[ゲーム]この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。『虚ノ少女』
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面白かったあああああけどウワアアアアアア
2月8に発売されたInnocentGrey新作ソフト「虚ノ少女」です。
なんとか全ED全CGを見終えました。なので感想でも書こうかなと。
メーカー処女作「カルタグラ」の世界観を引き継いだ代表作「殻ノ少女」。そのまた続編が今回の「虚ノ少女」です。読み方は前作と同じ「カラノショウジョ」。
そしてこの「殻ノ少女」シリーズは、全三部作になることも発表されています。
ということは今回の「虚ノ少女」の次に、完結編も出るということです。
想像していたより大長編になってきましたね、このシリーズ。
しかも今回の虚のテキスト量は結構すごいことになっていて、たぶん「殻ノ少女」の2~2,5倍はあるんじゃないかなと。プレイ時間は25時間~30時間くらいかな。
さて書きたいことは結構あるので、項目ごとにまとめていこうかなと思います。
ネタバレになるところは白字にしています。
●イラスト
イノグレの特徴といえば杉菜水姫さんによる美麗CGでしょう。
ほかにも好きな要素はありますが、やはりエロゲーなんですから、このイラストの魅力と言うのはとても大切。
前作「クロウカシス」から3年ほどが経ちましたが、素晴らしく上手くなっています。もともと上手かったんですけどね。確実な進化を遂げていました。
雰囲気は全く変わらず、繊細でどこか儚げで、冷たい空気をまとったようなクールなCGたちには魅了されっぱなしでしたね。
テキストや世界観の雰囲気と完璧にマッチした作風、かつこのクオリティ!
イノグレファンとしては今回も大満足の出来栄えでしたし、また次の作品でどれだけの進化を見せてくれるのか今から楽しみになってくるほど。
「クロウカシス」でも出たことだし、ビジュアルファンブック出して欲しいなぁ。ぜったい買いますわこれは・・・。杉菜氏の画集「濡烏」も大好きでよく見返します。
濡烏 (2010/03/31) 杉菜水姫 商品詳細を見る |
エロCGの満足度も高い。エロゲーとしては少ない部類に入るであろうエロシーン数ですが、それでもイラストの満足度が高いおかげでとくに不満に感じませんでした。
素肌の感触が見て取れるかのような肉体描写はお見事としか・・・。
しなる女体のエロさ。そして美しい乳首。いやほんとに乳首がめちゃくちゃいいんですよこのゲーム。乳首に見惚れる。
好きなCGは砂月関連全部と、歩のエロシーンと、エンディングCG各種。
砂月の美しい和服はずっと頭の中に残っていました。H後のリラックスした表情もすごくお気に入り。
歩は発情した表情が普段とのギャップというか、前作ではエロなかったキャラなのでそういう意味でもアツかった。
エンディングCGはどれも気合入ってましたね。特に「うわあああああ」ってなったのは冬子のウェディングドレスですが・・・まぁ、これはね・・・。あとでシナリオについて書くときに触れます。
●キャラクター
主人公は殻から引き続き、ワカメこと時坂探偵。
今作はさらにダブル主人公ということで、真崎智之という男も加わります。
ストーリーに登場する人物は過去最高。イノグレおなじみの生死予想LOTでは、なんと44人の生死を予想しました。正答確率ぜったい低いわw
そんな大人数で紡がれていくストーリー。
でも意外と混乱しませんでしたね。殻と同じく「この人とこの人は意外な繋がりが!」とか「この人は実はこの人の血縁!」とか多かったですけれど、殻よりスッキリ理解できた気がする。
シナリオの尺が伸びて、きちんと設定をストーリーの中で消化させられていたように思います。
殻はストーリーが急ぎ足になってしまって、混乱してしまったような記憶がある。
主人公の時坂は今回からフルボイス。ドラマCDでも担当した「高橋がならない」という声優さんです。なんとなくの印象ですが、中学生ながら毎年すごい数のバレンタインチョコを受け取り、しかも本人もバレンタインソングをカバーしてしまいそうな声をしています。
これがまた渋くてキザでエロカッコいいボイス!時坂さんのキャラを完璧に再現した素晴らしい仕事をしてくれています。
シナリオ的にも時坂さんは頼りがいありますねえ、今回も。伊豆に引っ越して子育てにいそんでいるどっかの探偵とは大違いだぜ!
このシリーズはメインキャラの男性陣もそれぞれ魅力的で、主人公の時坂も当然ですが、カルタグラから登場している八木沼さんもいいキャラをしている。
カルタから殻まで、すごい勢いで憎まれキャラの悪運で生き抜くキャラで、「いけすかねえなコイツ」という視点でおもしろい男だったんですが
「虚ノ少女」では完全にツンデレとなり、随分と丸くなっていたという印象。
時坂とのやりとりはニヤニヤできる可愛らしいものでしたね!
