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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[本]"自由"がテーマの新4コマ雑誌創刊! 『まんがタイムきらら ミラク』創刊号

この更新は「素晴らしい日々」の八戸さんによるクロスレビュー企画への参加記事です。
詳細はリンク先参照。今日は「まんがタイムきらら ミラク」創刊第1号の感想です。

20110318184024.jpg 公式サイトはこちら

自分は4コマ漫画に対しては単行本派という立場で有り続けてまして、きらら系列雑誌を「雑誌を読む」という意識で購入するのは今回が初めてだったりします。
好きな漫画のカラー目当てか何かで前に1,2度買ったかどうか、くらい。
自分としても4コマの方でも何かしら作品の新規開拓をしていきたいなーと思っていたのですが、そんな時にナイスなタイミングで創刊してくれたのがこのミラクという感じです。
と言うわけで4コマ雑誌を取り上げるのも読むのも初心者ですが・・・こんなことうだうだ書いてねーでさっさと作品について書きますか。
企画のルールにのっとった上で、気になった作品をいくつかピックアップ。

リリィ

小波ちま先生の作品。創刊号で表紙&巻頭カラーを飾りました。
上にも張りましたが、華やかな表紙イラストはお見事!レベル高いです。画像だと分かりにくいですが黒スカートをよく見るとちょっと透けてるような・・・。これはいいものですね!(笑顔
本編のストーリーとしては、とある姉妹が「悪魔憑きの館」と呼ばれている怪しげな建物にもぐりこみ中を物色していると、ページが白紙のこれまた怪しげな書物を発見。妹の久美がそれを開いた瞬間、「リリィ」と名乗る悪魔と出会ってしまった・・・というもの。
責任感があり、しっかりしてそうなんだけどのほほんとどこか呑気なお姉ちゃんと、調子に乗りやすく表情豊かな妹の組み合わせ。和みますねぇ。あ、お姉ちゃんはおっぱいが豊かです。
今後はリリィ様による2人へのセクハラ攻撃を楽しみたいところですが、はたしてそんな展開は待ちうけていてくれるのでしょうか。気になるところですね、ええ。絵のレベルも高し。

桜Trick

タチ先生の作品。個人的に「ミラク」創刊号でもイチオシの内容でした。
天真爛漫な女の子・優。彼女のお世話をしながら大きな愛情を寄せる主人公・春香。
誰とでもすぐに仲良くなる優を見守りながらも、独占欲の強い春香はそれが寂しい・・・。
春香の想いを汲んだ優は、彼女を安心させようと「他の人とはできないような"特別”なことをしよう」と提案するのですが、それは友達同士でする行為を域をちょっと超えてしまっているような・・・つまりは、キスをしようというもので。2人してドキマギしながら顔を寄せていくのです

20110318184056.jpg

なんだこれー!かわいすぎるだろこのキスシーンー!

読んでいてニヤニヤと涎が止まりませんでした。キスをする直前の緊張感、してる最中の恥ずかしいモノローグ・・・!一話目にしてこの幸福感ですよ!どうなるんだ!
桜の花びらが教室内を舞うシーンも美しい。コマの半分以上を花びらが覆っていたり、王道ですが演出として桜が効果的に用いられていて、「桜Trick」というタイトルもうなづけるというもの。
春らしい内容ですし、内容も素晴らしかったです。良質な赤面百合漫画。
チェックを続けていきたい作品です。

メラン・コリー

西瓜割先生の作品。いちおう、スイカ擬人化漫画でしょうか。人間になっちゃったっていう。
この雑誌をひととおり読んだ中で、ギャグ漫画として印象に残った作品はコレでした。
看板娘であるスイカちゃんを徹底的にイジりまくる内容で、勢いも良いです。
メインキャラがスイカちゃんの他に4人がいるようですが、まだそれぞれの性格等も濃く描かれはしなかったので、周囲の設定も固められてくるとより面白くなりそうです。
ビジュアル的には春島杏ちゃんが好きなのですが・・・飄々としていて面白い女の子w
もちろんスイカちゃんも、怒ったりすねたり泣いたり笑ったりびっくりしたり・・・色んな可愛い表情を見せてくれてお気に入り。パンツ履いてなかったし。(そこ

LisaStep!

奄美あまゆ先生の作品。登場キャラの平均年齢は今号随一!
というのも学校の先生たちがメインキャラである作品だからです。

20110318184052.jpg

主人公のリサ先生はイギリス人。カタコトですが日本語もちゃんと喋れます。
英語教師として学校に赴任してきた彼女。その学校で色んな先生たちとお知り合いに。
一生懸命でくりっとした目も可愛らしいリサ先生(おっぱい大きいのもいいですよね!)に、自分は扉絵からがっちりハートキャッチされてしまったわけですが、サイドを固める他の先生たちもそれぞれ魅力的。とりあえずリサ先生はいっぱい日野先生と絡んで欲しいですね。
大人である先生たちが少女みたいに騒いだりだらけたりしながらオフの時間を過ごす様子は、それだけでもなんだか面白くていい雰囲気が出るなぁと。
それと、非常に読みやすかったです。整頓された綺麗な作画で清涼感あり。
次号からはリサ先生が実際に教壇に立つようで、楽しみですね。

