[漫画]ぼんやりエスパー少女×世話焼きヤクザ 『ヒナまつり』1巻
うあー試験!
何この・・・世話係みたいな感じ・・・
大武政夫先生の「ヒナまつり」1巻。いやぁ待ってました待ってました。
Fellowsで読み切りとして掲載された第1話がかなり面白く、これは連載化して欲しいなと思ったらみごと11号から連載昇格!そして待望の単行本の発売になりました。嬉しいです。
刀と銃を構えてる恐そうなヤーさんと、イクラ丼を前にキメ顔してる女の子。
なにがなんだか分からないけど、じっと見てると笑いがこみ上げてくる不思議…!
ではそんなイチオシなこの作品を感想を。
ヤクザの新田さんの部屋に突然現れた物体。無表情な人間の顔だけが出ています。
しょっぱなからこのシュールな雰囲気にやられてしまいます。
じわりじわりとボディーブローのように聞いて笑えてくるんですよね。なにこの意味不明ほのぼのファーストコンタクト。
スイッチを押したら裸の女の子が出てきました。それが表紙の女の子・ヒナ。
よく考えたらヒナちゃんあのまま一晩放置されてたのに、何も言わず暴れずじっとしてたんですね。律儀な・・・そしてなんて綺麗な目をしてるんだ…まるで悟ったというな・・・。たぶん特に何も感じてなかったんでしょうけど。
まぁそんな風に出会った新田とヒナは、自然と一緒に暮らしだすのですが、ヒナちゃんの持つエスパー能力と、彼女自身のマイペースさが新田をいろんなトラブルやらなんやらに巻き込まれたりとか。
1話完結のゆる~いコメディ漫画として進行していきます。
もう超リラックス。すごい癒される上に笑えてしまうのです。
ヤクザ社会を描いてもいて、一部殺伐としたシーンもあるのですが、その緊張感や乾いた空気さえ面白さに変わってしまう。すこし劇画チックな作画と雰囲気のギャップがまた笑いを誘う。
お気に入りの話はいくつもあるのですが、特に第3話と第4話の面白さはヤバい。
3話は授業参観取り立て、第4話がキャバクラ遊びのお話。ヒナに日常をブチ壊され、でも最終的には一見丸く収まってる風に終わってしまう感じが素晴らしいのです。
一見そう見えるだけってのがミソですよね。難しいことは考えるな、バカになれ。
「キャバクラに行きたい」というヒナに乗っかり、よし!キャバクラにいくぞ!と盛り上がるダメヤ大人たちの盛り上がりもまた面白かった。
のちに大武先生が「初めて描いた見開きページだった」と明かしたのがこのシーン。
(クリック拡大)
バカだなー!
このシーン、勝手に連れ回されて1人だけしょぼくれてる右端のクラスメイトの女の子がいい味出してるんですよねw 三島さんはどんどん出てきて欲しいなぁ。
第4話の異常なテンションの高さはなんだったんでしょうね。大好き。
そんな感じのギャグ漫画。派手にはせめてこないシュールなタイプ。
渋みを感じさせるヤクザ作画とヒナが放つてきとーな空気が絶妙に合わさっています。
2人のしっかり繋がってるようでふわふわしてるような微妙な関係もいいですね。
新田さんは世話焼きですな。いいパパさんぶりを見せてます。
そしてもちろんヒナちゃんはかわいいのです。頼りがいあるダメっ子。
ともかくヒナちゃんが日常をひっ掻きまわしていくこの作品。
それでもみんなとりあえず楽しいなーって風に盛り上がってなんとなく終わっちゃう、なるほど、「ヒナまつり」です。毎日がお祭りです。振りかえっちゃいけない。
雑誌の他連載作家さんからも愛されてるようで、Fellows15号では色んな作家さんが雛祭りイラストを掲載する企画がされていたのですが、この「ヒナまつり」関連のものがとても多くて笑ってしまいました。気になる方はチェックしてみては。本編では単行本のすぐ続きが読めます。
「また巻頭、これが約束された勝利か」とかなまいきなこと言ってるオビのヒナちゃんも面白かわいいのでぜひ。→Fellows! 2011-FEBRUARY volume 15 (ビームコミックス)(AA)
単行本オマケも充実しており、書き下ろし漫画が合計10ページ。
内容も本編同様いい空気で進行します。ヒナちゃんの反応を見るのが楽しくて仕方ないw
第2巻は11月発売予定。新キャラ登場で気になる新展開へ・・・?
個人的にここまでヒットしたギャグ漫画は久しぶりで、強く応援していきたい作品です。
新田さんもヒナちゃんも、本当いいキャラしてるんですよねぇ。
『ヒナまつり』1巻 ・・・・・・・・・★★★★☆
お気に入りの多分ギャグ漫画。繰り返し読みたくなる不思議な魅力があります。
ヒナまつり 1 (ビームコミックス) (2011/07/15) 大武 政夫 商品詳細を見る |
何この・・・世話係みたいな感じ・・・
大武政夫先生の「ヒナまつり」1巻。いやぁ待ってました待ってました。
Fellowsで読み切りとして掲載された第1話がかなり面白く、これは連載化して欲しいなと思ったらみごと11号から連載昇格!そして待望の単行本の発売になりました。嬉しいです。
刀と銃を構えてる恐そうなヤーさんと、イクラ丼を前にキメ顔してる女の子。
なにがなんだか分からないけど、じっと見てると笑いがこみ上げてくる不思議…!
