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正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[本]アワーズ12月号 伏線回収が見事なさみだれ第55話

YOUNGKING OURS (ヤングキングアワーズ) 2009年 12月号 [雑誌]YOUNGKING OURS (ヤングキングアワーズ) 2009年 12月号 [雑誌]
(2009/10/30)
不明

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ちょっとご無沙汰なアワーズ感想。
といっても取り上げるのは「惑星のさみだれ」のみ・・・すいません時間なくて。
いやしかし、最近のこの作品の盛り上がりは尋常じゃありません。
先日発売されたさみだれ8巻の感想もじきにやろうと思っていますが、
今回は、巻頭をかざった「惑星のさみだれ」第55話について。

なお、単行本派でネタバレを気にする方は注意です。



幼少のさみだれとアニマ、そして彼らと夕日の出会いを描いた今回。
8巻収録分でも発揮された、作者の「伏線回収能力」がまたしても炸裂してます。
思えば一巻の時点からちょいちょいと思わせぶりな描写を重ねてきた本作。
それらがいよいよ一本に繋がりだしました。

騎士となる随分前に一度、夕日はさみだれと出会っておりました。
20091111232041.jpg
これまで読んできた人なら一発でピンと来るであろうくだり。
20091111232330.jpg
まだ父を失っていないころの夕日も、一巻のひねくれた夕日も、若干のニュアウンスの違いこそあれ、根本的な考え方の差異はないようです。
父への、そして刑事への憧れを持っていた少年時代・・・感慨深いですね。
それからさみだれの「知ってんで」という返しも、こうして読み返せばグッとくるものがあります。
あれから長い月日がたったけれど、夕日の言葉を忘れていなかったわけですから。

アニマを誘拐犯と勘違いした夕日は、さみだれの手を取り走り出します。
その後さみだれを安心させるために言ったことにもトリハダですよ!
20091111231812.jpg
Oh・・・クサいよ夕日・・・。
しかしこれも繋がります。
20091111231443.jpg
5巻にて、母から逃げ出したさみだれに対し、騎士でなく「大人」として発したセリフ。
成長しても夕日は夕日のままですねぇwかっこつけすぎw
20091111230906.jpg
それからさみだれのこの表情も。
これまでは、夕日の言葉で心が突き動かされたものだと思っていたのですが、
この瞬間の彼女は、昔の夕日を思い出していたのではないでしょうか。
もちろんあの状況下でこんな頼もしいことを言ってくれる人への感動もあったでしょうがw

それとこれもかなりあっさりと描かれていましたが、病院内でのアニマとおねえちゃんのやり取りにビックリしました。なるほど、こういう繋がりか。
今回の戦いは色々とイレギュラーらしいのですが、それはこの影響なのですかね。

過去編は終わり、ついに12体目との最終決戦が始まります。
三ヶ月の猶予期間も、びっくりするくらいあっさりとした描写で完了してしまいましたw
来月にも戦いが始まってしまうのでしょうか・・・このペースだと9巻で終わってしまいそう。
たしか全10巻構成予定のはずだったので、もうちょい続くと思いますが・・・
こうまで鮮やかな伏線回収を見せ付けられると、一話でも長く続いて欲しいと思う反面
最善の形でスパーンと綺麗にまとまって欲しいという気持もありますねw
とにかく、来月が待ち遠しいです!



すいませんやっぱりワンブリにも少しだけ触れます。
20091111230708.jpg

レナがデレたああああああああああああ

黒髪ツインテクールという高水準キャラがここにきてデレ転換。
この後レナは恥ずかしさで転げまわるわけですが、漣も当然転げまわりました。
なんとなくこっちもクライマックスの近い雰囲気です。
しかし・・・久しぶりの乳首券発行がまさか局長とは思わなんだ。



くそ・・!この町もエクザイルだらけになっちまった・・!
>>5からもう笑ったwww 自分もあの声は好きなんですけどね~。
Kanonが再びPSPで! 累計10本目の発売となりCIRCUSの曲芸商法並に
10個もあるのかww でもプレイした身としては、名作中の名作なのでぜひやってほしい。
パンツを見たor見られた思い出
なにかの拍子に見えたことが何度かありますが、結構冷静に受け止めてました。
風はロマンを運ぶのさ…。

