[本]共に歩む未来へ 『惑星のさみだれ』10巻
ゴタゴタしてて更新が減ってます・・・そろそろ復活したいです。
一緒に生きて 一緒に死のう
「惑星のさみだれ」ついに完結。
全65話、5年以上の連載。水上悟志先生お疲れ様でした。
何度も何度も、胸も目頭が熱くなるも熱くさせられた作品でした。
オビには石黒正数先生がイラストと『少年から大人になるってのはこういう事だ!!』とコメントを寄せています。まさにこの作品を言い表している言葉だなぁと。
ここまで素晴らしい物語を魅せてくれた本作ですが、最終巻もこれまた凄い。
最後の最後まで気の抜けないストーリー展開で、まさに手に汗握るラストバトル!
さらりと入りのあらすじを。
9巻にてアニムスを倒した騎士たち。
命を懸けた1年間の戦いもついに終わった・・・と思いきや、ついに正体を現す第3勢力!
さみだれと夕日が、ついに地球破壊に向けて動き出す・・・!?
最終巻ということで書きたいことはたくさんあるのですが
ネタバレになる部分が多いので、未読の方は注意です。
地球を包むように持つさみだれと、彼女をお姫様だっこしてる夕日の構図。
清々しいハッピーエンドを読み終え本を閉じ、改めてこのイラストを眺めると、じわじわこみあげてくるものがあります・・・!
地球との無理心中を望んだ魔王・さみだれ。
彼女が愛おしそうに、笑顔で地球を抱いているこのイメージは、最終巻に最高に相応しいもの。
加えてそのさみだれを地球ごとかかえている夕日は
地球も彼女の絶望をも救ってみせたことを象徴しているようにも思えます。
また、姫君と従者としての立場もここにきっちり現れているのも良い。お姫様だっこ!
それはエピローグにて、さみだれのことを「ぼくの姫」と読んでいる点にも通じます。
さみだれの身体をすっぽり腕に納めているのは、さみだれゲットの意味も・・・?
未来も地球も好きな女の子も守り抜き、手に入れた。
なんとなくそんなことを思わせてくれる、たまらない表紙です。
すでに色々なサイトさんで語られていますが、第60話は最大級の衝撃でした。
死んだアニムスが転生したのが、あの師匠だということなのです。
「500年前」という単語だけで2人を結びつけても、不可解だった部分やアニムスとしての宿罪への対応など、全てが驚くほどハマる。繋がることに震える。予想できませんよこんな仕掛け!
素敵にカッコいいオジ様キャラとして、また昴と雪待の師匠として読者の中には存在していたカジキマグロの騎士・秋谷稲近。
アニムスに向けて「私たちは人間だ」と意味深な言葉を遺してもいました。
この言葉がアニムスに届いていたかは微妙なのですが
今改めてこの言葉を思い出すと、しみじみ深い言葉だなぁと。
全知の存在(神)になることを欲し続けたアニムスは、人間たちの力の前に敗れた。
その後彼は過去へと遡り転生、500年を人間として人間と共に生き、たどり着いた答え。
神のような力に辿りついても、そんなものは下らない。
「答えは全知が語る真実ではない、心が語る真実だ」
そして師匠の力を授かった昴・雪待が、アニムスをおびやかす程の力を得る。
戦士として、人間としてアニムスに立ちふさがり、彼を倒すに至る。
鮮やかと言うほかない・・・!
未来・現在・過去の繋がりも「惑星のさみだれ」の魅力の1つですが
最後の最後に明らかになったこの関連性は、本作でも随一の仕掛けだったなと!
本当にまっすぐな熱血主人公になってくれやがりましたよ!
ラストバトルはなんとなく夕日VSさみだれだろうなと予想はしていましたが
それでも極上の燃え展開がついにやってきてしまったという感じですよ。待ってた・・・!