そういえば先生ばかりの学校4コマというと「教艦ASTRO」が自分は思い浮かぶのですが、あちらは・・・いつ・・・いや、何も言うまい。待ってるデス。

おきまりラブ

teti先生の作品。ラブコメ。
オタクな男子高校生と、まさかの運命的な出会いを果たしてしまった・・・と思い込んでしまった少女漫画マニアな女子高生がいきなり告白してしまいます。好きな少女漫画の出会いの場面とカブってしまったんだとか。
女子高生・みのるは自分のイメージする理想的な恋愛シチュエーションをリアルに実現するために、仮の彼氏彼女の関係を作り上げただけで、別にオタク男子高校生を好きなわけではないです。男子の方も同じような感じで、恋人とやってみたい2次元的なシチュを実現させたいだけで、彼女に無遠慮にメイド服着せたりします。互いが互いを利用している、「趣味のため」と結構割り切った関係です。
でも、そこから少しずつ変わっていっている・・・?ような、そんな微妙で曖昧な、初々しい雰囲気がたまらんのです!

20110318184049.jpg

だんだんと変わっていっているんですよね。自分を物語のヒロインに見立てて楽しむのではなく、彼とすごす時間そのものが自然と楽しくなっていっている。イイヨイイヨー
こういう作品なら少々のエロ要素も映えると思うので、それも期待したいですね・・・!

びぎなーず9

巻末。白滝キノコ先生の作品。
野球好きという趣味も外見もどこかボーイッシュな主人公、たま。
けれど入学した先は野球部の無かった!ということで新しく立ち上げようとするのですが・・・という野球をベースにした学園コメディな作品。これからキャラも増えていくことでしょう。

絵柄がデフォルメの効いて親しみやすい上、他のミラク作品と被っていませんので結構目立ちますね。オリジナリティも感じます。魅力のある絵。
しかしいくつか見づらい構図もありましたね。4コマというある程度限定されたコマ割の中で、スポーツという複雑な動きやアングルを描く必要のある題材を選んでいるので、難易度は高そう。
そこの描写を本格的にする必要はこの作品には無いとは思いますが、頑張って欲しい所!



では、雑誌としての総括。

「もっと、自由に4コマを」というキャッチフレーズを掲げ創刊したミラク。
ビジュアル性の高い誌面を目指しているようですが、実際作画のレベルは高かったです。
ほとんどの参戦作家さんがマンガ初挑戦の新人作家・・・ということを事前にアナウンスしていて、確かに楽しみでしたが不安も感じていたのは確かです。が、全くの杞憂に終わりました。
雑誌としての作品バランス・・・というのは、4コマ雑誌に今回(ほぼ)初挑戦な自分は考えられませんでしたが、よかったと思います。掲載順も違和感なく、題材モロかぶりというケースも無し。
個人的には全力で笑いを取りに来てるような作品があと少しあればなとは感じましたが。
どの作品も整っていて読みやすいのですが、雑誌としては「なんじゃこりゃ」な作品もあってくれた方が楽しめると言えば楽しめるんですよねw読者自身がツッコミ役になれるような。でもそれをあえて求めるのも違いますかね。

思っていた以上に楽しめたというのは間違いないです。特にチェックしていきたい作家さんは小波ちま先生、タチ先生、はりかも先生、奄美あまゆ先生、パイン先生、CUTEG先生あたり。
ミラク2号目は5月発売予定。隔月発売になるのでしょうか。
面白かったので次号にも期待しています。



どうせなので掲載作品全部触れたいなぁ、ということでここからオマケ?の1行感想。
上で取り上げなかった作品についてざらっと行きます。作家さんの敬称略。

・純粋欲求系リビどる/眉毛
 主人公の妄想でしたオチが序盤頻発して、後半の流れに乗るのに最初手間取りました。
 絵柄は非常にポップで可愛らしいです。数少ない男の子主人公。
・夜森の国のソラニ/はりかも
 カラーが質感がよかったです。しかしちょっと絵柄に特徴が無さ過ぎている気が。
 作品のファンタジックな世界観は結構お気に入り。夜森ちゃんツボ。
・前から2両目/name
 主人公の女の子の濃いキャラが面白かったですw活き活きしてるなー!
・Good naight! Angel/柊ゆたか
 ちょっぴりアクション。主人公でバックベアードちゃんを想起。可愛い髪型。
・月曜日の空飛ぶオレンジ。/あfろ
 イラストレーターの漫画だなぁという感じが凄い。魅せる構図を連発してます。
 この作品の理科の先生は意味わかんなくて好きでした。あとミラクはスイカがお好き。
・にじげんめのうた/川井マコト
 ニコ動を元ネタにしている作品。黒歴史をいじられる梅乃ちゃん涙目かわいい!
・きしとおひめさま/パイン
 ショッキングな展開と言えばこれがありましたね。素直に続きが気になります。
 途中の結婚でフラグを感じましたが、まさかやられるとはという感じでした。
・Seed/双三ヒロ
 描き込み量に目を引かれます。こういうよくわかんない生き物がたくさんいる世界観好き。
・スイート マジック シンドローム/CUTEG
 笑顔の女の子たちはケーキよりもあまーい。ふわふわです。
・ルンルルコミュニケーション/さがら梨々
 トースターで射撃してくる主人公ww面白いキャラが大勢いて賑やかな作品。
 ちゃんと単行本化して欲しいなー。テンポの良さが魅力的。
・るーてぃんルーティン/パインパ
 オフ会開催のために動きだした人々。これも読みやすかった作品の1つ。
・副33三色パンチ/にき
 まさかのカマドウマ落ち。各キャラの特徴が明確になってくれば楽しめそうです。