いったいどうしてしまったんだ八木沼さん・・・彼らしい一面は残しつつ、マイルドなキャラクターに変貌しており、彼の性格にストレスを感じることはありませんでした。
あと今作は魚住さんが登場しなかったのが残念。担当していた声優さんが引退したとか、そういう噂を聞きますが、好きなキャラだったので、なんとかなってくれぇ・・・。
好きな女性キャラキャラは断然、未散ちゃんです。めちゃくちゃ可愛かった。
ルートとか用意されていないサブキャラですけど、彼女の正体がわかれば納得せざるを得なかったw
あと理子ですね。とくに冬見さんになったことに気づいてから、一気にお気に入りになりました。真崎との関係も良かったなぁ。
かつて恋しあった2人の再開というシチュエーションはニヤニヤしっぱなしでした。ニヤニヤしている場合でもなかったですけども!エンディングのこの2人の関係、けっこう含みを持たせてありますよね。新たな人生を歩みだした2人にとって、あの恋は過去のものという感覚は共有されている。これからの未来で、どんな人生を歩んでいくかは今の2人次第なのだ。
ちょっと寂しいけれど、こういうドラマを描いてくれるのがイノセントグレイの好きなところ。ただ好き合って付き合ってだけじゃない男女の想いが織り込まれている。そしてこの2人は、それがネガティブなところで完結しなかった。素晴らしかったです!
そして由果ちゃんですよ・・・!許されない。なんで死んだんや・・・!
エロ川未央ボイスでエロが無いなんてウソだろと思いましたよ・・・。
ぐり子もめちゃくちゃ可愛かったのに・・・死んだあと回想シーンやるのは反則。
菜々子さんはナチュラルにエロかったですね。熟女ですけど、それがまた。
●BGM
イノセントグレイといえば美麗なイラストとオサレなBGM!
サントラ収録曲数は60曲近くであり、事実過去最高のボリューム。
「月の虚」はすでに聴きまくっていた曲なので新鮮味はありませんでしたが、やはりムービーと合わせると雰囲気たっぷり。
そして意表をつく「翡翠の美羽」!この曲の使われ方面白かったですね。いちど何かEDを見て、さーてまたやり直すかと最初からプレイすると、1週目と冒頭モノローグが違うぞと思ったらこの2ndOPがなだれ込んでくる演出。テンション上がりました。お見事。
ボーカル曲3つめの「ソノレイド」は真EDの際に流れるグランドエンディング曲。しかしこのエンディングが・・・アレなので、とんでもない切なさ・やるせなさを伴った曲になっています。
イノグレ×しもつきんの黄金タッグにおける新たな名曲であると同時に、ゲームのシナリオと合わせて凄まじいインパクトを与えてくれるものになっています。
バンドサウンドと美しいコーラスワーク、揺れるピアノの旋律が耳に残る一曲。
BGMだと「刺」「Petite plume」「for you…」あたり気に入ってますね。サンドトラックを買ってじっくり聞き込みたいです。なんせすごい曲数ありますし。
●シナリオ
面白かった!膨大な登場キャラをうまく整理しています。予想外の相関関係がどんどん出てきますが、しっかり説明が加わるし相関図が手帳(システムの)にあるので混乱はしませんでした。
「ヒンナサマの祟り」と呼ばれる形で、つぎつぎ女性が殺されていくサスペンス。その謎を解くカギは、とある因習にしばられた村と、ひとりの男が大きく関係していました。
そんな連続殺人事件とともに、時坂が追う冬子拉致事件にも進展アリ。
物語がはじまってすぐに、その段階では現代編に関与してこないキャラクターらによる過去編がスタート。これがまた長くて、プレイ時間にしておそらく3,4時間ほど。なので正直最初のうちはあんまりテンションが上がらなかった。
舞台が現代にもどり、過去編のキャラクターたちが大人になって登場、ストーリーに大きく関係しだしたあたりから、「虚ノ少女」本番ってところでしょうか。
読むのがダルいかもしれない過去編ですが、ここをしっかり見ておくとこの作品の面白さが跳ね上がります。かなり綿密に伏線が仕込まれており、過去と現在がつながり真実が暴かれていく過程は、ミステリーらしい爽快感がありましたね。
以下ネタバレを込みます。
近親婚をメインとしたミステリーは、さすがこのメーカーがやると禁忌的な雰囲気がぴったり合うなと改めて思いました。戦後の田舎の農村の因習、という実に「らしい」設定もバッチリハマっています。
単純にシナリオの出来は良かったと思いますし、美しいドラマをたくさん見せてくれた見応え充分のシナリオだったと思います。長いだけあって、エンディングの達成感もひときわ。
各エンディングについての感想は別項にて。というか語りたいエンディングは例の2つですよ。
そしてこの作品は神演出ゲーである、ということを声を大にして言いたい。
●推理
攻略難易度はこれまでの「殻ノ少女」「クロウカシス」といったタイトルと比べると、格段に落ちました。だいぶ攻略がしやすくなっています。単純に容疑者が絞られていくスタイルで、裏をかかれるかなと思ったらそんなことはなく。ストレートな印象です。
とくに捜査パートは親切設計になりましたね。あれで証拠品を見つけないと先に進めないって状況に、何度「殻」時代に苦しめられたことか・・・!
