2ntブログ

正直どうでもいい(移転しました)

マンガ感想を主に書くブログ。移転につき凍結中。

[アニメ]主に2011夏アニメについて徒然と。

前回「ノケモノと花嫁」の更新で、ピングドラムについてちょっと書いたんですが
そういえば最近アニメのことブログに書いてないなと気付きました。
ツイッターで毎晩のように実況みたいなことしつつ感想も書きつつとかやってるとそれで満足してしまうんですよね。
そういう手軽さがいいんですが、ブログに書くのとは分けていきたいなぁとも。
とかもう散々いろんなところで既出なことですねこれ。

ということで久しぶりにアニメの話。
現在見ている作品を、自分が住んでる東海地方の放送曜日基準で(むだに)順番に感想を。
夏アニメが多めです。



○金曜日(今夜放送。これから見ます。)
・ロウきゅーぶ!
「まったく、小学生は最高だぜ!」
となかなか際どい名言も飛び出すウルトラ健全JSバスケアニメ。
ちょっと女々しいイケメン主人公を囲む個性豊かなロリっ子たち、とベタに素敵なハーレムっぷりを見せてくれるのですが、肝心のバスケ描写も案外凝っていて魅せられます。迫力はともかく、見てて楽しいです。バスケを動かすのは大変そうですが、頑張ってくれてるようです。
好きなキャラは愛莉ちゃん。おっぱいや身長など、周りの子より大きいことをコンプレックスにしてる女の子です。コンプレックス萌えの塊。もう無様に豚のような叫びを発するしかない。
しかしむしろ主人公の身うちの女性キャラがエロすぎてぷっつんするレベル。

・神様ドォルズ
原作から好きな作品ですが、今のところ非常に原作を大切にしてくれてる仕上がりかと。
詩緒ちゃんのかわいさが目立ちまくりな分、この先の日々乃さんのラブコメ的活躍が待ち遠しいですね!おっぱい!おしり!むっちむち!
そういえばあの花のめんま役の茅野さんが日々乃さんに声をあててると、スタッフロール見て初めて知りました。本編見てても全然気付かなかった…!
アニメではどこまでストーリーが進むか分かりませんが、安心して見れそう?
フカンゼンネショーナンダローソーナンダローソーナンダロー

○土曜日
・TIGER & BUNNY
ustで毎週見てます。キャラの良さが素晴らしいですが、最近ストーリーも気になります。
いろいろと新しい仕掛けをしてくるアニメですが、内容自体は凄く王道。それがいい。
そういえば現在発売中のヤングジャンプ買いましたが、キッドちゃんかわいいすなあ。

・日常
タイバニ見てからCBCを見る流れは自分の中では鉄板。だいたいいつも20分からの放送なので、ちょっと遅刻しますけど…。
1クール目もそれなりに面白かったですが、2クール目からは面白い回の破壊力が増してきてるような気がします。スタッフがこのアニメのテンポを掴んできたのか。面白いです。
いろんなキャラに愛着がわいてきましたが、変わらず博士となののペアは可愛すぎて…。

○月曜日
・ダンタリアンの書架
みゆきちのロリボイス久々に聞いた気がする上にかわいいー!
戦闘は小野Dタイムに突入。複雑なことは考えず主人公2人を追ってるだけですが、なかなか楽しめてます。ED曲がすごくカッコいいので、見終えたとき満足感があります。個人的に。

・うたの☆プリンスさまっ マジLOVE1000%
ネタとしてみ始めたらネタじゃないところも面白く、でもやっぱりネタとして最高に面白いネタアニメ。ED曲(第1話のOP曲)にいきなり心掴まされてしまいました。



中毒性が強く、何度も聞いてしまいます。うるさいくらいの歓声がある1話OPverが好き。
あと本編でいきなりにシュールでキレのいいダンスを踊りだすキャラクターに吹くw