粗くなりましたが以上!
 

[本]木尾士目先生新連載、どう見ても“あの2人”です・・・他『楽園 Le Paradis 』Vol.4

新海誠監督の新作が楽しみ。
楽園Le Paradis 第4号楽園Le Paradis 第4号
(2010/10/30)
シギサワ カヤ日坂 水柯

商品詳細を見る

   ・・・好きよ・・・だから ・・・もうおしまい。

最近めっきりやらなくなった雑誌感想・・・ですが、楽園はやっておきたいなと。
まぁ正確にはは雑誌ではないんですけども。
「楽園 Le Paradis 」は白泉社より年3回発売される、恋愛をテーマにしたアンソロジー。
今回も表紙はシギサワカヤさんが担当。vol.3では出てこなかった「手」が再登場してます。
美しい夜景と紅いドレスの女性。月明かりが印象的で、ちょっと影になった部分から相手の腕が伸びてきて髪に触れている。イスに片脚乗り上げていたり。これから何が始まるのか・・・。
楽園表紙は一枚の絵に様々なドラマが潜んでいそうで、妄想の楽しみがあります。
毎回女性がひどく冷めた目をしてるのがなんだか刺激的でもあり・・・!
今回も数ある作品のうちいくつかを取り上げていきたいと思います。



愛のけものにしたがいなさい

売野機子先生新作。
この作家さんの学生が主人公&ヒロインの長編というのはちょっと新鮮・・・?
主人公が男色家なのも、ボーイミーツガールとして面白いですね。
恋愛関係に無くてもヒロインがきちんとヒロインになっているのも良い。

今作の恋愛要素はそれほど強いものではなく、未来の可能性の描くものになっていますね。
空白ばかりであることを、恐怖ととるか安心ととるか。
愛したいけれど応えてもらえない。埋らない心の隙間。
それにさっくりあっさり、素敵な言葉を差し出せる主人公のまたカッコいいこと。
ラストの「good naight mster Angel.」が完璧にハマってて気持ちよかったです。
彼女の次の夢は、きっと笑顔になれるもの・・・だと、いいな。

この作家さんの作品は、現代を舞台としたものでもどこかレトロで妙にファンタジックな雰囲気があって、安定感があるようで無い。でも読み進めている時は気持ちいいテンポで、読了後しっかりメッセージが残る。
ああ、好きだなぁ売野機子先生。再確認。

魔法使いの冷酷

二宮ひかる先生の作品。
想い人とセックス出来るが記憶を失うor本当にしたかのような記憶を貰う
さて、あなたはどっちを選ぶ?という作品。
あいやー、二宮ひかるセンセの女の子はなんでこう体温を感じるのかねー。
コメディタッチで、オチの仕掛けにもニヤリ。ナイス短編。

spotted flower

新連載。木尾士目先生の作品。
WEBにて公開された第0話も合わせて掲載されています。
オタクな旦那さんと、妊娠中のその奥さんの、まったり&過激な日々を描く本作。
木尾先生らしい空気感と会話テンポは変わらず、何とも微笑ましい2人を楽しめます。
・・・が、この2人・・・

20101110020708.jpg

なんだか・・・なんだかその・・・・・・くっそー狙ってんな木尾先生!!
オタクな旦那、非オタの奥さん。2人は大学時代同じサークルに所属していて、奥さんの元カレも同じサークルのオタクだった・・・と来たら、そりゃげんしけんの斑目と咲ちゃんを想起せざるを得ないというもの!
そんな設定と合わせて、キャラデザ的にも2人ともどことなく彼らに似ていますね。
旦那さんはヘタレ、奥さんはオタクの扱い方が完璧。
1年近くがんばった子作りやら、安定期とは言え妊娠中の奥さんには手を出さない旦那さん、でも誘っちゃう奥さん・・・などなど、見たいようで見たくなかった、でも見れて最高にハッピーなあの2人の結婚生活!!・・・をなんとなくイメージさせられるこの作品。
単行本化は遠いと思うので、読むなら今のうち。げんしけんファンはチェック。

で、改めてタイトルを見てみます。
『spotted flower』
spot→しみ、よごれ、まだら flower→花
と、spottedは斑目、flowerは咲をイメージさせられます。狙いすましてる・・・!