どんな辛い過去や今を背負っていたって、地球を壊してもいい理由にはならない。
自分があまりさみだれに感情移入ができていないせいなのかもしれませんが
地球を破壊しようとする彼女の動機は、どうも子供っぽすぎる気がする。
望みがかなわないために、わがままを言ってるだけのような。
彼女が絶望が深すぎるし、凡人が考え付くスケールの話ではないですしね・・・。「愛してるのに愛してくれない。なら一緒に壊れてしまうしかない」それを惑星スケールでやっているのですから。超スケールヤンデレですよ。
9巻の南雲っちの言葉を借りるなら、「子供はさみだれだけ」な状況のように思える。
そんな子供に対して「大人」がすべきことは?
受け止め、応えて、教えてあげることだ。
「惑星のさみだれ」という物語の中で少しずつ、そして大きな成長を遂げてきた少年、夕日。
ちょっとだけ大人になった彼が担う大仕事は、お姫様(ヒロイン)を助けることだ。
いいなぁ、燃えるなぁ。そうでなきゃだ、主人公。
このラストバトルでは夕日はもちろん、姫さんが特に良い表情をしてる。
恐らく最後になるだろう、全力の力で戦うことができる今を楽しむ笑顔。
また夕日が届かなかったときに見せた一瞬の悲しい顔は切ないし
まっすぐに自分を救おうと手を差し伸べてくれる夕日に、涙をあふれさせるシーンも。
これまではやはり、どこか掴みどころの無いように思えて仕方ありませんでしたが
自分は最終巻でようやく、心からさみだれ姫を好きだと言えるようになったかも知れません。
彼女の深層心理にもニヤリとしてしまうなぁ。
深い絶望を抱え、真に死を求めているけれど、どこか期待もしていたように見える。
眼の前に立ちふさがるヒーローが、大好きな彼が、自分を止めてくれることを。
そうして彼と彼女が、そして共に戦った仲間たちが迎えた最高の結末!
本当に胸熱くさせられるラストバトルでした。面白過ぎた。
「この地球より好き」というさみだれ言葉は、上手く作品にハマってて好きです。
そして何より震えるのは「一緒に生きて一緒に死のう」というセリフ。
2巻でこんなやりとりを既にしていた2人。
いつごろから夕日が姫に対する反逆を考えていたのか、明確な時期は分かりませんが
きっかけは半月さんであり、また彼の死だと自分は考えますので
かつてのこの言葉は、本当に「地球を共に破壊して死ぬため」のものだと思います。
そして今、夕日は自分からこの言葉を発し、「共に生きて」とあえて強調するように付け加えている・・・!
共に歩もう、未来を生きよう。
そう誓ったのです。
特に騎士と従者たちとの別れのシーンは、当然のように涙を浮かべてしまいました。
白道さんとシア、風巻とクー、花子とキル、昴・リーと雪待とロン・・・「泣いてるといい男が台無しだ」と言いながら、神獣の変身を解いたら自分も涙をこぼしてしまうロキ・・・
しかし、そんな中でこそ映ええまくるアダルトな1組。
「さらば」
そのたった一言・・・!カッコよすぎるだろ南雲・ダークペア!