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[本]異国迷路のクロワーゼ 1,2巻感想

異国迷路のクロワーゼ(2) (角川コミックス ドラゴンJr. 111-3)異国迷路のクロワーゼ(2) (角川コミックス ドラゴンJr. 111-3)
(2009/06/09)
武田 日向

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   お前は愚かだな クロード

買おう買おうと思ってたらいつの間にか妹に先を越されたでござるの巻。
というわけで妹君からお借りした「クロワーゼ」の感想。
雑誌でちょこちょことは読んでいましたが、これは単行本でこそ真価を発揮するシリーズ。

舞台は19世紀後半。
ヨーロッパは、鎖国解除によって開放され渡ってきた日本文化に沸いていた。
そんな中、閉鎖の危機に立たされている商業施設『ギャルリ・ドロア』に
一人の少女が、日本からやってきた。
ユネという名のこの少女は、ギャルリの鉄鋼職人クロードの元で暮らすようになります。
異国での少女の暮らしぶりと、それに触れて成長していくクロードの物語です。

漫画を語ろうと思っても、作画のことばかりに触れていては「こいつ漫画を絵でしか楽しんでないな」みたいな雰囲気になってしまってイヤなんですけれど、この作品に関してはそんなことにこだわっている場合じゃありません。
絵です。キャラです。背景です。
とにもかくにも、綺麗なんです。
ページを開けば、練りこまれた構図、読みやすい台詞配置に、モノクロ濃淡の鮮やかさ。
そしてキャラクターの表情も上手い。語らずとも表情のみで語ってみせる手腕。
西欧の背景に着物の女の子がいるってのもミスマッチで面白い!
20090901234017.jpg
作者の武田さんと言えば、その美麗なイラストでGOSICKを盛り上げたイラストレーター。
なるほど、これは確かにイラストだ。けれど間違いなく漫画としても面白いのです。
毎回キチンとした盛り上がりを作ってくれるし、異文化交流を軸に違った形で結末を見せてくれる。キャラクターもみんな魅力的で、ユネちゃん可愛いし、クロードは頑固でスカしてるけどカッコいいし、ユネちゃんは可愛いし、ユネちゃんは可愛いしでグー。
お風呂シーンもあり、そこらへんの需要もしっかりとカバー。ロリコンホイホイ?

ただ心配な点も。
やはり設定上、風呂敷を広げるのが難しいんだろうなぁ、というところですね。
ユネとクロードの絆、そして彼の成長がメインとして描かれているわけですが
どうにも物語全体が小さくまとまりすぎているような印象。
かといって不自然に話を広げられても困りますからね・・・、どうなるかなぁ。
もともと心の動きで物語を展開させていくお話ですしね。派手はアクションは無し。
そこで注目されるべきなのは、第6話「子供部屋」でのエピソードではないかなと。
2巻までで唯一、メイン2人以外の人物の心情にスポットライトを当てたお話です。
当時のブルジョワジーには、女性を貴族に貢がせて上流階級に溶け込んでいこうという習慣があり、カミーユもそれを共用されている少女の一人。彼女は今、何を思うのか。
自分が一番好きなのはこの第6話なのですが、シリーズ全体通しても、この話は今後物語が進む上でかなり重要になるのでは・・・と思ってたりします。
女性の立場というのは、国で違ったり時代で違ったりしますし・・・
そこに注目するのも面白いかもしれないですね。
まぁカミーユさんに再登場して欲しいってだけかもしれないですけどもw
もう切なくて切なくてですね・・・悶え苦しんでいましたorz
あとは、クロードの父さんのお話にもグッと来ましたねー。
過去と現在を上手いこと重ねて盛り上げてきて、第8話は熱かった!
万人に通ずる価値なんてものは、そもそも存在しないのかもなぁ。
異国に渡ったら、なおさらなのかもしれない。
けれどたった2枚の小さな板切れに、少年は少女は想い、自らの弱さを見たりもする。

それと連載ペースが遅いです。
1巻→2巻で一年半かけてますから・・・3巻もそれくらいかかると思いますw
ただ、一冊あたりの密度、絵のクオリティは素晴らしく、単行本としてはコストパフォーマンスはかなりいいと思います。大暮作品とまではいきませんが、もう画集として買っても全然OKなレベルw
応援していきたいシリーズですね。これはアタリ!