げんしけん好きとしては思わず心掴まされる内容ですが、もちろんげんしけんを切り離しても、げんしけんを知らない人でも楽しめる作品なのでは。
正式にげんしけんの続編だと描かれてるわけでは当然ないのですが
ほんのり、どころじゃなく色々匂わせる木尾士目先生の新連載でした
今後、もしかすると他のメンバーっぽい人物も登場するかも。期待です。
・・・しかし、抵抗ある人も当然ながらいると思います。あの2人は結ばれないからこそだな・・・ブツブツ、って思いは自分にもあります、が、それはそれとして楽しみたいと思います。

想いの欠片

竹宮ジン先生の、がっつり同性愛を描くシリーズ。
今回は前号ラストに登場したブラコン妹ちゃんがメインとなるお話。
同性愛者と、彼らと向き合う異性愛者(ノーマル)の衝突。
あけすけな心のやりとりがされているこの話には、しばしばやたらと刺さる台詞が。
センシティブな話題を真正面から描いている、考えさせられる話ですね。
まぁ難しいことは置いといても、
思わず目覚めそうになってる妹ちゃんの今後が楽しみです。

ディアティア

おかしな風にこじれてしまった3人の仲。
でも想いはどんどん大きく強くなっていく。
上手くは言えないし、出来ないことばかりで、自信だってないけれど。

今回物語がかなり動きましたね。
前の回に桐ケ谷と葉月の関係が危うくなりましたが、今回で修復。
というか修復するまでもなく、2人の絆は確かなものだという証明がされましたね。
そして肝心の成田先輩と桐ケ谷の関係は・・・というところですが
今回ラストでついに、成田先輩やってくれましたよ!
あとはまだ揺らぎ続ける桐ケ谷の想いが固まるか、ですね。
1巻完結漫画とするとそろそろ完結が見えてきましたかね。次回は胸熱くなりそう・・・!

14歳の恋

水谷フーカさんの作品。
思春期全開!素朴で微笑ましい中学生カップルの物語です。
今回は2話掲載。第2話は席替え、第3話は夏祭りでの2人が描かれます。

席替えではなんと運よく隣同士に!思わず(心の中で)ハイタッチ!
今回こんな感じの『内なる声』がやたら可愛かったw

20101110020705.jpg

と思ったら、後ろの子の事情で田中さんは席を移動。和樹と離ればなれに。
2人の関係は周囲に隠しているものだし、2人とも学校では大人キャラで通っているから
この展開はちょっと心苦しくはあるけれど仕方がないもの。
子供のようにダダをこねようとはしないし、出来ない2人。少し窮屈な学校生活。
しかし互いしか知らない1面を隠し持っている優越感はあるし
窮屈感をフォローするために作る2人きりの時間で、彼らはもっと深く結びついていく。
心はどこまで近くに寄り添い続けている。
でも思春期。恥ずかしいから素直に成りきれないこともたくさんある。あー可愛い!
第3話ではおんぶしたい&されたい願望を隠して、もじもじする2人。くっそ可愛い!!
14歳。コドモとオトナのハザマ。
なんだかそわそわするよね、思春期って響き。

すきなひと

日坂水柯先生の作品。
いよいよもって、2人の宙ぶらりんの関係における緊張感が高まってきた。
心通わせ、何度も身体を重ねているのに、なにかを恐がってしまう2人。
でももう限界。『云えない』苦しみを必死にかみしめて、どこに向かうのか。
さーて、そろそろ物語動きそうですよ。次号必見。

Kissing number problem

黒咲錬導先生の作品。前Vol.3の作品も素晴らしかったですが、今回も良いですねぇ!
付き合いだした男と女。けれど交際するにあたり女が出した条件は「Hをしない」
じゃあキスは?→まぁOK ということで、とにかくキスをしまくる彼氏さん。
男はかなり一生懸命恋愛をしてるんだけど、女側は本当に冷めた表情しかしない。
甘い空気に包まれても、濃密なキスの後でも、ずっとあの目つき。
けれど些細な、本当に些細な行動に、彼女の想いは少しだけ見ることができるような。
真正面から「好き」と言われた後のおかしな目線の逸らし方とか。
でも彼女はずっと、あの見てる方が不安になるような、深い黒の釣り目のまま。
それが崩れるのは、ようやく訪れた2人の夜のこと。
自分のことを「マグロ女」を卑下した彼女は、過去のトラウマを引きずっているみたいだけど、この時間が彼女の何かを大きく変えた。初めて彼のキスに応えた。

20101110020710.jpg

自分から求めること。
恐がらず、立ち向かうこと。
愛を受け止め、愛すること。
至福のラストシーンでは、この先の彼女の幸せな未来を見守りたくなります。
粘着質なエロスは流石黒咲先生。ヒロインは眼鏡無表情ガリ・・・とこれまたフェチっぽい。
毒があるのに甘い、不思議な恋愛を描いてくれる作家さんですね。好きだなぁ。