のぼせた憂の捜査パートは思わず笑いました。こういうジョークも入れてくるというのは、やはり作品のボリュームが増えたからかな。
ミステリーゲームなのだから、やはり謎解きの部分で満足度が高くないとやっぱりがっかりしちゃうじゃないですか。でも虚の難易度は、難しすぎず、けれど自力でもちゃんと読み込んでいけば真相にたどり着ける、ほどほどのレベル。プレイヤーが自分で謎をとき、真実を暴きだしていく。このゲームの醍醐味です。ここはシンプルながらしっかりとしたゲームバランスを保ってくれていました。
●エンディング
ええ、エンディングで語りたいのはあの2つですよ。完全にネタバレになるので白字。
パラノイアENDとトゥルーEND。
こいつぁすごいですね。ここまでやるかと。徹底してプレイヤーと時坂の心を叩き潰すラスト。
トゥルーの最後の時坂の絶叫で、まさしく俺も心が折れてしまいそうになった・・・。おかしくないですか・・・これトゥルーですか・・・。
まぁどう考えても冬子の生存は難しかったワケですが、それでも夢を見たかったんですよね。
もしかしたらっていう都合のいい妄想を引きずって、ずっと追いかけていたかった。
もしかしたら俺も、冬子のハッピーエンドを求めるパラノイアを抱えた、事件の被害者の一人だったのかもしれないね。んなわけあるか!
クリックする指が震えてくるほどの衝撃。頭にガツーンと重い一撃をくらったような感覚で、俺は「ソノレイド」を聞きました。やんなっちゃうわ・・・(ガチヘコみ)
ソノレイドが流れ終わったあとの「Fin」画面、そして再度かわるオープニング画面で完全にやられた。すごい凝った演出を仕掛けてきますわ。それも心痛めつけてくるためのナイフがむき出し。体がバラバラになった冬子のイラスト、まさかこう使ってくるとは・・・。
血も涙もない冷徹さをみせるトゥルーエンド。しかしそれに対応する、幸福すぎるエンディングがあります。それがパラノイアエンド。趣味わるすぎですよイノセントグレイさん。冬子とのエロシーン、冬子との結婚式。甘い甘い、幸せな夢。パラノイア。
この破壊力は実際にプレイした人なら分かるでしょう・・・2つのエンディングのインパクトは強烈。
冬子の声が殻のときと結構変わっていたのが結構印象的。まぁあれから結構年数経ったし、あじ秋刀魚さんも仕方ないかもな。ちょっと甘く少女チックな音色になりすぎて、あのいたずらな少年のような響きも混ぜた、不思議な冬子の声がちょっと遠ざかったかもしれない。しかし別にがっかりするほどのものでもないかな。気になっただけ。
しかし時坂さんの子どもを冬子が産んだというのが驚き。孕んでたんかい。ろくでもねえ先生だなワカメ。
しかしこの時坂と冬子の子が、殻シリーズ最終章の次回作のキーとなることはもはや確定的。はたしてどんなストーリーになるのか、今から楽しみだわなぁ・・・!
あとシンちゃんあっさり死にすぎて拍子抜けした。これで本当におしまいか?裏あるんじゃないかなぁ。そして尚織は黒幕か。六識とどっちが最強黒幕になるかな!