○火曜日
・輪るピングドラム
生存ー戦略ー!
放送直前のドキドキ感は今期最高かもしれません。
キュートでトリッキー、なにより意味不明、でも面白い、そんな不思議なアニメ。
最近オリジナルアニメが元気だなあと思いますが、この作品はまさに。



続きがまったく読めない上に、キャラの1人1人が可愛らしいんですよね。
後ろのほうでちまちま勝手なことやってるペンギンたちにも目が離せません。
クセになる30分間。毎週毎週楽しみです。このドライブ感、たまらない。

・異国迷路のクロワーゼ
いいリラックスアニメ。ふんわりやさしいムードが広がっている作品。
時折湯音ちゃんが感じる寂しさ疎外感、不安などの表現も上手く伝わってきます。
原作は3巻まだなのかなーという感じですが、アニメも凄く好きです。
いやしムードと眠りを誘うED曲に心穏やかになったところを、続くツインエンジェルの電波OPでぼやけた頭を無理矢理に叩き起こされるのが毎週の楽しみの1つ。ああ、あとクロードさん素敵イケメン。

・快盗天使ツインエンジェルキュンキュン☆ときめきパラダイス!!
バカアニメ。これ見てからだとすごく寝やすい。不思議。
内容なんてあってないようなもので、とりあえず変身バンクを毎週見れれば良いな。
出ている声優さんも1昔前から活躍してる方ばかりで、なんなのこの安心感。

○木曜日
・うさぎドロップ
期待していましたが、期待していた以上にいいアニメになっていて嬉しいです。
原作エピソードに細かな微調整は加えてありますが、おおむね原作通り。
ダイキチとりんの空気感もさることながら、2人の声もなんだかイメージ通りで馴染む、というかりんちゃん役の子すごく上手い。いろいろ刺激される感じ。
Cパートもまた素晴らしく笑顔にさせられるもので、ああ、来週も絶対みるぞ、となります。

こんな感じの1週間ですかね。
もう見るのをやめてしまったものもありますが、今期はかなり見る作品が多いです。
今期、異常なほど大盛り上がりするタイトルは無い印象ですが、粒ぞろいだと思います。
時間帯の被りが相当数あるのがしんどいですが…。もっとバラけさせて…。





さてここからちょこっと告知をば。
百花繚乱の……第2弾!?『カムゴル!! -2nd Season-』のお知らせ!!
という、バカなことを全力で、かつ豪華にやってしまったおかしな同人誌が出るようです。
詳しくはリンク先を参照。
(三河弁監修はリアル友人に協力してもらいましたが、合ってるかどうかは分からない…!)
それで、「参加した!」と言うのもおこがましい程ですが、どこかにチラッと名前は出る程度に関わらせていただきました。
どうやらすごい本になっているようです。興味があればぜひ、夏コミで。びっくりするくらい内輪ネタばかりになってますけど!というか本当豪華すぎてなんだこれ状態!

[日記]①サイン色紙が当たったのに②アダルトブログ認定

最近日記的更新してなかったので、たまにはやります。
ネタも溜まってきましたし。
ダラダラと書いていきますのでご容赦。



MATSUDA98さんの色紙が当たったようなのです。
MATSUDAさんのHP→http://283.mat98.littlestar.jp/?day=20100614
全応募者からクジで当選者を出したようなのですが、一番下に漣の名前が…!!
MATSUDA98さんが商業で出した単行本は全て揃えていますからね…!色紙当選を知った時はテンションあがりまくりで我ながらキモいことになっていましたww
同じペンネームの人もいるかもしれませんが、
98人の中に漢字一文字「漣」なんて同じHN付ける人がいる確立、かなり低いでしょう!
それでいまかいまかと到着を待っていたのですが
来ない!
3,4日すれば届くもんじゃないのかなぁ、おっかしいなぁ…と悩みつつ
応募メールを見直してみたら