ではそんなイチオシなこの作品を感想を。
ヤクザの新田さんの部屋に突然現れた物体。無表情な人間の顔だけが出ています。
しょっぱなからこのシュールな雰囲気にやられてしまいます。
じわりじわりとボディーブローのように聞いて笑えてくるんですよね。なにこの意味不明ほのぼのファーストコンタクト。
スイッチを押したら裸の女の子が出てきました。それが表紙の女の子・ヒナ。
よく考えたらヒナちゃんあのまま一晩放置されてたのに、何も言わず暴れずじっとしてたんですね。律儀な・・・そしてなんて綺麗な目をしてるんだ…まるで悟ったというな・・・。たぶん特に何も感じてなかったんでしょうけど。
まぁそんな風に出会った新田とヒナは、自然と一緒に暮らしだすのですが、ヒナちゃんの持つエスパー能力と、彼女自身のマイペースさが新田をいろんなトラブルやらなんやらに巻き込まれたりとか。
1話完結のゆる~いコメディ漫画として進行していきます。
もう超リラックス。すごい癒される上に笑えてしまうのです。
ヤクザ社会を描いてもいて、一部殺伐としたシーンもあるのですが、その緊張感や乾いた空気さえ面白さに変わってしまう。すこし劇画チックな作画と雰囲気のギャップがまた笑いを誘う。
お気に入りの話はいくつもあるのですが、特に第3話と第4話の面白さはヤバい。
3話は授業参観取り立て、第4話がキャバクラ遊びのお話。ヒナに日常をブチ壊され、でも最終的には一見丸く収まってる風に終わってしまう感じが素晴らしいのです。
一見そう見えるだけってのがミソですよね。難しいことは考えるな、バカになれ。
「キャバクラに行きたい」というヒナに乗っかり、よし!キャバクラにいくぞ!と盛り上がるダメヤ大人たちの盛り上がりもまた面白かった。
のちに大武先生が「初めて描いた見開きページだった」と明かしたのがこのシーン。
(クリック拡大)
バカだなー!
このシーン、勝手に連れ回されて1人だけしょぼくれてる右端のクラスメイトの女の子がいい味出してるんですよねw 三島さんはどんどん出てきて欲しいなぁ。
第4話の異常なテンションの高さはなんだったんでしょうね。大好き。
そんな感じのギャグ漫画。派手にはせめてこないシュールなタイプ。
渋みを感じさせるヤクザ作画とヒナが放つてきとーな空気が絶妙に合わさっています。
2人のしっかり繋がってるようでふわふわしてるような微妙な関係もいいですね。
新田さんは世話焼きですな。いいパパさんぶりを見せてます。
そしてもちろんヒナちゃんはかわいいのです。頼りがいあるダメっ子。
ともかくヒナちゃんが日常をひっ掻きまわしていくこの作品。
それでもみんなとりあえず楽しいなーって風に盛り上がってなんとなく終わっちゃう、なるほど、「ヒナまつり」です。毎日がお祭りです。振りかえっちゃいけない。
雑誌の他連載作家さんからも愛されてるようで、Fellows15号では色んな作家さんが雛祭りイラストを掲載する企画がされていたのですが、この「ヒナまつり」関連のものがとても多くて笑ってしまいました。気になる方はチェックしてみては。本編では単行本のすぐ続きが読めます。
「また巻頭、これが約束された勝利か」とかなまいきなこと言ってるオビのヒナちゃんも面白かわいいのでぜひ。→Fellows! 2011-FEBRUARY volume 15 (ビームコミックス)(AA)
単行本オマケも充実しており、書き下ろし漫画が合計10ページ。
内容も本編同様いい空気で進行します。ヒナちゃんの反応を見るのが楽しくて仕方ないw
第2巻は11月発売予定。新キャラ登場で気になる新展開へ・・・?
個人的にここまでヒットしたギャグ漫画は久しぶりで、強く応援していきたい作品です。
新田さんもヒナちゃんも、本当いいキャラしてるんですよねぇ。
『ヒナまつり』1巻 ・・・・・・・・・★★★★☆
お気に入りの多分ギャグ漫画。繰り返し読みたくなる不思議な魅力があります。
Comment
bamboo
新宿の紀伊国屋でプッシュされており、試し読みしてみるとフイタw
そのまま買って帰り爆笑しました(・∀・)このテンポとツッコミを崩さず長く連載してほしいですね!
そのまま買って帰り爆笑しました(・∀・)このテンポとツッコミを崩さず長く連載してほしいですね!
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コミックスで5話まとめてでもまだ足りないというのに……
おまけにヒナまつり以外興味無いのに買う気しねえしなあ……