そしてそんな中、元気のあり余る夕日三日月の2人がバカ騒ぎを始めます。
周りが「あの2人はなんなんだ」と半ば呆れていても
大声をあげて、今日のこの日を締めくくるための祭りを。
その頃宇宙では、姫の形になったBDMが、姫の能力喪失に応じて崩れ始めます。
まるで無数の流れ星のように。光の雨のように。惑星のさみだれのように。
若干のこじつけではありますが、実に美しいシーンだなと。
地球を破壊しようとしたさみだれの拳。それは宇宙で溶けて、地球に降り注ぐ。
その光景をしっかり見つめるさみだれは、何を思っていたのだろう。
殺意の残滓さえ美しく受け止めてしまうこの惑星を、どう思っただろう。
そしてエピローグでは、とにかく「続く」ことが強調されてもいる。
花見の約束をしたり、2人で飲みにいったり、戦いのリベンジを決意したり。
この1年間の戦いの中で培ってきた強い絆を、決して終わらせない
終わらない日常を最後まで意識していることが感じられます。
「また明日」と言うさみだれは、まぶたにちょっと涙を潜ませているようにも見えて、そこにもグッとくる。「明日」は、絶対にやってくる。
神業のようだと讃えられて、「いいえ、人の業よ」と返す晴子さんも素敵。
この作品は「人間であることは素晴らしい」というメッセージもあるなぁ。
そして最後に描かれるのは、あの戦いから10年後の騎士たち。
思い思いにそれぞれの人生を生きていて、けれど確かな繋がりを持ち続けている彼ら。
「受け継がれていくもの」もしっかり見せてくれて、大満足のラストでした。
最後のピースも、良いな。
個人的に何十巻も続いていく物語は苦手なのですが、そういう意味でも良かった。
一切ダレないまま駆け抜けた名作だと思います。
読者として自分もたまらない充実感を得ています。水上先生もコメント等でそのような事を仰っていました。ネットではさみだれ好きな方も大勢いて、本当に愛されてる作品なのだなぁと。
エネルギッシュで切なくて、無茶苦茶熱い作品でした。思い出しても大興奮。
こんなに熱中できる作品、今度そんなに出会えないだろうなぁ。
そう考えるとやはり終わってしまったことはさびしいのですが
こうして終わったからこそ、この作品は素晴らしいのだと確信しています。
ずっと本棚に置いておきたい、忘れられない作品になりそうです。
改めて水上先生、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。最高の物語、目いっぱい味わわせてもらいました。
あー面白かった!!!
『惑星のさみだれ』10巻 ・・・・・・・・・★★★★★
名作。言葉にしづらい、けれど大切なメッセージがいくつも詰まっています。
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一緒に生きて 一緒に死のう
「惑星のさみだれ」ついに完結。
全65話、5年以上の連載。水上悟志先生お疲れ様でした。
何度も何度も、胸も目頭が熱くなるも熱くさせられた作品でした。
オビには石黒正数先生がイラストと『少年から大人になるってのはこういう事だ!!』とコメントを寄せています。まさにこの作品を言い表している言葉だなぁと。
ここまで素晴らしい物語を魅せてくれた本作ですが、最終巻もこれまた凄い。
最後の最後まで気の抜けないストーリー展開で、まさに手に汗握るラストバトル!
さらりと入りのあらすじを。
9巻にてアニムスを倒した騎士たち。
命を懸けた1年間の戦いもついに終わった・・・と思いきや、ついに正体を現す第3勢力!
さみだれと夕日が、ついに地球破壊に向けて動き出す・・・!?
最終巻ということで書きたいことはたくさんあるのですが
ネタバレになる部分が多いので、未読の方は注意です。
いやーこの表紙!何度見てもいいですね!・表紙
地球を包むように持つさみだれと、彼女をお姫様だっこしてる夕日の構図。
清々しいハッピーエンドを読み終え本を閉じ、改めてこのイラストを眺めると、じわじわこみあげてくるものがあります・・・!
地球との無理心中を望んだ魔王・さみだれ。
彼女が愛おしそうに、笑顔で地球を抱いているこのイメージは、最終巻に最高に相応しいもの。
加えてそのさみだれを地球ごとかかえている夕日は
地球も彼女の絶望をも救ってみせたことを象徴しているようにも思えます。
また、姫君と従者としての立場もここにきっちり現れているのも良い。お姫様だっこ!
それはエピローグにて、さみだれのことを「ぼくの姫」と読んでいる点にも通じます。
さみだれの身体をすっぽり腕に納めているのは、さみだれゲットの意味も・・・?