郵便番号7ケタ、全部間違えていました。

衝撃的馬鹿野郎ですね。
住所は今の愛知県、郵便番号は実家の番号にして送っていたのでした。
まず郵便番号で仕分けてそれぞれの地域に配送するので
恐らく最初に実家がある地方へ行ったんだと思いますが
住所さえ正確であれば、局員が番号をなおして送りなおしてくれるらしいです。
まぁどれくらい日数がかかるかは分かりませんが…
信じて待つとしますハイ。
当ててくれたMATSUDAさんにも、抽選から外れた人にもなんだか申し訳ない…。



当ブログのジャンルが「アダルト」固定になりました。
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FC2はえっちぃ記事を書いたブログを見つけると、強制的にジャンルをアダルト固定にします。
つまり自分はFC2管理者に見つかったということですね!
直接的な画像は使ってなかったはずなのになw
まぁPCゲームやら成年向け漫画のことを書いてたし、しょうがないですねー。
むしろ光栄なことだと考えることにします。
でもそこまで過激なこと書いたかなぁ。まぁ上様の判断だからいいや。
ジャンルはアダルトですが、これまで通り18禁画像は使用しないつもりです。
非実在青少年のけしからんギリギリ画像は使いますけどね。(キリッ

あーでもアダルト認定食らったら
FC2の訪問者リストで弾かれてしまうんですね、このブログ。
それはちょっと寂しいなぁ。
まぁもともとそんなに活発なコミュニケーションしていませんがw



またしてもゴルゴ31さんから紹介して頂けました!
何度目かの奇跡ですが、何度目だろうと嬉しいものは嬉しいです!

しかし、一時的に結構たくさんの人に読まれるブログだと考えると
いろいろ寂しい殺風景な個所が目立ちますね。主にリンク集(涙)。
よく見させているサイト様へのリンクくらいはしておこうかなぁ。
シンプルなデザインが好きなので、それくらいの変更しかする気になりませんがw



春アニメ、そろそろ終了の時期ですね。
ブログでは書いていませんでしたが、今期見てたのはAngelBeats!と荒川アンダーザブリッジ。
他にも見てたアニメありますが、6月末まで見続けたのはこの2本でしたね。

AngelBeats!は一応鍵ファンとしては見なきゃウソだろうということで。
なぜか地元CBCが最速放送というのも嬉しかったwあまりないですw
んで最終回まで見終えたわけですが、まぁ長く語ろうとは思いません。ですがひとつ。
2クール放送で、もっと各キャラ掘り下げて欲しかった!
せっかくいいキャラ揃ってたのに、なんだかすごくもったいない終盤でした。
でもラストの流れも自分は好きでしたし、わりと楽しめた作品です。
ドナーの複線、「AngelBeats」の意味、「音無」の名…など、ゾクッとしました。
そして天使ちゃんマジ天使。

荒川はエンディングのスネオヘアー目当てでしたが、思った以上に出来が良かった。
近頃しょっちゅう神谷さんの声を聞いてて、また神谷かよーと思いつつも
シャフト感満載なOP映像や本編の画面演出、ニノさんのかわいさなどで夢中に。
シャフト演出が苦手な人もいますが、自分は結構好きなのです。
原作漫画はちらちら立ち読みする程度だったので、新鮮に楽しめましたし。
個人的にツボった作品でした。テンポいいし、テンションの度合いもナイス。

それで困ったのが7月開始の夏アニメ。
もともとテレビアニメはそんなに何本も見る人間ではないのですが、来季は大変!
オオカミさん、アマガミ、みつどもえ、HOTD、ストパン2、生徒会役員共の6本。
こんなに見るのはいつ以来だろう……。まぁ2,3話見て判断しますかね。
アマガミ、みつどもえに関しては非常に期待していますww
ストパン1期は空中戦激燃えでしたが、2期はどうなることやら。
HOTDは久しぶりの新刊も近いので、合わせて楽しみ。PVもかなりよさそうでした。



最後にまたどうでもいいこと。
27日日曜日に雛見沢村民集会3に行ってきます。人生初の即売会!!
それと宇宙ショーなんかもついでに観るつもりです。
試験も近いので、ここでいっぱい遊んでおきたいです。とらのあなにも行く予定。
大学の試験初めてなので、よく準備しておかないと。

