[本]2人1役アイドルラジオ、今日も元気に放送中です。 『O/A』2巻
読みやすいブログの書き方を考えてみたいです。
一緒に来て お願い
ヤングエース連載中、渡会けいじさんの「O/A」2巻が発売されました。
1巻発売時にいろんなサイトさんで話題になってましたが
これまでにない感じのコメディ作品で、自分もなかなかにツボでした。
(元)トップアイドル・ゆたかと、彼女と声が瓜二つの売れないピン芸人・はるみ。
生い立ちも性格も職業も違う彼女たちは、貧乏な同居生活をしつつ
2人で放送しているラジオ番組「オーロラ作戦」に情熱を燃やすのです。
1巻でいきなり大きな困難にブチ当たったアイドル・ゆたかちゃんですが
それを乗り越えて、2巻でのラジオ番組はちょっとずつ安定期に入っていきます。
「2人1役」という異例の収録方法ですが、番組は大好評。(主に下ネタで)
しかし今度は、はるみが本業であるお笑いに関してゆたかと反発。
2人で放送するラジオ番組は、はたしてどうなるのか?
さてご存知の通りゆたかちゃんはアイドルなのにあの場所が密林状態。
2巻開始直後にはるみがゆたかの剃毛を試みるのは流石と言わざるを得ませんねw
1巻でもけっこーアレな下ネタを繰り広げてくれた本作ですので
まぁ予想通りの流れと言えばそうなんですか、本当あけすけな漫画だなぁとw
人を指差して「毛なんか生やすな!」と説教・・・酷過るww・・・ん、いや、待て。
はるみ「私ですらずっとパイパンですよ」
はるみ「私ですらずっとパイパンですよ」
えっと…、ずっと…って…えーっと……
み、身だしなみは大切ですもんね!?
…まさかこれまでシモに関してはリアル方針だったのに、天然……!?
やれやれ、これはこれは。
さてラジオ番組はいつも通り好調…だったのですが、トラブル発生。
はるみの本業は芸人。久しぶりにステージに立ったはるみでしたが、ドンずべり。
けれどこれが2人に亀裂を生んでしまう。
それはスベったことではなく、失敗したのに悔しがりもせずヘラヘラ笑っていたから。
本当に覚悟があって、その仕事で上を目指すのなら、笑ってる場合なんかじゃない。
本気で悔しがれよと。
しかしはるみは「自分は才能があるゆたかとは違う」と反論。
2人はそのまま仲直りせず、はるみはラジオを放棄してしまう…。
ああ、苦い。痛い。
別におかしくもなんともないし、むしろ笑う場面でもないのに
なぜかヘラヘラして、自分は傷ついてないようなフリして、その場を乗りきろうとする。
そんな経験、結構あったりする。
安っぽい共感かもしれないけど、このシンクロ感が時に気持ち良く、時に痛いのです。
そしてなぜゆたかはこんなにも怒ったのか。
理由はいくつかあるだろうけれど、終盤こっそり明かされた理由には胸熱!
はるみは本当は面白いって、自分は知っているのに
彼女本人も周りも、それが分かっていないんだ。
はるみは「才能」という言葉で逃げて、どこか諦めがあった。
それが気に食わなかったのでしょう。
だから胸を張って、自信を持って、仕事に本気になって欲しいと願ったのです。
怒りの裏には、尊敬があった、と!
これは一緒にラジオを続けてきたからこそ生まれた感情。
ゆたかとはるみの関係は、かなり特殊ではあるだろうけれど
その中でこういう新しい感情・絆が出来てくるのがいいなぁ。
はるみが世間から認められて欲しい、という上からながらも温かな視線!素敵!
パートナーであり、番組中では2人1役、そして舞台は違えど、同じく上を目指すライバル。
まだまだ続くよ、不思議な関係、不思議なラジオ。
以上、そんな「O/A」の2巻でした。
読みやすく、それでいて可愛らしい作画は相変わらず流石ですね。
アマガミファンとしては「事後に定評のあるわたらい」なので、そっちも期待(え
そしてそれぞれのキャラクターが、みんなとてもいい表情をしてくれる作品でもあります。
今のところはかなり王道な物語の作りになっていますが、3巻はどうなるでしょうか。
これからも見守っていきたいシリーズですね。
漫画チックでありながら妙に生々しい女の子たちが魅力的な作品。
ポロリは無いけど下ネタはあるよ!
まさかの作者本人によるトラウマ暴露もあるよ!
『O/A』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
2人の関係性の進歩が微笑ましいナイスな展開。3巻も楽しみです!