エンディング

トリはシギサワカヤ先生。今回は女性同士の恋愛。
頼れる上司・漆原。会社の問題児・長谷川。二人が同棲してることは周りには秘密。
けれどただ甘い時間ばかりではなく、たまに衝突したりしながら
生ぬるい日々を過ごしている。

物語は漆原視点で展開。
わがままな子供をあやすように長谷川と付き合っている彼女ですが
自分からあえて堕ちるというか、泥沼にはまって抜け出せなくなる関係を心の底では楽しんでさえいるような感じ。楽しんでるというか、自分を虐めてるというか。
もちろん長谷川のことは好きだけど、彼女自身「迂闊なこと」だとはっきり認識している。
もともと世話焼きな正確なんだろうけれど、読み進めるたびにちょっと違う風にも見えてくる。
文句はたくさんあっても、現実に離れようとはしない。
長谷川もそれがわかってるから、わざと困らせてるようなそぶりが見える。
漆原は長谷川が自分に甘えてくるような捉え方をしているけれど、
実は甘えてるのは漆原も一緒なんだろう。
わがままを言われることに、要領の悪いことをするのにイラつきながらも、そんな長谷川さんを愛しく思ってることが分かる。求められてる自分に酔ってるようでもある・・・。
居心地の悪さも、確かにある愛しさも、ぼんやりした温もりに溶ける生活。
けれど。

20101110020642.jpg

答えの見つからない、恋愛のかたち。
釈然としないまま歩み続けるには、彼女たちは脆すぎた。
最後の夜、長谷川にもたれかかるように言葉を零している漆原の姿は子供のようで
でも彼女の決断は悲しいほど大人だったりする・・・。
外的要因が無ければ漆原はさよならを言わなかったかと言うと、そうでもないような気も。
どっちみち真面目な彼女は、どこかで堪え切れなくなってしまったと思う。
今も昔も、漆原の「大丈夫」には変わらず安心感がないのだけれど
もしかしたらその言葉の裏を知っていたのは、長谷川だけだったのかも知れない。
長谷川を失った後も、彼女は変わらず「大丈夫」と言い続けている。
傷の癒えないまま、熱を宿らせたまま、恋をしたまま。

擦りきれそうなほど切ない恋愛衝動。
これだなー、ここれですよ。流石です。大好きです。
シギサワさんの描く恋愛は甘くてシビアで、非常にセンチメンタル。
しみじみ、人間って面白。



Vol4、刊行スタートから1年が経過しましたが
雑誌のコンセプトがちっとも揺らがず、高いレベルを維持してくれている良アンソロ本。
今後とも独自の方向性を貫いていって欲しいですね。
次回、Vol.5には新たにKashmir先生、志摩時緒先生が登場予定。2月発売。
ヘロヘロになるまで恋愛を楽しもう。これぞ、楽園。

『楽園 Le Paradis 』Vol.4 ・・・・・・・・・★★★★
高品質を保ち続けている恋愛アンソロジー。良い作家さん揃ってます。

[本]あなたとわたしの恋愛衝動 『楽園 Le Paradis 』Vol.3

携帯だと綺麗に画像が撮れないのが最近辛くなってきました…。
まぁ画像を使わずに極力文章で面白さを伝えるってのが自分の目標なんですが。
楽園Le Paradis 第3号楽園Le Paradis 第3号
(2010/06/30)
シギサワ カヤ中村 明日美子

商品詳細を見る

   春に結婚します

ちょっと遅れましたが年3回発行の恋愛アンソロ「楽園」Vol3のことでも。
豪華作家陣で送る、珠玉の恋愛オンリー本です。
大好きシリーズなのですが流石に全作品についてつらつら書いていくのもしんどいので
今回も特に気に行った作品について、書きたいと思います。

表紙

いきなり表紙かよ!って感じですがこれ素晴らしいですよ。
Vol1,2では明らかな男性の腕が写り込んでいるイラストでしたが、今回はナシ。
ギュッと唇を結んで、お風呂でリラックス中なんてとても思えない固い表情。
そして目には涙を浮かべています。
なぜなのか…念のために本編を読んでもちょっと理由はわかりませんorz
まぁなんにせよ、凄く印象に残る表紙であることに間違いありません。
というかこんな大きいサイズのカラーで、女性の足の裏を見るのって初めてかも。
思わず舐めてみたくなるわけですが、そこは自重しておきました。

ついでに本編の方もこっちに書いちゃおう。
「全ては一つの空の下」…相変わらずインモラルを匂わせるちょっぴりのスパイスが良い。
どんなに強くあろうとしたって、人間なんて所詮どこかに弱点、というか穴がある。
そこをストーンと突かれたら、もうどうしようもないんでしょう。
恋する女の子は強くズ太く、そして無敵にかわいいんだ。