[アニメ]おっぱいとゴゥレム 『ブレイクブレイド』第1章

劇場版ブレイクブレイドについて。
「イヴの時間」と同じ劇場で続けざまに見て参りました。
いろいろ時間がやばいのでちょっと短めな更新になります。
昨日はサッカー見てて更新忘れてましたです…。

原作漫画ブレイクブレイドは、丁度2巻が発売したころに出会って
「こんなに面白いロボット漫画があったのか!」と感動した作品です。
巻を重ねるごとにスケールアップしていくし、とんでもないです。
まぁそんなわけで大好きなブレイクブレイドですが、この度映画化です。
しかも無謀にも全6章の連作映画として!
いろいろ心配もありましたが、なかなか製作陣も気合いの入ったメンバーで
これは原作ファンとしても見に行かなきゃな、と。



進行は2巻収録の第5話途中まで。
ところどころにシーンの追加・削除・順序変更がありましたが
ほとんど原作通りの進行と言っていいです。
第1章で世界観やメインキャラの説明をやりきったと思います。
声優陣も豪華で、そのせいで女性ファンがいろいろ問題も起こしたようですが
自分としてはどのキャラもまったく違和感ありませんでした。
注目のロボットアクションですが、これも迫力あり満足です。
この作品、ド派手な爆発とかはあり得ないのですが、
やはり手書きロボットの重圧感、素晴らしいですね。

原作順守とは言え、気になるシーンもたくさんありましたねー。
デルフィングの、石英を砕け散らしながらの登場シーンは流石に圧巻。
画面いっぱいに煌めく青い水晶と、武骨な黒いアンダーゴゥレム!
これは漫画版よりもかっこいいと感じましたww
あとはシリアスなシーン→おねんねシギュンのおしりドアップの謎コンボ。
これなんのアニメだよ…と本気で思いながらも、男なら凝視せざるを得ませんね。
パンツが純白なのも高得点。まったく人妻なのにどうしてこう可愛いのか…!
いや、人妻だからかわいいのか!!!
というかこの映画、シギュン・クレオの巨乳がやたら強調されてましたねw
特にクレオはほんと12歳とは思えない体つきwスタッフ楽しみすぎw
彼女たちの絡みもアニメで見れると良いなぁ…巨乳2人でいちゃいちゃ!

1時間に満たない上映時間なので「映画」を期待しすぎると
なんだか尻切れトンボみたいに感じてしまうかもしれません。
そういう方は、最後まで見てみようぜ!ってことでw
アニメ作品として、自分はかなり満足です。 
テレビ放送すれば絶対もっと盛り上がったのに…という思いはありますがw
第2章は今月末公開。楽しみです。



すいません、パンフのライガット役☆さんの写真は…ちょっと笑ったww

[アニメ]タノシイ未来 劇場版『イヴの時間』

劇場版「イヴの時間」見てきましたので、さらっと触れたいと思います。
アニメの記事は漫画で書く時とはずいぶん勝手が違う…。



もともと15分ほどの短編連作をネット上で公開していった作品。
こんかいは1stシーズル総まとめというわけで
既にネットで公開されていた全6篇を新作カットも加えつつシームレスに編集した劇場版です。
自分はネット公開されていた分を見たことはなく、
なんとな~くロボットが出てくるSFアニメーションだという認識だけ持って見に行きました。
たまたま伏見行ったらやってたからさ!