ともかくこのエンディングと、砂月と里人の物語だけでも、脳も心もしびれまくる。いいストーリーでしたわ。
ああ、砂月と里人のストーリーについて、先のキャラクターの項目でも書いたけれど付け加えよう。個人的には冬見さんが逮捕されて、面会したときに「今日も雪が降っているね」「でも空は晴れている」とやり取りをしたエンディングが、彼らの迎えたエンディングとしては一番好みだったかもしれない。
というのもやはり時効だ圧力だと罰から逃れてしまった彼らは、なんだかんだでちょっと納得できていないのだ。プレイヤーである自分も、キャラクターたちもきっと。だから、新たな罪を重ねても、罪を償うエンディングを見せて良かったと思う。
これが最善ではなくても、当然あって嬉しいシーンだった。
●システム
絵よし!キャラよし!曲よし!シナリオよし!システムー・・・・・・・・・。
はい、結構つらいです、このゲームのシステム。いやむしろ、「スキップ速度が遅い」というただその一点においてのみ、このガッカリ感はある。
今後修正パッチなどでスキップ速度がアップすれば、もう何も言いません。
シナリオめちゃくちゃ長いんですよ。周回プレイ前提の作りのゲームですよ。
でもスキップが遅い。キツいです。いくらおもしろいゲームでも、読み飛ばしたいと思った箇所をささっと読み飛ばせないと、やはりイライラしてしまいます。
ゲーム攻略終盤はひたすらセーブロードセーブロードでしたが、いちいちスキップがスムーズにいかないもんだからこれでストレスがたまる。漫画読んでました。
その他のシステムは及第点。とくに「手帳」のシステムはさらに見やすく充実しており、プレイが快適になりました。
これまで書いてきたように、ほかの要素はハイレベルで楽しめるゲームです。だからこそこのシステムにだけ、いっこ書いておきたかった。ただただ、もったいないです。
<2/20追記>
修正パッチが公開されて、スキップ速度向上。随分とマシになりました。
→http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/support_karanoshojo2.html
最初からこの速度だったらよかったのにと思わざるを得ませんが、対応ありがたいですね。
●まとめ。
自分が思う「イノセントグレイらしさ」をめいっぱいに詰め込んでハイレベルに楽しませてくれた作品。まぁシリーズの2作目ということで、「殻」をプレイして気に入った人がプレイするソフトのはず。だからファンなら楽しめるはずです。
このメーカーのファンなら概ね満足できる内容だと思います。すごいラストにさえ、気をつければ。ファンとは言えここまでやったら評価は分かれるでしょう。その上で紡がれるシリーズ最終章はどんなものになるのか。今からワクワクですわ・・・!・・・5年以内には出してください!なんか百合ゲー作りたいらしいですけども!
先にも述べましたがミステリゲームとしてはだいぶ親切になり、推理の醍醐味を損なうことなく易しくなっています。ここは有難い。
テキストのボリュームも気合十分でした。さすが、大作というだけのことはあります。満足度高し。無意味に長いだけでなく、物語に説得力と理解容易さがあり、話を読み解いていくカタルシスを与えてくれています。
そのほか、自分がイノセントグレイに求める要素を高い水準で叶えてくれたゲームでした(CGの美麗さ、BGMのクオリティなど)。
シナリオもかなり気に入っています。
罪とともに生きる人間の姿。綺麗なままでは生きていられないという切実なそれが胸を打つ。
純白は殺意で赤く。夢見た純白も消えてゆく。
また殻みたいにドラマCDをリリースしてほしいな。殻のドラマCDとかなぜかすごいプレミア価格(特に2巻)になっているので、再販とかもしてくれればいいのに。もっといえば俺も買いそびれた「ルリノユメ」の再販を頼む・・・。
あ、「虚ノ少女」のパッケージに同梱されている冊子も素晴らしいです。
版権イラストや、描き下ろし小説を収録しています。
冬子目線で殻から虚への物語や、葛城シンによる新作小説「プルガトリオの羊」もあります。面白かった。プルガトリオなんかはまさに幻想小説ですね。
ちなみに「プルガトリオ」ってどんな意味か作中で触れられていませんでしたが、どうも「煉獄」という意味らしいです。ホントにこのメーカーは「煉獄」とか「パラノイア」とか好きですよね!!
なんだかんだで面白さは「殻ノ少女」と同じくらいかな。
それってつまりとても楽しめたということです。イノグレのゲームは買い続けられる。
ほかのエロゲーじゃなかなか味わえない感覚が詰まってますよね。
この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。
作品のモチーフとなっている、ダンテの『神曲』の『地獄の門』の銘文。
まさしくこの言葉通りの作品であったとして、長ったらしくなった感想を締めます。
5周年BOX「PARANOIA」と一緒にパシャリ。
似たようなパッケージデザインとなっているので、今から「虚ノ少女」の前作「殻ノ少女」、またはルーツとなる「カルタグラ」もプレイするなら、このBOXがいいですね。
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でももう販売終了しているという…!
せめてDL版とか出してくれないと、もったいないと思うけどなぁ…!惜しい!
Comment
天ノ少女に期待
ということで記念ぱぴこ
ということで記念ぱぴこ
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今は諸事情で虚 のほうは購入できませんが、一応、超絶ハッピーエンドがあるみたいなので買うことにします。このゲームのせいで瑠璃の鳥のヴァイオリンとピアノ耳コピしたりイラスト描き過ぎたりとある意味俺の人生めちゃくちゃですよもうwww