すきなひと

セクロスなう。を妹に見られてさぁ大変!な第3話。
自分たちの関係性に明確なカタチを見いだせないままの2人でしたが
こういう外部的な理由を作りだして、答えを出さざるを得ないシチュを作りだしてきました。
ただの友達だなんて、そんなわけがない。
心も身体も、もう深く結びついてしまっているのだから。
かと言って恋人であるとも言いきれないこのもどかしさ!たまりませんw
そうそう長く続くシリーズではない、と思いますが、そろそろ大きな動きアリ?
でも単行本には「1巻」ってつくし、結構続く予定なんでしょうか。

14歳の恋

子供が大人になる思春期。
周りよりちょっとだけ大人びている彼方と和樹だったが、それはただの仮面。
休日に2人きりになればかつてのような無邪気さでふざけ合う。
ずっと2人で、子供のように笑いあえる。そう信じ続けるばかりで。
しかし偶然同じ日の日直になった2人は、お互いに違和感を覚える……。
大人の仮面をつけてるだけのはずだった。
なのにいつの間にか、自分たちは本当に大人になりつつあった。
しぐさ、表情、髪、喉仏―――そこかしこに薫る、オトナ。
20100716075806.jpg

逆だった。
被っていたのは、子供の仮面
必死に必死に、無邪気なフリをしていただけなのだ。

前Vol2や楽園webでは散々あの歳の差ラブコメに悶え苦しめられたわけですが
今回ではまた違った方向の作品で攻めてきましたね、水谷フーカさん。
思春期という、世界のさまざまなことに敏感になるお年頃。
確実に大人に変わっていく自分と、女の子………。
今回は続きモノということで、次号が非常に楽しみな展開。

普段と違う立場からなにかを見た時、知らなかった一面が見える時があります。
今回の話はまさにそれ。
じゃあ、もう子供じゃなかった2人は、2人きりの時はどうする?
の答えがアレでは、先の展開に心底期待せざるを得ません。
この年頃の男の子女の子って、そりゃもうみんな輝いてるもんですよ!
自覚なんか無くても!ああ眩しい!もうずっとやってろよ!嵐の中で輝いて!(意味はない

テオブロミン

しっとりじっくりと読ませる恋愛漫画が多い「楽園」でも異色の存在である黒咲さん。
今回は感情的で強いフェティシズムと人間性をダイレクトに描いたような作品「テオブロミン」。
毎度毎度いい作品を届けてくれる作家さんですが、これはまた一味違う物語でしたね。
今回はガチエロ。読むと、シたくなる。(最低

肉体でしか繋ぎとめられない、容赦なく凶暴な愛。
力で押さえつけるしかない男と、愛されることを拒む女。
そんな不器用な2人が織りなす恋物語は最高にエロティックで、ちょっと切ない。
中出しだの種付けだの刺激的なセリフが飛び交う短編ですが
最後に女が、自分から男の背中に触れるのが素晴らしい。
今だって怖い。愛されること、大事にされること。
けれど手を伸ばせばそれに応えてくれる存在がいる。
身体だけでなく心の繋がりを求めてくれる、そのヒトが。

20100716075828.jpg
それが恋で、これが人間。

楽園で発表されたこの作家さんの作品中では、今のところ一番好き。
獣みたいに求めあうって、なんだかありがちな表現だけど、素敵だと思うのですよ。
まぁ女がエロかわいかった時点で俺的勝利は確定的でしたが!

ちなみに「テオブロミン」とは、チョコレートなどのカカオに含まれる苦味成分とのこと。

白昼夜夢

予知夢を見てしまうOL、里子。
恋人である櫓が浮気した上に自分から離れていく夢を見て不安になる彼女ですが
夢でみた櫓の浮気相手そっくりな女性が櫓に接近してきて情緒不安定に。
耐えきれなくなって突発的に別れを切り出してしまいますが……

今回は背徳的な要素はなく、ピュアな恋愛ものとして楽しめました。
ネガティブな予知夢ばかり見ていたらしい彼女ですが
終盤では凄く心穏やかな未来を見れるようになっているのがいいなぁw
そして〆のモノローグも完璧。これぞ短編漫画。笑顔になれました。

ディアティア

初々しい直球ラブコメを俺のハートにブチ込んでくるディアティアですよ!

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イヤアアアァァアアアア心の叫び

今回はいつもの2人ではなく新キャラを交えてのラブコメ合戦。
勘違い・偶然・走りすぎの青春3原則を忠実に守り抜いて
読む者の顔面崩壊も致し方ない、素晴らしいラブコメっぷり!!
絵のタッチにも物語にも清涼感が充ち満ちていて、とても気分がいい作品です。
とりあえず桐ちゃんのかわいさは国家が保護すべき。

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ウォオオオオオオォオォオオォ(心の叫び

なんかこの作品だけネタっぽい書き方になっちゃったけど以上!マーベラス!