ストーリー。
人型ロボットが家庭内にいることが当たり前になった、いつかの日本。
けれどそこは夢溢れる未来というわけではなく、もっと冷めた、リアルな世界。
人間に近い姿形をしているからこそ、人間はアンドロイドとの明確な境界を欲すのだ。
アンドロイドは、家電である。
逆にアンドロイドに人に向けるべき愛情を持ってしまう人たちを「ドリ系」と呼んでメディアは率先して叩き、一般人もドリ系を忌み嫌う。
主人公のリクオもドリ系的人間を馬鹿にしていたような少年だったが
ふとしたきっかけで、不思議な喫茶店に足を踏み入れる。
名を「イヴの時間」。
そこは、人間と機械の境界がなくなる、異質な空間なのだった。
店の秘密を探るべく何度も通ううち、リクオは少しずつ変化していく…。



出演声優陣がやたら豪華だったのと、単純に評判が良かったので見た映画でしたが
まぁ要約すると泣きました。(超どうでもいい要約)
ラストのテックスは、話の持って行き方が素晴らしすぎた…。
まぁそれだけじゃなくて…
人間であることと、アンドロイドであること。
現代社会で、それこそ人間の男女以上に2分化されたそれ。
では、もしもそれを隔てる境界がなくなったら?
リアルに考えさせられる、深いテーマが魅力的です。

好きなキャラはサミィとアキコかな。
中でもアキコが語ったことがやはり印象的なのです。
違う存在だからこそ、理解したい。
逃げるでもなく差別するでもなく、理解し合いたい。
「だって、家族だから」
けれど後に、アキコはアンドロイドだったと判明します。
ここでリクオは初めてアンドロイドの心情を知るのですね。
アンドロイドが人間に歩み寄りたい、あるいは歩み寄ってほしいと考えていることが。
にしたって、アキコがアンドロイドだって分かった瞬間のリクオは
言葉ではいい表せないほど、怖い顔をしました。
あれだけ明るく話をしたアキコが、外ではアンドロイドとして生活している事実…。
そしてアンドロイドが、人間を「家族」と呼んでいること…。
それを受け止めきれず混乱してしまっている表情です。
あのシーンこそがやはりこの映画のキーであり、転換点でもあると思いますね。
事実あそこからリクオの中の常識は崩れ始めたのですから。
もちろん、社会にとっては間違った崩れ方なんですけど。
ここからのリクオの変化には、注目すると面白いと思います。
あ、サミィちゃんが実にエロかわいいので、その点にも注目ですよ!!ニコリ

イヴの時間では、人間とアンドロイドの区別がつかない。
誰が人間か機械か、なんて考えは、イヴの時間には要らない。
一歩外に出れば、悲しい世界が待っているのですから。
アンドロイドに感情をとりつけて世に生み出したのは人間のはずなのに
逆に人間が、アンドロイドの感情を否定し拒絶する世界が。
だからせめてこの喫茶店でだけは、同じ生き物としての時間を共有しましょう、と。
…感情をプログラムしてあるということは、開発者は望んでいたのではないでしょうか。
「イヴの時間」そのもののような世界を。
この喫茶店は、アンドロイドも人間も、いい方向に変えて行ってくれています。
いつかすべての人がそう変わってくれるといいなぁと。
この1stシーズンだけではまだまだ解決していない問題もたくさんありますが
明るい未来を示して終わってくれて、非常に晴れやかな気持ちになれました。
視点移動や画面演出も斬新で眼に残るものが多かったです。
総じて面白いアニメ作品だったと思います。
早く2ndシーズンが見たいww
ちゃんとやってくれるといいんですけどね~。
パンフレットもページが綴じてない、紙芝居風な仕様も面白いw
20100606102017.jpg

監督の前作「ペイル・コクーン」も見たくなりました。

[日記]紡いだ物語の上に 『劇場版"文学少女"』感想

大王GENESISで当選した図書カードが届きました。
http://photozou.jp/photo/show/366503/38669525
こういうふうに当たった懸賞のイラスト図書カード、結構たまってるけど
一枚も使ったことがありません。使ってもカード自体は手元に残るんだけどねー。



さて本題

劇場版"文学少女"、見てきました。

4月以降けっこうなペースで映画館に行っている気がしますね…。
半月、ソラニン、マイマイ新子、文学少女…。
まぁこれらの流れで、今回は劇場版文学少女の感想行きます。

