにて人気を博した「ムシブギョー」が
このたびサンデー本誌にて「常住戦陣!!ムシブギョー」としてリニューアル新連載です!
連載当初より応援をしていた作品の躍進に自分もテンションが上がっております。
というわけで今回はこのお祭りにのっかりまして、「ムシブギョー」を語ってみたいなと!
1巻感想→貫け武士道、はためけふんどし 『ムシブギョー』
2巻感想→おっぱいとバトルの濃厚2重奏。男の子の漫画はこうでなきゃ!『ムシブギョー』2巻
「ムシブギョー」は、週刊少年サンデーの増刊雑誌である「週刊少年サンデー超」の09年9月号から連載が始まった、福田宏先生の初連載作品です。
ポップな絵柄と迫力あるバトルシーン、そしてかわいらしい女の子キャラ!
と完全に心鷲掴みにされた、『これぞ少年漫画!』と言える王道作品です。
単行本1巻オビでは藤田和日郎先生、2巻オビには安西信行先生と
なかなか豪華な面子が熱いコメントを寄せており注目もされたようです。
そうして順調に人気が高まっていきましたが、サンデー超10年10月号で突如連載が終了。
意味深な動きがあることは告知されていましたが、詳細のアナウンスが無いまま時が過ぎ
ファンがそろそろ本気で心配になってきたかもしれない2010年12月、
少年サンデー11年6号にて新連載として再開することが発表されました!
思わず歓喜のガッツポーズをかましてしまいましたね!
そして現在発売中(1/5現在)の少年サンデーにて、ついにお目見えとなったのであります。
いわゆる増刊→本誌移籍作品で、「史上最強の弟子ケンイチ」等と同じケースですね。
珍しいリニューアル新連載ということで、実際どのように本誌での連載を始めてくるのかはかなり気になっていたところではありますが、第一話の時点では設定等ほとんど変わっていませんでした。未登場キャラクターも、カラー見開きを見る限り外見的には変更無し。
1ページ目なんかほぼ完璧に超連載版と同じ構成になっていますし・・・とりあえず一安心?
しかしそんな中でも細かい部分に変更がされていましたので
これから旧連載版と新連載版の相違点等も考えてみようかなと思います。
まだ新連載一話目なのにせっかちですかねー。
というのも今回の新連載第一話は、「ムシブギョー」(旧連載版)第一話の冒頭10ページほどをより肉厚にした内容となっているのですね。
旧連載版1話をざっと説明すると、仁兵衛が上京し蟲に遭遇、その中で同じ組織に所属するメンバーと出会い、そして圧倒的な力を誇る「蟲狩」無涯に憧れを抱く。1話目にして主人公の生い立ちやメンバー紹介、仁兵衛の大目標と、作品を彩る重要要素を全て出して来ていました。
それと比較すると、新連載版第一話は主人公である仁兵衛のバックボーンをより強固にするための工夫がされていたと感じました。その点についてはまた後で。
蟲奉行メンバー紹介も無涯との出会いも無く、状況に至るまでの仁兵衛の動きが新エピソードを踏まえてじっくりと描かれています。
第一話にふさわしく、物語としての盛り上がりはしっかりと用意してありましたが
長期連載を見越したがっしりとした物語作りを目指しているようですね。
第一話としてはやや華が無いように感じましたが、リニューアルだからこそできる慎重な土台作りがされているようです。力強い第一歩を描いたエピソードだったと思います。
しかし・・・主人公をきっちり掘り下げたエピソードを最初に持ってきてくれたのは嬉しいのですが
その影響で仁兵衛とその父がメインで、女性キャラほとんど出番無し!色気成分0!
おらおら早く春ちゃん火鉢ちゃんを出せー!次回以降が待ちきれないのですが!
春。
火鉢。
ヒロインたちが可愛いのもムシブギョーの魅力なんですよ!当然ですけどね!