夜を重ねる

きた―――――ぁ…来た、だめだこういうダメ。泣いちゃうんですよ。
物語的にネタバレはしない方が絶対いいはず。どう書こう。

偶然終電も出た後の駅で出会った2人の女。
2人とも恋愛のトラブルによってここに集まったので、自然と意気投合しますが……

この物語の素晴らしさを語るに、どれほどの分量と力量が必要だろう。
なんか語れば語るほど大事なものが薄れてしまいそう。
とにかくまだ読んでない人は読んでくれ、と。

20100716092012.jpg

残した人間、残された人間。いまだ強いままの想い。
2人の女性は不思議な形で出会い、僅かな時間の中で様々な気持ちを溢れさせて、別れる。
笑顔だけ、残して。
もう、読むたびなんか視界が水っぽく揺らぐんですが、どうにかして下さい。

中村明日美子先生の体調が良くなって、早くに執筆活動が再開されることを祈ります。
こんな名作読んだら、そう思ってしまうに決まってます。




以上楽園Vol3の感想などなどでした。
続きモノ多くなってきたけれど、できれば一話完結の短編を多くして欲しかったり。
まぁずっとこのクオリティが維持されるなら、なんの文句もありませんがw


※沙村先生の短編も最高でしたが何書いても蛇足になりそうなので書きませんでしたw

[本]トラウマイスタ中山先生の新作に胸が熱い!ヤンコミ付録に股間もアツい!

試験が近いというのに相変わらず漫画を読む毎日です。ゲームも進めたい。
はてさて、本日発売のヤングジャンプ33号は注目です。
中山敦支先生の新作読み切りが掲載されています!!

『ねじまきカギュー』

20100715085441.jpg

中山先生と言えば、少年サンデーで少年漫画の限界をブチ破るエキセントリックな展開を貫き全5巻の天寿を全うした名作・トラウマイスタの作者。(実際は3巻後半からラストまでがキレキレの超展開なわけですが)

昔からヤバい女の子ばかり引き寄せてしまう女難体質の主人公・葱沢。
今日も元気な女子学生から熱烈なラブコールを受けるわけですが
20100715085456.jpg ★元気な女子学生です★

そこに颯爽と現れた謎の人物!(最初の画像)
「愛は奪い取るものじゃない」と零し、葱沢に迫る女子学生を撃退!

20100715085452.jpg

( ゚д゚)、ペッ

そんな感じではたしてこの人物の正体とは!? という漫画です。

中山先生らしい破天荒なアクション、演出を楽しめる楽しい読み切りになっています。
バトルあり、コメディあり、ラブありで非常に賑やかな作品w
20100715085459.jpg (クリック拡大)
こういうのを見るとトラウマイスタを思いだしますねぇw
こんなのばかりではなく、ちゃんと可愛い女の子も出てきますので…!→ (微妙にネタバレ) 要するにどう転んでも主人公の女難は続くよってことでしょうねw
気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。週刊なのでお早めに。


あと久しぶりにヤンジャン買いましたが、「馬鹿者のすべて」が面白そうでした。
単行本出たら買おう。チェックチェック。


↓でヤンコミのこと。

続きを読む ≫

[本]読んでる漫画雑誌についてだらだら書く

「履歴書ってどこで配ってんの?」とtwitterで呟いたらドン引きされ
そのことを話したらリアルでもドン引きされました。
なんかどこにでも置いてあるらしいんですけど、
俺の記憶だと見たことねぇっすorz
しかも配るという言い回ししてる時点で、俺タダでもらえると思ってたからね…。

さて今日はちょっと趣向を変えて漫画雑誌の話。

ここしばらくイブニングを買っていたんですが
読む漫画は限られていて、しかも各号連載だったりするので
こりゃ買う必要はないかなーとイブニング購読をやめました。
好きな作品は好きだけど、全体としていまいちパワーないように思います…。
島耕作が表紙とりすぎだってばよ。
こだくさんの作品は期待してますw

んで創刊以降ずっと買ってるゲッサンですが、これは面白い。
まぁ地味な漫画ばかりってことに反論はありませんが
この雑誌はわりとゲッサン発新人が頑張っている印象。
小川麻衣子・モリタイシ両先生につられて買いだしたのですが
がっしりした連載が多く、安定ある雑誌になってると思います。
ただがっかり大きな紙面入れ替えまでに一年かかってしまったのは残念。
そこらへんはサンデー系列の流れを汲んでますねー。
それと話変わりますけど、このゲッサン、発売日の2日前に店に並んでいるのも普通だったのですが、最近は店頭に並ぶのが遅くなってきてます。まぁ本来の発売日になっただけですけど、ちょっと残念ww
ここんとこの新連載はどれも面白くていい感じです。フルスイング好き。

