正直どうでもいい（移転しました）

　爆麗音-バクレオン 6 (ヤングジャンプコミックス)

　　　第5協奏曲<コンチェルト>･･･『皇帝』

まどろっこしい言い回しとヤンキー漫画風のノリ、そして炸裂する音楽描写がウリの本作。
掲載誌が変わっても影の薄い作品ではありますが
相変わらずの暑っ苦しさと迫力ある演奏シーンは見ごたえあります！

ついにバンド「爆麗音」を結成した主人公・音無歩夢。
横浜でのライブに向けて着々とセッション・新曲製作を開始していきます。
しかし彼のまわりは常に切望と再生の物語が繰り広げられ･･･
まぁようするに、周りの人がちょっと大変な目にあってるよってことです。
列自身は自覚無いにしろ、なにやら女たちがドロドロしたのをブチまけてるし
顕に至っては、自らの彼女が友人（歩夢）の母親だと発覚しボロボロになり
ふらふらと街を歩いていると全然出てきてなかった女子高生キャラに背中から刺されるし。
そんな中、また別の動きもあります。
バンドを結成したことで新たな絆でむずばれた列と道夫。
樹里絵の言葉で再起し、再び勝負を賭けるピアニスト・藤堂。
帝王ジークフリートをめぐるジョン、ディビットそしてヴィオレッタの関係。
そして誕生する新曲『真逆の世界』･･･！
･･･とまぁこんなふうに、登場人物がやたら出てきて忙しい漫画ではありますが
濃厚な世界にたっぷりと浸ることのできる、懐の深いものでもあると思います。

自分はこの漫画の音楽描写に惹かれているので今回も書きますが


ホンットに格好いい！

熱気が溢れ出るような高揚感！ゾクゾクくるんです！意味わかんないテンションですがｗ
これは読んでみないと分からないと思います。読んでいて突然爆発するような･･･。

ネット上でもこの作品については滅多に見かけないです･･･
掲載誌は移されちゃうし（左遷？）･･･無事に完結してくれることを願いますねｗ
今後とも注目していきたい作品です！
樹里絵ちゃんのロリツンデレっぷりにもな！

『爆麗音』6巻　･････････★★★★
超ハイテンション音楽漫画第6巻。荒々しさの中に綿密なシナリオの技が光ります。