未来も地球も好きな女の子も守り抜き、手に入れた。
なんとなくそんなことを思わせてくれる、たまらない表紙です。
吃驚しました。あまりにも鮮やかな落とし所に。・師匠=アニムスの衝撃
すでに色々なサイトさんで語られていますが、第60話は最大級の衝撃でした。
死んだアニムスが転生したのが、あの師匠だということなのです。
「500年前」という単語だけで2人を結びつけても、不可解だった部分やアニムスとしての宿罪への対応など、全てが驚くほどハマる。繋がることに震える。予想できませんよこんな仕掛け!
素敵にカッコいいオジ様キャラとして、また昴と雪待の師匠として読者の中には存在していたカジキマグロの騎士・秋谷稲近。
アニムスに向けて「私たちは人間だ」と意味深な言葉を遺してもいました。
この言葉がアニムスに届いていたかは微妙なのですが
今改めてこの言葉を思い出すと、しみじみ深い言葉だなぁと。
全知の存在(神)になることを欲し続けたアニムスは、人間たちの力の前に敗れた。
その後彼は過去へと遡り転生、500年を人間として人間と共に生き、たどり着いた答え。
神のような力に辿りついても、そんなものは下らない。
「答えは全知が語る真実ではない、心が語る真実だ」
そして師匠の力を授かった昴・雪待が、アニムスをおびやかす程の力を得る。
戦士として、人間としてアニムスに立ちふさがり、彼を倒すに至る。
鮮やかと言うほかない・・・!
未来・現在・過去の繋がりも「惑星のさみだれ」の魅力の1つですが
最後の最後に明らかになったこの関連性は、本作でも随一の仕掛けだったなと!
夕日はかなりカッコイイ主人公キャラだと思っていましたが最終巻でこれまでの捻くれ君オーラも完全払拭です。・夕日VSさみだれ
本当にまっすぐな熱血主人公になってくれやがりましたよ!
ラストバトルはなんとなく夕日VSさみだれだろうなと予想はしていましたが
それでも極上の燃え展開がついにやってきてしまったという感じですよ。待ってた・・・!
どんな辛い過去や今を背負っていたって、地球を壊してもいい理由にはならない。
自分があまりさみだれに感情移入ができていないせいなのかもしれませんが
地球を破壊しようとする彼女の動機は、どうも子供っぽすぎる気がする。
望みがかなわないために、わがままを言ってるだけのような。
彼女が絶望が深すぎるし、凡人が考え付くスケールの話ではないですしね・・・。「愛してるのに愛してくれない。なら一緒に壊れてしまうしかない」それを惑星スケールでやっているのですから。超スケールヤンデレですよ。
9巻の南雲っちの言葉を借りるなら、「子供はさみだれだけ」な状況のように思える。
そんな子供に対して「大人」がすべきことは?
受け止め、応えて、教えてあげることだ。
「惑星のさみだれ」という物語の中で少しずつ、そして大きな成長を遂げてきた少年、夕日。
ちょっとだけ大人になった彼が担う大仕事は、お姫様(ヒロイン)を助けることだ。
いいなぁ、燃えるなぁ。そうでなきゃだ、主人公。
このラストバトルでは夕日はもちろん、姫さんが特に良い表情をしてる。
恐らく最後になるだろう、全力の力で戦うことができる今を楽しむ笑顔。
また夕日が届かなかったときに見せた一瞬の悲しい顔は切ないし
まっすぐに自分を救おうと手を差し伸べてくれる夕日に、涙をあふれさせるシーンも。
これまではやはり、どこか掴みどころの無いように思えて仕方ありませんでしたが
自分は最終巻でようやく、心からさみだれ姫を好きだと言えるようになったかも知れません。
彼女の深層心理にもニヤリとしてしまうなぁ。
深い絶望を抱え、真に死を求めているけれど、どこか期待もしていたように見える。
眼の前に立ちふさがるヒーローが、大好きな彼が、自分を止めてくれることを。
そうして彼と彼女が、そして共に戦った仲間たちが迎えた最高の結末!