ジャンプは相変わらずですかね…。
来週以降の新連載にカケラの期待が持てないくらいw
まぁ漫画は読んでみないと分かんないのでね…。
リリエンタール終わったの悲しいです。バクマン、四ツ谷先輩、べるぜが好きかな。
ワンピースとH×Hは貫録の面白さ。というかハンタ凄すぎww
まさかのゴンさん悲しみの超進化でガチムチ化。いろんな意味で緊張感が凄すぎです。
ただ、笑えてきますけれど、真剣にゴンのことを考えると、あまりにも辛い展開…。
あーとーは…、あ、銀魂今のシリーズかなり面白いですね。
長編になるといつもだらだらしちゃう印象がある銀魂ですが、今回は終始面白さMAX。
スケダンもいろいろヤバさMAXでしたがどうやら落ち着いたか?
ジャンプで堂々TSモノをやった作者に乾杯。

もしかすると一番好きかも知れない雑誌アワーズは
それ町アニメ化という快挙を達成しました。しかもテレビアニメ。嬉しい!
アワーズテレビアニメはちょっと嫌な流れが出来てるので、ここらで断ち切ってほしいw
さみだれもガチで熱い展開が続いてますし、エンブリも新展開間近。
ドリフターズも進行遅いながら、ヒラコーにしてはかなり良いペースで載ってます。
アルペジオやナポレオンも面白い。編集女王も何気にキレ味良くて好きですw
一時期値段が変動してましたが、550円で固定になったのかな。
まぁ多少値上がりしても購読止めたりなんかしませんけど。

隔月発売のFellows!はあまりにも分厚くなってしまったためか
発売中のvol10から2冊に分裂。でも一冊あたり読みやすいボリュームですし、英断。
この雑誌は掲載作品も多く、作風も多彩、しかも新人さんがぞくぞくやってくるという
いろんな漫画をがっつり読みたい方に大変お勧めな雑誌。
好きな作品は乙嫁、ダイミダラー、ピーチオンザビーチ、ウワガキ、演劇部、狼の口。
新人さんだと高橋那津子さん、小暮さきこさん、松山紗耶さん大好きです。
まーほんといろいろ載ってる雑誌ですね。読むのに体力いるくらいw
隔月ってのがネックですが、これだけ密度のある雑誌なら楽しみに待てるというものです。

まだ2号目が出たばかりの電撃大王GENESIS。
電撃らしさをキープしつつ、また大王本紙とは違った方向性も見せていて好印象。
森山さんの「妄想奇行」がやっぱり面白い。はずれなしの作者さんですね。
最近シリアスばかりなエンブリの鬱憤を晴らすがごとく生き生きとあほらしい作品w
ただ少女が主人公の怪奇モノ…って感じの作品がちょっと集まり過ぎている感じなので
爽快感あるファンタジーやバトル作品も読んでみたいかなと思います。
そういう意味で硬質なタッチの「ゴッドシーカー」や少年誌ちっくな「時の消失請負人」が雑誌としていい役割を果たしてくれてます。
あと竹葉久美子さんや稲井稲井さんなど、新人(?)さんがかなりいい活躍してます。
次号からあらゐさんや大沖さんも参戦決定で、なかなか面白い雑誌になってくれそうです。
季刊なのが残念。
…廃刊とか、しないでほしいな…。

白泉社の「楽園」も、一応雑誌か。
積極的に雑誌を読むようになってまだまだなので、新規の雑誌が多いですね。
これはズラリと女性作家が並ぶ、恋愛漫画限定の雑誌。
宇仁田ゆみさん、二宮ひかるさん、シギサワカヤさんなど好きな作家さんも多く
恐るべき新人・売野磯子さんの活躍する雑誌でもあります。
一話完結のアンソロかと思いきや2号目へたくさん続きましたので
一応雑誌ということにします。これは一年に3冊しか出ないので
待つのが非常に辛いのが難点。面白いからもっと出してほしいな。
フーカさんの作品がはやく単行本しないか心待ちにしておりまする。
年上おねえさんがテンパる展開大好きでした。

漫画雑誌ではないですけど、季刊エスも大好きな雑誌。
漫画を語る際の語彙力?をつけるため…というか、単純にいいイラストが乗ってるから。
なぜか作者インタビューにも俺が好きな作家さんがよく出てきますしねー。
微妙なサブカルくささも魅力的で、知らなかった世界を覗ける雑誌。
本来は絵描きさんが読むような本なんですけどねw
ただ、こういう雑誌ならアマチュア作家の漫画も載せてみて欲しいところ。
「少女世界」とか出すより、少し値段上がってもいいからこっちでやってほしいw



がっつり購読してるのはこの辺ですかね。
こうして書いてみると、読んでる雑誌結構ありますね。
ネットではみんなもっと読んでるので感覚がマヒしてますがw
月刊誌・隔月・季刊誌ばかりあるし、それほど値段的負担はないです。
あと週チャンに読む漫画が増えてきたので、これもちょっと大変です。
もともとそんなに読むの早い方ではないですし…。
それとサンデーは高校時代友人からお古をいただいておりましたが
その手立てがなくなり、今はたまに立ち読みする程度です。
神汁アニメ化おめでとうございます!(とってつけ

バイトするようになったらもっと購読雑誌増やしたいですね。
でも読む時間が減ってしまう…難しいなぁ。読むペース早くしたい。

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「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

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