まず小松原がスカウトに来たのが仁兵衛でなく源十郎だということが目を引きました。
旧連載版では新兵衛に直接スカウトの話が来ており、当初から新兵衛の実力がある程度認められている上での旅立ちでしたので、この変更はこの先の展開の盛り上がりに影響するかもしれません。「力を認めてもらう」ということはこの漫画として非常に大切なことですし。
そして今回幼き仁兵衛と父とのエピソードが新たに描かれましたが、父の存在感が凄い。
旧連載版1巻オマケでも描かれていたとおり、陣兵衛が剣を握るようになるのは父の影響によるものですが、
その父親の「強さ」をより濃く描いたことは、その意思を継ぐ陣兵衛というキャラクターをより深くたくましいものにするための工夫だったのではないかと思います。
自分のせいで、尊敬する父は武士としての価値を大きく失った。
新しく付加されたこのプレッシャーは、彼のキャラクターを更に確立させているなと。
辛い過去と、それを背負い旅立つ主人公、仁兵衛。
彼は主人公らしくパワーアップしたキャラクターとなっていると思います。
父への憧れが、仁兵衛の強さの秘訣。
今後はとりあえずこれから数週は蟲奉行メンバーの紹介的エピソードが来ると予想。
仁兵衛のキャラに深みが増したように、他メンバーの進化にも期待がかかりますね。
リニューアルということで少々心配もありましたが、大好きな「ムシブギョー」が様々な面で改良され、しかも毎週読めるとなればこれからも応援を続けていくほかありません。
人気出てくれるといいなぁ。個人的にも、サンデー的にも。
まーそんなわけで
週刊少年サンデー連載「常住戦陣!!ムシブギョー」楽しみにしてます!
特設サイトはこちら→■
サンデー超、およびWEBのクラブサンデーにて人気を博した「ムシブギョー」が
このたびサンデー本誌にて「常住戦陣!!ムシブギョー」としてリニューアル新連載です!
連載当初より応援をしていた作品の躍進に自分もテンションが上がっております。
というわけで今回はこのお祭りにのっかりまして、「ムシブギョー」を語ってみたいなと!
1巻感想→貫け武士道、はためけふんどし 『ムシブギョー』
2巻感想→おっぱいとバトルの濃厚2重奏。男の子の漫画はこうでなきゃ!『ムシブギョー』2巻
まぁまずは作品の説明から。・「ムシブギョー」ってこんな漫画。
「ムシブギョー」は、週刊少年サンデーの増刊雑誌である「週刊少年サンデー超」の09年9月号から連載が始まった、福田宏先生の初連載作品です。
ポップな絵柄と迫力あるバトルシーン、そしてかわいらしい女の子キャラ!
と完全に心鷲掴みにされた、『これぞ少年漫画!』と言える王道作品です。
単行本1巻オビでは藤田和日郎先生、2巻オビには安西信行先生と
なかなか豪華な面子が熱いコメントを寄せており注目もされたようです。
そうして順調に人気が高まっていきましたが、サンデー超10年10月号で突如連載が終了。
意味深な動きがあることは告知されていましたが、詳細のアナウンスが無いまま時が過ぎ
ファンがそろそろ本気で心配になってきたかもしれない2010年12月、
少年サンデー11年6号にて新連載として再開することが発表されました!
思わず歓喜のガッツポーズをかましてしまいましたね!
そして現在発売中(1/5現在)の少年サンデーにて、ついにお目見えとなったのであります。
いわゆる増刊→本誌移籍作品で、「史上最強の弟子ケンイチ」等と同じケースですね。
珍しいリニューアル新連載ということで、実際どのように本誌での連載を始めてくるのかはかなり気になっていたところではありますが、第一話の時点では設定等ほとんど変わっていませんでした。未登場キャラクターも、カラー見開きを見る限り外見的には変更無し。
1ページ目なんかほぼ完璧に超連載版と同じ構成になっていますし・・・とりあえず一安心?