『異国迷路のクロワーゼ』1,2巻 ・・・・・・・・・★★★★☆
箱庭を覗いているかのような、小さく美しい物語。どう発展するかが楽しみ。
和服好きもロリっ娘好きもイケメン好きもオールOKな一作。



「今思えばエロフラグだったんじゃね?」って思い出
全盛期の俺は挨拶されれば惚れていた。エロい記憶はない。
アニソンの神曲
ソルティレイのcloverは最強のハッピーエンドテーマソング。
それと守護月天「さぁ」ジャぱん「Sunday」ワるきゅーレ「agape」そして「涙の種、笑顔の花」
一人で入った夜の映画館。スクリーンに映ったあの背中が忘れられません。
あとは・・・まぁベタですが、ブーム直撃世代として「Butter-Fly」も外せないww

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[日記]アンニュイな日記。

三週連続の模試もひと段落。
さてこれからはセンタープレ、およびセンター本試に向けて勉強を・・・というところなのですが
困ったことに前回のマーク模試が終わったあたりからやる気がorz
結構勉強がんばったのに、結果が微妙だったからでしょうかね~。
これまで漫画は週一ペースにまで落としたのですが、今週入ってからもう5冊も・・・。
面白い漫画ばっかりじゃん凄いよ日本。読むと本当止まらない。
今日も本屋に行きまして、本来の目的は「片恋トライアングル」2巻だったのですが
なんともう今月の電撃文庫が並んでいましたので、シーキューブの新刊も確保。
まだ6日なのに、今月は早いですねぇ。さくっと読んでいきたいです。

こんな感じで、特になんの内容もない記事になってしまいました。
はー、実にならない勉強の辛さ・・・まぁ自分の力不足ですがw
現代社会もそろそろ上げていかないとマズい・・・がんばります。



けいおん!メンバー大集結、横浜アリーナへ「レッツゴー!」
楽しみですが冬コミと丸被りですね。三日目とか寝不足で倒れる人でるんでない。
日本人で身震いするような曲作るロックバンドって居る?
挙がってますがサンボマスターはまさに日本のロックンロールで好きです。1stは完成度高し。

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[本]少女世界第2号 感想

13万ヒットしてました。ありがとうございます。
地味に来てくれる人が増えたような気がします。

少女世界〈第2号〉少女世界〈第2号)
(2009/09)
丹地 陽子タイキ

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表紙がすばらしすぎる・・・。
この画像ではよく分からないかもですが、これは実際手にとって見て欲しいw
髪のきめ細やかな様子や肌の質感、赤い唇に自然な瞳のハイライトがまたなんとも美しい。ポニーテイルのかかる首元と、青く光の反射する背中に極上の色気を感じる一枚・・・。
これぞ女の子。この表紙を汚さないように、本誌はビニール包装してます。たまらねぇ。
・・・内容にも触れないといけませんがw
『少女世界』という、飛鳥新社さんから発売された'絵物語集'です。
漫画と違う部分も多いので、簡単に言ってしまえは、絵本のアンソロジー。
今回で二号目で、実は一号目は買わないままでいたんですが、書店でこの表紙を見かけたときの感動と、クロミチさんの作品が載っているということで、思い切って購入。
そしていざ買ってみれば、これが結構味わい深い一冊となっていました。
全体として作風がカブる様子が一切なく、それぞれの濃密な世界観を味わえますw
9割がカラーページという贅沢な使用で、様々な絵師さんのイラストをじっくり楽しめますし
自分の知らなかった、あるいは興味のなかった作風と出会えたのも嬉しかったです。
例えば保坂有美さん。おとぎ話のようなかわいらしくメーッセージ性の強い内容。やたらブサイクなにゃんこがおりまして、こいつが画面にいるだけで笑えます。にゃんこが世界を吐き出すシュールな光景はまさに必見。
あとはfooさん。重厚な色彩で彩られた鬱々とした世界観が魅力。ストーリーもややブラックで、これも作風に合ってて好きです。女戦士の悔しそうな表情はなんだかそそるよね。
タイキさんの作品なんかも面白かったなぁ。空と海と、廃墟と少女。素晴らしい組み合わせ。
クロミチさんの作品を10P分も味わえたのは幸せでしたね~。
エスで見かけるたび、もっと大きいサイズでみせてくれーと思ってましたからw
うん、改めてこの人の絵が好きだなぁと再確認。

少々手が伸びづらいジャンルの雑誌ではあると思いますが
趣味を深めたり、作品の新しい観方に気付ける場を提供してくれるものでもあります。
これは2号目ですが一号目との関連性はありませんので安心です。
というか、これなら一号も買っておけばよかったとやや後悔orz