20100513224026.jpg


ちょっとやっちまったな、と。
原作第5巻「慟哭の巡礼者」をベースに、「神に臨む作家」ラストも使って
いちおうは映画として十分なシナリオを確保しているかのように思いました。
一アニメ映画としてはなかなかまとまっていたと思います。
ところどころシーンが抜けているような感じもしましたが、それもかまいません。
ただ一原作ファンとしては、やや納得がいきません。

情報量が非常に多い原作ですので、完全な映像化は不可能だと分かっていました。
ただ、登場するキャラクターの、一番おいしいところ。
そこをきちんと描いてほしかった。
その点この映画で美羽は素晴らしかったですね。平野綾さん演じる微・ヤンデレっ娘です。
寄せられる期待、現実との矛盾、自らへの辟易。
彼女を取り巻くハードな世界はちゃんと描けていましたし、フォローも完璧。
心葉と美羽の物語は、描き切れていたかと。

でもそれだけであってほしくなった。

この原作「慟哭の巡礼者」からストーンと映像化してしまったせいで
このエピソードへ至る土台が全くと言ってなかった。
ななせに関しては本当にうすっぺらいキャラに感じてしまいましたし
そして千愛ちゃんの絶叫シーンがなかった。
映画を見ながら俺は「はいアウトー」と言ってました。
まぁしょうがないです。あのシーンは「道化」をすでに知っている人でないと意味不明。
というか竹田さん、原作ではとんでもない女ですけどねw
それを踏まえても、あのシーンは欲しかった。
加えて登場キャラにはまるで出番のない、思わせぶりな登場をするキャラもいます。
麻貴、流斗あたりでしょうか。千愛ちゃんも入るか。
前2人に関してはガチで一言だけですよ!一言しか発しません。
まぁしょうがないけどさ!それでいいのかと!
ちょっと残念でしたかね、そのへんも…。
素直に「道化」を映像化しておけばよかったんじゃないかな…と思ってしまいます。

しかし、自分はこの映画、納得はいきませんが結構好きです(どっちだ)。
文学少女シリーズで、自分が一番好きな個所はきちんとやってくれたからです。
まぁラストシーンなんですけども。
かなりの改変がくわえられていたとはいえ、遠子先輩とお別れシーンもお見事。
銀河鉄道の夜、または宮沢賢治作品をまるっと投影したかのような
深く静かで、透明な宇宙。走り抜ける列車。
映画の入り、冒頭でも現れた銀河はものすごい迫力で大好きなシーンですが
ここでの遠子先輩とのやりとりも、非常に染みるナイスなものでござんした。
せっかくキスしたのになんだか2人ともあっさりしてたのにはちと残念でしたがw
(どこかこれくらいの映像クオリティで銀河鉄道の夜を映像化してくれないかなぁ)

各所で言われている、キャラデザ(というかアゴ)ですが
これはアニメでみると全然気になりませんでした。
声優陣もほとんどマッチしていて、そこらへんは満足です。
平野さんはやたら演技上手かったです。この人こんな上手かったっけってくらい。
美羽ファンは今回の映画、結構好きだったんじゃないでしょうか。
しかし個人的には…
やはり原作小説が一番だな、って結論に落ち着いてしまいそう。
声優はかなりマッチしてたんで、ドラマCDも聞いてみたいですね。
書き出してみれば結構不満も出てしまいましたが
つまらない映画というわけではありません。楽しめると思います。
ただ「すげぇ良かったぜ!」と言うのは難しいかな。
映像的には全然良かったんですけども…。




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引っ越し先

ブログを引っ越しました。 当ブログは更新を停止し、新ブログにて更新をしています。 https://sazanami233.hatenablog.com/

楽園に花束を

プロフィール

漣

Author:漣
「さざなみ」と読みます。
漫画と邦ロックとゲーム。
好きなのは思春期とかラブコメとか終末。

連絡先。
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基本毎日います。記事にしない漫画感想とかもたまにつぶやいてますので、宜しければどうぞ。

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