ちなみ特典目当てでどこで買おうか悩みましたが、結局とらにしました。
小説ブログ更新しました。今度映画が公開される、米澤穂信さんの「インシテミル」。
http://shiori0515.blog57.fc2.com/blog-entry-40.html
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(元)トップアイドル・ゆたかと、彼女と声が瓜二つの売れないピン芸人・はるみ。
生い立ちも性格も職業も違う彼女たちは、貧乏な同居生活をしつつ
2人で放送しているラジオ番組「オーロラ作戦」に情熱を燃やすのです。
1巻でいきなり大きな困難にブチ当たったアイドル・ゆたかちゃんですが
それを乗り越えて、2巻でのラジオ番組はちょっとずつ安定期に入っていきます。
「2人1役」という異例の収録方法ですが、番組は大好評。(主に下ネタで)
しかし今度は、はるみが本業であるお笑いに関してゆたかと反発。
2人で放送するラジオ番組は、はたしてどうなるのか?
さてご存知の通りゆたかちゃんはアイドルなのにあの場所が密林状態。
2巻開始直後にはるみがゆたかの剃毛を試みるのは流石と言わざるを得ませんねw
1巻でもけっこーアレな下ネタを繰り広げてくれた本作ですので
まぁ予想通りの流れと言えばそうなんですか、本当あけすけな漫画だなぁとw
人を指差して「毛なんか生やすな!」と説教・・・酷過るww・・・ん、いや、待て。
はるみ「私ですらずっとパイパンですよ」
はるみ「私ですらずっとパイパンですよ」
えっと…、ずっと…って…えーっと……
み、身だしなみは大切ですもんね!?
…まさかこれまでシモに関してはリアル方針だったのに、天然……!?
やれやれ、これはこれは。
さてラジオ番組はいつも通り好調…だったのですが、トラブル発生。
はるみの本業は芸人。久しぶりにステージに立ったはるみでしたが、ドンずべり。
けれどこれが2人に亀裂を生んでしまう。
それはスベったことではなく、失敗したのに悔しがりもせずヘラヘラ笑っていたから。
本当に覚悟があって、その仕事で上を目指すのなら、笑ってる場合なんかじゃない。
本気で悔しがれよと。
しかしはるみは「自分は才能があるゆたかとは違う」と反論。
2人はそのまま仲直りせず、はるみはラジオを放棄してしまう…。
ああ、苦い。痛い。
別におかしくもなんともないし、むしろ笑う場面でもないのに
なぜかヘラヘラして、自分は傷ついてないようなフリして、その場を乗りきろうとする。
そんな経験、結構あったりする。
安っぽい共感かもしれないけど、このシンクロ感が時に気持ち良く、時に痛いのです。
そしてなぜゆたかはこんなにも怒ったのか。
理由はいくつかあるだろうけれど、終盤こっそり明かされた理由には胸熱!
はるみは本当は面白いって、自分は知っているのに
彼女本人も周りも、それが分かっていないんだ。
はるみは「才能」という言葉で逃げて、どこか諦めがあった。
それが気に食わなかったのでしょう。
だから胸を張って、自信を持って、仕事に本気になって欲しいと願ったのです。
怒りの裏には、尊敬があった、と!
これは一緒にラジオを続けてきたからこそ生まれた感情。
ゆたかとはるみの関係は、かなり特殊ではあるだろうけれど
その中でこういう新しい感情・絆が出来てくるのがいいなぁ。
はるみが世間から認められて欲しい、という上からながらも温かな視線!素敵!
パートナーであり、番組中では2人1役、そして舞台は違えど、同じく上を目指すライバル。
まだまだ続くよ、不思議な関係、不思議なラジオ。
以上、そんな「O/A」の2巻でした。
読みやすく、それでいて可愛らしい作画は相変わらず流石ですね。
アマガミファンとしては「事後に定評のあるわたらい」なので、そっちも期待(え
そしてそれぞれのキャラクターが、みんなとてもいい表情をしてくれる作品でもあります。
今のところはかなり王道な物語の作りになっていますが、3巻はどうなるでしょうか。
これからも見守っていきたいシリーズですね。
漫画チックでありながら妙に生々しい女の子たちが魅力的な作品。
ポロリは無いけど下ネタはあるよ!
まさかの作者本人によるトラウマ暴露もあるよ!
『O/A』2巻 ・・・・・・・・・★★★☆
2人の関係性の進歩が微笑ましいナイスな展開。3巻も楽しみです!
ちなみ特典目当てでどこで買おうか悩みましたが、結局とらにしました。
小説ブログ更新しました。今度映画が公開される、米澤穂信さんの「インシテミル」。
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