『少女世界2』 ・・・・・・・・・★★★☆
値段は高めですが、それなりに楽しめると思います。
ただストーリーに過度な期待はしない方がいいかも。



新海誠イメージアルバム「Promise」発売
こういうアルバムは好きなので、ぜひとも買いたい一品。
人気コミック『PEACE MAKER 鐵』が連続ドラマ化! 出演者オーディションを開催
妹と母が喜んでいました。昨日は声優のライブにも行ってましたし、楽しみが多くてウラヤマ

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[日記]マーク模試と本の話題etc

くおあああ~頭痛い!
今日はマーク模試でした。
数学が完全死亡です。爆発炎上です。これはもう絶望的。吊るべき。
数学1A、問1のしょっぱなの凡ミスで8点飛んでるし。数2Bに至っては33点ですよフヘ。
空間ベクトルとかページをめくった時点で死を悟りましたからね。
・・・と数学で死に、あと得点源の国語で若干スベりましたが
そのほかの教科はまーまーと行ったところ。むしろ調子いいです。
自己採点の結果、明日の英語で106点以上を取れば過去最高合計点数になるとなりました。
しかし残念なことに、家帰ったら熱が・・・7度5分。結構エラい。
でも寝込んでる場合じゃないですね。もえたん読んでがんばります(←笑うトコ)



二見さん誕生日おめでとう!!
ふう・・・今年は忘れなかったぞ・・・。
それにしても誕生日ねぇ・・・。二見さんは今いくつなんだろ。
学者さんということで、白衣を着た二見さんを妄想したのですが、これが凄く良い。

残りは、本関連の個人的ニュースでもぱぱっと。



水瀬葉月新作「藍坂素敵な症候群」が発表されました。
ドハマリした「ぼくと魔女式アポカリプス」作者の新作ということで、かなり楽しみw
しかも現行シリーズ「C3」と同時進行の、シリーズものだそうで。
イラスト担当はSHI-NOのロリ絵師・東条さかなさん。
シーキューブと合わせて、またもロリコンホイホイな表紙になるのでしょうか・・・!
発売は一月ということで、ばっちりセンターの時期になりますが
これは購入確定ということでw



特報 森山先生の前作『クロノクルセイド』新装版 年明け1月より刊行開始!
このブログでも未確定情報として以前触れた新装版ですがようやく正式告知。
森山さんの初連載作にして出世作、そして相当の名作です。
新品で手に入れることはほぼ不可能。最終巻は古本屋でも滅多に見かけませんでした。
これでワールドエンブリオから入った人も集めやすくなると思います。
角川版も持っていますが、これもそろえておかないと。なにやら修正も多そうなのでw

しかし森山さん、最近仕事多いなぁ。
前までは24Pの月も結構あったのに、最近はずーっと30P掲載。
ゼラチンでも描いてたし、1月発売の電撃大王GENESISもあるし。
加えて前作の新装版発売・・・なんという速度。これがデジタル化の威力か・・・!



朝霧の巫女、2年ぶりの新刊発売決定。

大ニュースですよこれは!
知らない人も多いと思いますが、この作品、連載終了したのは07年8月のアワーズです。
その年の年末に5巻が発売されたわけですが、それ以降全く新刊が出ない状態でした。
つまり、連載終了したのにも関わらず、新刊が丸2年も発売されなかったのです。
しかも恐ろしいことにこの作品、まだまだ単行本化されていない原稿が山ほどあり、全9巻構成だと言うのです。最終巻がでるのは一体何年後なのでしょうか。
まぁそんなこんなの朝霧の巫女なのですが、無茶苦茶面白いです。
どんなに発売までかかろうとも、絶対に発売日を買おうと思っています。それくらい面白い。
自分がアワーズを読み出すくらいに最終回を迎えてしまったので
もう単行本が楽しみすぎて苦しいです。助けてください。



エッチな言葉(上級編)
ホワイトプラン。
新型ゲーム機「PSP go」、11月1日 いよいよ発売
ホントにでるんですね・・・。いまだにネタっぽく感じてしまうw

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引っ越し先

ブログを引っ越しました。 当ブログは更新を停止し、新ブログにて更新をしています。 https://sazanami233.hatenablog.com/

楽園に花束を

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漣

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「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

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基本毎日います。記事にしない漫画感想とかもたまにつぶやいてますので、宜しければどうぞ。

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