本当に胸熱くさせられるラストバトルでした。面白過ぎた。
「この地球より好き」というさみだれ言葉は、上手く作品にハマってて好きです。
そして何より震えるのは「一緒に生きて一緒に死のう」というセリフ。
2巻でこんなやりとりを既にしていた2人。
いつごろから夕日が姫に対する反逆を考えていたのか、明確な時期は分かりませんが
きっかけは半月さんであり、また彼の死だと自分は考えますので
かつてのこの言葉は、本当に「地球を共に破壊して死ぬため」のものだと思います。
そして今、夕日は自分からこの言葉を発し、「共に生きて」とあえて強調するように付け加えている・・・!
共に歩もう、未来を生きよう。
そう誓ったのです。
水上先生も書いていますが、この作品は非常にエピローグに力が入っています。・エピローグ
特に騎士と従者たちとの別れのシーンは、当然のように涙を浮かべてしまいました。
白道さんとシア、風巻とクー、花子とキル、昴・リーと雪待とロン・・・「泣いてるといい男が台無しだ」と言いながら、神獣の変身を解いたら自分も涙をこぼしてしまうロキ・・・
しかし、そんな中でこそ映ええまくるアダルトな1組。
「さらば」
そのたった一言・・・!カッコよすぎるだろ南雲・ダークペア!
そしてそんな中、元気のあり余る夕日三日月の2人がバカ騒ぎを始めます。
周りが「あの2人はなんなんだ」と半ば呆れていても
大声をあげて、今日のこの日を締めくくるための祭りを。
その頃宇宙では、姫の形になったBDMが、姫の能力喪失に応じて崩れ始めます。
まるで無数の流れ星のように。光の雨のように。惑星のさみだれのように。
若干のこじつけではありますが、実に美しいシーンだなと。
地球を破壊しようとしたさみだれの拳。それは宇宙で溶けて、地球に降り注ぐ。
その光景をしっかり見つめるさみだれは、何を思っていたのだろう。
殺意の残滓さえ美しく受け止めてしまうこの惑星を、どう思っただろう。
そしてエピローグでは、とにかく「続く」ことが強調されてもいる。
花見の約束をしたり、2人で飲みにいったり、戦いのリベンジを決意したり。
この1年間の戦いの中で培ってきた強い絆を、決して終わらせない
終わらない日常を最後まで意識していることが感じられます。
「また明日」と言うさみだれは、まぶたにちょっと涙を潜ませているようにも見えて、そこにもグッとくる。「明日」は、絶対にやってくる。
神業のようだと讃えられて、「いいえ、人の業よ」と返す晴子さんも素敵。
この作品は「人間であることは素晴らしい」というメッセージもあるなぁ。
そして最後に描かれるのは、あの戦いから10年後の騎士たち。
思い思いにそれぞれの人生を生きていて、けれど確かな繋がりを持ち続けている彼ら。
「受け継がれていくもの」もしっかり見せてくれて、大満足のラストでした。
最後のピースも、良いな。
全10巻、全くムダの無いまま大団円でした。・まとめ
個人的に何十巻も続いていく物語は苦手なのですが、そういう意味でも良かった。
一切ダレないまま駆け抜けた名作だと思います。
読者として自分もたまらない充実感を得ています。水上先生もコメント等でそのような事を仰っていました。ネットではさみだれ好きな方も大勢いて、本当に愛されてる作品なのだなぁと。
エネルギッシュで切なくて、無茶苦茶熱い作品でした。思い出しても大興奮。
こんなに熱中できる作品、今度そんなに出会えないだろうなぁ。
そう考えるとやはり終わってしまったことはさびしいのですが
こうして終わったからこそ、この作品は素晴らしいのだと確信しています。
ずっと本棚に置いておきたい、忘れられない作品になりそうです。
改めて水上先生、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。最高の物語、目いっぱい味わわせてもらいました。
あー面白かった!!!
『惑星のさみだれ』10巻 ・・・・・・・・・★★★★★
名作。言葉にしづらい、けれど大切なメッセージがいくつも詰まっています。
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