しかしそんな中でも細かい部分に変更がされていましたので
これから旧連載版と新連載版の相違点等も考えてみようかなと思います。
まだ新連載一話目なのにせっかちですかねー。
第一話で描かれた内容は、新連載・旧連載版で大きく異なっています。・進度
というのも今回の新連載第一話は、「ムシブギョー」(旧連載版)第一話の冒頭10ページほどをより肉厚にした内容となっているのですね。
旧連載版1話をざっと説明すると、仁兵衛が上京し蟲に遭遇、その中で同じ組織に所属するメンバーと出会い、そして圧倒的な力を誇る「蟲狩」無涯に憧れを抱く。1話目にして主人公の生い立ちやメンバー紹介、仁兵衛の大目標と、作品を彩る重要要素を全て出して来ていました。
それと比較すると、新連載版第一話は主人公である仁兵衛のバックボーンをより強固にするための工夫がされていたと感じました。その点についてはまた後で。
蟲奉行メンバー紹介も無涯との出会いも無く、状況に至るまでの仁兵衛の動きが新エピソードを踏まえてじっくりと描かれています。
第一話にふさわしく、物語としての盛り上がりはしっかりと用意してありましたが
長期連載を見越したがっしりとした物語作りを目指しているようですね。
第一話としてはやや華が無いように感じましたが、リニューアルだからこそできる慎重な土台作りがされているようです。力強い第一歩を描いたエピソードだったと思います。
しかし・・・主人公をきっちり掘り下げたエピソードを最初に持ってきてくれたのは嬉しいのですが
その影響で仁兵衛とその父がメインで、女性キャラほとんど出番無し!色気成分0!
おらおら早く春ちゃん火鉢ちゃんを出せー!次回以降が待ちきれないのですが!
春。
火鉢。
ヒロインたちが可愛いのもムシブギョーの魅力なんですよ!当然ですけどね!
旧連載版と比較して、最も大きな変化があったのは仁兵衛の父・源十郎かなと。・父親の存在感
まず小松原がスカウトに来たのが仁兵衛でなく源十郎だということが目を引きました。
旧連載版では新兵衛に直接スカウトの話が来ており、当初から新兵衛の実力がある程度認められている上での旅立ちでしたので、この変更はこの先の展開の盛り上がりに影響するかもしれません。「力を認めてもらう」ということはこの漫画として非常に大切なことですし。
そして今回幼き仁兵衛と父とのエピソードが新たに描かれましたが、父の存在感が凄い。
旧連載版1巻オマケでも描かれていたとおり、陣兵衛が剣を握るようになるのは父の影響によるものですが、
その父親の「強さ」をより濃く描いたことは、その意思を継ぐ陣兵衛というキャラクターをより深くたくましいものにするための工夫だったのではないかと思います。
自分のせいで、尊敬する父は武士としての価値を大きく失った。
新しく付加されたこのプレッシャーは、彼のキャラクターを更に確立させているなと。
辛い過去と、それを背負い旅立つ主人公、仁兵衛。
彼は主人公らしくパワーアップしたキャラクターとなっていると思います。
父への憧れが、仁兵衛の強さの秘訣。
今後はとりあえずこれから数週は蟲奉行メンバーの紹介的エピソードが来ると予想。
仁兵衛のキャラに深みが増したように、他メンバーの進化にも期待がかかりますね。
リニューアルということで少々心配もありましたが、大好きな「ムシブギョー」が様々な面で改良され、しかも毎週読めるとなればこれからも応援を続けていくほかありません。
人気出てくれるといいなぁ。個人的にも、
まーそんなわけで
週刊少年サンデー連載「常住戦陣!!ムシブギョー」楽しみにしてます!
特設サイトはこちら→■
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>>名無し様
予想していたとは言え、かなり不安だった時期もあるので
移籍で週刊連載スタートは本当にうれしいです。
巻頭カラーでも大きく春ちゃんが登場してましたし、週刊になっても安心安全のおっぱい娘でいてくれそうですね。いやぁ彼女の登場が待ち遠しい。おっぱい期待大!!(そこかよ
予想していたとは言え、かなり不安だった時期もあるので
移籍で週刊連載スタートは本当にうれしいです。
巻頭カラーでも大きく春ちゃんが登場してましたし、週刊になっても安心安全のおっぱい娘でいてくれそうですね。いやぁ彼女の登場が待ち遠しい。おっぱい期待大!!(そこかよ
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バトルに入れない春さんは早くレギュラー入りしてこまめに出てきて欲しいですね、おっぱいの安定供給のためにも